とある配信者が先輩の家でお漏らししたエピソードを公開したので

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温かくなるパンツ。ぎゅうう、と握りしめるも、それは止まってくれることを知らず、固いジーパンの布を突き抜ける。
「ここまで来るの、遠かったもんな。昼飯ちゃんと食ったか？瞼の裏捲るぞ？　…おい、」
「っぅ、」
「電気消そうか？」
しゅわわわわわ…
ちがう、目を固く瞑ったのは貧血でも低血糖でも無い。ズボンを突き抜けた液体が、足首を濡らしたから。
「っは、っ、」
「ほんとにやばそうだな…座ってるのしんどいだろ。横になれ」
下のクッションが水分を吸収してるから、音はあまりならない。体調が悪いのだろうと思っている先輩が机を越えてこちらに向かってくる。
「動けない？支えるぞ。って…お前…」
ハッと息を飲んだ音。バレた。どんな顔、してるんだろう。目を開けると濃く色を変えたズボン。でも、怖くて上を向けない。
「小、便？」
「ごめ、なさい…」
顔がカッと熱くなる。絶対引かれた。戸惑った声がグサッと心に刺さる。
「言ってくれれば良かったのに」
「っ～、ｯﾋ、」
その一言で、耐えてたものが溢れ出した。もっと早く言ってれば、言いにくくても、話遮るのが怖くても、漏らすことに比べたら全部些細なことだったのに。
「ごめ、なさ、ごめ、なさいっ…」
クッション、汚してごめんなさい、言い出さなくて、ごめんなさい。頭の中が後悔と謝罪にまみれても、口に出せたのはほんの一部。ごめんなさい、だけ。
　(なんで俺ってこうなんだろ…)


「お待たせー、レン君どー？」
何も知らない東さんの間延びした声。
「ってえ、なになに、マジでどうしたん」
驚いたように近づく足音。色濃く変えたズボンをジッと見る東さん。
「あ、の、ごめ、なさっ、」
恥ずかしいし、情けないし、怖いし。
しゅぃいい…
「あっ…っふぁ…」
全身がブルリと震えたかと思うと、残りのおしっこが噴き出して、またズボンの辺りが温かくなる。
「っちが、ぁぁぁ…」
我慢にいっぱいいっぱいだった出口は、少しの尿意をも耐えられない。さっきみたいに性器を揉みしだいているのに、我慢できない量じゃないのに。小さい子みたいにしょわしょわと残りを溢れさせてしまう。
「あーあー、言いにくかったのか。気づいてあげられなくてごめんな？もー全部出しちゃいな」
日焼けた首にかかったチェーンのネックレスが揺れる。頭にせられた手は大きくて、温かい。
しゅいーーーー…
安心したからか、一気に水圧が上がる。2人に見られながら、お漏らし。
「ごめ、なさい、」
「緊張してたもんなー。俺らがもっと休憩入れたげるべきだったね」
「そんなことっ、」
「この話はもー終わり！！おしっこ全部出た？俺ここ片付けとくから、コン、レンくんお風呂場連れてったげて」
「いや、俺がするからお前が連れてった方が…」
「だってお前、クッションの洗い方分かんないだろ。ついでにお前も風呂入ってこい」
「え、俺は良いよ…まだ夕方だし」
「お前昨日風呂入ってねーだろ？」
「う゛…おかんかお前は」
「2人が入ってる間に飯も作っといてやるから。ほら風邪ひかないうちに。行った行った」