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「ごめ、なさ、きたないの、」
膝の間に座っている僕の恋人の先っぽは、テラテラとした先走りで覆われている。
 なんだよ自分でオナニー出来ないって。何だよおしっこが漏れそうって。もう社会人で何も後ろめたく思う必要なんてないのに、何だか悪いことをしている気分になる。今日は1日目だから手を出さないようにしていたのに、台無しではないか。
 ぐずぐずと顔を真っ赤にしながら目をギュッと閉じて腹を押さえている姿。すっぽんぽんの、すりすりと擦り合わせる筋肉質な足に何とも思わないわけがなく。
「早くしーしーしたいね、苦しいね」
わかりやすくビクンと跳ねる体。ぱんっぱんに膨れた男性器の先は皮が被っている。
「痛かったら言ってね」
人差し指と親指で作った輪っかの中にフィットするソレは、上下軽く擦っただけでトロトロと先が濡れる。
(めちゃくちゃ感度良いじゃん)
アッアッと漏れる吐息は押さえる気配がない。無意識か、余裕がないか。
「っ、でぅ、」
健康な体から出る不健全な音。くちゅくちゅと先を人差し指でなぞった。
「ぁっ、」
果てる時はは案外気の抜けた声だった。手の中に広がる熱くて粘っこい感触が合図で、くたりとした可愛いサイズが手の中におさまる。
「…………ぁっ、といれ、」
だらりとしていたのは束の間、びくんとわかりやすく体の跳ねさせた大河くんは、四つん這いになって動けなくなってしまう。
「っ、といれ、といれぇ、」
つぅ…と足に一筋が垂れたのが見え、近くにあったタオルを彼の股間に押しつけた。
「ぁ、ァぁあ…」
みるみるうちにあたたかくなるソレ。全部出してしまいな、の意味を込めてお腹をさすってやるが、流石の腹筋というべきだろうか。引き締まった尻を何度も振って止めてしまう。
「といれ、いって、きま、」
尻を突き出して、お腹を何度も捩りながら。尻の穴までもが見えてしまいそうで、自分に息子が爆発しそう。
「っくぅうううう、」
後ろから見える、お尻フリフリ太ももくねくねダンス。あんなに鍛え上げられた腹筋なのにあんなに苦しめられてしまう尿意はどれほどまでなのだろう。代謝の良い彼らしいといえばらしいが。
「っはぁあああああっ、」
じょおおおっっっ!!!!
けたたましい放尿音に混じる、気持ちよさそうな声。尻から足まで丸見えで、さっきの四つん這いの時の尻の穴を思い出す。
 限界だった。
「ふぁあ…しゅっきりしたぁ…」
「…煽ってる?」
「っへ、え!?」
おしっこが終わってボーッと立ち尽くしている大河くんの足を閉じさせる。
「今日は我慢しようとしてたのに。足借りるよ」
「はぇ!?え、え!?」
ぐっとお腹を押すと、じょろろろ…と残りが溢れた。このことに恥ずかしそうにしている彼だが、そんなものにはかまってられない。
「んぁっ!?」
自身のビンビンになったソコを太ももの間に滑り込ませる。
「ぁっ!?、ああっ、なにっ、っふぁああっ、」
「素股。大河くんだけきもちよくなるなんてっ、ずるいっ、」
「ぁ、なにっ、ぬるぬるっ、ぁああん!!!」
ビュッと白い液体が便器に落ちる。冷静になったのは束の間。
「っ、また、ちんこへんっ、」
おしっこを沢山出した健康的な大河くんのおちんちんはまた、ムクムクと起き上がっている。真っ赤な顔にまた、劣情が沸いてしまう。いじめたい。もっと泣かせたい。もっともっともっともっともっともっと。パチンと脳みそが弾けた。午前3時45分。今日はもう、寝かせない。





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