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第一章 騎士と聖女
Ⅱ
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カフリーはタランの口に深く吸い付く。そして口内をすみずみまで味わってから口を離した。
そして傷口に目を落とすとゆっくりとした動作で傷口を舐め始めた。
口づけの効果か先程触れられた時よりも痛みは無く、痛みに慣れているタランは息を吐きながらそれに耐えていた。
カフリーはタランの股に服の上から手を置いた。どうやら聖女は本気でこれからまぐわうつもりらしい。
傷の上に舌を這わせながら陰茎を撫で始める。優しい手つきで撫でられ、たまに亀頭を爪先で軽くひっかられる。そんなことをされれば男なら誰でも反応してしまう。
カフリーはついにズボンに手を入れると、どんどんかたくなる陰茎を上下にしごき始めた。タランは小さな喘ぎ声が自分の口から漏れていることに気づいた。
いつのまにか痛かったはずの傷を這う舌もこそばゆい快感に変わっていた。そしてカフリーの舌や手から感じる温もりが、ただのあたたかさでは無いことに気づいたが、あまりの気持ちよさにそれ以上考えることができなかった。
手淫され脇腹を舐められているだけにしては強い快感だ。
カフリーは頬を赤く染めた顔を上げ、タランと目を合わせた。
「とりあえず傷がふさがりましたよ」
タランは驚き自分の腹をみた。たしかに傷口はピンク色の真新しい皮膚で塞がれていた。
「まだ動いてはだめですよ」
カフリーはそういいながらタランのズボンをずりおろす。十分に固くなった肉棒が露わになった。
気心知れた同僚に面と向かって羨ましがられたこともある大きさだ。娼婦はともかく、この小柄な女性の苦痛にならないか少し心配になった。が、その小柄な女性が肉棒の裏に舌を這わせた快感でそんな考えは吹き飛んだ。
カフリーは何度か血管の浮き出た竿に舌を往復させると臆することなく咥え込んだ。口内はあたたかく舌が絶え間なく動いてタランを刺激した。
「‥このような、こと、していただかな、くてもっ」
タランは喘ぎながら訴える。まぐわうだけならカフリーが奉仕する必用はない。
「傷は表面上塞がりましたが内部はまだです。それに粘膜接触は力を多く送る量できますが、まだ行為の動きには耐えられないと思います。なので口で」
そう喋る間もカフリーは手で刺激を与えることをやめない。
「‥なんだか、‥いつもより。‥いつも、こんなでは‥」
タランは自分の口から漏れる声や吐息について言い訳した。カフリーは少し微笑むとタランに口づけし、そしてまた口淫に戻った。
頭を上下に動かしながら陰茎を口から出し入れする。あまりの刺激に早々に達しそうな感覚がおとずれたが、そうならない。
カフリーはしばらくタラン自身を口で喜ばせた後、跨り腰の上に体を移動してきた。
タランは恍惚とした頭で期待していた。もうとっくに限界にきていた。とにかく果てたかった。
カフリーは自分のスカートが汚れないようにすそを口で咥えた。手でタランの肉棒を支えるとゆっくりと腰をおろした。聖女は騎士の亀頭が秘部に触れたあたりで体を小さく震わせた。そして自分に擦り付けるように肉棒を動かした。
ならす行為をしていなかったなとタランは頭の片隅で思った。それでも彼女の秘部は十分濡れていた。
カフリーは吐息を漏らしながら前後に擦り付ける。穴にさしかかるたびに肉棒が沈みこむ。それは徐々に深くなり、亀頭を出し入れするかたちになっていった。タランは声をおしこらえながら耐えた。2人の息づかいと小さな水音が静かな部屋に響いていた。
カフリーの腰が少し止まると、ゆっくりと腰をおろしてきた。タランは自分の肉棒がカフリーを強引に押し開き、飲み込まれるのを感じて頭が真っ白になった。狭く、ぎゅうぎゅうと棒を締め付ける膣内は腰が引けるほどの快感を与えてくる。
聖女の小さな体がタランの竿のほぼ全部を咥え込んだところで止まった。膣内がうごめいている。カフリーはタランに抱きつき、その厚い胸板に顔を埋め、しばらく何かに耐えるように大きく息を吐いた。そして、ゆっくりと腰を動かし始めた。
そして傷口に目を落とすとゆっくりとした動作で傷口を舐め始めた。
口づけの効果か先程触れられた時よりも痛みは無く、痛みに慣れているタランは息を吐きながらそれに耐えていた。
カフリーはタランの股に服の上から手を置いた。どうやら聖女は本気でこれからまぐわうつもりらしい。
傷の上に舌を這わせながら陰茎を撫で始める。優しい手つきで撫でられ、たまに亀頭を爪先で軽くひっかられる。そんなことをされれば男なら誰でも反応してしまう。
カフリーはついにズボンに手を入れると、どんどんかたくなる陰茎を上下にしごき始めた。タランは小さな喘ぎ声が自分の口から漏れていることに気づいた。
いつのまにか痛かったはずの傷を這う舌もこそばゆい快感に変わっていた。そしてカフリーの舌や手から感じる温もりが、ただのあたたかさでは無いことに気づいたが、あまりの気持ちよさにそれ以上考えることができなかった。
手淫され脇腹を舐められているだけにしては強い快感だ。
カフリーは頬を赤く染めた顔を上げ、タランと目を合わせた。
「とりあえず傷がふさがりましたよ」
タランは驚き自分の腹をみた。たしかに傷口はピンク色の真新しい皮膚で塞がれていた。
「まだ動いてはだめですよ」
カフリーはそういいながらタランのズボンをずりおろす。十分に固くなった肉棒が露わになった。
気心知れた同僚に面と向かって羨ましがられたこともある大きさだ。娼婦はともかく、この小柄な女性の苦痛にならないか少し心配になった。が、その小柄な女性が肉棒の裏に舌を這わせた快感でそんな考えは吹き飛んだ。
カフリーは何度か血管の浮き出た竿に舌を往復させると臆することなく咥え込んだ。口内はあたたかく舌が絶え間なく動いてタランを刺激した。
「‥このような、こと、していただかな、くてもっ」
タランは喘ぎながら訴える。まぐわうだけならカフリーが奉仕する必用はない。
「傷は表面上塞がりましたが内部はまだです。それに粘膜接触は力を多く送る量できますが、まだ行為の動きには耐えられないと思います。なので口で」
そう喋る間もカフリーは手で刺激を与えることをやめない。
「‥なんだか、‥いつもより。‥いつも、こんなでは‥」
タランは自分の口から漏れる声や吐息について言い訳した。カフリーは少し微笑むとタランに口づけし、そしてまた口淫に戻った。
頭を上下に動かしながら陰茎を口から出し入れする。あまりの刺激に早々に達しそうな感覚がおとずれたが、そうならない。
カフリーはしばらくタラン自身を口で喜ばせた後、跨り腰の上に体を移動してきた。
タランは恍惚とした頭で期待していた。もうとっくに限界にきていた。とにかく果てたかった。
カフリーは自分のスカートが汚れないようにすそを口で咥えた。手でタランの肉棒を支えるとゆっくりと腰をおろした。聖女は騎士の亀頭が秘部に触れたあたりで体を小さく震わせた。そして自分に擦り付けるように肉棒を動かした。
ならす行為をしていなかったなとタランは頭の片隅で思った。それでも彼女の秘部は十分濡れていた。
カフリーは吐息を漏らしながら前後に擦り付ける。穴にさしかかるたびに肉棒が沈みこむ。それは徐々に深くなり、亀頭を出し入れするかたちになっていった。タランは声をおしこらえながら耐えた。2人の息づかいと小さな水音が静かな部屋に響いていた。
カフリーの腰が少し止まると、ゆっくりと腰をおろしてきた。タランは自分の肉棒がカフリーを強引に押し開き、飲み込まれるのを感じて頭が真っ白になった。狭く、ぎゅうぎゅうと棒を締め付ける膣内は腰が引けるほどの快感を与えてくる。
聖女の小さな体がタランの竿のほぼ全部を咥え込んだところで止まった。膣内がうごめいている。カフリーはタランに抱きつき、その厚い胸板に顔を埋め、しばらく何かに耐えるように大きく息を吐いた。そして、ゆっくりと腰を動かし始めた。
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