211 / 486
第八章 フェロー王国動乱編
第264話 グレナ・ディーン学園長の説得④
しおりを挟む
俺がグレナ・ディーン学園長に出した条件は三つ。
①迷宮・迷宮核に関する情報を口外しない事。
②俺に関する情報を口外しない事。
③迷宮核の研究は俺の管理する迷宮内で行う事。
俺の持つ迷宮核は四つ。その内、二つは既に設置済み。今の所、残りの迷宮核を使うつもりはないし、学園長が迷宮核の研究をする事は俺の利益にも繋がる。
「そんな事でいいのですか⁉︎ まったく問題ありません! ぜひ迷宮核の研究させて下さい!」
「それでは、契約成立ですね。ああ、研究結果の公表については俺の名前を出さない事を条件に許可します。また研究結果や進捗状況については月に一度、報告する様お願いしますね?」
「はい! わかりました!」
「じゃあ、屋敷神。よろしく」
屋敷神は立ち上がると、壁に手を当てる。
「では、失礼して……」
そして、屋敷神そう呟くと壁から扉の様なものが浮かび上がってきた。
壁に突然できた扉に学園長は呆然とした表情を浮かべる。
「グレナ・ディーン学園長。こちらに悠斗様の管理する迷宮への扉を設置致しました。迷宮核の研究はこちらで行う様にして下さい。また申し訳ございませんが、この扉は学園長以外の方には見えず、通る事ができない様に設定させて頂きました」
「と、とんでもございません。むしろ、私しか通れない方が好都合です! ち、ちなみに迷宮核以外の研究もこちらでさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
学園長が屋敷神に向かってそう言うと、屋敷神が俺に視線を向けてくる。
「屋敷神はそれでも大丈夫? 屋敷神に負担がかかる様なら諦めて貰うけど……」
「問題ございません」
「そう。負担に感じる様であれば言ってね」
「はい。お心遣い頂きありがとうございます」
俺は学園長に顔を向け話しかける。
「よかったね。問題ないみたい。ただし、迷宮内だからといって無茶な事はしない様に。あと研究するのはいいけど、学園運営に支障をきたさない様にする事。約束だからね!」
「ありがとうございます! それでは早速研究を……。と行きたい所ではありますが、先に機材の搬入をしなければなりませんね」
すると屋敷神が口を開く。
「研究に必要そうな機材でしたら既に迷宮内に整えてございます。もし不足がありましたら、遠慮なく申しつけ下さい」
流石は屋敷神。痒い所にも手が届く。
「あの一瞬でそんな事まで……。ありがとうございます。精一杯、迷宮核の研究をさせて頂きます」
「それじゃあ学園長、コレを……」
俺が迷宮核を学園長に手渡すと、迷宮核を受け取った学園長の手が震え出す。
「こ、これが迷宮核……」
「はい。迷宮核です。替えが利くような物ではありませんので大切に扱って下さいね」
「は、はい! わかりました! そ、それではお師匠様、私はこれにて失礼します」
学園長は迷宮核を両手で持つと、一礼して迷宮内に行ってしまった。
学園長室に残された俺達は唖然とした表情を浮かべる。
まさか迷宮核を渡してすぐに、迷宮核の研究に走るとは思いもしなかった。
とはいえ、ああなった学園長を止める事はできそうもない。
「なんだか忙しみたいだし、俺達は帰ろうか?」
「そうですね。学園長も迷宮に籠ってしまいましたし、私達も帰ると致しましょう」
俺達はソファーから立ち上がると、魔法学園を後にした。
邸宅に繋がる階段を上がっていくと、迷宮の入り口に鎮守神が立っていた。
「お帰りなさいませ悠斗様。学園長との話し合いを終えお疲れとは思いますが、エストゥロイ領の領主ロイ様の使者が客間でお待ちです。いかが致しましょうか?」
「えっ? 領主様の使い⁇」
エストゥロイ領の領主と接点はない。
一体何の用だろうか?
「客間だね。すぐに向かうよ」
俺は屋敷神と別れると鎮守神先導の下、客間に向かう事にした。
扉をノックし、客間に入ると直立姿勢のまま待っていたであろう使者の方と視線が合う。
「おお、あなたがSランク冒険者の佐藤悠斗様ですね」
「えっ? はい。佐藤悠斗です」
なんだろう?
Sランク冒険者と言うからには、依頼か何かかな?
「まずはそちらのソファーにお座りください」
「はい。ありがとうございます」
使者の方はソファーに座ると、軽く自己紹介を始める。
「本日は、急な来訪にも関わらずお会いする機会を頂きありがとうございます。私、エストゥロイ領の領主ロイ様に仕えておりますゴタと申します。早速ではありますが、ロイ様より伝文を預かって参りました」
ゴタさんは鞄から一枚の封筒を取り出すと、それを俺に渡してくる。
「ロイ様からは悠斗様に直接渡す様に仰せつかっております。急かす様で大変申し訳ないのですが、こちらを読み返事を頂けますでしょうか?」
「わかりました」
ゴタさんから封筒を受け取ると、開封して中身を確認する。
そこには、冒険者ギルドのギルドマスター、ヨルズルが捕まった事、そして至急引き受けて欲しい依頼がある事が書かれていた。
「えっ? ヨルズルさん捕まったんですか⁉︎」
俺の言葉に使者のゴタさんが首を傾げる。
「はい。ロイ様よりユートピア商会で働く冒険者が盗賊となったヨルズルを捕らえたと聞いております」
しかも盗賊となったヨルズルさんを捕らえたのはユートピア商会の従業員らしい。
し、知らなかった。あのヨルズルさんがギルドマスターを辞め、いつの間にか盗賊になっていたとは……。
「そうですか……」
何があったんだろう。ギルドマスター職を辞して盗賊になるなんて……。転落人生を絵に描いたような話だ。まあヨルズルさんの話は置いておこう。問題は領主からの依頼だ。
「また廃坑ですか……。それに金庫の回収?」
依頼内容は、廃坑内に落ちた金庫の回収と書いてある。
①迷宮・迷宮核に関する情報を口外しない事。
②俺に関する情報を口外しない事。
③迷宮核の研究は俺の管理する迷宮内で行う事。
俺の持つ迷宮核は四つ。その内、二つは既に設置済み。今の所、残りの迷宮核を使うつもりはないし、学園長が迷宮核の研究をする事は俺の利益にも繋がる。
「そんな事でいいのですか⁉︎ まったく問題ありません! ぜひ迷宮核の研究させて下さい!」
「それでは、契約成立ですね。ああ、研究結果の公表については俺の名前を出さない事を条件に許可します。また研究結果や進捗状況については月に一度、報告する様お願いしますね?」
「はい! わかりました!」
「じゃあ、屋敷神。よろしく」
屋敷神は立ち上がると、壁に手を当てる。
「では、失礼して……」
そして、屋敷神そう呟くと壁から扉の様なものが浮かび上がってきた。
壁に突然できた扉に学園長は呆然とした表情を浮かべる。
「グレナ・ディーン学園長。こちらに悠斗様の管理する迷宮への扉を設置致しました。迷宮核の研究はこちらで行う様にして下さい。また申し訳ございませんが、この扉は学園長以外の方には見えず、通る事ができない様に設定させて頂きました」
「と、とんでもございません。むしろ、私しか通れない方が好都合です! ち、ちなみに迷宮核以外の研究もこちらでさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
学園長が屋敷神に向かってそう言うと、屋敷神が俺に視線を向けてくる。
「屋敷神はそれでも大丈夫? 屋敷神に負担がかかる様なら諦めて貰うけど……」
「問題ございません」
「そう。負担に感じる様であれば言ってね」
「はい。お心遣い頂きありがとうございます」
俺は学園長に顔を向け話しかける。
「よかったね。問題ないみたい。ただし、迷宮内だからといって無茶な事はしない様に。あと研究するのはいいけど、学園運営に支障をきたさない様にする事。約束だからね!」
「ありがとうございます! それでは早速研究を……。と行きたい所ではありますが、先に機材の搬入をしなければなりませんね」
すると屋敷神が口を開く。
「研究に必要そうな機材でしたら既に迷宮内に整えてございます。もし不足がありましたら、遠慮なく申しつけ下さい」
流石は屋敷神。痒い所にも手が届く。
「あの一瞬でそんな事まで……。ありがとうございます。精一杯、迷宮核の研究をさせて頂きます」
「それじゃあ学園長、コレを……」
俺が迷宮核を学園長に手渡すと、迷宮核を受け取った学園長の手が震え出す。
「こ、これが迷宮核……」
「はい。迷宮核です。替えが利くような物ではありませんので大切に扱って下さいね」
「は、はい! わかりました! そ、それではお師匠様、私はこれにて失礼します」
学園長は迷宮核を両手で持つと、一礼して迷宮内に行ってしまった。
学園長室に残された俺達は唖然とした表情を浮かべる。
まさか迷宮核を渡してすぐに、迷宮核の研究に走るとは思いもしなかった。
とはいえ、ああなった学園長を止める事はできそうもない。
「なんだか忙しみたいだし、俺達は帰ろうか?」
「そうですね。学園長も迷宮に籠ってしまいましたし、私達も帰ると致しましょう」
俺達はソファーから立ち上がると、魔法学園を後にした。
邸宅に繋がる階段を上がっていくと、迷宮の入り口に鎮守神が立っていた。
「お帰りなさいませ悠斗様。学園長との話し合いを終えお疲れとは思いますが、エストゥロイ領の領主ロイ様の使者が客間でお待ちです。いかが致しましょうか?」
「えっ? 領主様の使い⁇」
エストゥロイ領の領主と接点はない。
一体何の用だろうか?
「客間だね。すぐに向かうよ」
俺は屋敷神と別れると鎮守神先導の下、客間に向かう事にした。
扉をノックし、客間に入ると直立姿勢のまま待っていたであろう使者の方と視線が合う。
「おお、あなたがSランク冒険者の佐藤悠斗様ですね」
「えっ? はい。佐藤悠斗です」
なんだろう?
Sランク冒険者と言うからには、依頼か何かかな?
「まずはそちらのソファーにお座りください」
「はい。ありがとうございます」
使者の方はソファーに座ると、軽く自己紹介を始める。
「本日は、急な来訪にも関わらずお会いする機会を頂きありがとうございます。私、エストゥロイ領の領主ロイ様に仕えておりますゴタと申します。早速ではありますが、ロイ様より伝文を預かって参りました」
ゴタさんは鞄から一枚の封筒を取り出すと、それを俺に渡してくる。
「ロイ様からは悠斗様に直接渡す様に仰せつかっております。急かす様で大変申し訳ないのですが、こちらを読み返事を頂けますでしょうか?」
「わかりました」
ゴタさんから封筒を受け取ると、開封して中身を確認する。
そこには、冒険者ギルドのギルドマスター、ヨルズルが捕まった事、そして至急引き受けて欲しい依頼がある事が書かれていた。
「えっ? ヨルズルさん捕まったんですか⁉︎」
俺の言葉に使者のゴタさんが首を傾げる。
「はい。ロイ様よりユートピア商会で働く冒険者が盗賊となったヨルズルを捕らえたと聞いております」
しかも盗賊となったヨルズルさんを捕らえたのはユートピア商会の従業員らしい。
し、知らなかった。あのヨルズルさんがギルドマスターを辞め、いつの間にか盗賊になっていたとは……。
「そうですか……」
何があったんだろう。ギルドマスター職を辞して盗賊になるなんて……。転落人生を絵に描いたような話だ。まあヨルズルさんの話は置いておこう。問題は領主からの依頼だ。
「また廃坑ですか……。それに金庫の回収?」
依頼内容は、廃坑内に落ちた金庫の回収と書いてある。
1
お気に入りに追加
8,256
あなたにおすすめの小説
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
パーティーから追放され婚約者を寝取られ家から勘当、の三拍子揃った元貴族は、いずれ竜をも倒す大英雄へ ~もはやマイナスからの成り上がり英雄譚~
一条おかゆ
ファンタジー
貴族の青年、イオは冒険者パーティーの中衛。
彼はレベルの低さゆえにパーティーを追放され、さらに婚約者を寝取られ、家からも追放されてしまう。
全てを失って悲しみに打ちひしがれるイオだったが、騎士学校時代の同級生、ベガに拾われる。
「──イオを勧誘しにきたんだ」
ベガと二人で新たなパーティーを組んだイオ。
ダンジョンへと向かい、そこで自身の本当の才能──『対人能力』に気が付いた。
そして心機一転。
「前よりも強いパーティーを作って、前よりも良い婚約者を貰って、前よりも格の高い家の者となる」
今までの全てを見返すことを目標に、彼は成り上がることを決意する。
これは、そんな英雄譚。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
公国の後継者として有望視されていたが無能者と烙印を押され、追放されたが、とんでもない隠れスキルで成り上がっていく。公国に戻る?いやだね!
秋田ノ介
ファンタジー
主人公のロスティは公国家の次男として生まれ、品行方正、学問や剣術が優秀で、非の打ち所がなく、後継者となることを有望視されていた。
『スキル無し』……それによりロスティは無能者としての烙印を押され、後継者どころか公国から追放されることとなった。ロスティはなんとかなけなしの金でスキルを買うのだが、ゴミスキルと呼ばれるものだった。何の役にも立たないスキルだったが、ロスティのとんでもない隠れスキルでゴミスキルが成長し、レアスキル級に大化けしてしまう。
ロスティは次々とスキルを替えては成長させ、より凄いスキルを手にしていき、徐々に成り上がっていく。一方、ロスティを追放した公国は衰退を始めた。成り上がったロスティを呼び戻そうとするが……絶対にお断りだ!!!!
小説家になろうにも掲載しています。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
外れスキル『レベル分配』が覚醒したら無限にレベルが上がるようになったんだが。〜俺を追放してからレベルが上がらなくなったって?知らん〜
純真
ファンタジー
「普通にレベル上げした方が早いじゃない。なんの意味があるのよ」
E級冒険者ヒスイのスキルは、パーティ間でレベルを移動させる『レベル分配』だ。
毎日必死に最弱モンスター【スライム】を倒し続け、自分のレベルをパーティメンバーに分け与えていた。
そんなある日、ヒスイはパーティメンバーに「役立たず」「足でまとい」と罵られ、パーティを追放されてしまう。
しかし、その晩にスキルが覚醒。新たに手に入れたそのスキルは、『元パーティメンバーのレベルが一生上がらなくなる』かわりに『ヒスイは息をするだけでレベルが上がり続ける』というものだった。
そのレベルを新しいパーティメンバーに分け与え、最強のパーティを作ることにしたヒスイ。
『剣聖』や『白夜』と呼ばれるS級冒険者と共に、ヒスイの名は世界中に轟いていく――。
「戯言を。貴様らがいくら成長したところで、私に! ましてや! 魔王様に届くはずがない! 生まれながらの劣等種! それが貴様ら人間だ!」
「――本当にそうか、確かめてやるよ。この俺出来たてホヤホヤの成長をもってな」
これは、『弱き者』が『強き者』になる――ついでに、可愛い女の子と旅をする物語。
※この作品は『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも掲載しております。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。