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第二章 旅立ち編
第57話 神託
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「早速ですが、オスカー様、アメリア様、申し訳ありませんが、人払いをよろしいでしょうか」
ステラさんが早速本題に入ろうとする。するとオスカー王とアメリア様の表情が変わる。
「ああ、わかった。皆悪いがこの部屋から出て行ってくれ。エイダン!この部屋には絶対に誰も近づけるな。よいなっ」
「はっ!陛下!承知致しました」
エイダンさんがおっさん、いやオスカー王に深く頭を下げて退出する。
続いてルイス様も退出する。
「ルーシー、お前もだ」
「えっ?お父様?わたしも?わたしはいいじゃない!ステラ姉様、ご、ごほん、ステラ様とあさひ様を連れてきたのはわたしよっ!」
「ルーシー、出て待っててちょうだい。あさひ君とはまたすぐに話できるわ。今日はもちろん城に泊まってもらう予定よ」
「お母様、わかりました……」
残ったのは俺とステラさん、オスカー王とアメリア様だけになった。
アメリア様に席に着くよう促され、俺達は席に着いた。
「オスカー様、アメリア様、先ずは女神様の神託のことを教えてください。なぜ私とあさひ様がここに連れて来られたのか。私の勝手な判断ではありますが、勇者様とご主人様の事はあさひ様にはお教えしています」
「そうね。私から説明するわ。6ヶ月前ソフィアに神託があった事はルーシーに聞いたと思うけど、その内容というのが、ステラと一緒にいる黒髪黒目の少年を勇者ルナと第五魔王アレクの元に連れて行きなさいということ。ただそれだけだったの。他には全くわからない。私達にとっても黒髪黒目の少年が何者なのかもわからなかった。そして二人の元に黒髪黒目の少年を連れて行ったら、何が起こるかもわからない。ソフィア様も女神様にはそれ以上の事は教えていただけなかったと言っていた。つまり、私達も何もわからないのよ。私達はあらゆる手段を使って呪いを解く方法を探したわ。でも見つけることができなかった。20年以上も何もなかったのに、なぜ急に神託が?」
ステラさんと一緒にいる黒髪黒目の少年とは間違いなく俺のこと。女神様は俺の事を知っている。恐らく創造神様の加護や【創造眼】のことも知っている。つまり俺に勇者様とアレク様の元へ連れて行って何かをやらせたいと言うことなんだろう。もしかしたら俺が呪いを解く事ができるのかもしれない。
「だから、逆に私達はあなたに聞きたい。あさひ君、あなたは何者なの?なぜ女神様がそんな神託を下したの?あなたならルナとアレクの呪いを解くことができるの?私達もこの半年以上、ルーシーがあなた達を連れて帰るのを待つしかなかった………」
アメリア様は俺の目を真っ直ぐに見て問いただしてきた。
俺はステラさんの顔を見る。ステラさんは黙って頷く。たぶん俺に任せるという事なんだろう。
「オスカー様、アメリア様。俺が勇者様とステラさんのご主人様の呪いを解けるかどうかはわかりません。ですが、俺はステラさんの力になりたいと思いここに来ました。だから、勇者様とアレク様の元へ連れて行っていただく事はできますか?」
俺はオスカー様とアメリア様の顔を真っ直ぐに見る。
「ああ、もちろんだ。あさひが何者であろうと俺達は女神様の神託に従うつもりだった。あさひ!良い眼だ。お前に全てを託したい。話したく無い事は何も話さなくて良い。ステラが信用している人物。それだけで俺にとってお前は信用できる男だ。ルナと俺の、俺の親友のアレクを頼む。この通りだ」
ま、まさか。おっさんが、いや、イーグリア国王オスカー様が俺に向かって、机に手を付き深く頭を下げた。
「あ、頭を上げてください。オスカー様。俺は自分に何ができるかわかりませんが、ステラさんは命の恩人です。その恩を絶対に返したいと思っています。こちらこそよろしくお願いします!」
「あさひ様………」
「ふふふ、決まりね。私もあさひ君を信じるわ。あさひ君よろしくお願いします。ステラ、20年前あなたが頑なにアルバ大森林のあの場所に戻った事も何か意味があったのかもしれないわね」
「いえ、アメリア様。ご尽力ありがとうございます。私は何もせずに………ただあの場所にいただけでした。何度も何度も自分は何をやっているのかと責めました。世界中を回って、自ら調べようと思ったことも何度もありました。しかし、私は結局は何もする事ができなかった」
「でも、そのおかげであさひ君を連れてくることができたのよ。とにかく、全ては明日よ。今日は城に泊まって。ソフィアには連絡しておいた。明日の朝一番、私と、オスカー、ステラ、ソフィア、あさひ君であの場所へ行くわ。これは極秘よ。絶対に誰にも知られてはいけない。だから、不自由な思いをさせるけど、この部屋の隣に二部屋あるから二人にはその部屋に泊まってもらうわ」
「ステラ、あさひ、すまんな。城の中で目立つわけにはいかないのでな。という訳でステラ!今日は20年振りだ!一緒にこの部屋で飲むぞ!ぐわはははっ、あさひお前も飲めるんだろ!付き合え!とりあえずこの話は一旦終わりだ。アメリア!ルイスとルーシーをここに呼ぼう。俺はルーシーとも飲みたい!」
「はいはい。程々にしてよね。まあ、ルーシーとも久しぶりだしね。私もルーシーの話聞きたいわ」
一方、部屋を出たルイスとルーシーの様子は
【第一王子ルイス視点】
ルーシーが連れ帰ってきたステラ様とあさひという少年に会った。
ステラ様は父上、母上の戦友。大魔王バレルを勇者ルナ様と一緒に倒したという伝説の剣士。噂に違わぬ、絶世の美女だった。
そしてあさひという少年、初見で父上の威圧に耐えるとは、只者ではない。
おっ、ルーシーも部屋から出てきたな。追い出されて顔が膨れてる。
「ルーシー、無事帰ってきて安心した!旅はどうだった?」
「あっ、お兄様。はい!本当に行ってよかったです。わたしは国外から出たこともなかった。行事などで国外へ行けるお兄様がずっと羨ましかったですから」
「そうか。お前はやんちゃだからな。ミケネやカレンに迷惑かけたんじゃないか?」
「もう、お兄様まで失礼ねっ!ちゃんとやってましたよー!べーっ」
ははっ、ルーシー、こいつは変わらないな。昔からオレによく懐いていた。喜怒哀楽が激しいというかわかりやすい。
「ところで、あさひ殿って何者だ?父上の威圧を耐えるなんて只者じゃないぞ?」
「あ、あさひはえーっと、あの、その。そう!ステラ様に鍛えられてたみたいだから強いのよ。わたしとカレンも命を救われたし。わたしと護衛隊4人全員で掛かってもあさひ一人にボロ負けだったんだから!あの時のあさひ本当に凄かったわー。今思い出してもあれは本当に………ぶつぶつ、ぶつぶつ」
お、おいおい、あのルーシーが顔を真っ赤にして、遠くを見ながらうっとりしてるぞ!あのルーシーが。これはもしかしてあさひという少年に惚れたのか?これは鎌掛けるか。
「だよな。あさひ殿は只者じゃない。顔も良いし、性格も良さそうだ」
「そうなのよー。あさひって本当に凄いの!顔もけっこう良いし、性格も凄くいいのよー」
こりゃ…………完全に惚れてるな…………
「そうか、そうか。ルーシーが惚れるだけはあるな」
「そうなのよー。もうお兄様ったら…………つい、私もあさひのことばかり考えちゃって、………って………えっ!なっ?い、いや違っ、わたし何言ってるの!?あっ!お兄様嵌めたわねー!」
ルーシーがオレを追いかけてくる。
「おお、怖っ!ルーシーが恋を!あのルーシーが!これは父上と母上に報告せねばっ!わははっ」
「ダメっ!お兄様絶対やめてよねー!待ちなさーいっ!」
久しぶりに帰ってきた妹ルーシーはどうやら恋をして帰ってきたようだ。それは良いことだ。だが、兄としては可愛い妹が惚れた男がどんな奴か知る必要はあるな!
その後、オレとルーシーは父上に呼ばれて、先程ステラ様達と出逢った部屋に戻る。
ステラさんが早速本題に入ろうとする。するとオスカー王とアメリア様の表情が変わる。
「ああ、わかった。皆悪いがこの部屋から出て行ってくれ。エイダン!この部屋には絶対に誰も近づけるな。よいなっ」
「はっ!陛下!承知致しました」
エイダンさんがおっさん、いやオスカー王に深く頭を下げて退出する。
続いてルイス様も退出する。
「ルーシー、お前もだ」
「えっ?お父様?わたしも?わたしはいいじゃない!ステラ姉様、ご、ごほん、ステラ様とあさひ様を連れてきたのはわたしよっ!」
「ルーシー、出て待っててちょうだい。あさひ君とはまたすぐに話できるわ。今日はもちろん城に泊まってもらう予定よ」
「お母様、わかりました……」
残ったのは俺とステラさん、オスカー王とアメリア様だけになった。
アメリア様に席に着くよう促され、俺達は席に着いた。
「オスカー様、アメリア様、先ずは女神様の神託のことを教えてください。なぜ私とあさひ様がここに連れて来られたのか。私の勝手な判断ではありますが、勇者様とご主人様の事はあさひ様にはお教えしています」
「そうね。私から説明するわ。6ヶ月前ソフィアに神託があった事はルーシーに聞いたと思うけど、その内容というのが、ステラと一緒にいる黒髪黒目の少年を勇者ルナと第五魔王アレクの元に連れて行きなさいということ。ただそれだけだったの。他には全くわからない。私達にとっても黒髪黒目の少年が何者なのかもわからなかった。そして二人の元に黒髪黒目の少年を連れて行ったら、何が起こるかもわからない。ソフィア様も女神様にはそれ以上の事は教えていただけなかったと言っていた。つまり、私達も何もわからないのよ。私達はあらゆる手段を使って呪いを解く方法を探したわ。でも見つけることができなかった。20年以上も何もなかったのに、なぜ急に神託が?」
ステラさんと一緒にいる黒髪黒目の少年とは間違いなく俺のこと。女神様は俺の事を知っている。恐らく創造神様の加護や【創造眼】のことも知っている。つまり俺に勇者様とアレク様の元へ連れて行って何かをやらせたいと言うことなんだろう。もしかしたら俺が呪いを解く事ができるのかもしれない。
「だから、逆に私達はあなたに聞きたい。あさひ君、あなたは何者なの?なぜ女神様がそんな神託を下したの?あなたならルナとアレクの呪いを解くことができるの?私達もこの半年以上、ルーシーがあなた達を連れて帰るのを待つしかなかった………」
アメリア様は俺の目を真っ直ぐに見て問いただしてきた。
俺はステラさんの顔を見る。ステラさんは黙って頷く。たぶん俺に任せるという事なんだろう。
「オスカー様、アメリア様。俺が勇者様とステラさんのご主人様の呪いを解けるかどうかはわかりません。ですが、俺はステラさんの力になりたいと思いここに来ました。だから、勇者様とアレク様の元へ連れて行っていただく事はできますか?」
俺はオスカー様とアメリア様の顔を真っ直ぐに見る。
「ああ、もちろんだ。あさひが何者であろうと俺達は女神様の神託に従うつもりだった。あさひ!良い眼だ。お前に全てを託したい。話したく無い事は何も話さなくて良い。ステラが信用している人物。それだけで俺にとってお前は信用できる男だ。ルナと俺の、俺の親友のアレクを頼む。この通りだ」
ま、まさか。おっさんが、いや、イーグリア国王オスカー様が俺に向かって、机に手を付き深く頭を下げた。
「あ、頭を上げてください。オスカー様。俺は自分に何ができるかわかりませんが、ステラさんは命の恩人です。その恩を絶対に返したいと思っています。こちらこそよろしくお願いします!」
「あさひ様………」
「ふふふ、決まりね。私もあさひ君を信じるわ。あさひ君よろしくお願いします。ステラ、20年前あなたが頑なにアルバ大森林のあの場所に戻った事も何か意味があったのかもしれないわね」
「いえ、アメリア様。ご尽力ありがとうございます。私は何もせずに………ただあの場所にいただけでした。何度も何度も自分は何をやっているのかと責めました。世界中を回って、自ら調べようと思ったことも何度もありました。しかし、私は結局は何もする事ができなかった」
「でも、そのおかげであさひ君を連れてくることができたのよ。とにかく、全ては明日よ。今日は城に泊まって。ソフィアには連絡しておいた。明日の朝一番、私と、オスカー、ステラ、ソフィア、あさひ君であの場所へ行くわ。これは極秘よ。絶対に誰にも知られてはいけない。だから、不自由な思いをさせるけど、この部屋の隣に二部屋あるから二人にはその部屋に泊まってもらうわ」
「ステラ、あさひ、すまんな。城の中で目立つわけにはいかないのでな。という訳でステラ!今日は20年振りだ!一緒にこの部屋で飲むぞ!ぐわはははっ、あさひお前も飲めるんだろ!付き合え!とりあえずこの話は一旦終わりだ。アメリア!ルイスとルーシーをここに呼ぼう。俺はルーシーとも飲みたい!」
「はいはい。程々にしてよね。まあ、ルーシーとも久しぶりだしね。私もルーシーの話聞きたいわ」
一方、部屋を出たルイスとルーシーの様子は
【第一王子ルイス視点】
ルーシーが連れ帰ってきたステラ様とあさひという少年に会った。
ステラ様は父上、母上の戦友。大魔王バレルを勇者ルナ様と一緒に倒したという伝説の剣士。噂に違わぬ、絶世の美女だった。
そしてあさひという少年、初見で父上の威圧に耐えるとは、只者ではない。
おっ、ルーシーも部屋から出てきたな。追い出されて顔が膨れてる。
「ルーシー、無事帰ってきて安心した!旅はどうだった?」
「あっ、お兄様。はい!本当に行ってよかったです。わたしは国外から出たこともなかった。行事などで国外へ行けるお兄様がずっと羨ましかったですから」
「そうか。お前はやんちゃだからな。ミケネやカレンに迷惑かけたんじゃないか?」
「もう、お兄様まで失礼ねっ!ちゃんとやってましたよー!べーっ」
ははっ、ルーシー、こいつは変わらないな。昔からオレによく懐いていた。喜怒哀楽が激しいというかわかりやすい。
「ところで、あさひ殿って何者だ?父上の威圧を耐えるなんて只者じゃないぞ?」
「あ、あさひはえーっと、あの、その。そう!ステラ様に鍛えられてたみたいだから強いのよ。わたしとカレンも命を救われたし。わたしと護衛隊4人全員で掛かってもあさひ一人にボロ負けだったんだから!あの時のあさひ本当に凄かったわー。今思い出してもあれは本当に………ぶつぶつ、ぶつぶつ」
お、おいおい、あのルーシーが顔を真っ赤にして、遠くを見ながらうっとりしてるぞ!あのルーシーが。これはもしかしてあさひという少年に惚れたのか?これは鎌掛けるか。
「だよな。あさひ殿は只者じゃない。顔も良いし、性格も良さそうだ」
「そうなのよー。あさひって本当に凄いの!顔もけっこう良いし、性格も凄くいいのよー」
こりゃ…………完全に惚れてるな…………
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「そうなのよー。もうお兄様ったら…………つい、私もあさひのことばかり考えちゃって、………って………えっ!なっ?い、いや違っ、わたし何言ってるの!?あっ!お兄様嵌めたわねー!」
ルーシーがオレを追いかけてくる。
「おお、怖っ!ルーシーが恋を!あのルーシーが!これは父上と母上に報告せねばっ!わははっ」
「ダメっ!お兄様絶対やめてよねー!待ちなさーいっ!」
久しぶりに帰ってきた妹ルーシーはどうやら恋をして帰ってきたようだ。それは良いことだ。だが、兄としては可愛い妹が惚れた男がどんな奴か知る必要はあるな!
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