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第二章 旅立ち編
第61話 第五魔王アレク
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俺は二十数年振りにアレクとして目覚める。
そして体を起こす。酷く体に負担を感じる。いや、今はそんなことはどうでもいい。
「長いこと待たせたな。ステラ!」
「ご、ご主人様!ご主人様ー!」
ステラが涙を流し俺に駆け寄り、抱きしめる。
「ご主人様!ご主人様!」
ステラは声にならない声をあげ嗚咽して俺の胸に顔を埋める。
俺はステラを抱きしめ髪を撫でる。そして、皆の方を向く。
「ソフィア、オスカー、アメリア、みんなのおかげだ。長い間、俺とルナを守ってくれたこと感謝する。ありがとう」
長い間ずっと、ずっと俺とルナを守ってくれた仲間に心から感謝した。
「ああ、ああ!いいんだ!うぉおおお!お前とルナが目覚めてくれれば!それでいいんだ!うぉおおおおお」
オスカーが大粒の涙を流し、地面に膝をついて大声で嗚咽する。
「アレク………良かった。本当に良かった。ヒック、ヒック」
「うん。本当に良かった………女神様ありがとうございます………」
アメリアとソフィアは抱き合って泣きながら喜びを噛みしめている。
そうだ。女神様と創造神様に感謝しないとな。
ステラは俺から離れず、ずっと泣いている。
ルナを見ると、魂の無い状態の新堂あさひを抱き抱えながらこっちを見てウインクしている。ルナは日本人的な感覚が染み付いてるな。
今の俺の人格はアレクだ。あさひの記憶を持ったアレク。
「さて、俺から話をしなければいけないことがある。時間が無い。みんな聞いて欲しい!」
どうやら思った以上にあさひの肉体に俺の魂が定着しているようだ。アレクの肉体でいられる時間はあまりなさそうだ。
皆がこっちを見る。
「まず、さっきまでのルナの話。俺もほぼ同見解だ。一つ抜けている大事なことがある。バレルとの闘いで最後の光が大きく光った時、俺とルナが転移する直前、何者かがバレルの肉体を回収していたように見えた。恐らくそいつはバレルの【魔眼】を回収していたと俺は考える。元々【魔眼】は俺のおやじ、第一魔王アルベルトの物。それを奪ったのが大魔王バレル。バレルはまだ【魔眼】を上手く扱いきれてなかった。しかし、それを意図的に操っている黒幕がいた気がする。これは俺の感だけど」
「た、確かにバレルの肉体は無くなっていた………」
オスカーが答える。
「恐らくそいつは誰にも知られないように、じっくり時間をかけて【魔眼】を自分の物にしている筈だ。俺達の存在に気づけば、俺やルナの【魔眼】と【神眼】も狙ってくる可能性がある。そして、そこに寝ている俺のもう一つの肉体、あさひの【創造眼】も」
「幸い、ソフィアの厳重な結界のおかげで俺達の肉体は助かった。だが、安心はできない。そいつは今も狙っている可能性の方が高い。俺とルナが目覚めたことは誰にも伝えないで、俺達は死んだままの扱いにして欲しい」
全員頷く。
「黒幕も今は派手な動きをしていないようだし、暫くは泳がせておく。見つけたら必ず殺す」
全員頷く。
「みんな、ここを出たら、これからは私のことをユヅキって呼んで!勇者ルナは目立ち過ぎるわ。あと私は人目に触れるような時はあさひの肉体に入るから。その為にこれから一つ魔法を作る」
「そ、そんな事ができるのか!?」
「たぶんね。あさひの体にずっといたからね。たぶん可能!その魔法の名前は【ルーム】にするよ」
皆が唖然としている。
「さすがだな、ルナ!俺も同じ事を考えていた。そして俺も一つ魔法を作る。【同化】だ。ルナ、手伝ってもらうぞ。この魔法は流石に俺一人では無理だ」
「アレク!勿論よ!私もそれが良いと思っていたよ」
ピースするユヅキ。
肉体が戻って嬉しいんだろうな。
「俺はこれからあさひの肉体を鍛える」
「ご、ご主人様はどうなるのですか!」
ステラが焦った顔で俺に質問をする。
「ステラ、アレクはあさひだ。あさひはアレクだ。どの肉体でも俺は俺だ!ステラ、お前なら分かるな」
俺はステラの目を見て答える。
「はい。ご主人様。わかります。なぜ私がこれほどあさひ様に惹かれてしまったのかも。今ならわかります。ご主人様はご主人様です」
ステラは力強く答えた。
「そうだ。それを分かってくれてればいい。あさひの肉体はまだまだ弱い。でもあさひの肉体は凄いぞ!なんせ、勇者と魔王で育てた肉体だからな!そして師匠はステラだ!俺やルナにできない事だってできる」
「そうね!あさひの中で私もたくさんの事を学んだわ」
ルナが誇らしげにあさひの肉体を抱えている。
「ご主人様、師匠なんておやめ下さい」
「ゆ、勇者と魔王で育てた肉体………そりゃ奇跡だな」
オスカーがゴクリと唾を飲む。
「これから作る魔法【同化】でアレクの肉体をあさひの肉体に同化させる。ベースはあさひになる。今はまだアレクの力を使う事が難しいかもしれないが成長すれば色々と面白くなる気がする。それに俺はこの新堂あさひの肉体も思考回路も気に入ってるんだ」
「ほう!それは楽しみだな!ぐわはははっ!」
「オスカー!お前を片腕で倒せるくらいまで成長させるぞ。ガイアもいつかボコりたいしな!」
「そいつは俺様もまだまだ鍛えたくなるってもんだ!王様やめるか!?」
オスカーが昔を思い出して、血がたぎっているようだ。俺は昔からオスカーが好きだった。こいつは真の友と呼べる男だ。
「ダメよ。オスカー。王は続けなさい!」
「くそっ、窮屈だぜ!」
「オスカー、お前の分もあさひが強くなるさっ。ところで二つ頼みがある!一つ目は拠点をイーグリアに置きたい。どこか家の都合を付けてくれ。あさひの体に戻ったら、【地下迷宮】に潜る。目立たないように力を付けたい。ステラ、ルナ!それでいいか?アレクの時にできなかった事はあさひで全部やる!」
「はい。ご主人様の仰せのままに」
「いいね!アレク!【地下迷宮】攻略しちゃう!?」
「な、なに!それは前人未到だぞ!以前のお前の力を持ってしても、出来なかったことだ。俺様も混ぜろ!」
「ダメよ。オスカー。あなたは王よ」
再び、アメリアから却下されるオスカー。
「ぐぬぬぬぬっ。じゃ、じゃあ、たまに。たまーにならいいだろ?」
「あなたの働き次第ね」
「よっしゃ!」
「じゃあ、私も!私も迷宮潜りたい!」
「ソフィア、あなた………聖女様でしょ………」
「くーう、聖女は辛いわ!でも今日は飲むわよ!みんなで飲むわ!ルナ、付き合いなさいよ!聖女だって酒を浴びるように飲むわっ」
「「「あはははははっ」」」
俺たちは心から笑った。そして俺は心から友に感謝した。
そして体を起こす。酷く体に負担を感じる。いや、今はそんなことはどうでもいい。
「長いこと待たせたな。ステラ!」
「ご、ご主人様!ご主人様ー!」
ステラが涙を流し俺に駆け寄り、抱きしめる。
「ご主人様!ご主人様!」
ステラは声にならない声をあげ嗚咽して俺の胸に顔を埋める。
俺はステラを抱きしめ髪を撫でる。そして、皆の方を向く。
「ソフィア、オスカー、アメリア、みんなのおかげだ。長い間、俺とルナを守ってくれたこと感謝する。ありがとう」
長い間ずっと、ずっと俺とルナを守ってくれた仲間に心から感謝した。
「ああ、ああ!いいんだ!うぉおおお!お前とルナが目覚めてくれれば!それでいいんだ!うぉおおおおお」
オスカーが大粒の涙を流し、地面に膝をついて大声で嗚咽する。
「アレク………良かった。本当に良かった。ヒック、ヒック」
「うん。本当に良かった………女神様ありがとうございます………」
アメリアとソフィアは抱き合って泣きながら喜びを噛みしめている。
そうだ。女神様と創造神様に感謝しないとな。
ステラは俺から離れず、ずっと泣いている。
ルナを見ると、魂の無い状態の新堂あさひを抱き抱えながらこっちを見てウインクしている。ルナは日本人的な感覚が染み付いてるな。
今の俺の人格はアレクだ。あさひの記憶を持ったアレク。
「さて、俺から話をしなければいけないことがある。時間が無い。みんな聞いて欲しい!」
どうやら思った以上にあさひの肉体に俺の魂が定着しているようだ。アレクの肉体でいられる時間はあまりなさそうだ。
皆がこっちを見る。
「まず、さっきまでのルナの話。俺もほぼ同見解だ。一つ抜けている大事なことがある。バレルとの闘いで最後の光が大きく光った時、俺とルナが転移する直前、何者かがバレルの肉体を回収していたように見えた。恐らくそいつはバレルの【魔眼】を回収していたと俺は考える。元々【魔眼】は俺のおやじ、第一魔王アルベルトの物。それを奪ったのが大魔王バレル。バレルはまだ【魔眼】を上手く扱いきれてなかった。しかし、それを意図的に操っている黒幕がいた気がする。これは俺の感だけど」
「た、確かにバレルの肉体は無くなっていた………」
オスカーが答える。
「恐らくそいつは誰にも知られないように、じっくり時間をかけて【魔眼】を自分の物にしている筈だ。俺達の存在に気づけば、俺やルナの【魔眼】と【神眼】も狙ってくる可能性がある。そして、そこに寝ている俺のもう一つの肉体、あさひの【創造眼】も」
「幸い、ソフィアの厳重な結界のおかげで俺達の肉体は助かった。だが、安心はできない。そいつは今も狙っている可能性の方が高い。俺とルナが目覚めたことは誰にも伝えないで、俺達は死んだままの扱いにして欲しい」
全員頷く。
「黒幕も今は派手な動きをしていないようだし、暫くは泳がせておく。見つけたら必ず殺す」
全員頷く。
「みんな、ここを出たら、これからは私のことをユヅキって呼んで!勇者ルナは目立ち過ぎるわ。あと私は人目に触れるような時はあさひの肉体に入るから。その為にこれから一つ魔法を作る」
「そ、そんな事ができるのか!?」
「たぶんね。あさひの体にずっといたからね。たぶん可能!その魔法の名前は【ルーム】にするよ」
皆が唖然としている。
「さすがだな、ルナ!俺も同じ事を考えていた。そして俺も一つ魔法を作る。【同化】だ。ルナ、手伝ってもらうぞ。この魔法は流石に俺一人では無理だ」
「アレク!勿論よ!私もそれが良いと思っていたよ」
ピースするユヅキ。
肉体が戻って嬉しいんだろうな。
「俺はこれからあさひの肉体を鍛える」
「ご、ご主人様はどうなるのですか!」
ステラが焦った顔で俺に質問をする。
「ステラ、アレクはあさひだ。あさひはアレクだ。どの肉体でも俺は俺だ!ステラ、お前なら分かるな」
俺はステラの目を見て答える。
「はい。ご主人様。わかります。なぜ私がこれほどあさひ様に惹かれてしまったのかも。今ならわかります。ご主人様はご主人様です」
ステラは力強く答えた。
「そうだ。それを分かってくれてればいい。あさひの肉体はまだまだ弱い。でもあさひの肉体は凄いぞ!なんせ、勇者と魔王で育てた肉体だからな!そして師匠はステラだ!俺やルナにできない事だってできる」
「そうね!あさひの中で私もたくさんの事を学んだわ」
ルナが誇らしげにあさひの肉体を抱えている。
「ご主人様、師匠なんておやめ下さい」
「ゆ、勇者と魔王で育てた肉体………そりゃ奇跡だな」
オスカーがゴクリと唾を飲む。
「これから作る魔法【同化】でアレクの肉体をあさひの肉体に同化させる。ベースはあさひになる。今はまだアレクの力を使う事が難しいかもしれないが成長すれば色々と面白くなる気がする。それに俺はこの新堂あさひの肉体も思考回路も気に入ってるんだ」
「ほう!それは楽しみだな!ぐわはははっ!」
「オスカー!お前を片腕で倒せるくらいまで成長させるぞ。ガイアもいつかボコりたいしな!」
「そいつは俺様もまだまだ鍛えたくなるってもんだ!王様やめるか!?」
オスカーが昔を思い出して、血がたぎっているようだ。俺は昔からオスカーが好きだった。こいつは真の友と呼べる男だ。
「ダメよ。オスカー。王は続けなさい!」
「くそっ、窮屈だぜ!」
「オスカー、お前の分もあさひが強くなるさっ。ところで二つ頼みがある!一つ目は拠点をイーグリアに置きたい。どこか家の都合を付けてくれ。あさひの体に戻ったら、【地下迷宮】に潜る。目立たないように力を付けたい。ステラ、ルナ!それでいいか?アレクの時にできなかった事はあさひで全部やる!」
「はい。ご主人様の仰せのままに」
「いいね!アレク!【地下迷宮】攻略しちゃう!?」
「な、なに!それは前人未到だぞ!以前のお前の力を持ってしても、出来なかったことだ。俺様も混ぜろ!」
「ダメよ。オスカー。あなたは王よ」
再び、アメリアから却下されるオスカー。
「ぐぬぬぬぬっ。じゃ、じゃあ、たまに。たまーにならいいだろ?」
「あなたの働き次第ね」
「よっしゃ!」
「じゃあ、私も!私も迷宮潜りたい!」
「ソフィア、あなた………聖女様でしょ………」
「くーう、聖女は辛いわ!でも今日は飲むわよ!みんなで飲むわ!ルナ、付き合いなさいよ!聖女だって酒を浴びるように飲むわっ」
「「「あはははははっ」」」
俺たちは心から笑った。そして俺は心から友に感謝した。
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