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第二十二章 スジャーラの内乱

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「良いかい?君たちはどちらも悪くない。
それと…今回の問題は、君達になんとか出来るようなことでもない。
この件は、すべて私に任せなさい。
……良いね?」

そう言ったロバートの顔は、いつもの穏やかなものとは違い、とても厳しいものでした。



 「でも……」

 「特に、ジョセフィーヌ…君は絶対に表に出てはいけない。
リクには一緒に来てもらう。」

 「は、はい。わかりました。」

 「ロバートさん…何か良い案でもあるのですか?」

 「良いかどうかはわからないが…もうすでに手は打ってある。
エバレルは調子に乗り過ぎた。
いい加減にしておかないと痛い目に遭うということをわからせてやらなければ、な。」

 静かな声でそう呟くロバートに、三人は今まで感じたことのない恐怖感を感じました。
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