293 / 373
連載
なんてこと……!
しおりを挟む
アリシア様の不穏な様子にドギマギしていると、彼女は次第に眉をハの字にさせ、手元のたまごサンドを見つめてポツリとつぶやいた。
「美味しい……」
よ、よかったあぁ!
どうしてそんな表情なのかは気になるところだけど「こんな庶民くさいものを食べさせるなんて、やっぱり悪食令嬢ですわね!」とか言われるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてた分ホッとしたわ。
「お口に合ったようでよかったです」
にこりと微笑んでから緊張で乾いた喉を潤すためにアイスティーをこくりと飲むと、絞ったオレンジの酸味と甘さが口の中で広がった。
うん、ミリアの淹れるお茶は絶品ね。
初めてのレシピでも一回淹れて見せたり、ざっと説明しただけで再現してくれるのよ。
私の好みを把握してるからか、本当に美味しい。
近頃はヤハトゥールのお茶を淹れるのも上達したから、ほとんどおまかせしてるくらいなのだ。
「悔しい……そして情け無い……」
「え?」
アリシア様の言葉にふと顔を向けると、その顔は本当に情け無いと言わんばかりで、また何かあったのだろうかと身構えてしまった。
「こんなに美味しいのに、私は母たちの話を鵜呑みにし、クリステア様のことを悪食令嬢などと嘲り、目の敵にしていたなんて……」
アリシア様はそう言って、たまごサンドを持ったまま、両手をポトリと膝の上に置いた。
「私にはこれ以上こんな美味しいものをいただく資格はありませんわ……」
あわわわわ、アリシア様の意気消沈した様子に、皆の食べる手が止まってしまった。
気まずい空気が流れるのをどうしようかと焦っていると、エイディー様がしかたないなと言わんばかりに手にしていたたまごサンドを取り皿に置き、近頃発売されたばかりの抹茶を練り込んだショートブレッドを手にした。
「アリー」
「……なんですの? ……むぐっ」
エイディー様ァ! レディの口にショートブレッドを捩じ込むとかなんという狼藉を⁉︎
皆もあっけに取られていた。
「……っ! さっきから失礼なことばっかりして、貴方いったい何なんですの⁉︎」
アリシア様は口に入ってしまった分は吐き出すわけにもいかないと思ったのか、無言でモグモグと咀嚼し飲み込んでから、たまごサンドと一緒にショートブレッドを取り皿に置いてから文句を言った。
「アリーさあ、前からメイヤー商会のショートブレッドが美味くておすすめだって言ってたよな?」
「え? ええ。これもそうですわよね? こんな緑色をしたものは初めていただきますけれど、新作かしら」
食べかけのショートブレッドをチラッと見るアリシア様の目は新作スイーツを見る期待たっぷりの女子のそれで「これもお取り寄せしなくては」という決意に満ち溢れていた。
私はマリエルちゃんと思わず顔を見合わせた。ええっとぉ……
「それ、クリステア嬢考案のレシピなんだってよ?」
「……え?」
「マリエル嬢に前にこれはどこで買えるんだって聞いた時にメイヤー商会で売ってるけど、レシピはクリステア嬢に提供してもらったんだって言ってたぞ」
エイディー様の暴露話にアリシア様はバッとマリエルちゃんと私のほうを見たので、その勢いに二人してこくこくと頷いた。
メイヤー商会で販売しているショートブレッドの売れ行きは上々で、貴族たちの反応からそろそろレシピ提供者をオープンにする頃合いだろうとメイヤー男爵からゴーサインが出たばかりだった。
私たちと仲良くしているエイディー様にはすぐに教えていたのだけれど、最近その事実を知らされたエリスフィード家の反対勢力はすぐさま購入停止するかと思いきや、騒ぎ立てることなくこそこそと買い続けているのだそうだ。
なんだかなぁ……
「……な、な、なんてこと……それじゃあ、私たち……っ」
アリシア様は真っ赤になった顔を両手で隠すけれど、耳や首まで真っ赤なので隠しきれていなかった。
え、アリシア様、めっちゃ可愛いんですけど。
マリエルちゃん、こっそりサムズアップしながらウインクしてくるのはやめなさいってば。
「なんて、なんて愚かで、恥ずかしい真似を……」
「なんでさ? アリーは美味いものを美味いって言っただけだろ? クリステア嬢が悪食令嬢って言ったことは間違ってたけどさ、謝ればいいじゃん。んで、改めて一緒に美味いもん食えばいいだろ?」
お、エイディー様いいこと言うじゃーん!
確かにアリシア様の態度はいかがなものかと思ったけれど、ルビィの言う通り反省のできるいい子は嫌いじゃないし、誤解が解けて仲良くなれるならそれに越したことはないよね!
「エイディー! これはそんなに簡単な問題ではありませんわよ⁉︎」
うん、アリシア様の言い分もわかる。
本人としてはレイモンド王太子殿下の婚約者候補として張り合っていたからとはいえ、私はその気もないのに、侯爵家の娘でありながら公爵家の私を悪食令嬢と影で揶揄して貶めていたのだから。
実際、貴族のメンツ的にお父様やお兄様から制裁されてもおかしくないんだよね……さすがにそれは私が止めてるけど。
アリシア様の心情はさておき、マリエルちゃんやセイがいなかったらぼっちの可能性もあった私としては、早いうちに和解のチャンスがやってきてほっとしてるのよね。
これから学年を重ねるにつれて関係を拗らせまくることを思えば、メンツだのなんだのはどっかにポイっとうっちゃってしまいたいのが本音だもん。
「アリシア様。私は気にしておりませんわ。サンドイッチもショートブレッドも、美味しいとおっしゃっていただけて嬉しいです。それに、これまでのことは水に流して、今後はお友達として仲良くしてくださるのでしょう?」
「クリステア様……」
「さ、早く食べないとエイディー様や私の聖獣たちに食べ尽くされてしまいますわ……って、白虎様、黒銀と真白も! もうそんなに食べちゃったの⁉︎」
大きなバスケットいっぱいに詰め込まれていたはずのサンドイッチやお菓子が残り三分の一程度にまで減っていた。
三人とも、もぐもぐと咀嚼を止めることなく、彼らの取り皿にはそれぞれの好物が山のように盛られていた。
「あ、話終わったか?」
「む、主たちが話し込んでおったのでな」
「もういらないのかとおもって」
「そんなわけないでしょう⁉︎ 空気を読んで静かにしていたと思ったら、こんな……もう! 三人ともこれ以上食べたらだめだからね! あとは他の皆様の分よ!」
「「「ええっ⁉︎」」」
三人からのブーイングを無視し、アリシア様の分として、まだ手をつけていなかったBLTサンドなどを急いで取り分け、彼女のほうを向いた。
「ごめんなさい。うちの食いしん坊な聖獣たちが……」
しおしおと取り皿をアリシア様に差し出すと、きょとんとした顔で私たちのやり取りを眺めていたアリシア様がふふっと綻ぶように笑った。
「ふ……ふふっ、聖獣様って思ったより気さくな方ばかりなのですわね?」
笑いをこらえきれないように震えながら取り皿を受け取るアリシア様は、満面の笑顔でとても可愛らしかった。
---------------------------
世間的にGWですね!
私のGWはまだですが(涙)
書籍版、コミカライズ版ともども、お時間ある時にお読みいただければ幸いです!
ピッコマさんでコミカライズ版一巻が「一日待てば無料」対象になっておりますのでこの機会にぜひ!
そして感想・エールポチッとありがとうございます!
励みになっております( ´ ▽ ` )
「美味しい……」
よ、よかったあぁ!
どうしてそんな表情なのかは気になるところだけど「こんな庶民くさいものを食べさせるなんて、やっぱり悪食令嬢ですわね!」とか言われるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてた分ホッとしたわ。
「お口に合ったようでよかったです」
にこりと微笑んでから緊張で乾いた喉を潤すためにアイスティーをこくりと飲むと、絞ったオレンジの酸味と甘さが口の中で広がった。
うん、ミリアの淹れるお茶は絶品ね。
初めてのレシピでも一回淹れて見せたり、ざっと説明しただけで再現してくれるのよ。
私の好みを把握してるからか、本当に美味しい。
近頃はヤハトゥールのお茶を淹れるのも上達したから、ほとんどおまかせしてるくらいなのだ。
「悔しい……そして情け無い……」
「え?」
アリシア様の言葉にふと顔を向けると、その顔は本当に情け無いと言わんばかりで、また何かあったのだろうかと身構えてしまった。
「こんなに美味しいのに、私は母たちの話を鵜呑みにし、クリステア様のことを悪食令嬢などと嘲り、目の敵にしていたなんて……」
アリシア様はそう言って、たまごサンドを持ったまま、両手をポトリと膝の上に置いた。
「私にはこれ以上こんな美味しいものをいただく資格はありませんわ……」
あわわわわ、アリシア様の意気消沈した様子に、皆の食べる手が止まってしまった。
気まずい空気が流れるのをどうしようかと焦っていると、エイディー様がしかたないなと言わんばかりに手にしていたたまごサンドを取り皿に置き、近頃発売されたばかりの抹茶を練り込んだショートブレッドを手にした。
「アリー」
「……なんですの? ……むぐっ」
エイディー様ァ! レディの口にショートブレッドを捩じ込むとかなんという狼藉を⁉︎
皆もあっけに取られていた。
「……っ! さっきから失礼なことばっかりして、貴方いったい何なんですの⁉︎」
アリシア様は口に入ってしまった分は吐き出すわけにもいかないと思ったのか、無言でモグモグと咀嚼し飲み込んでから、たまごサンドと一緒にショートブレッドを取り皿に置いてから文句を言った。
「アリーさあ、前からメイヤー商会のショートブレッドが美味くておすすめだって言ってたよな?」
「え? ええ。これもそうですわよね? こんな緑色をしたものは初めていただきますけれど、新作かしら」
食べかけのショートブレッドをチラッと見るアリシア様の目は新作スイーツを見る期待たっぷりの女子のそれで「これもお取り寄せしなくては」という決意に満ち溢れていた。
私はマリエルちゃんと思わず顔を見合わせた。ええっとぉ……
「それ、クリステア嬢考案のレシピなんだってよ?」
「……え?」
「マリエル嬢に前にこれはどこで買えるんだって聞いた時にメイヤー商会で売ってるけど、レシピはクリステア嬢に提供してもらったんだって言ってたぞ」
エイディー様の暴露話にアリシア様はバッとマリエルちゃんと私のほうを見たので、その勢いに二人してこくこくと頷いた。
メイヤー商会で販売しているショートブレッドの売れ行きは上々で、貴族たちの反応からそろそろレシピ提供者をオープンにする頃合いだろうとメイヤー男爵からゴーサインが出たばかりだった。
私たちと仲良くしているエイディー様にはすぐに教えていたのだけれど、最近その事実を知らされたエリスフィード家の反対勢力はすぐさま購入停止するかと思いきや、騒ぎ立てることなくこそこそと買い続けているのだそうだ。
なんだかなぁ……
「……な、な、なんてこと……それじゃあ、私たち……っ」
アリシア様は真っ赤になった顔を両手で隠すけれど、耳や首まで真っ赤なので隠しきれていなかった。
え、アリシア様、めっちゃ可愛いんですけど。
マリエルちゃん、こっそりサムズアップしながらウインクしてくるのはやめなさいってば。
「なんて、なんて愚かで、恥ずかしい真似を……」
「なんでさ? アリーは美味いものを美味いって言っただけだろ? クリステア嬢が悪食令嬢って言ったことは間違ってたけどさ、謝ればいいじゃん。んで、改めて一緒に美味いもん食えばいいだろ?」
お、エイディー様いいこと言うじゃーん!
確かにアリシア様の態度はいかがなものかと思ったけれど、ルビィの言う通り反省のできるいい子は嫌いじゃないし、誤解が解けて仲良くなれるならそれに越したことはないよね!
「エイディー! これはそんなに簡単な問題ではありませんわよ⁉︎」
うん、アリシア様の言い分もわかる。
本人としてはレイモンド王太子殿下の婚約者候補として張り合っていたからとはいえ、私はその気もないのに、侯爵家の娘でありながら公爵家の私を悪食令嬢と影で揶揄して貶めていたのだから。
実際、貴族のメンツ的にお父様やお兄様から制裁されてもおかしくないんだよね……さすがにそれは私が止めてるけど。
アリシア様の心情はさておき、マリエルちゃんやセイがいなかったらぼっちの可能性もあった私としては、早いうちに和解のチャンスがやってきてほっとしてるのよね。
これから学年を重ねるにつれて関係を拗らせまくることを思えば、メンツだのなんだのはどっかにポイっとうっちゃってしまいたいのが本音だもん。
「アリシア様。私は気にしておりませんわ。サンドイッチもショートブレッドも、美味しいとおっしゃっていただけて嬉しいです。それに、これまでのことは水に流して、今後はお友達として仲良くしてくださるのでしょう?」
「クリステア様……」
「さ、早く食べないとエイディー様や私の聖獣たちに食べ尽くされてしまいますわ……って、白虎様、黒銀と真白も! もうそんなに食べちゃったの⁉︎」
大きなバスケットいっぱいに詰め込まれていたはずのサンドイッチやお菓子が残り三分の一程度にまで減っていた。
三人とも、もぐもぐと咀嚼を止めることなく、彼らの取り皿にはそれぞれの好物が山のように盛られていた。
「あ、話終わったか?」
「む、主たちが話し込んでおったのでな」
「もういらないのかとおもって」
「そんなわけないでしょう⁉︎ 空気を読んで静かにしていたと思ったら、こんな……もう! 三人ともこれ以上食べたらだめだからね! あとは他の皆様の分よ!」
「「「ええっ⁉︎」」」
三人からのブーイングを無視し、アリシア様の分として、まだ手をつけていなかったBLTサンドなどを急いで取り分け、彼女のほうを向いた。
「ごめんなさい。うちの食いしん坊な聖獣たちが……」
しおしおと取り皿をアリシア様に差し出すと、きょとんとした顔で私たちのやり取りを眺めていたアリシア様がふふっと綻ぶように笑った。
「ふ……ふふっ、聖獣様って思ったより気さくな方ばかりなのですわね?」
笑いをこらえきれないように震えながら取り皿を受け取るアリシア様は、満面の笑顔でとても可愛らしかった。
---------------------------
世間的にGWですね!
私のGWはまだですが(涙)
書籍版、コミカライズ版ともども、お時間ある時にお読みいただければ幸いです!
ピッコマさんでコミカライズ版一巻が「一日待てば無料」対象になっておりますのでこの機会にぜひ!
そして感想・エールポチッとありがとうございます!
励みになっております( ´ ▽ ` )
90
お気に入りに追加
13,937
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
妹だけを可愛がるなら私はいらないでしょう。だから消えます……。何でもねだる妹と溺愛する両親に私は見切りをつける。
しげむろ ゆうき
ファンタジー
誕生日に買ってもらったドレスを欲しがる妹
そんな妹を溺愛する両親は、笑顔であげなさいと言ってくる
もう限界がきた私はあることを決心するのだった
王家も我が家を馬鹿にしてますわよね
章槻雅希
ファンタジー
よくある婚約者が護衛対象の王女を優先して婚約破棄になるパターンのお話。あの手の話を読んで、『なんで王家は王女の醜聞になりかねない噂を放置してるんだろう』『てか、これ、王家が婚約者の家蔑ろにしてるよね?』と思った結果できた話。ひそかなサブタイは『うちも王家を馬鹿にしてますけど』かもしれません。
『小説家になろう』『アルファポリス』(敬称略)に重複投稿、自サイトにも掲載しています。
あなた方はよく「平民のくせに」とおっしゃいますが…誰がいつ平民だと言ったのですか?
水姫
ファンタジー
頭の足りない王子とその婚約者はよく「これだから平民は…」「平民のくせに…」とおっしゃられるのですが…
私が平民だとどこで知ったのですか?
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。