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仕返し(^ ^)
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めちゃくちゃ先輩に叱られた。人がトイレに入ってる時に入らない、とか、他の人にはやらないこと、とか。至極真っ当な説教に何も言えずに正座で、反省の意を見せた。いつも温厚な先輩でも怒るんだ、とか、ちょっと方言混じるんだ、とか、おしっこする姿、ちょっとかわいい、とか。色んな情報が頭に入ってきて、ぐちゃぐちゃ。
「ほら、もう良いから手洗ってきて。ご飯食べよう」
「え、ご飯、良いんですか…?」
あんなことしたのに。
「もう良いよ。お腹空いたでしょう?」
「…ごめんなさい…」
この人、やっぱり仏だ。
ぶるっ…
手を冷たい水に潜らせていたら、突然下腹部が重くなる。さっきの先輩のを見たから余計にしたくなったのだろう。2回洗わないといけないやつだ。
「先輩、御手洗お借りしても…」
「どうぞー」
廊下のキッチンに顔を出すと、鍋を見ている先輩。肉じゃがと味噌汁とご飯の混ざった、つまり美味しそうな匂いが体を包む。
先輩のご飯、楽しみだなぁ…さっきの申し訳なさと反省がそんな呑気なものに塗り変わってゆく。
トイレを閉めて、いつものように用を足そう、そう思った瞬間…
ガッ!!
「…え…?」
ヌッと手が現れて、エプロンを脱いだ先輩が入ってくる。
「せん、ぱい…?何を…」
「俺だけ恥ずかしい思いするのは違うでしょ?」
「いや、でも…面白くもなんにも…」
「そっくりそのまま返すよ」
ニコニコしているはずなのに、いつものふわふわした空気が感じられない。さっきの怒っている時よりも断然怖い。
「早くしないと漏らしちゃうよ?」
さっきの俺みたいにしゃがんで、下腹部をなでなでしてくる。冷え性特有のひんやりした手が、下腹をくすぐるので、押されるよりもむずむずしてしまう。
でも、これは因果応報というもの。自分のされて恥ずかしいことをしてしまった罰。男同士だし、どうってことない。そう思い込んで、性器を取り出す。先輩は何も言わずニコニコしたままソレをガン見している。
「んっ、」
さっさと済ませよう、そう力をいれるも、何故か出てこない。心臓がドキドキして、ああ、これは。
「緊張してる?かーわいい」
「ひゃんっ、ん、んん、」
ツンツンと俺の出口をつついて、チンコが揺れるのを楽しむ先輩。
「顔真っ赤。恥ずかしーの?」
「あ、あぅ、」
ちんちんの出口がくぱくぱして、今にも出そうなのに、出ない。
「やっぱ後で行きます…」
今はめちゃくちゃしたいけど、さっきの先輩みたいに漏れそう、じゃない。ご飯食べてからにしよう。
「だーめ、我慢したら体に悪いでしょ?」
「ひぃぁっ、」
いきなり立ち上がった先輩。俺の下腹部を温めるようにさすってくる。10cmの身長差。先輩の声が、息が、ダイレクトに耳元に当たって、ますます顔が熱い。
「せんぱいがっ、でてってくれたら、おしっこ、できるぅ、んひゃんっ」
「大丈夫。俺がさせてあげるから」
「ふぁ、いいですっ、じぶんで、できるぅっ」
「そうだねぇ。シュンくんはしーしー出来るいい子だもんねぇ」
先輩ってこんなに声、低かったっけ。温かい息が掛かるたび、ゾクゾクが止まらなくて、体の力が抜けて。
「ちゃんとおしっこ出して、ご飯食べようねぇ。しー、しー、」
「っふぅ、ふぐぅ、」
ぢょろ、ぢょろろろろっ…
「あぅ、っはぁぁぁっ、んんんぅ…」
じょろろろろろろろろ…
「ちゃんとできてえらいえらい」
指先に触れる腹が、熱い。顔が、耳が、体、全部、熱い。
(おしっこ、いっぱいでてるぅっ、)
頭がぼんやりして、恥ずかしいのに、気持ちいい。脳みそがとろけそう。
じょっじょろ…じゅぃ…
「っんはぁ、っはぁっ、っはぁぁっ、」
「おしっこ終わった?」
下腹部をぐいって押されるけど、もう何も出ない。
「じゃあご飯食べよっか。手ちゃんと洗ってくるんだよ?」
先輩が出ていった後も、全然動けなくて。ノロノロとレバーを回して、手を洗う。熱を持ったままの性器。デニムがパンパンで、痛い。
(鎮まれ、鎮まれ鎮まれ…)
「シュンくーん?早くこないと冷めちゃうよー?」
外から聞こえる先輩の声に負けないように、ひたすら心の中で円周率を唱えたのであった。
先輩を怒らせないようにしよう、そう心に決めた一日の終わり。
ナニカに目覚めてしまいそうな、そんな始まりの1日。
「ほら、もう良いから手洗ってきて。ご飯食べよう」
「え、ご飯、良いんですか…?」
あんなことしたのに。
「もう良いよ。お腹空いたでしょう?」
「…ごめんなさい…」
この人、やっぱり仏だ。
ぶるっ…
手を冷たい水に潜らせていたら、突然下腹部が重くなる。さっきの先輩のを見たから余計にしたくなったのだろう。2回洗わないといけないやつだ。
「先輩、御手洗お借りしても…」
「どうぞー」
廊下のキッチンに顔を出すと、鍋を見ている先輩。肉じゃがと味噌汁とご飯の混ざった、つまり美味しそうな匂いが体を包む。
先輩のご飯、楽しみだなぁ…さっきの申し訳なさと反省がそんな呑気なものに塗り変わってゆく。
トイレを閉めて、いつものように用を足そう、そう思った瞬間…
ガッ!!
「…え…?」
ヌッと手が現れて、エプロンを脱いだ先輩が入ってくる。
「せん、ぱい…?何を…」
「俺だけ恥ずかしい思いするのは違うでしょ?」
「いや、でも…面白くもなんにも…」
「そっくりそのまま返すよ」
ニコニコしているはずなのに、いつものふわふわした空気が感じられない。さっきの怒っている時よりも断然怖い。
「早くしないと漏らしちゃうよ?」
さっきの俺みたいにしゃがんで、下腹部をなでなでしてくる。冷え性特有のひんやりした手が、下腹をくすぐるので、押されるよりもむずむずしてしまう。
でも、これは因果応報というもの。自分のされて恥ずかしいことをしてしまった罰。男同士だし、どうってことない。そう思い込んで、性器を取り出す。先輩は何も言わずニコニコしたままソレをガン見している。
「んっ、」
さっさと済ませよう、そう力をいれるも、何故か出てこない。心臓がドキドキして、ああ、これは。
「緊張してる?かーわいい」
「ひゃんっ、ん、んん、」
ツンツンと俺の出口をつついて、チンコが揺れるのを楽しむ先輩。
「顔真っ赤。恥ずかしーの?」
「あ、あぅ、」
ちんちんの出口がくぱくぱして、今にも出そうなのに、出ない。
「やっぱ後で行きます…」
今はめちゃくちゃしたいけど、さっきの先輩みたいに漏れそう、じゃない。ご飯食べてからにしよう。
「だーめ、我慢したら体に悪いでしょ?」
「ひぃぁっ、」
いきなり立ち上がった先輩。俺の下腹部を温めるようにさすってくる。10cmの身長差。先輩の声が、息が、ダイレクトに耳元に当たって、ますます顔が熱い。
「せんぱいがっ、でてってくれたら、おしっこ、できるぅ、んひゃんっ」
「大丈夫。俺がさせてあげるから」
「ふぁ、いいですっ、じぶんで、できるぅっ」
「そうだねぇ。シュンくんはしーしー出来るいい子だもんねぇ」
先輩ってこんなに声、低かったっけ。温かい息が掛かるたび、ゾクゾクが止まらなくて、体の力が抜けて。
「ちゃんとおしっこ出して、ご飯食べようねぇ。しー、しー、」
「っふぅ、ふぐぅ、」
ぢょろ、ぢょろろろろっ…
「あぅ、っはぁぁぁっ、んんんぅ…」
じょろろろろろろろろ…
「ちゃんとできてえらいえらい」
指先に触れる腹が、熱い。顔が、耳が、体、全部、熱い。
(おしっこ、いっぱいでてるぅっ、)
頭がぼんやりして、恥ずかしいのに、気持ちいい。脳みそがとろけそう。
じょっじょろ…じゅぃ…
「っんはぁ、っはぁっ、っはぁぁっ、」
「おしっこ終わった?」
下腹部をぐいって押されるけど、もう何も出ない。
「じゃあご飯食べよっか。手ちゃんと洗ってくるんだよ?」
先輩が出ていった後も、全然動けなくて。ノロノロとレバーを回して、手を洗う。熱を持ったままの性器。デニムがパンパンで、痛い。
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外から聞こえる先輩の声に負けないように、ひたすら心の中で円周率を唱えたのであった。
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ナニカに目覚めてしまいそうな、そんな始まりの1日。
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