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「ちょっ、んなっ、あっ、えー…ごめんごめん、何の話だったっけ」
ゴソゴソと俺の椅子の下に潜り込み、ズボンの紐を緩めてくるコンさん。細い指が腹の辺りをクリクリと押して、パンパンに切迫している膀胱がキュンと震える。
「なっ、ぁ、」
:なになに
:オナってんの?
:イってんじゃね?
:せんしてぃぶせんしてぃぶ
「ちょっと、何してんですか…、っ、」
「配信集中したら?おしっこよりも大事なんでしょ?」
「んぅ、っふぅ、で、っふ、」
困惑していくコメント欄。先っぽまで、あったかいのがきてしまいそうな性器。耐え切れないまま俺は、ミュートボタンを押した。
無事大学を卒業した俺は、就職はせず、動画投稿者として生きていくことを決意した。その中で東京のどこかに家を借りようとしたのだけれど、なかなかいい物件がない。東さんはセキュリティのしっかりしたところでないと、大変だと言っていたし、前の家では何度も凸されたらしい。そんなこんなで中々家が決まらず悩んでいた俺に、紺屋さんが同居を提案してくれたのである。家事をする代わりに家賃を安くしてもらって、さらに防音室があって。中々の好条件。
それに、最近は。
男の欲求が溜まった時、お互いに慰め合ったり、ある時はアナルを刺激されたり。こんなの同棲じゃん、そう思うけれど、嫌じゃないし、むしろ、イイし。そんな感じで結構快適な生活をしていたのに。それなのに。
(なん、でっ、こんなことっ、)
「何するんですかっ、ほんとにっ、」
「え?ここでおしっこ済ませてあげようと思ったんだけど」
「っ、はぁ!?」
「ギシギシギシギシ。椅子の音も、モジモジしてる音も、我慢に必死な息も。ぜーんぶ入ってたよ?」
「っ、~、分かりましたよ!!ミュートしてるんで、今からトイレ行ってきます!!」
「だーめ。それに何勝手に音消してんの。視聴者戸惑ってるじゃん」
:なになに?
:どしたの?
:え、大丈夫?
一気に心配の空気が広がっていく。
「っ゛、」
ちんこを片手で押さえながら、ミュートを外す。
「あ、ぁぁ、ごめんごめん、ちょっと、あははは…っ、」
よじる腰にお構いなしに足を広げ、俺のモノを取り出すコンさん。
「っん、ん、えーっと…つ、ぎのお便り…ぁあ、途中だったか…えーっと、近所の犬がっ、先日散歩していたとき、」
じわ…
「ぁっ、」
ズボンが脱げないように、引き上げるも、手の甲をくすぐられ、力が抜けてしまう。その瞬間、ズルリとそれを脱がされて、パンツを掴まれる。
押さえていた手も、今は彼の手の中。
「あれ?おパンツ濡れてるねぇ。お漏らし寸前かな?」
囁き声が、出口を揺らす。
「~~、!!わたしはぁ、いぬがっ、にがてだったのですがぁ、」
(んんんんんっ、!!!)
何を読んでいるのか、分からない。意識の中にあるのは、2時間前に飲んだエナドリとコーヒーがたっぷり詰まっているお腹と出口だけ。思いっきり括約筋に力を入れるも、意味がない。そんな細い腕のどこにそんな力があるのか、逃れようにも腰をがっちりと固定されてるから、逃れられない。
「ひぃぅ、」
最近やっと剥け始めてピンクになった部分にピトリと当たる飲み口部分。パタ…と嫌な音が垂れた。
(やだやだやだやだ、)
おちんちん、苦しい。早くぷしゃああああってしたい。
「ゆーっくり出さないと配信に乗っちゃうよ?」
囁き声がチンコの毛を揺らす。
「んっ、えっと、いぬのっ、ですが、そのときぃっ、おしっこ、ぁ、えっと、ちがう、ぁ、ぁ、ぁあ、」
:え?
:おしっこ?
:草
:おしがま配信草
:早よトイレ行け
:草
:草
:草
「ぁあっ、えと、ちがうっ、」
じょおっ、…ぱた…ぱた…
お腹、壊れそう。出口、破裂しそう。
「ちがうっ、おしっこ、ちがうぅぅぅ、」
頭の中はもう、おしっこまみれ。ちゃんと文章を読むことさえできない。コメント欄、皆んな見てる。読まなきゃ。ミュートしなきゃ。おしっこ、おしっこが。
出る。
「ぁあん!!!」
ぷしゃあああああああああああ…
腰を人差し指でイヤらしくなぞられてしまえば、尿道は容易に緩む。
内股はピクピクして、力が入らなくて、上半身は背もたれに寄りかかって、デスクの上にある手のひらはマウスを握ったまま、間一髪に音を消す。
:え、ガチ?
:おしっこタイム?
:草
:これはもう漏らしてるだろ
:草
:草
:トイレ走った?
:え、ボトラー?
膀胱がドクドクと痙攣している。撫でられた陰茎の付け根はそれに呼応したように際限なく溜まっていたものを放出していく。
っしょおおおおおおおおおお…
「っふ、ふ、」
気持ちいい。ああ、画面の前で。821人を置き去りにして。
「ふぁ、ぁ、あ…あ…」
恥ずかしい、恥ずかしいのに。
(きもちい…)
「っはっ、はぁっ、ぁ、う、」
:ドッキリ?
:ガチなの?
:男だけど勃った
:草
:草
:草
:ちっち、きもちぃ?
:扉開きそう
「ぅ、ぁ、」
コメント欄はもう、今までにないくらい流れが早い。何で、こんなこと。
「ぁ、えーと、」
スッキリしたお腹。剥き出しの性器。綺麗な顔がこちらを見つめている。
「っさ、さっきのは、えっと、ぁん、」
ビンビンに膨張したソコを、ニヤニヤした顔でおもちゃみたいにもてあそぶ。
「へんたい」
口パクで見えた言葉に顔が熱い。
こんな状態で、できるはずない。
「っ、きょーのはいしん、終わるねっ、ごめん、あしたっ、するから、じゃあっ!!!」
今までにないほどに雑に締めて、配信終了ボタンを押す。
「っへー、おしっこしただけでこんなに元気になっちゃうんだ」
パンツのズボンも返してくれないまま手を引かれて、ベッドになだれ込む。
押し倒されたまま、耳元で囁かれてしまえば、そり返った陰茎の裏を優しくなぞられてしまえば。湿った声を抑えることはもう出来なかった。
「ダメだよ?あんなエッチな声を配信に乗せたら。体にも悪いし、今度からはちゃんとおしっこ行くこと。良いね?」
空っぽになった下腹をスルリと撫でられて、今度は違う部分がズクリと重い。
いつからこの人はこんな風になってしまったんだろう。でも、不思議と嫌な感じはしない。むしろ、ソコはパンパンに膨れ上がるばかり。
「ふぁい…」
力無い返事をすると、開いた口元にいつものように舌を絡められる。コンさんの固くなった部分が俺のタマにグリっと当たった瞬間、俺は果てた。
ゴソゴソと俺の椅子の下に潜り込み、ズボンの紐を緩めてくるコンさん。細い指が腹の辺りをクリクリと押して、パンパンに切迫している膀胱がキュンと震える。
「なっ、ぁ、」
:なになに
:オナってんの?
:イってんじゃね?
:せんしてぃぶせんしてぃぶ
「ちょっと、何してんですか…、っ、」
「配信集中したら?おしっこよりも大事なんでしょ?」
「んぅ、っふぅ、で、っふ、」
困惑していくコメント欄。先っぽまで、あったかいのがきてしまいそうな性器。耐え切れないまま俺は、ミュートボタンを押した。
無事大学を卒業した俺は、就職はせず、動画投稿者として生きていくことを決意した。その中で東京のどこかに家を借りようとしたのだけれど、なかなかいい物件がない。東さんはセキュリティのしっかりしたところでないと、大変だと言っていたし、前の家では何度も凸されたらしい。そんなこんなで中々家が決まらず悩んでいた俺に、紺屋さんが同居を提案してくれたのである。家事をする代わりに家賃を安くしてもらって、さらに防音室があって。中々の好条件。
それに、最近は。
男の欲求が溜まった時、お互いに慰め合ったり、ある時はアナルを刺激されたり。こんなの同棲じゃん、そう思うけれど、嫌じゃないし、むしろ、イイし。そんな感じで結構快適な生活をしていたのに。それなのに。
(なん、でっ、こんなことっ、)
「何するんですかっ、ほんとにっ、」
「え?ここでおしっこ済ませてあげようと思ったんだけど」
「っ、はぁ!?」
「ギシギシギシギシ。椅子の音も、モジモジしてる音も、我慢に必死な息も。ぜーんぶ入ってたよ?」
「っ、~、分かりましたよ!!ミュートしてるんで、今からトイレ行ってきます!!」
「だーめ。それに何勝手に音消してんの。視聴者戸惑ってるじゃん」
:なになに?
:どしたの?
:え、大丈夫?
一気に心配の空気が広がっていく。
「っ゛、」
ちんこを片手で押さえながら、ミュートを外す。
「あ、ぁぁ、ごめんごめん、ちょっと、あははは…っ、」
よじる腰にお構いなしに足を広げ、俺のモノを取り出すコンさん。
「っん、ん、えーっと…つ、ぎのお便り…ぁあ、途中だったか…えーっと、近所の犬がっ、先日散歩していたとき、」
じわ…
「ぁっ、」
ズボンが脱げないように、引き上げるも、手の甲をくすぐられ、力が抜けてしまう。その瞬間、ズルリとそれを脱がされて、パンツを掴まれる。
押さえていた手も、今は彼の手の中。
「あれ?おパンツ濡れてるねぇ。お漏らし寸前かな?」
囁き声が、出口を揺らす。
「~~、!!わたしはぁ、いぬがっ、にがてだったのですがぁ、」
(んんんんんっ、!!!)
何を読んでいるのか、分からない。意識の中にあるのは、2時間前に飲んだエナドリとコーヒーがたっぷり詰まっているお腹と出口だけ。思いっきり括約筋に力を入れるも、意味がない。そんな細い腕のどこにそんな力があるのか、逃れようにも腰をがっちりと固定されてるから、逃れられない。
「ひぃぅ、」
最近やっと剥け始めてピンクになった部分にピトリと当たる飲み口部分。パタ…と嫌な音が垂れた。
(やだやだやだやだ、)
おちんちん、苦しい。早くぷしゃああああってしたい。
「ゆーっくり出さないと配信に乗っちゃうよ?」
囁き声がチンコの毛を揺らす。
「んっ、えっと、いぬのっ、ですが、そのときぃっ、おしっこ、ぁ、えっと、ちがう、ぁ、ぁ、ぁあ、」
:え?
:おしっこ?
:草
:おしがま配信草
:早よトイレ行け
:草
:草
:草
「ぁあっ、えと、ちがうっ、」
じょおっ、…ぱた…ぱた…
お腹、壊れそう。出口、破裂しそう。
「ちがうっ、おしっこ、ちがうぅぅぅ、」
頭の中はもう、おしっこまみれ。ちゃんと文章を読むことさえできない。コメント欄、皆んな見てる。読まなきゃ。ミュートしなきゃ。おしっこ、おしっこが。
出る。
「ぁあん!!!」
ぷしゃあああああああああああ…
腰を人差し指でイヤらしくなぞられてしまえば、尿道は容易に緩む。
内股はピクピクして、力が入らなくて、上半身は背もたれに寄りかかって、デスクの上にある手のひらはマウスを握ったまま、間一髪に音を消す。
:え、ガチ?
:おしっこタイム?
:草
:これはもう漏らしてるだろ
:草
:草
:トイレ走った?
:え、ボトラー?
膀胱がドクドクと痙攣している。撫でられた陰茎の付け根はそれに呼応したように際限なく溜まっていたものを放出していく。
っしょおおおおおおおおおお…
「っふ、ふ、」
気持ちいい。ああ、画面の前で。821人を置き去りにして。
「ふぁ、ぁ、あ…あ…」
恥ずかしい、恥ずかしいのに。
(きもちい…)
「っはっ、はぁっ、ぁ、う、」
:ドッキリ?
:ガチなの?
:男だけど勃った
:草
:草
:草
:ちっち、きもちぃ?
:扉開きそう
「ぅ、ぁ、」
コメント欄はもう、今までにないくらい流れが早い。何で、こんなこと。
「ぁ、えーと、」
スッキリしたお腹。剥き出しの性器。綺麗な顔がこちらを見つめている。
「っさ、さっきのは、えっと、ぁん、」
ビンビンに膨張したソコを、ニヤニヤした顔でおもちゃみたいにもてあそぶ。
「へんたい」
口パクで見えた言葉に顔が熱い。
こんな状態で、できるはずない。
「っ、きょーのはいしん、終わるねっ、ごめん、あしたっ、するから、じゃあっ!!!」
今までにないほどに雑に締めて、配信終了ボタンを押す。
「っへー、おしっこしただけでこんなに元気になっちゃうんだ」
パンツのズボンも返してくれないまま手を引かれて、ベッドになだれ込む。
押し倒されたまま、耳元で囁かれてしまえば、そり返った陰茎の裏を優しくなぞられてしまえば。湿った声を抑えることはもう出来なかった。
「ダメだよ?あんなエッチな声を配信に乗せたら。体にも悪いし、今度からはちゃんとおしっこ行くこと。良いね?」
空っぽになった下腹をスルリと撫でられて、今度は違う部分がズクリと重い。
いつからこの人はこんな風になってしまったんだろう。でも、不思議と嫌な感じはしない。むしろ、ソコはパンパンに膨れ上がるばかり。
「ふぁい…」
力無い返事をすると、開いた口元にいつものように舌を絡められる。コンさんの固くなった部分が俺のタマにグリっと当たった瞬間、俺は果てた。
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