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ドラゴン妹
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「氷結魔法でチューハイ出して転生者じゃ有りませんとか通用しないと思うんですよ、奥さん」
「奥さんじゃないし、男だし」
そりゃそうだ、氷結と酒を直結出来る奴が転生者以外に居るわけないわな。
夜這い?されたんだと思う、たぶん。
まさかこんな行動に出るとは…。
見た目は同じくらい、歳も同じくらいか。
龍王国の血筋なので美少女だと思う。
「私さ、あんたの大人くさい態度が凄く気に入らないのよ」
「大人くさいってことはないだろ、ちゃんと少年らしいだろ」
「12歳のガキは他国の城にやってきて黙々と仕事続けたりしない」
「それは…そうかも知れないが」
まぁ、言われてみれば確かにそうだな。
この世界の12歳が日本の12歳よりも大人びてるかと言うとそんなことはないし、しっかりしてるように見える子もわりとはしゃいだりもするし。
「ドリアから聞いたけど、学校へ通わないつもりなんだって?」
「そうだけど」
「せっかく子供からやり直してるのにあんたなにしてんの?」
「?!」
子供からやり直す?
異世界転生したんじゃなくて?
「なんで子供時代を楽しまないわけ?」
「それは、なんでだろ…」
酒魔法と言う特殊な魔法を自分のものにする事ばかり考えてたから?
お酒が絡むから呑める年代と絡むことが多かったし、あんまり同年代と一緒に居ることが少なかったのが原因?
「日本に住んでた時に今の知識を持って過去に戻りたいとか思ったことないの?」
「思ったこと、ある」
「その時に今のような子供時代をおくってた?」
「いや」
「どんな想像してたの?」
「クラスの女の子にモテモテでラッキースケベ体験とか」
「あんたそんなこと想像してたの?」
「って、俺は何を口走ってんだー!」
ドラゴン妹ごとベッドから落ちて気が済むまで床でゴロゴロした。
*
「俺はなんであんなことを他人に話したんだろう…」
「私の名はドリル! 心の壁に穴を開けるのが得意よ!」
「……」
何言ってんだこいつ。
なんかポーズまで決めてるし。
「はいはい、そんな目で見ない見ない」
「じ~」
「言葉にも出さない! あなたは学校へ通う! わかった!」
ビシッと言う音がしそうな感じで俺を指すドリル。
姉がドリス、わかる。
兄嫁の真ん中がドリア、幾つかビジュアルが浮かぶけど響き的には悪くない気がする。
そして目の前にいるこいつがドリルだ、う~ん…。
なんでドリに拘る?
歴代女王の中にドリフとかも居たんじゃなかろうか?
「なんか別なこと考えてるでしょ」
「あ、すまん」
「何考えてたの?」
「何代か前にドリフって人も居たのかなって」
「馬鹿にしてる?」
「馬鹿にはしてないよ、ドリル」
「やっぱりうちの名前馬鹿にしてるでしょ、こいつめ!」
疲れて眠るまで2人でじゃれあってた。
子供らしいのもなかなか楽しい。
*
「ママがオッケーだって」
「何が?」
「あんたとの結婚」
「…………………………はあ?!」
*****
三視点
主「子供らしくじゃれあった」
妹「美少年とイチャイチャした」
母「2人が一夜を共にした」
ドリル
主人公と同じ12歳
勝気系美少女顔
龍を呼べる
嫁?
おそらく前世は日本人
家族から変な子と思われてるが愛されている
「前世と合わせて何歳だとか気にする必要あるわけ? あんたはこの世界で12歳なんでしょうが!」
*****
2021年4月20日
龍帝国から龍王国へ国名を変更した
帝国感が出せなかったから("/△\;)
「奥さんじゃないし、男だし」
そりゃそうだ、氷結と酒を直結出来る奴が転生者以外に居るわけないわな。
夜這い?されたんだと思う、たぶん。
まさかこんな行動に出るとは…。
見た目は同じくらい、歳も同じくらいか。
龍王国の血筋なので美少女だと思う。
「私さ、あんたの大人くさい態度が凄く気に入らないのよ」
「大人くさいってことはないだろ、ちゃんと少年らしいだろ」
「12歳のガキは他国の城にやってきて黙々と仕事続けたりしない」
「それは…そうかも知れないが」
まぁ、言われてみれば確かにそうだな。
この世界の12歳が日本の12歳よりも大人びてるかと言うとそんなことはないし、しっかりしてるように見える子もわりとはしゃいだりもするし。
「ドリアから聞いたけど、学校へ通わないつもりなんだって?」
「そうだけど」
「せっかく子供からやり直してるのにあんたなにしてんの?」
「?!」
子供からやり直す?
異世界転生したんじゃなくて?
「なんで子供時代を楽しまないわけ?」
「それは、なんでだろ…」
酒魔法と言う特殊な魔法を自分のものにする事ばかり考えてたから?
お酒が絡むから呑める年代と絡むことが多かったし、あんまり同年代と一緒に居ることが少なかったのが原因?
「日本に住んでた時に今の知識を持って過去に戻りたいとか思ったことないの?」
「思ったこと、ある」
「その時に今のような子供時代をおくってた?」
「いや」
「どんな想像してたの?」
「クラスの女の子にモテモテでラッキースケベ体験とか」
「あんたそんなこと想像してたの?」
「って、俺は何を口走ってんだー!」
ドラゴン妹ごとベッドから落ちて気が済むまで床でゴロゴロした。
*
「俺はなんであんなことを他人に話したんだろう…」
「私の名はドリル! 心の壁に穴を開けるのが得意よ!」
「……」
何言ってんだこいつ。
なんかポーズまで決めてるし。
「はいはい、そんな目で見ない見ない」
「じ~」
「言葉にも出さない! あなたは学校へ通う! わかった!」
ビシッと言う音がしそうな感じで俺を指すドリル。
姉がドリス、わかる。
兄嫁の真ん中がドリア、幾つかビジュアルが浮かぶけど響き的には悪くない気がする。
そして目の前にいるこいつがドリルだ、う~ん…。
なんでドリに拘る?
歴代女王の中にドリフとかも居たんじゃなかろうか?
「なんか別なこと考えてるでしょ」
「あ、すまん」
「何考えてたの?」
「何代か前にドリフって人も居たのかなって」
「馬鹿にしてる?」
「馬鹿にはしてないよ、ドリル」
「やっぱりうちの名前馬鹿にしてるでしょ、こいつめ!」
疲れて眠るまで2人でじゃれあってた。
子供らしいのもなかなか楽しい。
*
「ママがオッケーだって」
「何が?」
「あんたとの結婚」
「…………………………はあ?!」
*****
三視点
主「子供らしくじゃれあった」
妹「美少年とイチャイチャした」
母「2人が一夜を共にした」
ドリル
主人公と同じ12歳
勝気系美少女顔
龍を呼べる
嫁?
おそらく前世は日本人
家族から変な子と思われてるが愛されている
「前世と合わせて何歳だとか気にする必要あるわけ? あんたはこの世界で12歳なんでしょうが!」
*****
2021年4月20日
龍帝国から龍王国へ国名を変更した
帝国感が出せなかったから("/△\;)
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