14 / 15
何度でも
しおりを挟む
❋“置き場”に投稿したお話になります。こちらに移動しました❋
*キーラ視点*
初めてシャノン様を見た時、その身に纏っている雰囲気に圧倒され、その美しさに目を奪われた。
ーいつか、この方に付きたいー
そう思って、それだけを思い訓練に明け暮れた。
その願いを砕いたのが─当時の竜王オルガレン様だった。
番を拐い、奥の離宮へと閉じ込めた─のは仕方無い事だが、それと同時にシャノン様も閉じ込めた。
ー有り得ないー
番を得てもなお、シャノン様を求めるとは─。
その為に、私はシャノン様付きになる事ができなかった。
アドルファス様は、そんな私を、アドルファス様付きにして下さった。このアドルファス様も…シャノン様の事を──
それから、シャノン様がオルガレン様を弑し、竜王として立った後も、私はアドルファス様付きのままだった。竜王に付ける程の実力がなかったから。それでも、シャノン様の左腕のアドルファス様付きでは居られた為、近くでシャノン様を見れる事ができていた。それだけで、幸せだった────のに。
「竜王シャノンは──自ら“最果ての地”に身を投げた。」
見付けた番が、人族の王太子だった。既に妃を迎えていた番だった。番と言う存在に憧れていた。でも、それは呪いに似ているのかもしれない─と思うようになった。
「カレン、キーラ、彼女はララ。人族であり、俺の番だ。お前達にララ付きになってもらう。特に、俺が居ない間はしっかりと守って欲しい。」
ある日、アドルファス様が連れてきた番のララ様。何故か、ララ様を見た瞬間、涙が出そうになった。その感情が苦しいのか嬉しいのか…よく分からなかったけど、胸が締めつけられるような感覚だった。
そして、カレンがやらかした。そのお陰?で、驚くべき事実が判明した。
ララ様は、竜王シャノン様だった。
ーそんな事が…有り得るのだろうか?ー
それでも、ストンと腑に落ちた。
あの、胸を締めつけられるような痛みは、ララ様がシャノン様だったからだ。やっと、私は、シャノン様に仕える事ができるのだ!
「キーラ…いつもごめんなさい。」
と、顔を赤くしてシュンとしているララ様。
ーとっても可愛らしいですー
「ララ様、気にしないで下さい。何と言いますか…悪いのはアドルファス様ですから…。」
と、フォローすると、ララ様は更に顔を赤くする。
そう、今日も、ララ様はベッドの住人になっているのだ。理由は至ってシンプルなもの。
アドルファス様が、一晩中ララ様を離さなかったから。
『アドルファス様、お気持ちは解りますが、今のララ様は人族ですので、もう少し手加減をしてあげて下さい。』
そう何度か忠告させてもらったけど…
『分かってはいるんだが、どうしても…抑えがきかなくなるんだ……』
ー男が顔を赤らめても、可愛くありませんからね?ー
いつもはキリッとしているアドルファス様も、ララ様が絡むとただの男になってしまう。それも、仕方無い。アドルファス様は、シャノン様の頃から恋をしていたのだ。一度失い、番として得たのだ、我慢も手加減も…できないのだろう。
それに、毎回ベッドでグッタリしているララ様も、本当に嫌がっている感じではないから…大丈夫なのかもしれない。
まぁ兎に角、お二人が仲良しで何よりである。
*アドルファス視点*
「またやってしまった…」
気を失って、グッタリと横たわるララを見て…少しの罪悪感を覚える。
『アドルファス様、お気持ちは解りますが、今のララ様は人族ですので、もう少し手加減をしてあげて下さい。』
キーラに何度か言われた言葉を思い出す。
頭では分かっている。ララは人族で、竜族とは違い何もかもが脆い存在なのだと。
なのに、途中からは手加減も出来なくなって──気が付けばいつも、ララが気を失ってしまうまで抱いてしまっている。
そんな気を失っているララも魅力的で──
「落ち着け、オレ…」
気を失っているララの体を軽く拭いてキレイにしてから、寝着を着せる。それから、ララの背中から抱きしめるようにして俺の腕の中に閉じ込める。しっかりと閉じ込めて、ララの体温を感じてようやく安心する。
あの時、目覚めた時には、もう失っていた温もりだ。未だに不安になる事がある─と言えば、ララは呆れるだろうか?もう二度と…失うものか──。と、更に腕に力を入れてララを抱きしめた。
*ララ視点*
「───苦しい……」
目が覚めると、ルースにギュウギュウに締め付けられていた。
ーあれ?私、殺される?ー
とさえ思う程に、締め付けられていた。
「本当にすまない!!」
あまりにも苦しくて涙がボロボロと流れてしまい、只今、ルースはベッドの上で土下座しながら謝っている。
「ルース、私、人族だからね?下手したら死ぬからね?」
「死なせないけどな!!」
ーいや、殺そうとしたのがルースだからね!?ー
「ルース……」
低目の声でルースの名前を呼ぶと、ルースはビクッと肩を震わせた。
「あのね?私はルースの番で、私もルースが…好きなの。だから…もう二度と、黙ってルースから離れたりしないから。ずっとルースの側に居るから…。もし、不安な事があったら、その都度私に素直に話して。何度だって…私がずっとルースの側に居る事を…伝えるから。」
「ララ…」
「だからね?えっと…もう少し…手加減してもらえると…嬉しいかな?って。毎回気を失う迄って…ちょっと…」
「やっぱり…迷惑…怒っているのか?」
ルースは竜族な筈なのに、シュンと垂れ下がる耳が見えるのは…何故だろう??
「えっと…怒ってはないけどね?そりゃあ…私も途中から我を失ってしまって…その…“もっと”って思っちゃ──」
ーやだ!何を言っちゃってるの?恥ずかしい!!ー
「───“もっと”?」
そう呟いたルース。
ーあ、コレ、詰んだー
そう思った瞬間、またルースに組み敷かれた。
既に体が怠くて抵抗する事も出来ず──また気を失って、次に目を覚したのは、その日の夕方だった。
ーキーラ、またまた…お世話になりますー
❋【竜王】にも、砂糖を─と思って書いた自己満足?的なお話でした。すみません!❋
(。>д<。)💦
❋次話は新作になります❋
*キーラ視点*
初めてシャノン様を見た時、その身に纏っている雰囲気に圧倒され、その美しさに目を奪われた。
ーいつか、この方に付きたいー
そう思って、それだけを思い訓練に明け暮れた。
その願いを砕いたのが─当時の竜王オルガレン様だった。
番を拐い、奥の離宮へと閉じ込めた─のは仕方無い事だが、それと同時にシャノン様も閉じ込めた。
ー有り得ないー
番を得てもなお、シャノン様を求めるとは─。
その為に、私はシャノン様付きになる事ができなかった。
アドルファス様は、そんな私を、アドルファス様付きにして下さった。このアドルファス様も…シャノン様の事を──
それから、シャノン様がオルガレン様を弑し、竜王として立った後も、私はアドルファス様付きのままだった。竜王に付ける程の実力がなかったから。それでも、シャノン様の左腕のアドルファス様付きでは居られた為、近くでシャノン様を見れる事ができていた。それだけで、幸せだった────のに。
「竜王シャノンは──自ら“最果ての地”に身を投げた。」
見付けた番が、人族の王太子だった。既に妃を迎えていた番だった。番と言う存在に憧れていた。でも、それは呪いに似ているのかもしれない─と思うようになった。
「カレン、キーラ、彼女はララ。人族であり、俺の番だ。お前達にララ付きになってもらう。特に、俺が居ない間はしっかりと守って欲しい。」
ある日、アドルファス様が連れてきた番のララ様。何故か、ララ様を見た瞬間、涙が出そうになった。その感情が苦しいのか嬉しいのか…よく分からなかったけど、胸が締めつけられるような感覚だった。
そして、カレンがやらかした。そのお陰?で、驚くべき事実が判明した。
ララ様は、竜王シャノン様だった。
ーそんな事が…有り得るのだろうか?ー
それでも、ストンと腑に落ちた。
あの、胸を締めつけられるような痛みは、ララ様がシャノン様だったからだ。やっと、私は、シャノン様に仕える事ができるのだ!
「キーラ…いつもごめんなさい。」
と、顔を赤くしてシュンとしているララ様。
ーとっても可愛らしいですー
「ララ様、気にしないで下さい。何と言いますか…悪いのはアドルファス様ですから…。」
と、フォローすると、ララ様は更に顔を赤くする。
そう、今日も、ララ様はベッドの住人になっているのだ。理由は至ってシンプルなもの。
アドルファス様が、一晩中ララ様を離さなかったから。
『アドルファス様、お気持ちは解りますが、今のララ様は人族ですので、もう少し手加減をしてあげて下さい。』
そう何度か忠告させてもらったけど…
『分かってはいるんだが、どうしても…抑えがきかなくなるんだ……』
ー男が顔を赤らめても、可愛くありませんからね?ー
いつもはキリッとしているアドルファス様も、ララ様が絡むとただの男になってしまう。それも、仕方無い。アドルファス様は、シャノン様の頃から恋をしていたのだ。一度失い、番として得たのだ、我慢も手加減も…できないのだろう。
それに、毎回ベッドでグッタリしているララ様も、本当に嫌がっている感じではないから…大丈夫なのかもしれない。
まぁ兎に角、お二人が仲良しで何よりである。
*アドルファス視点*
「またやってしまった…」
気を失って、グッタリと横たわるララを見て…少しの罪悪感を覚える。
『アドルファス様、お気持ちは解りますが、今のララ様は人族ですので、もう少し手加減をしてあげて下さい。』
キーラに何度か言われた言葉を思い出す。
頭では分かっている。ララは人族で、竜族とは違い何もかもが脆い存在なのだと。
なのに、途中からは手加減も出来なくなって──気が付けばいつも、ララが気を失ってしまうまで抱いてしまっている。
そんな気を失っているララも魅力的で──
「落ち着け、オレ…」
気を失っているララの体を軽く拭いてキレイにしてから、寝着を着せる。それから、ララの背中から抱きしめるようにして俺の腕の中に閉じ込める。しっかりと閉じ込めて、ララの体温を感じてようやく安心する。
あの時、目覚めた時には、もう失っていた温もりだ。未だに不安になる事がある─と言えば、ララは呆れるだろうか?もう二度と…失うものか──。と、更に腕に力を入れてララを抱きしめた。
*ララ視点*
「───苦しい……」
目が覚めると、ルースにギュウギュウに締め付けられていた。
ーあれ?私、殺される?ー
とさえ思う程に、締め付けられていた。
「本当にすまない!!」
あまりにも苦しくて涙がボロボロと流れてしまい、只今、ルースはベッドの上で土下座しながら謝っている。
「ルース、私、人族だからね?下手したら死ぬからね?」
「死なせないけどな!!」
ーいや、殺そうとしたのがルースだからね!?ー
「ルース……」
低目の声でルースの名前を呼ぶと、ルースはビクッと肩を震わせた。
「あのね?私はルースの番で、私もルースが…好きなの。だから…もう二度と、黙ってルースから離れたりしないから。ずっとルースの側に居るから…。もし、不安な事があったら、その都度私に素直に話して。何度だって…私がずっとルースの側に居る事を…伝えるから。」
「ララ…」
「だからね?えっと…もう少し…手加減してもらえると…嬉しいかな?って。毎回気を失う迄って…ちょっと…」
「やっぱり…迷惑…怒っているのか?」
ルースは竜族な筈なのに、シュンと垂れ下がる耳が見えるのは…何故だろう??
「えっと…怒ってはないけどね?そりゃあ…私も途中から我を失ってしまって…その…“もっと”って思っちゃ──」
ーやだ!何を言っちゃってるの?恥ずかしい!!ー
「───“もっと”?」
そう呟いたルース。
ーあ、コレ、詰んだー
そう思った瞬間、またルースに組み敷かれた。
既に体が怠くて抵抗する事も出来ず──また気を失って、次に目を覚したのは、その日の夕方だった。
ーキーラ、またまた…お世話になりますー
❋【竜王】にも、砂糖を─と思って書いた自己満足?的なお話でした。すみません!❋
(。>д<。)💦
❋次話は新作になります❋
33
お気に入りに追加
311
あなたにおすすめの小説
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!
廃妃の再婚
束原ミヤコ
恋愛
伯爵家の令嬢としてうまれたフィアナは、母を亡くしてからというもの
父にも第二夫人にも、そして腹違いの妹にも邪険に扱われていた。
ある日フィアナは、川で倒れている青年を助ける。
それから四年後、フィアナの元に国王から結婚の申し込みがくる。
身分差を気にしながらも断ることができず、フィアナは王妃となった。
あの時助けた青年は、国王になっていたのである。
「君を永遠に愛する」と約束をした国王カトル・エスタニアは
結婚してすぐに辺境にて部族の反乱が起こり、平定戦に向かう。
帰還したカトルは、族長の娘であり『精霊の愛し子』と呼ばれている美しい女性イルサナを連れていた。
カトルはイルサナを寵愛しはじめる。
王城にて居場所を失ったフィアナは、聖騎士ユリシアスに下賜されることになる。
ユリシアスは先の戦いで怪我を負い、顔の半分を包帯で覆っている寡黙な男だった。
引け目を感じながらフィアナはユリシアスと過ごすことになる。
ユリシアスと過ごすうち、フィアナは彼と惹かれ合っていく。
だがユリシアスは何かを隠しているようだ。
それはカトルの抱える、真実だった──。

この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。
鶯埜 餡
恋愛
ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。
しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。

[完結]裏切りの学園 〜親友・恋人・教師に葬られた学園マドンナの復讐
青空一夏
恋愛
高校時代、完璧な優等生であった七瀬凛(ななせ りん)は、親友・恋人・教師による壮絶な裏切りにより、人生を徹底的に破壊された。
彼女の家族は死に追いやられ、彼女自身も冤罪を着せられた挙げ句、刑務所に送られる。
「何もかも失った……」そう思った彼女だったが、獄中である人物の助けを受け、地獄から這い上がる。
数年後、凛は名前も身分も変え、復讐のために社会に舞い戻るのだが……
※全6話ぐらい。字数は一話あたり4000文字から5000文字です。

【完結】真実の愛のキスで呪い解いたの私ですけど、婚約破棄の上断罪されて処刑されました。時間が戻ったので全力で逃げます。
かのん
恋愛
真実の愛のキスで、婚約者の王子の呪いを解いたエレナ。
けれど、何故か王子は別の女性が呪いを解いたと勘違い。そしてあれよあれよという間にエレナは見知らぬ罪を着せられて処刑されてしまう。
「ぎゃあぁぁぁぁ!」 これは。処刑台にて首チョンパされた瞬間、王子にキスした時間が巻き戻った少女が、全力で王子から逃げた物語。
ゆるふわ設定です。ご容赦ください。全16話。本日より毎日更新です。短めのお話ですので、気楽に頭ふわっと読んでもらえると嬉しいです。※王子とは結ばれません。 作者かのん
.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.ホットランキング8位→3位にあがりました!ひゃっほーー!!!ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる