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第17話 第三の鍛練①
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ブルーノは戦斧を振り上げると、ノアに向かって容赦なく振り下ろす。
「ブ、ブルーノさんっ!?」
戸惑いながらもブルーノの振るう戦斧を避けるノア。
戦斧が地面に当たった瞬間、まるで瓦を割るように地面が隆起し、土砂と土煙りが辺りに舞った。
足下が隆起し、バランスを崩したノアに石飛礫のように降り注ぐ土砂。
「ブルーノさん⁉︎ ちょっと待って!」
舞い上がった土煙が揺らぐと、そこからブルーノが現れる。
「――待たぬ。次は横に薙ぐぞ」
ブルーノは戦斧を横に構えると、体勢を崩したノアに追撃の一撃を加える。
「ぐっ!?」
ノアは咄嗟に短剣を構えると、体勢を崩しながらも必至になって戦斧を受け止める。
短剣を構え戦斧の一撃を受け止めたノアを見て、ブルーノは笑みを浮かべる。
「――ほう。中々、やるのぅ……しかし、まだまだ……」
ブルーノが言葉を発すると共に『ピキッ』と音を立てヒビ割れる短剣。
(――そ、そんなっ! ステータス値を100も付与しているのにっ!?)
ヒビ割れた短剣を見てノアは目を剥き顔を引き攣らせる。
「……短剣は盾ではないぞ?」
ブルーノが斧に力を入れると、短剣は砕け散り地面に落ちていく。
咄嗟に砕け散った短剣を捨て、腕で戦斧の一撃を受け止めるノア。
「ぐっ……!? うわぁぁぁぁ!」
その瞬間、ノアの体が浮き上がり思い切り後ろに吹き飛ばされる。
「ふむっ……腕を両断してもおかしくはない一撃だったはずじゃがのぅ……」
手に持った戦斧に視線を向けるブルーノ。
その視線の先には刃先が潰れた戦斧の姿があった。
(ほう。流石はワシのステータス値をも上回る到達者といった所か……最高の一振りの内、一本がこうも簡単に潰されるとは、やれやれ、末恐ろしい子供じゃ……)
「い、痛たたたっ……」
そう言いながら起き上がるノア。
戦斧が当たった箇所には薄く打撲痕が残っている。
「ふむっ……」
(通常の方法でダメージを与えることはできぬか……ならば、少しだけ本気を出すとするかのぅ)
ブルーノが戦斧の中心に填められた黒い魔石に魔力を込めると、黒い魔石から怪しい光が伸びてくる。
そして、その黒い光は、ブルーノの前で卵のような球体を形取ると、ドクンドクンと胎動を始めた。
「……ノアよ。少しだけ本気を出すぞ?」
「ブ、ブルーノさんっ!?」
ブルーノの前で浮かぶ黒い卵のような球体に嫌な気配を感じ取るノア。
素手で勝てる相手ではない。
ノアは周囲を見渡し、武器になりそうな物を探す。
(ここは森の中。武器になりそうな物なんて……)
ふと、視線を落とすと切り株に薪割り用の斧が刺さっていることに気付く。
(……使い慣れてないけど、無いよりはマシか)
短剣の代わりに切り株から斧を引き抜くと『リセット』と『付与』を繰り返し、斧にステータス値を移していく。
「えっ? あっ、それはっ!?」
ノアが切り株から斧を引き抜いた瞬間、ブルーノが素っ頓狂な声を上げる。
しかし、ノアは、そんなブルーノの声を無視すると、両手で斧を持ち黒い卵に対峙した。
黒い卵に斧を向けた瞬間、その卵はヒビ割れ、中から黒い煙が立ち昇ると煙が龍を形取っていく。
黒い鱗に覆われ蛇のように長く巨大な胴体。白い背びれに、雷を形取ったように光る金色の角。
『GRARARARARARA!』
全長100メートルを超える巨大なモンスターの出現にノアは目を大きく見開き、顔を強張らせた。
「それは、ワシが新たに打ち直した最高の戦斧の内の一つ。真・黒龍丸じゃ。その名の通り黒龍を召喚する力がある……ちなみに、今、ノアが手にしている斧ものぅ」
もはや鍛練のことは置き去りに、ノアの力を試したくなったブルーノはそう言うと、ノアの持つ戦斧を指差す。
「……さて、ノアよ。このワシの黒龍を退けて見せよ」
宙に浮かぶ黒龍。
ブルーノがそう言った瞬間、黒龍は大きな口を開き、横滑りをするようにノアに向かって突進してくる。
蛇のように全身をくねらせ向かってくる黒龍。
「これでもくらえっ!」
ノアは落ちている石を掴むと、それに大量のステータス値を付与し思い切り黒龍に向かって投げつけた。
「――な、なにぃ⁉︎」
(な、なんて勿体ないことをするんじゃ‼︎)
この世界においてステータス値を付与したアイテムはとても希少なもの。黒龍を倒すためとはいえ、それを惜し気もなく投げ付けたノアにブルーノは顔を引き攣らせる。
黒龍はノアの投げた小石を認識するも、小石など屁でもないと言わんばかりにノアに向かって体をくねらせる。
そして、ノアの投げた小石が目に当たると絶叫を上げた。
『――GRARARARARARA!』
ノアに片目を潰され怒り狂う黒龍。
怒りに身を任せ尻尾を使い地面を薙ぎ払うと、残った目で片目を潰したノアを探す。
『GRU……?』
そして、ノアを見つけると共に口から黒炎を吐いた。
ノアを森ごと焼き尽くさんとする黒龍。
絶え間なく黒炎を吐き散らしていると、炎が揺めき火の海からノアが出てくるのを視界の端に捕らえる。
『GRU!』
黒龍がそう咆哮を上げると、ノアが戦斧を構えた。
「うわぁちちちちっ! やったなっ‼︎」
『GRARARARARARA!』
炎が効かないと見た黒龍は尻尾を使いノアのことを薙ぎ払おうとする。
黒龍の尻尾を使った攻撃にノアは戦斧を身構えると、力を込め思い切り縦に斧を振り下ろした。
「ブ、ブルーノさんっ!?」
戸惑いながらもブルーノの振るう戦斧を避けるノア。
戦斧が地面に当たった瞬間、まるで瓦を割るように地面が隆起し、土砂と土煙りが辺りに舞った。
足下が隆起し、バランスを崩したノアに石飛礫のように降り注ぐ土砂。
「ブルーノさん⁉︎ ちょっと待って!」
舞い上がった土煙が揺らぐと、そこからブルーノが現れる。
「――待たぬ。次は横に薙ぐぞ」
ブルーノは戦斧を横に構えると、体勢を崩したノアに追撃の一撃を加える。
「ぐっ!?」
ノアは咄嗟に短剣を構えると、体勢を崩しながらも必至になって戦斧を受け止める。
短剣を構え戦斧の一撃を受け止めたノアを見て、ブルーノは笑みを浮かべる。
「――ほう。中々、やるのぅ……しかし、まだまだ……」
ブルーノが言葉を発すると共に『ピキッ』と音を立てヒビ割れる短剣。
(――そ、そんなっ! ステータス値を100も付与しているのにっ!?)
ヒビ割れた短剣を見てノアは目を剥き顔を引き攣らせる。
「……短剣は盾ではないぞ?」
ブルーノが斧に力を入れると、短剣は砕け散り地面に落ちていく。
咄嗟に砕け散った短剣を捨て、腕で戦斧の一撃を受け止めるノア。
「ぐっ……!? うわぁぁぁぁ!」
その瞬間、ノアの体が浮き上がり思い切り後ろに吹き飛ばされる。
「ふむっ……腕を両断してもおかしくはない一撃だったはずじゃがのぅ……」
手に持った戦斧に視線を向けるブルーノ。
その視線の先には刃先が潰れた戦斧の姿があった。
(ほう。流石はワシのステータス値をも上回る到達者といった所か……最高の一振りの内、一本がこうも簡単に潰されるとは、やれやれ、末恐ろしい子供じゃ……)
「い、痛たたたっ……」
そう言いながら起き上がるノア。
戦斧が当たった箇所には薄く打撲痕が残っている。
「ふむっ……」
(通常の方法でダメージを与えることはできぬか……ならば、少しだけ本気を出すとするかのぅ)
ブルーノが戦斧の中心に填められた黒い魔石に魔力を込めると、黒い魔石から怪しい光が伸びてくる。
そして、その黒い光は、ブルーノの前で卵のような球体を形取ると、ドクンドクンと胎動を始めた。
「……ノアよ。少しだけ本気を出すぞ?」
「ブ、ブルーノさんっ!?」
ブルーノの前で浮かぶ黒い卵のような球体に嫌な気配を感じ取るノア。
素手で勝てる相手ではない。
ノアは周囲を見渡し、武器になりそうな物を探す。
(ここは森の中。武器になりそうな物なんて……)
ふと、視線を落とすと切り株に薪割り用の斧が刺さっていることに気付く。
(……使い慣れてないけど、無いよりはマシか)
短剣の代わりに切り株から斧を引き抜くと『リセット』と『付与』を繰り返し、斧にステータス値を移していく。
「えっ? あっ、それはっ!?」
ノアが切り株から斧を引き抜いた瞬間、ブルーノが素っ頓狂な声を上げる。
しかし、ノアは、そんなブルーノの声を無視すると、両手で斧を持ち黒い卵に対峙した。
黒い卵に斧を向けた瞬間、その卵はヒビ割れ、中から黒い煙が立ち昇ると煙が龍を形取っていく。
黒い鱗に覆われ蛇のように長く巨大な胴体。白い背びれに、雷を形取ったように光る金色の角。
『GRARARARARARA!』
全長100メートルを超える巨大なモンスターの出現にノアは目を大きく見開き、顔を強張らせた。
「それは、ワシが新たに打ち直した最高の戦斧の内の一つ。真・黒龍丸じゃ。その名の通り黒龍を召喚する力がある……ちなみに、今、ノアが手にしている斧ものぅ」
もはや鍛練のことは置き去りに、ノアの力を試したくなったブルーノはそう言うと、ノアの持つ戦斧を指差す。
「……さて、ノアよ。このワシの黒龍を退けて見せよ」
宙に浮かぶ黒龍。
ブルーノがそう言った瞬間、黒龍は大きな口を開き、横滑りをするようにノアに向かって突進してくる。
蛇のように全身をくねらせ向かってくる黒龍。
「これでもくらえっ!」
ノアは落ちている石を掴むと、それに大量のステータス値を付与し思い切り黒龍に向かって投げつけた。
「――な、なにぃ⁉︎」
(な、なんて勿体ないことをするんじゃ‼︎)
この世界においてステータス値を付与したアイテムはとても希少なもの。黒龍を倒すためとはいえ、それを惜し気もなく投げ付けたノアにブルーノは顔を引き攣らせる。
黒龍はノアの投げた小石を認識するも、小石など屁でもないと言わんばかりにノアに向かって体をくねらせる。
そして、ノアの投げた小石が目に当たると絶叫を上げた。
『――GRARARARARARA!』
ノアに片目を潰され怒り狂う黒龍。
怒りに身を任せ尻尾を使い地面を薙ぎ払うと、残った目で片目を潰したノアを探す。
『GRU……?』
そして、ノアを見つけると共に口から黒炎を吐いた。
ノアを森ごと焼き尽くさんとする黒龍。
絶え間なく黒炎を吐き散らしていると、炎が揺めき火の海からノアが出てくるのを視界の端に捕らえる。
『GRU!』
黒龍がそう咆哮を上げると、ノアが戦斧を構えた。
「うわぁちちちちっ! やったなっ‼︎」
『GRARARARARARA!』
炎が効かないと見た黒龍は尻尾を使いノアのことを薙ぎ払おうとする。
黒龍の尻尾を使った攻撃にノアは戦斧を身構えると、力を込め思い切り縦に斧を振り下ろした。
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