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第二章 旅立ち編
第50話 無詠唱訓練
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馬車での旅を初めて10日経った。
俺達は毎日恒例の訓練をしている。
朝食後1時間ぐらい。夕食前1時間ぐらい。
本来ならその時間も移動に当てた方が早く到着できるけど、ルーシーやミケネさん達にどうしてもと頼まれた。
自分達が足手纏いになり、付いて行くことができなかったのが、よほど悔しかったのだろう。
俺とステラさんを待っている間もずっと訓練をしていたようだ。
皆出会った頃に比べかなり動きが良くなっている。
訓練グループは基本的にステラさんとミケネ、カレン、フーカ。
俺とルーシー、サーシャに分かれている。
ミケネ、カレンは年上ということもあり呼び捨て等には抵抗があった。逆にルーシー、フーカ、サーシャは年齢も近いので特に抵抗はなかった。本来ルーシーは王女様だからちゃんとした言葉を使わなければいけないんだけど、俺はもうやめた。ルーシーはルーシーだ。
ちなみに俺とルーシーとサーシャは魔法の訓練をしている。
二人はどうしても無詠唱ができるようになりたいという。
まず俺は魔法に関する持論を説明した。以前読んだ本には、
・魔法には詠唱がある。上級魔法になるに従って詠唱が長くなる
・魔法上級者になるに連れて詠唱短縮など使えると。稀に詠唱破棄で魔法を使う天才もいる
・そして魔法は才能のある者しか使えないとのこと
・魔法は魔力量と詠唱の上手さと才能に比例するとのこと
こんなようなことが書かれていた。
ルーシーとサーシャの理解も同じであった。
しかし、本には魔力操作とイメージが書かれていなかった。
だから俺は常識を否定した。
魔法に大事なのは魔力量と魔力操作とイメージ、一番大事なのは努力と伝えた。
さらに【創造眼】では当たり前のように感じることができる【魔力感知】を覚える必要があるのではないだろうか?
詠唱は魔力操作とイメージを代用する働きがあるのではないかと思う。
だから無詠唱の魔法を使いたいなら詠唱に頼ってはダメだと伝えた。
二人は驚いていた。今までやってきた知識とは全然違うからである。
俺が無詠唱を比較的簡単にできるようになったのは【創造眼】のおかげである。【創造眼】は自分や他人の魔力を感じて見ることができる。だから、魔力の操作もしやすい。
だが、ルーシーとサーシャにはそれができない。凄く難しいことだと思う。
はじめは手の平に水を作るイメージをさせた。
自分の魔力を手の平に集中させて水を作るイメージ。
まずは自分の魔力を感じ取れるようになるためにひたすら集中することを伝えた。
無詠唱訓練初日
ルーシーとサーシャは何もできなかった。魔力を上手く感じ取ることができないようだ。
でも二人は諦めなかった。二人は俺の言うことを信じてくれた。
ルーシーは馬車の中でもずっと手の平に集中していた。それに興味を持ったステラさんも馬車の中で一緒にやり始めた。
サーシャも操縦していない時は馬車で訓練をしていた。
2日目、3人とも変化はなかった。でもステラさんとルーシーが何か感覚を掴んだようだ。
俺の【創造眼】には二人の手の平に魔力が集まっていくのが見えた。
「ステラさん、ルーシー良い感じ!魔力が手の平に集まっていくのを感じます!」
俺は二人に伝えた。
そして5日目の馬車の中で、ついに、ステラさんの手の平に量は少ないが水が出た。
俺もユヅキもそろそろできる頃だと思っていた。
「う、嘘!」
ルーシーの目が見開いて驚いている。
「あ、あさひ様!わ、私が魔法を!き、奇跡です。奇跡が起きました!キャーーーーーー!」
ステラさんが興奮して俺に抱きついてくる。
「キャーーーー!なんということでしょう!奇跡です!奇跡です!奇跡です!しかも無詠唱です!あさひ様!やりました、あさひ様!」
おお、ステラさんめちゃくちゃ喜んでる!こんなにはしゃいでるの初めて見た!なんか俺も嬉しかった。どさくさに紛れて俺もステラさんを抱きしめた。
「良かったですね!ステラさん。おめでとうございます」
ああ、この感触たまらん。ステラさん、ステラさん。師匠!この感触一生覚えておいて下さい。
「はい、すべてあさひ様のおかげです」
ステラさんもグッと俺を抱きしめて俺の肩に顔を乗っけて耳元でお礼を言ってくれた。
ステラさん、ステラさん、ステラさんのことが大好きです。一生この時間が続いて下さい。俺はステラさんの柔らかい感触、匂い、全てを噛みしめる。
「あの~、いつまで抱き合ってるんでしょうか?」
ルーシーがジトーーーっとこちらを見ている。
ステラさんが慌てて俺から離れる。
「あっ、すいません!あまりにも嬉しすぎて私ったら、なんてことを。ルーシー様、あさひ様すいません」
おいっ!ルーシー!余計なこと言うんじゃない!ステラさんが離れてしまったじゃないか!俺の最高に幸せな時間を返しやがれこの野郎!
「ステラさん、俺も嬉しかったですよ!」
俺はさわやかにニコッと笑った。きっと上手くできたはずだ。
ステラさんは赤い顔をして照れている。ああ、かわいいなあ。なんてかわいいのだろう。
「あさひ!わたしの時もやってよね」
「ん?何を?」
「そ、その、ステラさんに抱きついていたでしょ。わたしにもやってよね。フンッ」
ルーシーは照れ屋さんだな。よし、やってあげようじゃないか。ルーシーのまだまだ成長している発展途上の感触をしっかりと味わおう!ルーシーもかわいいしな!
「おう!もちろんだ!ルーシーも頑張れ!もう少しで絶対できるよ!」
「本当!?」
「ああ、かなり良い線まで来てる!絶対できる!」
「ルーシー様頑張って下さい。私にもできましたのでルーシー様なら絶対できます」
ステラさんも嬉しそうに笑う。魔法が使えたことでご機嫌なんだろう。
ルーシーは燃えた!この後かつて無いほどの集中力を見せた。そして数時間後、水を出すことに成功した。
「やったーーー!やったわ!あさひ!わたしもできた!できたわ!」
ルーシーがこちらに向かってくる。さあ、来いルーシー!俺も両手を広げてルーシーを迎え入れる体勢を取る。さあ、発展途上の感触を!
えっ?
ルーシーの唇が…………
俺の唇に…………
俺はこの世界で初めてキスをした…………
ルーシーの唇は柔らかかった…………
「えええええええええええ!!!!!!!!」
ステラさんの絶叫の声が馬車の外まで響き渡った。
「フっ、フン、わたしの初めてのキスよ。感謝しなさい。あさひ」
その時のルーシーのほんのり赤く恥じらった顔はとてもかわいかった………
俺達は毎日恒例の訓練をしている。
朝食後1時間ぐらい。夕食前1時間ぐらい。
本来ならその時間も移動に当てた方が早く到着できるけど、ルーシーやミケネさん達にどうしてもと頼まれた。
自分達が足手纏いになり、付いて行くことができなかったのが、よほど悔しかったのだろう。
俺とステラさんを待っている間もずっと訓練をしていたようだ。
皆出会った頃に比べかなり動きが良くなっている。
訓練グループは基本的にステラさんとミケネ、カレン、フーカ。
俺とルーシー、サーシャに分かれている。
ミケネ、カレンは年上ということもあり呼び捨て等には抵抗があった。逆にルーシー、フーカ、サーシャは年齢も近いので特に抵抗はなかった。本来ルーシーは王女様だからちゃんとした言葉を使わなければいけないんだけど、俺はもうやめた。ルーシーはルーシーだ。
ちなみに俺とルーシーとサーシャは魔法の訓練をしている。
二人はどうしても無詠唱ができるようになりたいという。
まず俺は魔法に関する持論を説明した。以前読んだ本には、
・魔法には詠唱がある。上級魔法になるに従って詠唱が長くなる
・魔法上級者になるに連れて詠唱短縮など使えると。稀に詠唱破棄で魔法を使う天才もいる
・そして魔法は才能のある者しか使えないとのこと
・魔法は魔力量と詠唱の上手さと才能に比例するとのこと
こんなようなことが書かれていた。
ルーシーとサーシャの理解も同じであった。
しかし、本には魔力操作とイメージが書かれていなかった。
だから俺は常識を否定した。
魔法に大事なのは魔力量と魔力操作とイメージ、一番大事なのは努力と伝えた。
さらに【創造眼】では当たり前のように感じることができる【魔力感知】を覚える必要があるのではないだろうか?
詠唱は魔力操作とイメージを代用する働きがあるのではないかと思う。
だから無詠唱の魔法を使いたいなら詠唱に頼ってはダメだと伝えた。
二人は驚いていた。今までやってきた知識とは全然違うからである。
俺が無詠唱を比較的簡単にできるようになったのは【創造眼】のおかげである。【創造眼】は自分や他人の魔力を感じて見ることができる。だから、魔力の操作もしやすい。
だが、ルーシーとサーシャにはそれができない。凄く難しいことだと思う。
はじめは手の平に水を作るイメージをさせた。
自分の魔力を手の平に集中させて水を作るイメージ。
まずは自分の魔力を感じ取れるようになるためにひたすら集中することを伝えた。
無詠唱訓練初日
ルーシーとサーシャは何もできなかった。魔力を上手く感じ取ることができないようだ。
でも二人は諦めなかった。二人は俺の言うことを信じてくれた。
ルーシーは馬車の中でもずっと手の平に集中していた。それに興味を持ったステラさんも馬車の中で一緒にやり始めた。
サーシャも操縦していない時は馬車で訓練をしていた。
2日目、3人とも変化はなかった。でもステラさんとルーシーが何か感覚を掴んだようだ。
俺の【創造眼】には二人の手の平に魔力が集まっていくのが見えた。
「ステラさん、ルーシー良い感じ!魔力が手の平に集まっていくのを感じます!」
俺は二人に伝えた。
そして5日目の馬車の中で、ついに、ステラさんの手の平に量は少ないが水が出た。
俺もユヅキもそろそろできる頃だと思っていた。
「う、嘘!」
ルーシーの目が見開いて驚いている。
「あ、あさひ様!わ、私が魔法を!き、奇跡です。奇跡が起きました!キャーーーーーー!」
ステラさんが興奮して俺に抱きついてくる。
「キャーーーー!なんということでしょう!奇跡です!奇跡です!奇跡です!しかも無詠唱です!あさひ様!やりました、あさひ様!」
おお、ステラさんめちゃくちゃ喜んでる!こんなにはしゃいでるの初めて見た!なんか俺も嬉しかった。どさくさに紛れて俺もステラさんを抱きしめた。
「良かったですね!ステラさん。おめでとうございます」
ああ、この感触たまらん。ステラさん、ステラさん。師匠!この感触一生覚えておいて下さい。
「はい、すべてあさひ様のおかげです」
ステラさんもグッと俺を抱きしめて俺の肩に顔を乗っけて耳元でお礼を言ってくれた。
ステラさん、ステラさん、ステラさんのことが大好きです。一生この時間が続いて下さい。俺はステラさんの柔らかい感触、匂い、全てを噛みしめる。
「あの~、いつまで抱き合ってるんでしょうか?」
ルーシーがジトーーーっとこちらを見ている。
ステラさんが慌てて俺から離れる。
「あっ、すいません!あまりにも嬉しすぎて私ったら、なんてことを。ルーシー様、あさひ様すいません」
おいっ!ルーシー!余計なこと言うんじゃない!ステラさんが離れてしまったじゃないか!俺の最高に幸せな時間を返しやがれこの野郎!
「ステラさん、俺も嬉しかったですよ!」
俺はさわやかにニコッと笑った。きっと上手くできたはずだ。
ステラさんは赤い顔をして照れている。ああ、かわいいなあ。なんてかわいいのだろう。
「あさひ!わたしの時もやってよね」
「ん?何を?」
「そ、その、ステラさんに抱きついていたでしょ。わたしにもやってよね。フンッ」
ルーシーは照れ屋さんだな。よし、やってあげようじゃないか。ルーシーのまだまだ成長している発展途上の感触をしっかりと味わおう!ルーシーもかわいいしな!
「おう!もちろんだ!ルーシーも頑張れ!もう少しで絶対できるよ!」
「本当!?」
「ああ、かなり良い線まで来てる!絶対できる!」
「ルーシー様頑張って下さい。私にもできましたのでルーシー様なら絶対できます」
ステラさんも嬉しそうに笑う。魔法が使えたことでご機嫌なんだろう。
ルーシーは燃えた!この後かつて無いほどの集中力を見せた。そして数時間後、水を出すことに成功した。
「やったーーー!やったわ!あさひ!わたしもできた!できたわ!」
ルーシーがこちらに向かってくる。さあ、来いルーシー!俺も両手を広げてルーシーを迎え入れる体勢を取る。さあ、発展途上の感触を!
えっ?
ルーシーの唇が…………
俺の唇に…………
俺はこの世界で初めてキスをした…………
ルーシーの唇は柔らかかった…………
「えええええええええええ!!!!!!!!」
ステラさんの絶叫の声が馬車の外まで響き渡った。
「フっ、フン、わたしの初めてのキスよ。感謝しなさい。あさひ」
その時のルーシーのほんのり赤く恥じらった顔はとてもかわいかった………
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