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試作その一
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厨房に移動し、インベントリから割烹着を取り出し手早く身に付ける。
「とりあえずカレー粉から使ってみましょうか」
カレー粉を詰めた瓶を取り出して何を作ろうか思案する。
普通にカレーを作るのは簡単だけど、後々のことを考えたら避けたほうがいいよね。
カレー粉の配合を寄越せとか言われて、それに使われているスパイス(薬草)の輸入量が減ったらことだし。
王宮での晩餐会だなんて、一体どれだけの量を作ることになるのか想像するだけで恐ろしい。
我が家用のカレー粉の調合はシンにおまかせしているけれど、使っているスパイスの総額を考えると胃が痛くなるってぼやいていたものね……
まあ、それもカレーが完成する頃には治っていかに自分の分を確保するか注力するそうなのであまり心配はしていないのだけど。
ふむ、そうなるとカレー味の何かを作ることになるのだけど……一番手軽なのは野菜炒めや炒飯かな。
前世でもよく作ってたもんね。
でも野菜炒めは簡単なようで難しいからなぁ……
シャキッと歯応えがあるのが理想だけど下手に作ると水が出てべしゃっとして美味しくないのができちゃう。
野菜の切り方とか、火加減、調味料を入れるタイミングが大事なのよね。
まあ、うちの料理長や宮廷料理人ともなればわかってるだろうし、教えたらすぐにコツは飲み込めるだろうから問題ないか。
……いや、野菜炒めはあまりにも庶民っぽいか。
炒飯は別の料理で使いたいしなぁ。
カレーうどんは服を確実に汚しそうだから却下。美味しいけどね。
……となると、あれかしら。
私は冷蔵室に移動して、オーク肉とビッグホーンブル肉を取り出し、黒銀と白虎様に、それらの肉を粗挽き肉程度に刻んでもらうようお願いした。
それからじゃがいもと玉ねぎを取り出し、じゃがいもは皮を剥き、鍋で水から茹で、玉ねぎはみじん切りにしておく。
茹で上がったじゃがいもはザルにあげて水気を取り、熱いうちに潰しておくのだけど、これはセイとマリエルちゃんにお願いした。
お肉と玉ねぎをしっかり炒め、出てきた余分な脂は布巾で拭っておく。ここで軽く塩こしょうして、しっかりと水分を飛ばしてからカレー粉を入れて炒め、馴染ませたら火から下ろして粗熱をとる。
潰したじゃがいもと炒めた挽き肉と玉ねぎを混ぜ合わせ、食べやすい大きさに等分し、小判型に成形する。
これは皆でワイワイ騒ぎながらやったらあっという間だったわ。
バット代わりの大皿に、薄力粉、溶き卵、パン粉を入れて順番に入れてまとわせていく。
これは白虎様、真白、黒銀が担当してくれた。
最後の仕上げは私が。
オークの脂で作ったラードを熱した揚げ油(温度は余ったパン粉を落として確認)にコロッケを静かに入れ、衣が狐色になるまで揚げ、頃合いになったら引き上げて油を切る。
「……よし、カレーコロッケの完成! 皆、食べてみて!」
一人一個ずつ渡して、いざ、試食!
さっきからカレーのいい匂いが漂っていたこともあり、皆待ちきれないとばかりにかぶりついた。もちろん、私も!
一口頬張ると、パン粉がサクッといい音を立て、中はほくほくのじゃがいもが荒く刻んだお肉の旨みや炒まった玉ねぎの甘さとともに口の中に広がっていく。
そして独特のカレーの香りがしっかり主張している。うう、うんまーい!
普通のコロッケももちろん美味しいのだけど、カレー粉を入れただけでちょっとした特別感がある気がするのは私だけかしら?
皆無言でパクつき、食べ終わる頃にはうっとりしていた。
「はあぁ……コロッケにカレー風味が加わるとか最高なのですが⁉︎ もう一個ください!」
マリエルちゃんがおかわりを要求してきたけれど、残念! 夕食後だから試食分しか作ってないのだよ。
空になったお皿を切なそうに見つめるマリエルちゃん。
こういう時ばかり儚げな美少女設定生かすのやめてもらえます⁉︎
皆の反応を見るに、カレーコロッケは合格点の模様。
前世でもコロッケはフランス料理のクロケットが起源だし、盛り付けをおしゃれにすれば宮廷料理としても通用する……はず!
「じゃあ次! 豆板醬もどきを使ったメニューね」
「あれ? ガラムマサラは使わないんですか?」
マリエルちゃんが忘れてませんか? とばかりに質問してきた。
「ああ、あれは後でね」
ガラムマサラはカレーばかりに使うものにあらず。後のお楽しみにね。
「豆板醬を使うとなると、定番は麻婆豆腐だけど……豆腐がないのよね」
ドリスタン王国は岩塩を使うことが多いこともあって、にがりが手に入らないのだ。
大豆に近い豆でおからや豆乳、湯葉を作るところまではできたけれど、豆腐を作るまでには至っていない。
寒天で固めたりもしてみたけれど、ちょっと違うんだよねぇ……
海水でできたミネラルたっぷりの塩なら作れるらしいけれど、ドリスタン王国では海水で塩を作ったりはしないので、海塩がとてもお高い。
ヤハトゥールでも作ってはいるらしいけれど、やはり手間暇かかっているので輸出するとなるとかなりのお値段になるみたいで。
原価を考えると気軽に作るのは難しいよねってことで手が出せないでいる。
にがりを取り寄せればいいのでは? と思わないでもないのだけど、セイに聞いてみたら「にがりって何?」状態だったし、バステア商会でもさすがに取り扱ってはいなかった。
今のところはヤハトゥールからなんとか取り寄せられないか問い合わせているけれども現状では手に入れることは困難な状態だ。
「他に豆板醬のメニューを……」
何がいいかな?
---------------------------
いつもコメントandエールポチッとありがとうございます!
執筆の励みになっておりますー!(嬉)
「とりあえずカレー粉から使ってみましょうか」
カレー粉を詰めた瓶を取り出して何を作ろうか思案する。
普通にカレーを作るのは簡単だけど、後々のことを考えたら避けたほうがいいよね。
カレー粉の配合を寄越せとか言われて、それに使われているスパイス(薬草)の輸入量が減ったらことだし。
王宮での晩餐会だなんて、一体どれだけの量を作ることになるのか想像するだけで恐ろしい。
我が家用のカレー粉の調合はシンにおまかせしているけれど、使っているスパイスの総額を考えると胃が痛くなるってぼやいていたものね……
まあ、それもカレーが完成する頃には治っていかに自分の分を確保するか注力するそうなのであまり心配はしていないのだけど。
ふむ、そうなるとカレー味の何かを作ることになるのだけど……一番手軽なのは野菜炒めや炒飯かな。
前世でもよく作ってたもんね。
でも野菜炒めは簡単なようで難しいからなぁ……
シャキッと歯応えがあるのが理想だけど下手に作ると水が出てべしゃっとして美味しくないのができちゃう。
野菜の切り方とか、火加減、調味料を入れるタイミングが大事なのよね。
まあ、うちの料理長や宮廷料理人ともなればわかってるだろうし、教えたらすぐにコツは飲み込めるだろうから問題ないか。
……いや、野菜炒めはあまりにも庶民っぽいか。
炒飯は別の料理で使いたいしなぁ。
カレーうどんは服を確実に汚しそうだから却下。美味しいけどね。
……となると、あれかしら。
私は冷蔵室に移動して、オーク肉とビッグホーンブル肉を取り出し、黒銀と白虎様に、それらの肉を粗挽き肉程度に刻んでもらうようお願いした。
それからじゃがいもと玉ねぎを取り出し、じゃがいもは皮を剥き、鍋で水から茹で、玉ねぎはみじん切りにしておく。
茹で上がったじゃがいもはザルにあげて水気を取り、熱いうちに潰しておくのだけど、これはセイとマリエルちゃんにお願いした。
お肉と玉ねぎをしっかり炒め、出てきた余分な脂は布巾で拭っておく。ここで軽く塩こしょうして、しっかりと水分を飛ばしてからカレー粉を入れて炒め、馴染ませたら火から下ろして粗熱をとる。
潰したじゃがいもと炒めた挽き肉と玉ねぎを混ぜ合わせ、食べやすい大きさに等分し、小判型に成形する。
これは皆でワイワイ騒ぎながらやったらあっという間だったわ。
バット代わりの大皿に、薄力粉、溶き卵、パン粉を入れて順番に入れてまとわせていく。
これは白虎様、真白、黒銀が担当してくれた。
最後の仕上げは私が。
オークの脂で作ったラードを熱した揚げ油(温度は余ったパン粉を落として確認)にコロッケを静かに入れ、衣が狐色になるまで揚げ、頃合いになったら引き上げて油を切る。
「……よし、カレーコロッケの完成! 皆、食べてみて!」
一人一個ずつ渡して、いざ、試食!
さっきからカレーのいい匂いが漂っていたこともあり、皆待ちきれないとばかりにかぶりついた。もちろん、私も!
一口頬張ると、パン粉がサクッといい音を立て、中はほくほくのじゃがいもが荒く刻んだお肉の旨みや炒まった玉ねぎの甘さとともに口の中に広がっていく。
そして独特のカレーの香りがしっかり主張している。うう、うんまーい!
普通のコロッケももちろん美味しいのだけど、カレー粉を入れただけでちょっとした特別感がある気がするのは私だけかしら?
皆無言でパクつき、食べ終わる頃にはうっとりしていた。
「はあぁ……コロッケにカレー風味が加わるとか最高なのですが⁉︎ もう一個ください!」
マリエルちゃんがおかわりを要求してきたけれど、残念! 夕食後だから試食分しか作ってないのだよ。
空になったお皿を切なそうに見つめるマリエルちゃん。
こういう時ばかり儚げな美少女設定生かすのやめてもらえます⁉︎
皆の反応を見るに、カレーコロッケは合格点の模様。
前世でもコロッケはフランス料理のクロケットが起源だし、盛り付けをおしゃれにすれば宮廷料理としても通用する……はず!
「じゃあ次! 豆板醬もどきを使ったメニューね」
「あれ? ガラムマサラは使わないんですか?」
マリエルちゃんが忘れてませんか? とばかりに質問してきた。
「ああ、あれは後でね」
ガラムマサラはカレーばかりに使うものにあらず。後のお楽しみにね。
「豆板醬を使うとなると、定番は麻婆豆腐だけど……豆腐がないのよね」
ドリスタン王国は岩塩を使うことが多いこともあって、にがりが手に入らないのだ。
大豆に近い豆でおからや豆乳、湯葉を作るところまではできたけれど、豆腐を作るまでには至っていない。
寒天で固めたりもしてみたけれど、ちょっと違うんだよねぇ……
海水でできたミネラルたっぷりの塩なら作れるらしいけれど、ドリスタン王国では海水で塩を作ったりはしないので、海塩がとてもお高い。
ヤハトゥールでも作ってはいるらしいけれど、やはり手間暇かかっているので輸出するとなるとかなりのお値段になるみたいで。
原価を考えると気軽に作るのは難しいよねってことで手が出せないでいる。
にがりを取り寄せればいいのでは? と思わないでもないのだけど、セイに聞いてみたら「にがりって何?」状態だったし、バステア商会でもさすがに取り扱ってはいなかった。
今のところはヤハトゥールからなんとか取り寄せられないか問い合わせているけれども現状では手に入れることは困難な状態だ。
「他に豆板醬のメニューを……」
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