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おまけ(攻視点)
しおりを挟む「ウケる。北中のボスも恋したらこんな風になるわけだ」
ニヤニヤ笑う悪友の顔を睨みつけながら、俺はストローを歯で噛みついた。
「…恋じゃない」
「恋だろ?どう考えても。バカじゃないのに頑固なのは相変わらずだなぁ」
目を細めて笑うのはこの一帯の俺達の世代で一番のワル、雨宮である。名前と顔はキレイだがやることは容赦がなくえげつない。非行を重ね少年院に入れられたが、そこの指導員だとかに救われたとかなんとか言って戻ってきた。
「とりあえずお前が告白してその子と付き合う。はい終わり」
「出来るわけないだろ」
「はぁ……頑固すぎるのも困り物だね。僕みたいに素直に生きた方がいいよ?」
やれやれといったように肩を竦める雨宮に苛立ちが増す。この男は俺の事を弄びたいだけなのだからタチが悪い。今もそう。こいつは貸しを作りたいだけなのだ。
「うるさい、死ね」
そう言いながら3個目のバーガーの包み紙を剥がす。雨宮はニヤニヤしながらそれを見つめていた。
「何がネックなワケ?それとも高校デビューして、爽やかイケメンキャラにでもなったワケ?あ、無理か。お前根暗だもんね」
「殴るぞ」
俺が睨みつけると雨宮は愉快そうに笑った。イラつく。こいつと居ると調子が狂うから苦手だ。
「……別に、ただ他人を信用出来ないだけだ」
そう言うと、雨宮はコーヒーのストローを口に咥えたまま動きを止めた。そしてニヤリと笑う。何を考えているのか分からない不気味な笑い方だ。嫌な予感しかしない。俺は早々に席を立とうとしたのだが遅かったようだ。雨宮は俺の腕を掴んできた。
「なんだ?」
「いーこと思いついた。勇気のない北川クンをこの僕が応援してあげよう」
「断る。離せ」
雨宮は俺の腕を引っ張ると顔を近づけてきた。吐息がかかりそうなくらい近い距離に顔がある。嫌悪感丸出しで睨むも、彼は全く動じず楽しそうに目を細めたままだ。
「まあそう言うなって。今のままじゃダメになるって北川クンだって分かってるワケでしょ?」
「………」
図星だった。
俺は自分で大学に行く費用を工面しなければならない。そのためには無償の奨学金制度を利用出来る成績を取り続ける必要がある。だが。
『北川君!一緒に帰ろ♡』
千秋の顔を思い出すと、思わず身体が強張る。女顔負けの整った顔をふにゃりと笑って、男にしては高くて柔らかい声で俺の名を呼ぶ。
『北川君?どうしたの?』
千秋が俺を見る度に心臓が跳ねるのを、こいつは知らないだろう。
「チッ……」
思わず舌打ちが出る。俺は自分の感情が分からなかった。ただ分かることは、あいつが俺にまとわりつく限り、俺はあいつの事を忘れられないということだけだ。
(クソッ……)
俺は苛立ちをぶつけるようにハンバーガーに齧り付いた。そしてそれを咀嚼しながら考える。どうすればこの気持ちを捨てることができるのか。居たらイライラするが、居ないともっとイライラする。
それだけならまだいい。集中しようとすればするほど、あの能天気な顔がチラついて、頭から離れないのだ。
(…鬱陶しい)
「恋愛ってよいものだよね~。俺も救われた。認めてしまえば楽になる」
「………」
俺は雨宮を睨みつけた。悔しいが一理ある。
俺は千秋が好きなのだろう。
それも、かなりの、重症で。
だが、それを他人に指摘され暴露される状況は、腹が立って仕方ない。この男がヘラヘラと笑っているのも腹が立つ。
「北川クンったらこわ~い!まあ安心してよ、ちゃんと上手くいくって」
「……どういうことだ?」
嫌な予感しかしなかった。こいつがこういう笑い方をする時は決まってろくでもない事を考えている時だ。
「要は、脈アリか脈ナシなのが分からなくて告白出来ないってワケでしょ?」
「…は?」
なんでそうなる。
「ま、わかるよ~?いくら強面鬼怖な北川クンに子犬のように懐いてるハートの強い鈍感無謀な子とはいえ、自分にえげつない性欲を抱いてると思ったらさすがに怖がるよね。でも安心して?これなら、告白して振られちゃったらどうしよう!って悩んでるプライドの高い北川クンにとってもいい案だから」
「要らん」
俺にも千秋にも失礼すぎる発言に席を立とうとしたのだが、雨宮は腕を掴んで離そうとしなかった。
「まだ話は終わってないよ?それに食べかけじゃん。もったいない。ちゃんと食べなよ」
「お前に言われなくとも食べる。離せ」
だが、雨宮は一向に手を離そうとしない。それどころか更に力を込めてきた。腕が痛い。こいつ。
「ふざけるのも大概にしろ……!」
俺が怒鳴ると、雨宮はパッと手を離した。
「そんな大きな声出すと、目立っちゃうよ?いいの?キミの学校の人もいるんじゃない?」
「……どうだっていいだろ」
確かにここは俺の学校の生徒が多そうだ。だが、だからなんだと言うんだ。
「せっかく僕が君の恋を応援してあげようとしてるのに」
「……余計なお世話だ」
明らかに恩を売るつもりなのが透けて見える。だが、こいつの口は閉じることがない。
「要はその好きで好きで仕方ないクラスメイト君がキミのことを好きなら、僕の言った通り、告白して付き合ってハッピーエンドだ。だけどもし違ったら?」
「…アイツを殺して俺も死ぬ」
「わぁお、情熱的」
雨宮はケラケラと笑った。何がおかしいのか全く分からない。死ぬ程恥ずかしいし、生きていける気がしない。
「まあ、それは置いといて。そもそもその子が同性愛に理解ある子かどうか分からないわけでしょ?だから…」
す、と目を店内に向けると、顔を近づけてきた。敵意がなかったから、動くのが遅かった。
「…は?」
「…え、アイツら、マジで?」
遠目からはキスでもしてるように見えたのだろうか、様子をうかがっていた他の客たちが騒ぎ始めた。そして俺と雨宮を見比べる。
「北川クンに男の恋人がいるって話を聞いて、その子がどんな反応するかでわかるんじゃない?」
ここは奢るしさ、ね?と相変わらず不敵な笑みを浮かべる雨宮に、俺はため息をついた。
「……好きにしろ」
「じゃあ決まり。さ、どう出るか楽しみだね」
そう言って笑う雨宮は心底楽しそうだった。だが、この時の俺は知らなかった。この選択が後に大きな後悔を生むことになるなんて。
***
千秋は人気者だ。女よりも整った中性的な顔つき、明るく人好きのする性格。それでいて、いざという時は矢面にも立つ。そんな千秋が俺にベタベタしていることをよく思ってない連中はたくさんいるらしい。それが証拠に、俺と雨宮のキス未済画像は瞬く間に広まっていた。
「…暇なのか?」
そんな話題にすることなのだろうか。俺には理解が出来ない。遠回しに自分の周りがざわつく状況にうんざりした俺は雨宮宛に『殺す』とメッセージを送った。すると、すぐさま返事が返ってきた。
『いいじゃない!後は北川クンの気になるあの子の反応も教えてね~』
おちょくるような絵文字にスタンプが送られてきて、俺は大きな舌打ちをした。
「はぁ……」
頭を抱えると、俺は机に突っ伏したくなる。千秋の反応?なんだそれ。部活のない日は声をかけてきていつも通り一緒に帰ろうと言ってくるに違いない。俺はそう思っていた。だから、放課後、いつも通り帰ろうとする俺を引き止めに来なかった時、俺の心は静かに、だが内心は大荒れしてしまった。
***
それからと言うもの、俺の機嫌は悪くなる一方だった。避けられている、という実感が強まっていく。イライラする。雨宮に伝えたが返事は「二人きりで話せばいい」というふざけたものだけだった。避けられてるんだが?イライラは募る。男と付き合っている、と噂されて距離を置かれ、避けられるまで雨宮の作戦なのか。苛立ちは募る。
だから、放課後、千秋の手を取って空き教室まで連れ出した。案の定雨宮とのことで距離を取るようにしたらしい。
『脈アリか、同性愛者に対する気持ちが、わかるんじゃない?』
雨宮の言葉が脳裏を過る。逸る気持ちを抑えながら、俺は千秋に詰め寄る。
「…どう思った?男同士だと知って、嫌になったか?」
「べ、別にそんなことは…同性同士とか、そんなことは問題じゃないよ…!」
拳を握る。それなら、恋愛対象外と言うわけではないと言うことで。
頭の中はそれでいっぱいで、その後何を言われたかあまり覚えていない。気付いたら千秋の大きな目に涙が浮かんでいた。
(まずい)
泣かせるつもりはなかった。俺はこいつの涙に弱い。慌てている間に小さく呟くと、千秋はそのまま教室を逃げるように去っていった。
***
泣かせたショックで落ちこんだ俺はその晩雨宮に「男同士に抵抗があるわけではないらしい」と報告した。するとすぐに「じゃあもう付き合っちゃえば?」と返ってきた。
「は?なんでそうなる」
「え、だって好きなんでしょ?その子のこと」
「……別に」
「またまた~北川クンってば素直じゃないなぁ」
俺は舌打ちをする。仮にそうだとしてもコイツに素直に頷きたくはない。
「で?結局いつ告白するの?」
「だからなんでそうなる」
俺はため息をついた。本当にこいつは人の話を聞かない男だ。だが、そんな奴でも俺の理解者であり唯一の友人でもあるのだから世の中は分からない。
「まあ、いいじゃない!これで陰気な北川クンもリア充の仲間入りだよ!」
「……」
こいつに相談するんじゃなかったと後悔する。そもそもこんなことになった原因は全てコイツにあるというのに。
「ま、上手くいくことを願ってるよ!僕の予想が外れたことは今まで一度もないからね」
「…チッ」
俺は忌々しげにスマホを投げる。
「くそ…」
俺は悶々とした気持ちで目を閉じる。大体、千秋があんなにベタベタしてくるのが悪い。何ならアイツの顔が学校で1番整っているのが悪い。敢えて距離を置いていた俺に「北川君は誰に対しても平等だから好き」とか言うのが悪い。俺がどれだけ内心葛藤しているなんて、知りもしないで。
『北川君!』
そう言って笑顔で駆け寄ってくる千秋は、可愛い。誰がどう見てもそう思うだろう。だが俺はそれを悟らせたくなかった。結果的に無表情の俺に、千秋はツンツンと袖を引いてきたり、腕にしがみついて来たりする。最近ではそんな行動にさえドキリとしてしまう。重症だ。こんなはずではなかった。
だからあまり反応しないようにしたり、仕返しするように意地悪をする事があるが、千秋はいつも嬉しそうに笑う。いつしか「友達だよ」と言う言葉に、段々モヤつきを感じるようになった。
(友達に対して、あんな顔で笑うだろうか)
俺は、千秋が俺以外の人間と話しているのを見るとモヤモヤする。俺だけに笑ってほしいと思うし、可愛い姿を見せたくないとも思う。こんな感情が芽生えたのはいつからだろう?少なくとも出会ったばかりの時は無かったはずだ。だが今は違う。自分だけのものにしたいという強い独占欲を感じるようになっていた。
(重症だな……)
雨宮には「さっさと告白して付き合っちゃえばいい」と言われたが、正直何をどうすればいいのか分からないのだ。もし断られたらと思うと怖くてたまらないし、今の関係が壊れるのも怖い。なのに、他の人間と一緒に楽しそうに話している千秋を見ると胸が苦しくなる。
それだけではない。もっとまずいのが、性処理をしている時だ。
『んっ……あっ、北川君……』
千秋の声と顔が脳内で再生される度に罪悪感に襲われる。千秋を想いながらする自慰行為は虚しくて虚しいだけなのに止められなかった。こんなはずじゃなかったのに。
「はぁ……」
思わずため息が出る。俺は一体どうなりたいんだ?自分でもよく分からなかった。ただ、このままではいけないという事だけ分かっていた。
『北川君……すきぃ……』
潤んだ瞳で見上げられて、理性が飛びそうになる。ダメだと思っていても身体は正直で、自分の欲に抗えない。もっと欲しいと思ってしまう。だが、それと同時に罪悪感を感じるのだ。バレてしまったら終わりだし、そもそもアイツの性的嗜好はノーマルだったら?
今の関係が崩れるのが怖い。恐ろしくてならない。そんなこと、言えるわけない。弱いところを見せたら、離れてしまうのではないか。
「くそ……」
俺は悪態をつくと、天井を仰ぐ。どうすればいいのか分からない。ただ分かるのは、このままではいけないという事だけだった。
***
「友達だから、恋人ができたこと、お祝いしないとダメなのに…」
翌日。避けられまくっていたがたまには役に立つ教師のお陰で千秋と二人きりになった放課後。俺は千秋の一言に凍りついていた。
「好きになって、ごめんなさい…」
ぽろぽろ涙が落ちる。あまりに呆然としすぎて、コイツは涙すら甘いんじゃないかと言う気さえした。それくらい俺は混乱していた。フリーズしたまま、こんな場所で言うつもりなんてなかったのに、泣いている千秋の姿に催眠術にでもかかったように気付いたら抱きしめてキスをしていた。
「え!?なになにどうし…んっ!?」
千秋は混乱したが、俺の方が混乱していた。
(千秋は、俺が、好き…!)
噛みしめるよう頭の中で繰り返す。そして、千秋の唇の感触に、俺はやっと我に返った。
「きっきききき北川く……!?」
「俺も好きだ」
「は?」
「だから、お前が好きだと言っている」
「え?は?」
さっきまで泣いていたのが嘘のように千秋はキョトンとしている。
「だって恋人いるって…」
「あれは嘘だ」
「うそぉお!?」
今度は目を大きく見開いて驚く。くるくる変わる表情は見ていて飽きないが、少しだけやかましい。
「うるさい」
「むぐっ!」
もう一度キスをすれば、千秋は顔を赤くして固まった。
「おい」
「……」
返事がないことに不安を覚えて引き離すと、そこには見事に茹で蛸のようになった千秋がいた。その反応を見て、自分の中に愛しさが溢れてくるのが分かる。
「…僕、北川君の側にいていいの?北川君の邪魔にならない?」
「当り前だ」
「北川君……っ!」
再び抱きつかれるが、今度はしっかりと受け止めることができた。そしてそのまま見つめ合うとどちらからともなく唇を重ねたのだった。
***
千秋と付き合うようになったことを、雨宮に知らせるべきか悩んだが、嫌な予感がしたので結局言うのを辞めていた。絶対ややこしいことになるからだ。だけど、俺の嫌な予感は当たる。
学校帰りにふらりと現れた雨宮に、俺は眉をしかめる。
「付き合ったの?おめでとう」
連絡くれないなんてひどいじゃん?と言って笑うが、その目には単なるお祝い以外のものが宿っている気がしてならない。
「それで、どこまでやったの?」
「…な!」
それも千秋と並んでいる最中に出くわすなんて確信犯のように思えてならない。ニヤニヤ笑う雨宮を睨みつける。案の定、千秋は少し面食らって、きょろきょろと俺と雨宮を見比べていた。
「北川君、この人は?」と言いたいのを堪えてるのか、居心地悪そうにしている。
「あー……その、コイツは……」
何と紹介するか迷った挙句、雨宮を指差してこう言った。
「…ただの知人だ」
苦し紛れにそう言ったが、千秋は納得していないようで「え?でも」と言いかけたのを雨宮が遮った。
「北川クンのお友達。雨宮です。よろしく」
そう言って手を差し出す雨宮に一瞬躊躇った後、千秋もおずおずと握手をした。苦々しい気持ちでいると雨宮が笑う。
「あはは、怖い顔しないでよ。取って食いやしないって」
「うるさい、黙れ」
思わず険のある言い方になるが、雨宮は気にしていないようで相変わらずヘラヘラしている。
「ふーん…メイド姿の写真は見たけど現物も美人じゃん、千秋君」
「え!?」
「あ、変に怯えなくて大丈夫。コイツのスマホの待受見ただけだから」
「雨宮!」
確かに俺のスマホ画面の待受はメイド姿で撮ったツーショだが、それをこいつに見られたくはなかったし、暴露されたくもなかった。
「え、北川君まだアレ使っててくれてるの!?」
「………」
俺は頭を抱えたくなった。まだ付き合う前、文化祭で千秋の悪ノリに付き合わされ女装をさせられた時に撮った写真を「待受にしてね♡」と設定させられたものを使っていた。悔しいが、メイド姿の千秋が可愛いから変更する気になれなかったし、それがバレたくなくて誰にもスマホを触らせていなかったのに。
「うわ~……嬉しい……」
「ぐ…」
そう言って照れる千秋が可愛らしくて堪らない気分になる。俺は堪らず抱きしめようとしたが、その前に邪魔が入った。
「はいはい。お熱いのは分かったから。ま、順調そうで良かったよ」
ニヤニヤ笑う雨宮の存在に、俺は危うく青筋を浮かべそうになる。
「…協力した甲斐があったよ」
そう言って雨宮は一歩俺に近づいてくる。制服を着崩した雨宮は、いつもより大人っぽい色気を漂わせていた。
「これからも、仲良くしようね?北川クン」
耳元で囁くように言われた言葉に思わず後退りそうになるが我慢した。不安そうな顔をしていた千秋が、顔を険しくさせるとずいっと俺と雨宮の間に入り込んだ。
「北川君に、そんな風に近づかないでください!」
「え?なんで?」
キョトンとする雨宮に、千秋は更に詰め寄る。
「だって、北川君は僕の彼氏ですもん!だから、そんな風にベタベタしないでください!」
(か、可愛い)
俺は思わずニヤけそうになったが慌てて表情を引き締めた。だがそんな俺の努力も虚しく、雨宮はニヤニヤしながら俺を見た。
「へぇ…?良かったねぇ、北川クン?」
「…うるさい、さっさと消えろ」
「はいはい。じゃ、またね?北川クンは貸一つ追加だよ。2人とも仲良くね~」
そう言って雨宮はヒラヒラと手を振って去って行った。残された俺達の間に微妙な空気が流れる。ちらりと千秋の方を見ると、不機嫌そうに頬を膨らませていた。
(これは……怒ってるな……)
思いつつも可愛いと思ってしまう。千秋はムッとした顔のまま俺を見上げてきた。上目遣いで睨んでくる。可愛すぎる。
(ダメだ…我慢出来ない)
可愛らしい嫉妬に俺の理性は一瞬で消え去った。
「千秋」
俺は名前を呼んだ後、そのまま顔を近づける。しかし。
「ちょ、ちょっと!」
慌てたように千秋が俺の口を手で覆うので思わず舌打ちしそうになる。その手を優しく掴むと耳元で囁いた。
「キスさせろ」
そう言うと、千秋の顔はたちまち真っ赤に染まっていった。その反応が可愛くて堪らない気持ちになる。
「な、なんで…!僕怒ってるんだからね!?あんな親密そうにして…あの人でしょ?噂になってたの…んむう!?」
ぷりぷりしている口を防ぐ。必死になってブレザーで覆われた背をポカポカ叩く千秋が可愛くて仕方ない。
「ん~~!んん~~!!」
しばらく抵抗していたが、次第に力が弱まってきた。そろそろかと思い解放してやると、千秋は涙目で睨みつけてきた。
「もう!何するのさ!」
「キス」
「そういうことじゃなくて!」
「……嫌だったか?」
そう聞くと、千秋は少し迷ったような素振りを見せた後小さく呟いた。
「……い……やじゃないけど……」
その言葉に思わず口元が緩んだのが分かった。そんな俺を見て千秋の顔がますます赤くなる。
「な、なに笑ってるの!?僕は怒ってるんだからね?」
「悪い」
「思ってないよね!?てか、なんでその…お、おっきくなってるの…!?僕怒ってるんだよ!?おかしいよ!」
そう言って千秋は俺の下半身を指差す。
「お前が可愛いからだろ」
「え!?なにそれ、意味わかんない……やっ!」
俺は千秋の手を掴みそのまま壁に押し付けた。そして耳元で囁いた。
「責任取れよ?」
「……ちょ、ちょっと待って……!」
慌てふためく千秋に構わず唇を奪う。最初は抵抗するように俺の胸を叩いていたが次第に大人しくなり素直に受け入れ始める。その様子が可愛くてついつい激しく貪ってしまう。歯列をなぞり上顎を舐め上げるとビクッと反応した。しばらくすると苦しくなったのかドンドンと背中を叩かれたので解放する。千秋は涙目で睨みつけてきた。
「ひどい……!息できなかっ……んうっ!?」
文句を言われる前に再び口を塞いだ。今度は先程よりも優しく触れるだけのキスをすると千秋は蕩けたような表情で見上げてくる。その目は潤んでいてとても色っぽかった。
(やばい)
そんな目で見上げられて我慢できるはずがなかった。俺はキスを止めると同時に千秋の下半身に手を伸ばした。
「ちょ!何して……!」
慌てて離れようとする千秋の腰を抱き寄せ固定するとそのままズボンの中に手を突っ込む。下着越しに優しく揉むとビクビクッと反応しているのが分かった。
「や、やだ!やめてよぉ……!」
必死に抵抗するが力が入らないらしく殆ど抵抗できていない。俺は構わず行為を続けた。暫くそうしていると次第に声が甘くなり始めたことに気づく。
「ふ……ふぁあ♡んん♡」
感じているようだ。その証拠に俺を見上げる瞳には熱が籠もっていた。もっと快楽を与えてやろうと思い直接触ってやると一際大きな声で喘ぐ。
「お、お願い…♡もう、やめて…♡♡」
「ね…?」と荒い呼吸で可愛い顔をして抵抗する千秋に俺は少しだけ手を止める。
「つ、続きはお家でちゃんとしたい…僕、北川君と2人でゆっくりしたいよ……」
そう言って上目遣いで見上げてくる千秋に俺は思わず唾を飲み込む。
(くそ……可愛いな)
だが、同時に物凄くムカムカした。俺以外の奴らがコイツを可愛いと言ったり愛でたりすることに腹が立つ。
「早く2人きりになりたいの。ね?何でもするからぁ…」
そう言うと千秋は顔を赤らめて俯く。
「…約束だからな」
「うん…」
真っ赤な顔で俯いたままコクンと頷く。俺はそんな千秋の手を引いて家へと向かった。
***
「た、確かに何でもするって言ったけど……」
「嫌か?」
そう聞くと、千秋は顔を真っ赤にして首を横に振る。「コスプレセックスしたい」と言う俺の無茶振りに、恥ずかしそうに千秋は「じゃあこれ…」と選んだ衣装がこのメイド服だった。俺はクスッと笑うと再びキスをしようとしたのだが、ふとあることを思い出したのでやめた。不思議そうに見つめてくる千秋に尋ねる。
「そういや、なんでメイドだったんだ?」
そう言うと千秋は一瞬戸惑った様子を見せた後に小さく呟いた。
「……だって、北川君、待受にしてくれるって…こういうの好きかなって思って……」
そう言って恥ずかしそうに目を逸らす仕草が可愛くて思わず抱きしめてしまいそうになるが何とか堪える。そして代わりに耳元で囁いた。
「似合ってる」
「……そ、そうかな……?」
「ああ。可愛い」
素直に感想を言うと千秋の顔が赤くなった。照れているのか俯いてしまうので俺は顎を掴んで上向かせるとそのまま口付けた。最初は驚いた様子だったが、すぐに受け入れてくれて、積極的に舌を絡ませてくる。俺はそれに応えるかのように激しく貪った。暫くして口を離すと、千秋は恥ずかしそうに身を捩らせた。
「もう……北川君ってば、えっちなんだから」
そう言って頬を膨らませる仕草も可愛いと思いながら、再びキスをする。今度は優しく啄むように何度も口付けると次第に力が抜けてきたのか、蕩けたように体を預ける。抱きとめながら、腰を抱き寄せ隙間から手を滑らす。
「んん……♡」
ビクッと反応したが抵抗はされなかった。それどころか俺の手の動きに合わせて自ら腰を動かして擦り付けてくる始末だ。俺は内心苦笑しながらも行為を続けることにした。
「あ、そこぉ……きもちぃ……」
服の上から乳首に触れると甘い声を出す。そのまま摘んでコリコリするとビクビク反応するのが面白くて何度も繰り返すうちにすっかり硬くなったそれを引っ張るようにして引っ張ると一際高い声で鳴いた。
「ああんっ!ダメぇ……!ちくびとれるぅ……!♡」
「取れるわけないだろ」
呆れながらそう言うと千秋は潤んだ瞳で睨んできた。だが、全く怖くはない。むしろ逆効果だ。
「北川君の力が強すぎるの!もう!ダメなご主人様なんだから!」
メイドになりきって怒る千秋に俺は思わず吹き出した。
「なら、どうしたらいい?教えてくれ」
そう言うと千秋は少し考えた後、俺の首に腕を回してきた。そして耳元で囁くように言う。
「優しくして?そうしたら、とっても気持ち良くしてあげるから♡」
そう言って妖艶に笑う千秋に、俺はゴクリと喉を鳴らした。
「分かった」
そう言うと、千秋は「よく出来ました♡」と微笑むと「よいしょっと」と俺の前に跪く。
「それじゃあ、よくしてあげるね?」
そう言って千秋は俺のズボンのチャックを歯で噛むとゆっくりと下ろしていった。その行為だけでも興奮してしまいそうになる。そして、下着から俺のモノを取り出すとその大きさに一瞬驚いたようだったがすぐに笑顔になった。
「わぁ……すごいね…♡」
そう言いながら舌を出してペロリと舐めるとそのまま口に含む。温かい感触に包まれて思わず声が出そうになったが何とか堪えた。そんな俺の様子に満足したのか、千秋は更に深く咥え込み吸い上げるようにする。
「んっ……んぶっ♡」
苦しそうにしながらも懸命に奉仕する姿が何とも可愛らしくて堪らない気持ちになる。喉の奥に当たる度苦しそうな表情を浮かべるが決して離そうとしないあたり、かなり苦しいはずだ。だがそれでも止めようとせず、寧ろより強く吸い付いてきたため俺は耐えきれずそのまま射精してしまった。
「くっ…!」
「んっ……!げほっ!」
咳込みながらも全て受け止めてくれたようで、千秋は満足げな表情を浮かべていた。そしてゴクンと音を立てて飲み込むと妖艶な笑みを浮かべる。
「…ごちそうさまでした♡」
そう言ってぺろりと舌なめずりする仕草があまりに色っぽくて思わず見惚れてしまう。そんな俺の視線に気づいたのか千秋は恥ずかしそうに身を捩らせた。
「あ……あんまり見ないで……♡」
顔を背ける仕草も可愛くて堪らない気持ちになる。俺はゆっくりと手を伸ばすとスカートの中に手を入れた。ビクッと反応を示す。
「やっ!そこはダメぇ…♡」
慌てて俺の手を押さえようとするが構わず続けることにした。下着まで女性物だったようで、滑らかな肌触りを楽しむように撫でてやると千秋はビクビク震えながら甘い声を上げた。
「あぁん!そこぉ…だめだよぉ…♡」
可愛らしい姿に勃起したペニスの組み合わせは、まるで男を誘う為の下着のようで酷く扇情的だった。俺は誘われるまま、スカートを捲り上げて手を入れると下着越しにそれを撫でる。
「もう♡ダメで……あん!♡」
「メイドがダメなんて拒否出来るのか?」
そう言うと千秋は顔を赤くする。しかし、すぐに笑顔になると俺の首の後ろに腕を回してきた。そして耳元で囁くように言う。
「…意地悪」
そう言って微笑む千秋に、俺は思わず唾を飲み込む。エロくて可愛いメイドに、俺の理性はあっという間に崩壊した。
「あっ♡あんっ!やだぁ……そんなにしたらぁ……僕、壊れちゃうぅ♡」
スカートを捲り上げ、下着を剥ぎ取り露にしたそこを掴んで刺激する。既にそこは先走りでぬるぬるしていた。
「メイドのくせにこんなに濡らして感じてるのか?この変態」
耳元でそう囁くと千秋は恥ずかしそうに身を捩らせ、むっと頬を膨らませる。だが、目を妖しく細めて少し笑いながらこう呟く。
「ごめんなさい、旦那さま…」
千秋の『旦那さま』と言う一言に、目の前が真っ赤になる。
「お前は、本当に…!」
俺は我慢出来ずにそそり勃ったペニスを取り出すとそのまま押し倒して挿入する。
「んぁあああ…♡い、いきなりぃ♡」
突然の挿入にも千秋の体は悦びに震えていた。中は熱く、きゅうきゅうと締め付けてくる。俺は腰を動かしながら覆いかぶさるようにしてキスをする。舌を入れるとそれに応えるように絡ませてきたので更に深くする。
「ん……ちゅ……♡」
唾液を流し込むとコクンと音を立てて飲み込む姿がとてもいやらしく感じた。そのまま何度も角度を変えながらキスを続ける。その間も腰の動きを止めず打ち付ける速度を上げる。メイド服のままの千秋もノリノリで、嬉しそうに俺の首の後ろに腕を回してきた。
「んっ♡ふぅっ♡」
息継ぎの合間に漏れる声が堪らない気持ちになり、ますます興奮してしまう。そのまま激しく突き上げ続けると限界が近いのか千秋の中が痙攣し始めたのが分かった。それに合わせるようにしてラストスパートをかける。
「ふぁあ♡もうらめぇ♡イクっ!イッちゃいますぅ!」
一際高い声で叫ぶと同時にナカが激しく収縮する。同時に俺も絶頂を迎えた。ドクンドクンと脈打つ感覚を感じながら全て出し切るために緩く動く。
「ふぁあ…♡旦那さま、すごぃい…♡」
はぁはぁ息を荒げながら、千秋はうっとりとした表情で呟いた。
「まだだ」
そう言って再び動き始めると千秋は慌てたように声を上げた。
「ま、待って!今は無理ぃ!」
しかし俺は構わず続けることにした。一度出したくらいでは治らないほど興奮していたからだ。
「うるさい。煽るお前が悪い」
そう言って再びピストンを始める。先ほど出した精液のおかげで滑りが良くなっていた。パンッ、パァンッと肌と肌がぶつかる音が響く中、俺は千秋を抱き寄せるとそのまま対面座位の体勢になる。
「ひゃあん!深いよぉ♡」
自重により深くまで突き刺さるため千秋はビクビク震えていた。しかし俺は構わず下から突き上げるように動く。その度に千秋の口から甘い声が上がった。
「あんっ♡だめぇ、これすぐイっちゃいそぉ……♡」
「好きなだけイケばいいだろ?」
そう言って更に激しく打ち付けると、千秋は俺の首に腕を回して抱きついてきた。そして耳元で囁くように言う。
「好き……大好きぃ……」
そんな可愛い事を言われ、我慢できるはずがなかった。
「あ、あげないもん…さっきの人になんか…僕の方が好きなんだから…んぅ♡あっ!またおっきくなってるぅ♡」
可愛いらしい千秋の嫉妬に、俺の理性は完全に吹き飛んだ。抱き寄せ、再びベッドに押し倒す。
「ひあっ♡」
そのまま覆いかぶさるようにして抱きしめると激しく腰を動かした。千秋はビクビク震えながら背中に手を回してきた。
「あんっ♡だめぇ……そんなにしたらぁ……♡」
パンパンパンッと肌のぶつかる音が響く中、俺は容赦なく責め立てた。その度に甘い声を上げる千秋に興奮し、さらに動きを速める。
「やぁん!激しいぃ……!壊れちゃうぅ!」
そう言いながらもしっかりと抱きついてくる千秋に愛おしさが込み上げてくる。全てをぶつけるかのように激しく突き上げると千秋は背中を弓なりに反らして達した。同時に中が激しく痙攣し、まるで搾り取るように締め付けてくる感覚に俺も耐えきれず再び中に射精する。
「ふぁあ♡もうらめぇ……僕、もう無理ぃ……♡」
そう言いながらも俺の腰に足を絡ませて離さない千秋に思わず笑みが溢れる。
「まだだと言っただろ?」
そう言って再び動き始めると千秋は慌てたように言った。
「ま、待って!僕もう無理、本当無理ぃ……!」
だが俺は気にせず続けた。先程よりも激しい動きで責め立てると千秋はビクビク震えながら喘いだ。
「ひゃあん!深いよぉ♡」
そう言って背中に回した手に力を込めてきたことに愛しさが込み上げてくる。そのまま激しく打ち付け続けると、次第に絶頂が近づいてきたのか千秋の中が激しく痙攣し始めたのを感じた。それに合わせるようにしてラストスパートをかけるべく動きを速めると千秋の口から悲鳴のような声が上がった。
「ふぁあ♡だめぇ……僕もうイっちゃうぅ…もうイくのやだぁ…♡怖いよぉ…♡」
そう言いながらも、千秋は俺に抱きついて離れようとしなかった。
「嘘だな」
(健気過ぎるだろ…くそ!)
その行動に愛おしさを感じながらラストスパートをかけるべく更に動きを激しくする。パンッ!パァンッと肌と肌がぶつかり合う音が響き渡り、それと同時に結合部から愛液が飛び散りシーツに大きなシミを作るがそんなことは気にならなかった。今はただ目の前の愛しい存在を自分のものにしたいという気持ちでいっぱいだった。そしてついにその時が来た。
「出すぞ……!」
そう宣言して思い切り突き上げると、千秋の体がビクンッと跳ね上がった。同時に中が強く締まり搾り取られるように締め付けられる感覚に俺も堪らず射精した。
「ふぁあ♡熱いの出てるぅ……北川君のせーえき、おなかの中にいっぱい出てるぅうう♡」
恍惚とした表情を浮かべながらビクンッビクッと痙攣する千秋に愛しさが募る。全てを出し切るとゆっくりと引き抜く。コポリと音を立てて白濁液が溢れ出した。その光景を見て再び下半身が熱を持つのを感じた俺はそのまま覆い被さるようにしてキスをした。
「んむぅ…♡ちゅ……ふぁ……♡」
舌を絡め合いながらキスを続けるうちに再び硬さを取り戻したペニスを見て千秋が驚いたように言った。
「え!?嘘、なんでぇ……?」
「お前が可愛いすぎるのが悪い」
そう言ってもう一度挿入しようとすると、千秋にやんわりと止められる。
「ダメ。僕限界だから、お手々でよしよししてあげるね…♡」
千秋はそう言うと俺のペニスを握り上下に動かし始める。まるで子供をあやすかのような優しい手つきにドキッとする。
「旦那さまのおちんちん、おおきくて熱いですねぇ…♡」
そう言いながら先端部分を指先で刺激されると、思わず声が出そうになる。しかし何とか我慢していると今度は亀頭部分を掌全体で包み込み、円を描くように動かしてきた。その快感に堪らず腰を引くと「だーめ♡」と言って引き寄せられてしまう。
「…くっ!」
再び手コキを始めた千秋に俺はあっさりと限界を迎えた。勢いよく発射された精子が千秋の顔にかかると嬉しそうに笑った。
「わぁ、いっぱい出たね~♡」
そう言って顔にかかった精液を指で掬う。そしてそれを口に運ぶと、美味しそうに飲み込んだ。その姿があまりに淫らで思わず見惚れてしまう。
「んっ……ごちそうさまでした♡北川君のミルク美味しいね♡」
そう言って微笑む千秋を見てまた下半身が熱くなるのを感じた。
「おい…」
「ふふっ♡ごめんね、でも本当、北川君のおちんちんすごいね…同い年とは思えないや」
千秋は軽くツン♡と突くと「ね?お風呂借りていい?」と聞いてきた。
「ああ……」
そう答えると、千秋は嬉しそうに笑って風呂場へ駆けて行った。俺はそれを見送っていたが、そのままにさせておくのもと思い、ため息をついて立ち上がって後を追う。
「や、後処理するから北川君は来ないで!」
「手伝ってやるだけだろ」
「いいの!恥ずかしいから!そ、それに、北川君、僕のお尻目当てでしょ!」
「はぁ?」
「だって……まだその…大きいし…」
「……お前な」
そう言って呆れながらもメイド服に隠された千秋の尻を見る。裾を摘んで捲り上げると、確かに少し赤くなっているが、それがまたエロいというかなんというか。俺は思わずゴクリと唾を飲み込む。そんな俺の様子に気づいたのか千秋は慌てて言った。
「だ、だからダメ!絶対ダメだからね!」
そう言って風呂場へ入って行く千秋を見送りつつ俺は小さく呟いた。
「俺の恋人が可愛過ぎる」
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