29 / 137
第一章 アルバ大森林での修行編
第26話 初陣※
しおりを挟む
翌日、ステラさんと朝食を食べる。その後ステラさんはマジックバッグを渡してくれた。
今日は初日の為、そこまで遠くにいく予定は無い。
しかし念の為、数日分の食料、水、ポーション等が入っていた。
そして、普段訓練で使っている物とは違う鋼製の両手剣。それに白いコートが入っていた。
鋼の両手剣を持つとズシッと重さが伝わってきた。しかし、普段の木剣もかなり重い物に調整してあるらしく違和感は無かった。
そして、白いコート。これは俺が着れるようにサイズを調整しておいてくれたみたいだ。ピッタリだ。魔法とかへの耐性があるらしい。
「ス、ステラさん、ありがとうございます」
俺は嬉しくてそれ以上の言葉が出なかった。
「いえ、とてもお似合いですよ。あさひ様」
ステラさんはニコッと微笑む。
「よし、がんばります!ステラさん、今日はよろしくお願いします!」
俺は緊張もしていたが、気合いも入っていた。
時々チェンジしながらやろう。
魔物を殺すのに躊躇はしない。
危険を感じたらお互いアドバイスする。
危なそうなら逃げる。
などなど、ユヅキとはすでに打合せ済みだ。
そして、まずは俺からである。
ステラさんに付いていき、魔物が出る付近まで移動する。
その間も俺は【マップ表示】【気配感知】を続けていた。
思えば俺はあの家から離れるのは初めてだ。凄くドキドキする。少し足が震える。
魔物との殺し合い。俺にそんなことができるのか?やばい、一気に不安が押し寄せる。
『あさひ、変わって。私が先にやるわ。接近戦は私の方が得意だし、やっぱり私の方がいいわ』
俺の不安を読み取ったユヅキが交代を提案してくれる。
いや、ダメだ。俺は何を弱気になっているんだ。こんなことじゃユヅキを守れない。ステラさんのご主人様も探すことなんてとてもできない。
何よりもここで逃げたら俺はこの世界で生きていけない気がする。
いや、大丈夫だユヅキ!
『うん、大丈夫そうね、ダーリン』
俺の覚悟を感じ取ってくれたようだ。
「ここからはあさひ様が一人で歩いてください。私は少し離れて、後から付いていきます。危険があればすぐに駆けつけますのでご安心下さい」
「はい。よろしくお願いします」
そして、俺はまわりに注意しながら少しずつ歩く。【創造眼】【マップ表示】【気配感知】はもちろん全開だ。
そして、15分程歩いた時、俺の【気配感知】に反応があった。何かいる。
『何かいるわね』
ユヅキも気づいたようだ。
【気配感知】に集中する。200mぐらい先の木の反対側に2匹のゴブリンがいた。向こうはまだこちらに気づいてない。しかし、この距離だと俺の魔法も届かない。
俺は気づかれないようにそっと近づく。射程圏内。
【創造眼】を発動させている俺は土魔法で岩の塊を作り、石弾をゴブリンに投げつける。
石弾はゴブリンの頭に炸裂し、頭がはじけ飛ぶ。
「当たった!」
喜ぶ俺。しかし、もう1匹のゴブリンがこちらに気づいた。
石の斧のような物を持ったゴブリンはこちらに向かって襲ってくる。
俺は剣をかまえる。
ゴブリンが斧を振り上げ俺に向かってくる。
遅い。俺は思った。ユヅキの方がずっと速い。
俺は剣でゴブリンの首を跳ね飛ばした。
「はあ、はあ、はあ」
俺は夢中で、興奮状態でいる。初めての戦闘にしては上出来だと思った。
『おめでとう、あさひ。凄く良かったよ』
ユヅキの声を聞いて俺はホッとする。
『ああ、なんとかやれて良かったよ』
若干手が震えている。
ステラさんは離れたところで様子を見てくれているようだ。
『交代よ。次はユヅキちゃんの番ね。よっしゃー』
俺はユヅキと【チェンジ】した。
ユヅキも緊張しているのかと思っていたが、全然だった。むしろワクワクしてるような………
なんだこの差は………ユヅキ大物か………俺は小物か………
するとすぐに【気配感知】が反応する。6匹のゴブリン。あっ、やばい。人数多いと俺は思った。
しかし、ユヅキは剣をかまえてゴブリン達に突っ込んだ。
ひえーーーー。ユヅキーーー。
結果としては、圧勝だった。
そりゃあもう凄いのなんのって。
6匹全てを一撃で斬り殺していくユヅキ。完全な圧勝だった。
確かに俺もゴブリンの動きは簡単に見えていた。だけど、初陣でこれって………
メンタルの差を痛感させられた。
おかげで俺も吹っ切れた。
その後、何度も交代をしながら実戦を重ねた。
昨夜ステラさんが言った通り、数匹のゴブリンやトレント、スライム等がいたが俺とユヅキは問題無く倒していった。
俺は先制攻撃で魔法を使うことが多い。ユヅキはかまわず突っ込んで剣でなぎ倒していく。
スライムは俺の火魔法で焼いた。ファイヤーボールで一瞬で溶けた。
3時間程過ぎたところでステラさんが俺のところに来てくれた。
「あさひ様、お見事でした。初陣でこの結果は素晴らしいかと思います」
ステラさんが褒めてくれる。
「ありがとうございます。最初は緊張しましたがなんとかなりました。」
「初陣から魔法と剣術の混合、剣術のみでの戦い、二つの戦い方を試されるなんて私は感動しました」
ステラさんが勘違いしてくれている。い、いや。それは俺とユヅキの戦い方が違うからなんです。とも言えず、
「あ、ありがとうございます、実戦はなかなか難しいですね」
なんて、言葉で誤魔化した。
「では、帰る時間もありますので今日はこの辺りで戻りましょう。本来であれば倒した魔物の魔石を取り回収します。そして魔物の部位で持ち帰る物は解体して持ち帰ります。死体は燃やすか、マジックバッグに収納します。魔物の死体を放置しすぎると他の魔物達が集まって来てしまう危険がありますので今後注意してください」
あっ、そうか。戦うことで精一杯でそういうこと考える余裕がなかった。
「今日は私が処理しておきましたので、明日から戦闘後の処理もしていきましょう。帰ったら、回収した魔物の解体をしますので、見ていてください」
「はい、分かりました。ありがとうございます」
そうか-。すっかり忘れてた。ストレージで魔物回収しておけば良かった。ユヅキ覚えてた?
『ごめーん、私もすっかり忘れてた。次から気をつけなきゃね。てへへ』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あさひ 18歳 男 LV:10
種族:人族
称号:創造神の使徒
加護:創造神の加護
HP:200
MP:1000
CP:34
スキル:体術、魔力自然回復、魔力操作、体力自然回復、剣術、無詠唱、気配感知、闘気、闘魔術
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔法:水魔法、火魔法、風魔法、土魔法、生活魔法
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
耐性:全属性攻撃耐性(中)、精神攻撃耐性(極)、即死攻撃耐性(極)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
創造眼:ステータス操作、鑑定、ストレージ(無限収納)、マップ表示、完全記憶、思考加速、チェンジ、創造、パーティ化
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
パーティ:ユヅキ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おお、レベルが2も上がってる。MPがついに1000になった。やっぱ魔物倒すとレベル上がるの早いのか。今まで上がらなかった【気配感知】と【マップ表示】のスキルレベルが上がってる気がする。順調順調。
ステラさんが来てくれた事、初陣が上手くいった事、俺とユヅキは少し浮かれていた。
帰り道、30分程歩いたところで【気配感知】に大きな反応がある。ステラさんも気付いているようだ。
魔物の数は50体ぐらい………その中で大きな反応が2体。さらに大きな反応が1体。
「な、なぜオークエンペラーがこんなところに………あさひ様、下がっていてください、私がやりますので」
ステラさんが真剣な表情で俺に下がるように言う。
で、でも俺も戦える。こんな数、一人で戦わせるわけにはいかない。
「俺も戦えます。先制攻撃で魔法をぶつけます」
なんとか力になりたいと思った。
「いえ、それではあさひ様がオーク共のターゲットになってしまいます。お気持ちだけいただきます。申し訳ありませんが、守りながらの戦いよりも一人での方が戦いやすいです」
俺は何も言うことができなかった。
「あさひ様、大丈夫です。この程度の相手、どうという事はありません」
オーク達はすでにこちらに気付いており、向かってくる。
オークキング、オークエンペラーは後ろで控えている。
ステラさんとオーク50匹の戦闘が始まった。
今日は初日の為、そこまで遠くにいく予定は無い。
しかし念の為、数日分の食料、水、ポーション等が入っていた。
そして、普段訓練で使っている物とは違う鋼製の両手剣。それに白いコートが入っていた。
鋼の両手剣を持つとズシッと重さが伝わってきた。しかし、普段の木剣もかなり重い物に調整してあるらしく違和感は無かった。
そして、白いコート。これは俺が着れるようにサイズを調整しておいてくれたみたいだ。ピッタリだ。魔法とかへの耐性があるらしい。
「ス、ステラさん、ありがとうございます」
俺は嬉しくてそれ以上の言葉が出なかった。
「いえ、とてもお似合いですよ。あさひ様」
ステラさんはニコッと微笑む。
「よし、がんばります!ステラさん、今日はよろしくお願いします!」
俺は緊張もしていたが、気合いも入っていた。
時々チェンジしながらやろう。
魔物を殺すのに躊躇はしない。
危険を感じたらお互いアドバイスする。
危なそうなら逃げる。
などなど、ユヅキとはすでに打合せ済みだ。
そして、まずは俺からである。
ステラさんに付いていき、魔物が出る付近まで移動する。
その間も俺は【マップ表示】【気配感知】を続けていた。
思えば俺はあの家から離れるのは初めてだ。凄くドキドキする。少し足が震える。
魔物との殺し合い。俺にそんなことができるのか?やばい、一気に不安が押し寄せる。
『あさひ、変わって。私が先にやるわ。接近戦は私の方が得意だし、やっぱり私の方がいいわ』
俺の不安を読み取ったユヅキが交代を提案してくれる。
いや、ダメだ。俺は何を弱気になっているんだ。こんなことじゃユヅキを守れない。ステラさんのご主人様も探すことなんてとてもできない。
何よりもここで逃げたら俺はこの世界で生きていけない気がする。
いや、大丈夫だユヅキ!
『うん、大丈夫そうね、ダーリン』
俺の覚悟を感じ取ってくれたようだ。
「ここからはあさひ様が一人で歩いてください。私は少し離れて、後から付いていきます。危険があればすぐに駆けつけますのでご安心下さい」
「はい。よろしくお願いします」
そして、俺はまわりに注意しながら少しずつ歩く。【創造眼】【マップ表示】【気配感知】はもちろん全開だ。
そして、15分程歩いた時、俺の【気配感知】に反応があった。何かいる。
『何かいるわね』
ユヅキも気づいたようだ。
【気配感知】に集中する。200mぐらい先の木の反対側に2匹のゴブリンがいた。向こうはまだこちらに気づいてない。しかし、この距離だと俺の魔法も届かない。
俺は気づかれないようにそっと近づく。射程圏内。
【創造眼】を発動させている俺は土魔法で岩の塊を作り、石弾をゴブリンに投げつける。
石弾はゴブリンの頭に炸裂し、頭がはじけ飛ぶ。
「当たった!」
喜ぶ俺。しかし、もう1匹のゴブリンがこちらに気づいた。
石の斧のような物を持ったゴブリンはこちらに向かって襲ってくる。
俺は剣をかまえる。
ゴブリンが斧を振り上げ俺に向かってくる。
遅い。俺は思った。ユヅキの方がずっと速い。
俺は剣でゴブリンの首を跳ね飛ばした。
「はあ、はあ、はあ」
俺は夢中で、興奮状態でいる。初めての戦闘にしては上出来だと思った。
『おめでとう、あさひ。凄く良かったよ』
ユヅキの声を聞いて俺はホッとする。
『ああ、なんとかやれて良かったよ』
若干手が震えている。
ステラさんは離れたところで様子を見てくれているようだ。
『交代よ。次はユヅキちゃんの番ね。よっしゃー』
俺はユヅキと【チェンジ】した。
ユヅキも緊張しているのかと思っていたが、全然だった。むしろワクワクしてるような………
なんだこの差は………ユヅキ大物か………俺は小物か………
するとすぐに【気配感知】が反応する。6匹のゴブリン。あっ、やばい。人数多いと俺は思った。
しかし、ユヅキは剣をかまえてゴブリン達に突っ込んだ。
ひえーーーー。ユヅキーーー。
結果としては、圧勝だった。
そりゃあもう凄いのなんのって。
6匹全てを一撃で斬り殺していくユヅキ。完全な圧勝だった。
確かに俺もゴブリンの動きは簡単に見えていた。だけど、初陣でこれって………
メンタルの差を痛感させられた。
おかげで俺も吹っ切れた。
その後、何度も交代をしながら実戦を重ねた。
昨夜ステラさんが言った通り、数匹のゴブリンやトレント、スライム等がいたが俺とユヅキは問題無く倒していった。
俺は先制攻撃で魔法を使うことが多い。ユヅキはかまわず突っ込んで剣でなぎ倒していく。
スライムは俺の火魔法で焼いた。ファイヤーボールで一瞬で溶けた。
3時間程過ぎたところでステラさんが俺のところに来てくれた。
「あさひ様、お見事でした。初陣でこの結果は素晴らしいかと思います」
ステラさんが褒めてくれる。
「ありがとうございます。最初は緊張しましたがなんとかなりました。」
「初陣から魔法と剣術の混合、剣術のみでの戦い、二つの戦い方を試されるなんて私は感動しました」
ステラさんが勘違いしてくれている。い、いや。それは俺とユヅキの戦い方が違うからなんです。とも言えず、
「あ、ありがとうございます、実戦はなかなか難しいですね」
なんて、言葉で誤魔化した。
「では、帰る時間もありますので今日はこの辺りで戻りましょう。本来であれば倒した魔物の魔石を取り回収します。そして魔物の部位で持ち帰る物は解体して持ち帰ります。死体は燃やすか、マジックバッグに収納します。魔物の死体を放置しすぎると他の魔物達が集まって来てしまう危険がありますので今後注意してください」
あっ、そうか。戦うことで精一杯でそういうこと考える余裕がなかった。
「今日は私が処理しておきましたので、明日から戦闘後の処理もしていきましょう。帰ったら、回収した魔物の解体をしますので、見ていてください」
「はい、分かりました。ありがとうございます」
そうか-。すっかり忘れてた。ストレージで魔物回収しておけば良かった。ユヅキ覚えてた?
『ごめーん、私もすっかり忘れてた。次から気をつけなきゃね。てへへ』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あさひ 18歳 男 LV:10
種族:人族
称号:創造神の使徒
加護:創造神の加護
HP:200
MP:1000
CP:34
スキル:体術、魔力自然回復、魔力操作、体力自然回復、剣術、無詠唱、気配感知、闘気、闘魔術
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔法:水魔法、火魔法、風魔法、土魔法、生活魔法
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
耐性:全属性攻撃耐性(中)、精神攻撃耐性(極)、即死攻撃耐性(極)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
創造眼:ステータス操作、鑑定、ストレージ(無限収納)、マップ表示、完全記憶、思考加速、チェンジ、創造、パーティ化
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
パーティ:ユヅキ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おお、レベルが2も上がってる。MPがついに1000になった。やっぱ魔物倒すとレベル上がるの早いのか。今まで上がらなかった【気配感知】と【マップ表示】のスキルレベルが上がってる気がする。順調順調。
ステラさんが来てくれた事、初陣が上手くいった事、俺とユヅキは少し浮かれていた。
帰り道、30分程歩いたところで【気配感知】に大きな反応がある。ステラさんも気付いているようだ。
魔物の数は50体ぐらい………その中で大きな反応が2体。さらに大きな反応が1体。
「な、なぜオークエンペラーがこんなところに………あさひ様、下がっていてください、私がやりますので」
ステラさんが真剣な表情で俺に下がるように言う。
で、でも俺も戦える。こんな数、一人で戦わせるわけにはいかない。
「俺も戦えます。先制攻撃で魔法をぶつけます」
なんとか力になりたいと思った。
「いえ、それではあさひ様がオーク共のターゲットになってしまいます。お気持ちだけいただきます。申し訳ありませんが、守りながらの戦いよりも一人での方が戦いやすいです」
俺は何も言うことができなかった。
「あさひ様、大丈夫です。この程度の相手、どうという事はありません」
オーク達はすでにこちらに気付いており、向かってくる。
オークキング、オークエンペラーは後ろで控えている。
ステラさんとオーク50匹の戦闘が始まった。
11
お気に入りに追加
1,115
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

パーティーを追放された落ちこぼれ死霊術士だけど、五百年前に死んだ最強の女勇者(18)に憑依されて最強になった件
九葉ユーキ
ファンタジー
クラウス・アイゼンシュタイン、二十五歳、C級冒険者。滅んだとされる死霊術士の末裔だ。
勇者パーティーに「荷物持ち」として雇われていた彼は、突然パーティーを追放されてしまう。
S級モンスターがうろつく危険な場所に取り残され、途方に暮れるクラウス。
そんな彼に救いの手を差しのべたのは、五百年前の勇者親子の霊魂だった。
五百年前に不慮の死を遂げたという勇者親子の霊は、その地で自分たちの意志を継いでくれる死霊術士を待ち続けていたのだった。
魔王討伐を手伝うという条件で、クラウスは最強の女勇者リリスをその身に憑依させることになる。
S級モンスターを瞬殺できるほどの強さを手に入れたクラウスはどうなってしまうのか!?
「凄いのは俺じゃなくて、リリスなんだけどなぁ」
落ちこぼれ死霊術士と最強の美少女勇者(幽霊)のコンビが織りなす「死霊術」ファンタジー、開幕!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。

スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる