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第二章
10 悲しい別れ
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キリヤとワタルの父が運び込まれた図書館内の一室の前には、司書がわらわらと集まっていた。「毒か」「毒らしい」と小声で話し合っているのが中まで聞こえてくる。
新しい藁と毛布が運び込まれ、急ごしらえされたベッドに二人は横たわっている。
「症状からして、フスだろう」
とぶ厚い本の頁を繰りながら猫の世話係は言う。
「まず下剤で毒を体内から排出させるか。しかし、この方法は本来急性中毒に対する処置だし、若いキリヤはともかく、ワタルの父上は――」
「あのう」
とげっそりと頬がこけて酷い顔色だが、悪態をつく余力を残すキリヤがベッドの上から口を挟んだ。
「医者は呼ばないんですか? 申しわけないけど、毒で死にかかっている時に、猫の世話係のお世話になるのは……」
猫の世話係はふんと鼻を鳴らして「死にかけていても口は減らぬな」と毒づいてから
「ご希望なら医者を呼んでもよい。だが、毒物が絡んでいる以上、医者の関与が疑われるのは当然のこと。毒を盛った張本人が治療にやって来るかもしれんが、それでも構わないか?」
と冷たく言った。
「なんてこった」
キリヤは悲痛な声をあげた。
「しかし、猫の世話係がどうして毒物に精通しているんで?」
「フスというのは、毒にも薬にもなるんだ。私は鼠を殺す毒としてたまに用いるが、扱いには十二分に注意をしている。当然、基本的知識は学んでいる。万が一にも、鼠用の毒を猫が口にしてしまったら――恐ろしいことだ!」
「それでは、あなたかもしれないわけだ」
キリヤが力なく呟いた。
「物覚えの悪い生徒に文字を教えることに嫌気がさしてか? あり得ないことではないが、私なら誰かを始末したくなった時は、切り刻んでバスカヴィルに食べさせる。そうすれば骨も残らない。猫はご馳走にありつけてさぞ喜ぶことだろう。誰が鼠用の毒などという無粋なものを使うものか」
猫の世話係は平然と言った。
キリヤが絶望的な顔をしてぐったりしたところへ、贋作師が数冊の本を手に足早にやって来た。
「下剤の写本が見つからないんだ。コミューンではあまり必要のないものだからなあ。毒物の中和にはこいつを煎じて飲めばいい。そうさな、小さい鍋に半頁程を細かく千切って入れて、煮出すんだ。それを一日三杯、朝昼晩に一杯ずつだ」
「下剤は、この生意気な若造の分だけあればいいんだが。お前、今からちゃちゃっと写せ」
と猫の世話係。
「無茶言うな。いくら若くて体力があるといっても、そんな時間は」
ワタルが不安そうに二人のやりとりを見守っているのに気付いた贋作師は、ハタと片手を額にあてた。
「おおそうだ。ワタル、お前、下剤を持っていたろう。『ユンとユラ』だ」
「それは、腹痛の薬ではないか」と猫の世話係。
「下剤だよ。写本としての質がいまいちだからな。本をよこせ。友達を救いたいだろう?」
ワタルが懐から取り出した本をひったくるようにして、贋作師は『ユンとユラ』に蝋燭の火を移すと、煙を上げて燃え始めたそれを乳鉢の中に落とし込んだ。
「おい、お前」とリーヤを手招きして
「全部燃えたら、少量の水を加えて混ぜて乳棒ですりおろし、全部若い方に飲ませろ。即効性だから厠の側で飲ませた方がいいぞ」
と命令した後、中和剤の調製のために湯を沸かす準備をしている猫の世話係を手伝い始めた。
「あんた達、司書殿。あなた方が居たら、医者なんか必要ないんじゃないか。図書館なんかに閉じこもって、普段は何をしているんだ?」
キリヤが力なく言った。
「口の減らないガキだな」と贋作師。
「ケラを腐った林檎呼ばわりしたそうだ」と猫の世話係。
「ほう、就任初日から敵を作った無謀な使徒とはこいつか。道理で」
キリヤはもはや反論する気力もないのか、黙っていた。
中和剤を飲まされたワタルの父は、少し楽になったらしく目を閉じて寝息を立て始めた。キリヤはリーヤとエルに両脇を支えられて厠から戻り、無言で中和剤を飲んだ後、すぐまた厠へと急ぐ。
その様子を見て、猫の世話係が言った。
「下剤の量が多過ぎたんじゃないか?」
「なに、若いから平気だろう」
贋作師は二人の容体が落ち着いたとみると、仕事に戻ると部屋を出て行った。
* *
ゲンヤが普段より厳しい顔で病室を訪れたのは、夜になってからだった。もっとも、図書館内は陽が差さないため、時間は遠くから微かに聞こえる銅鑼の音で判断するしかないのだが。
隔離部屋のワタルの父とキリヤには、ワタルと猫の世話係が付き添っていた。世話係は途中猫の世話があるからと何度か抜けたものの、夜間は患者二人に付き添うと申し出ていた。
「遅いではないか。若いだけが取り柄のくせに、なぜそうも足が遅い」
と世話係が鋭く言い放つ。
「二人の部屋を封鎖して、毒が混入された経路を調べていた。煉瓦職人の居住部屋は、念のために消毒させた。それから食べ物飲み物の供給ルートを調べ……結果から言うと何も出なかったのだが。使徒全員と、ユッコも念のため保護下に置くことにした」
そう答えながら、ゲンヤの目は、ベッドに横たわる二人に注がれている。
「保護? 監視の間違いだろう。厨房係とミルクの配達員は尋問したのか?」
返事をしようとしないゲンヤに、世話係はさらに眉を吊り上げた。
「締め上げれば誰かが吐くだろう。これは明らかにお前、新長老に対する反逆だ」
「手を汚した者が、進んでそうしたとは限らない」
「まあ、脅されたんだろうな。それでも、一般の民にまで毒を盛った奴等だぞ」
「露見したら罪を一人で被るよう命令されているだろう。黒幕までは、どうせたどり着けないのに、憐れな民を水没刑にする意味があるか」
「例え脅されたにしても、罪を犯せば罰せられるのだから、せめて少しでも善人そうな権力者におもねるのがよい、という教訓を民に与えることは可能だ」
「それだけのために、民が死ぬのだぞ」
腹立たしさをようやく表に出したゲンヤに、猫の世話係は更に詰め寄る。
「もう既に一人殺したではないか。たった一人で、もう怖気づいたのか。お前のそのことなかれ主義は、いささか問題だ。よりによってケラに喧嘩を売って毒を盛られる間抜けな使徒も大概だが、ワタルの親父さんはどうだ。お前の子供時代を知っているというだけで肩を持ってくれた、ただのお人好しではないか。毒など盛られて、いいわけがない」
「証拠もないのに、古株の使徒を追放するわけにはいかない」
「あいつが何を企んでいるのか、わかっているのか」
ゲンヤが答えないので、世話係は言葉を続ける。
「最終的には図書館を解体する腹だ。あの古狸の頭では、この図書館の知などは宝の持ち腐れだからな。無駄を排除して民への食糧供給を増やすとか言い出すぞ。そうすれば、無知な民の多くはあいつを支持するだろう。民はいつも腹ペコだからな。バスカヴィルや私の子供達だって排除の対象にされるだろう」
「子供達?」
黙って父親の寝顔を見つめながら、二人の議論に耳を傾けていたワタルが思わず口を挟んだ。
「何故子供が排除される? 一体何の話か。『私の子供達』とは一体」
「お前には関係のない話だ」と世話係はむっつりと口をつぐんだ。
「ゲンヤか?」
いつのまにか、ワタルの父が目を覚ましていた。
「今は、長老様だったな。大きくなった。ワタルは、相変わらず小さいが」
「騒々しくして申しわけない」
ゲンヤはワタルの父の枕元に跪き、就任式で見た彼の姿、子供の頃の記憶にあるのと同じ、優しそうな目を細めて自分やワタルを見ていた彼と、今目の前に弱々しく横たわる老人の姿が全く重ならないことに心が沈むのを感じたが、それを表には出さず、やせ細った病人の手を取った。
「ご無沙汰しております」
「私は、後悔していない」
とゲンヤの手を握り返す気力もないらしいワタルの父は言う。
「私は前の長老様を信じている。長老様の選んだお前を信じている。お前は、ひとの上に立って、よいことができる。ワタルは心が優しすぎて政治は全然駄目だ。お前は、優しくて強い。だから長老様に選ばれたのだ。ワタルが役に立つのかはわからない。だがあいつは決してお前を裏切らない。ずっと側にいる。ワタルを頼む。あいつは、お前と違って泣虫だから」
ワタルの父は、その晩息を引き取った。
新しい藁と毛布が運び込まれ、急ごしらえされたベッドに二人は横たわっている。
「症状からして、フスだろう」
とぶ厚い本の頁を繰りながら猫の世話係は言う。
「まず下剤で毒を体内から排出させるか。しかし、この方法は本来急性中毒に対する処置だし、若いキリヤはともかく、ワタルの父上は――」
「あのう」
とげっそりと頬がこけて酷い顔色だが、悪態をつく余力を残すキリヤがベッドの上から口を挟んだ。
「医者は呼ばないんですか? 申しわけないけど、毒で死にかかっている時に、猫の世話係のお世話になるのは……」
猫の世話係はふんと鼻を鳴らして「死にかけていても口は減らぬな」と毒づいてから
「ご希望なら医者を呼んでもよい。だが、毒物が絡んでいる以上、医者の関与が疑われるのは当然のこと。毒を盛った張本人が治療にやって来るかもしれんが、それでも構わないか?」
と冷たく言った。
「なんてこった」
キリヤは悲痛な声をあげた。
「しかし、猫の世話係がどうして毒物に精通しているんで?」
「フスというのは、毒にも薬にもなるんだ。私は鼠を殺す毒としてたまに用いるが、扱いには十二分に注意をしている。当然、基本的知識は学んでいる。万が一にも、鼠用の毒を猫が口にしてしまったら――恐ろしいことだ!」
「それでは、あなたかもしれないわけだ」
キリヤが力なく呟いた。
「物覚えの悪い生徒に文字を教えることに嫌気がさしてか? あり得ないことではないが、私なら誰かを始末したくなった時は、切り刻んでバスカヴィルに食べさせる。そうすれば骨も残らない。猫はご馳走にありつけてさぞ喜ぶことだろう。誰が鼠用の毒などという無粋なものを使うものか」
猫の世話係は平然と言った。
キリヤが絶望的な顔をしてぐったりしたところへ、贋作師が数冊の本を手に足早にやって来た。
「下剤の写本が見つからないんだ。コミューンではあまり必要のないものだからなあ。毒物の中和にはこいつを煎じて飲めばいい。そうさな、小さい鍋に半頁程を細かく千切って入れて、煮出すんだ。それを一日三杯、朝昼晩に一杯ずつだ」
「下剤は、この生意気な若造の分だけあればいいんだが。お前、今からちゃちゃっと写せ」
と猫の世話係。
「無茶言うな。いくら若くて体力があるといっても、そんな時間は」
ワタルが不安そうに二人のやりとりを見守っているのに気付いた贋作師は、ハタと片手を額にあてた。
「おおそうだ。ワタル、お前、下剤を持っていたろう。『ユンとユラ』だ」
「それは、腹痛の薬ではないか」と猫の世話係。
「下剤だよ。写本としての質がいまいちだからな。本をよこせ。友達を救いたいだろう?」
ワタルが懐から取り出した本をひったくるようにして、贋作師は『ユンとユラ』に蝋燭の火を移すと、煙を上げて燃え始めたそれを乳鉢の中に落とし込んだ。
「おい、お前」とリーヤを手招きして
「全部燃えたら、少量の水を加えて混ぜて乳棒ですりおろし、全部若い方に飲ませろ。即効性だから厠の側で飲ませた方がいいぞ」
と命令した後、中和剤の調製のために湯を沸かす準備をしている猫の世話係を手伝い始めた。
「あんた達、司書殿。あなた方が居たら、医者なんか必要ないんじゃないか。図書館なんかに閉じこもって、普段は何をしているんだ?」
キリヤが力なく言った。
「口の減らないガキだな」と贋作師。
「ケラを腐った林檎呼ばわりしたそうだ」と猫の世話係。
「ほう、就任初日から敵を作った無謀な使徒とはこいつか。道理で」
キリヤはもはや反論する気力もないのか、黙っていた。
中和剤を飲まされたワタルの父は、少し楽になったらしく目を閉じて寝息を立て始めた。キリヤはリーヤとエルに両脇を支えられて厠から戻り、無言で中和剤を飲んだ後、すぐまた厠へと急ぐ。
その様子を見て、猫の世話係が言った。
「下剤の量が多過ぎたんじゃないか?」
「なに、若いから平気だろう」
贋作師は二人の容体が落ち着いたとみると、仕事に戻ると部屋を出て行った。
* *
ゲンヤが普段より厳しい顔で病室を訪れたのは、夜になってからだった。もっとも、図書館内は陽が差さないため、時間は遠くから微かに聞こえる銅鑼の音で判断するしかないのだが。
隔離部屋のワタルの父とキリヤには、ワタルと猫の世話係が付き添っていた。世話係は途中猫の世話があるからと何度か抜けたものの、夜間は患者二人に付き添うと申し出ていた。
「遅いではないか。若いだけが取り柄のくせに、なぜそうも足が遅い」
と世話係が鋭く言い放つ。
「二人の部屋を封鎖して、毒が混入された経路を調べていた。煉瓦職人の居住部屋は、念のために消毒させた。それから食べ物飲み物の供給ルートを調べ……結果から言うと何も出なかったのだが。使徒全員と、ユッコも念のため保護下に置くことにした」
そう答えながら、ゲンヤの目は、ベッドに横たわる二人に注がれている。
「保護? 監視の間違いだろう。厨房係とミルクの配達員は尋問したのか?」
返事をしようとしないゲンヤに、世話係はさらに眉を吊り上げた。
「締め上げれば誰かが吐くだろう。これは明らかにお前、新長老に対する反逆だ」
「手を汚した者が、進んでそうしたとは限らない」
「まあ、脅されたんだろうな。それでも、一般の民にまで毒を盛った奴等だぞ」
「露見したら罪を一人で被るよう命令されているだろう。黒幕までは、どうせたどり着けないのに、憐れな民を水没刑にする意味があるか」
「例え脅されたにしても、罪を犯せば罰せられるのだから、せめて少しでも善人そうな権力者におもねるのがよい、という教訓を民に与えることは可能だ」
「それだけのために、民が死ぬのだぞ」
腹立たしさをようやく表に出したゲンヤに、猫の世話係は更に詰め寄る。
「もう既に一人殺したではないか。たった一人で、もう怖気づいたのか。お前のそのことなかれ主義は、いささか問題だ。よりによってケラに喧嘩を売って毒を盛られる間抜けな使徒も大概だが、ワタルの親父さんはどうだ。お前の子供時代を知っているというだけで肩を持ってくれた、ただのお人好しではないか。毒など盛られて、いいわけがない」
「証拠もないのに、古株の使徒を追放するわけにはいかない」
「あいつが何を企んでいるのか、わかっているのか」
ゲンヤが答えないので、世話係は言葉を続ける。
「最終的には図書館を解体する腹だ。あの古狸の頭では、この図書館の知などは宝の持ち腐れだからな。無駄を排除して民への食糧供給を増やすとか言い出すぞ。そうすれば、無知な民の多くはあいつを支持するだろう。民はいつも腹ペコだからな。バスカヴィルや私の子供達だって排除の対象にされるだろう」
「子供達?」
黙って父親の寝顔を見つめながら、二人の議論に耳を傾けていたワタルが思わず口を挟んだ。
「何故子供が排除される? 一体何の話か。『私の子供達』とは一体」
「お前には関係のない話だ」と世話係はむっつりと口をつぐんだ。
「ゲンヤか?」
いつのまにか、ワタルの父が目を覚ましていた。
「今は、長老様だったな。大きくなった。ワタルは、相変わらず小さいが」
「騒々しくして申しわけない」
ゲンヤはワタルの父の枕元に跪き、就任式で見た彼の姿、子供の頃の記憶にあるのと同じ、優しそうな目を細めて自分やワタルを見ていた彼と、今目の前に弱々しく横たわる老人の姿が全く重ならないことに心が沈むのを感じたが、それを表には出さず、やせ細った病人の手を取った。
「ご無沙汰しております」
「私は、後悔していない」
とゲンヤの手を握り返す気力もないらしいワタルの父は言う。
「私は前の長老様を信じている。長老様の選んだお前を信じている。お前は、ひとの上に立って、よいことができる。ワタルは心が優しすぎて政治は全然駄目だ。お前は、優しくて強い。だから長老様に選ばれたのだ。ワタルが役に立つのかはわからない。だがあいつは決してお前を裏切らない。ずっと側にいる。ワタルを頼む。あいつは、お前と違って泣虫だから」
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