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第39話「グラス」
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第39話「グラス」
脱衣場に置いたスマホのアラームが鳴った。凪の「ぴー」は起き上がることは無かったが、互いにそれなりに満足がいく入浴時間を過ごすことができた。凪を湯船に入れ、蛍は慌てて、自分の頭を洗うと
「ラスト3分、イチャイチャしよな!」
と湯船の中で「いちゃキス」を楽しんだ。
火照った身体を、脱衣場にある大きな扇風機で冷ますと、ショーツを身に着け、ノーブラで浴衣を羽織り浴室前の自動販売機でふたりで一本の牛乳を飲んだ。
「うわー、螢さんと間接キッスですね。照れちゃいます。」
「何をいまさら言うてんの。そんな、中学生みたいなことを言う口には「ぶちゅー」の刑や!」
と蛍は凪に抱き着きキスをしていると、次の貸切風呂の客であろう、中年のカップルに「おっほん!」と咳払いされてしまい、さっと離れた。
「さあ、ここでこれ以上イチャイチャしてたら、人に見られてしまうから、部屋に戻ろっか。」
と残った牛乳を一気に空けて凪の手を取り、速足で部屋に戻った。
部屋に戻ると、きれいに布団が二組引かれていた。蛍は、冷蔵庫から、ピンクのスパークリングワインのボトルと冷やしておいたグラスを出した。
「はい、凪君との初のお泊り旅行に乾杯!」
と言い、景気良く栓を開けた。飛んだ栓は天井に当たった。凪のグラスに注ぐと
「凪君、口移しで飲ませてくれへん?私、「凪君グラス」で味わいたいなぁ。」
とあまえる蛍に、凪は
「はい、喜んで。上手くできるといいんですけど…。では、失礼しますね。」
凪は蛍の顎を15度持ち上げると、顔を斜めにして唇を重ねた。蛍はゆっくりと凪の唇を吸った。半分は喉を通り、半分は口から外れ、浴衣の胸元を濡らした。
蛍は浴衣の胸元を自分で開いた。小ぶりで形の良い白い胸にスパークリングワインが滴る。
「はい、今度は、蛍ちゃんグラスで凪君が舐めなめして飲んでな。」
と胸をあらわにすると、凪が優しく蛍の顎から首筋にかけ滴ったワインを舌で回収していく。
「螢さんグラスで飲むと一段と美味しいです…。」
と鎖骨から乳房へと唇を下ろしていく。
「ああんっ、そこはワインこぼれてへんやろ…。はふん。」
凪の唇が胸の突起に移った際、思わず蛍は喘いだ。凪は丁寧にピンクの突起を舌で転がしつつ、もうひとつの乳房を左手で揉んでいく。残った左手で、蛍の浴衣の帯を起用に解くと浴衣の前を完全にはだけさせた。右手をへそから徐々に下げ、今日、凪が選んだピンクのショーツの上部からゆっくりと差し込んでいく。
凪の指先が蛍の茂みに達し、上下左右にまさぐっていると、蛍の息が上がってきた。
「凪君、焦らさんと、もっと下に…。」
凪は言われるがままに、指を降下させ茂みの末端まで進めた。小さな突起の下はすでにぐっしょりと潤っており、「くちゅっ」っという音がした。凪は胸の突起に唇を当てたまま、ゆっくりと指を前後に動かし始めた。股間の先端の突起から、泉が湧き出る奥壺まで動かす度「くちゅっ」、「くちゅっ」っと音がする。
「螢さん、いい音していますね。どうですか、気持ちよくなってくれてますか?」
「うん、めちゃくちゃ「来てる」で…。すごく気持ちええよ。ちょっと、指を奥に入れてみてもらえるかな…?」
凪の中指がゆっくりと蛍の中に入っていく。蛍の壺が「きゅっ」と締まる。しかし、湧き出る泉によって、凪の指は、とどまることなく奥へ奥へと進んでいく。
「あっ、な、凪君…、さっき、お風呂で吹いたばっかりやのにまた来そう…。」
と凪の両耳に手をあてがい、喘いだ。凪は、乳首から口を離し、蛍の耳元で
「あそこに顔を埋めさせてもらってもいいですか。嫌て言ってもダメですよ。「下」で蛍さんを満足させられない以上、口と手で精いっぱいご奉仕させてもらいます。」
と言い、蛍の股間に顔を埋めてきた。ピンクのショーツの秘部を隠す布地を左手で横にずらすと右手の中指に薬指も加えゆっくりと挿入し、包皮から顔を出したピンクの突起に舌の先端をくるくると回した。
じゅわっと一気にあふれ出る泉でショーツの色は薄いピンクから濃いピンクに染まっていった。
「螢さん…、螢さんのここの香りと味が好きです。もっと、感じてください。こんな役立たずの僕ですけど、一生懸命尽くしますので捨てないでください。ずっと一緒にいさせてください。どうか、どうかお願いします…。ぐすん。」
(えっ、凪君泣いてんの?捨てるとか別れるとかそんなこと心配してんの。そんなこと絶対ありえへんのに…。私の気持ち、どう伝えたらええねやろ…。)蛍はどうしたらいいのかわからなくなった。
脱衣場に置いたスマホのアラームが鳴った。凪の「ぴー」は起き上がることは無かったが、互いにそれなりに満足がいく入浴時間を過ごすことができた。凪を湯船に入れ、蛍は慌てて、自分の頭を洗うと
「ラスト3分、イチャイチャしよな!」
と湯船の中で「いちゃキス」を楽しんだ。
火照った身体を、脱衣場にある大きな扇風機で冷ますと、ショーツを身に着け、ノーブラで浴衣を羽織り浴室前の自動販売機でふたりで一本の牛乳を飲んだ。
「うわー、螢さんと間接キッスですね。照れちゃいます。」
「何をいまさら言うてんの。そんな、中学生みたいなことを言う口には「ぶちゅー」の刑や!」
と蛍は凪に抱き着きキスをしていると、次の貸切風呂の客であろう、中年のカップルに「おっほん!」と咳払いされてしまい、さっと離れた。
「さあ、ここでこれ以上イチャイチャしてたら、人に見られてしまうから、部屋に戻ろっか。」
と残った牛乳を一気に空けて凪の手を取り、速足で部屋に戻った。
部屋に戻ると、きれいに布団が二組引かれていた。蛍は、冷蔵庫から、ピンクのスパークリングワインのボトルと冷やしておいたグラスを出した。
「はい、凪君との初のお泊り旅行に乾杯!」
と言い、景気良く栓を開けた。飛んだ栓は天井に当たった。凪のグラスに注ぐと
「凪君、口移しで飲ませてくれへん?私、「凪君グラス」で味わいたいなぁ。」
とあまえる蛍に、凪は
「はい、喜んで。上手くできるといいんですけど…。では、失礼しますね。」
凪は蛍の顎を15度持ち上げると、顔を斜めにして唇を重ねた。蛍はゆっくりと凪の唇を吸った。半分は喉を通り、半分は口から外れ、浴衣の胸元を濡らした。
蛍は浴衣の胸元を自分で開いた。小ぶりで形の良い白い胸にスパークリングワインが滴る。
「はい、今度は、蛍ちゃんグラスで凪君が舐めなめして飲んでな。」
と胸をあらわにすると、凪が優しく蛍の顎から首筋にかけ滴ったワインを舌で回収していく。
「螢さんグラスで飲むと一段と美味しいです…。」
と鎖骨から乳房へと唇を下ろしていく。
「ああんっ、そこはワインこぼれてへんやろ…。はふん。」
凪の唇が胸の突起に移った際、思わず蛍は喘いだ。凪は丁寧にピンクの突起を舌で転がしつつ、もうひとつの乳房を左手で揉んでいく。残った左手で、蛍の浴衣の帯を起用に解くと浴衣の前を完全にはだけさせた。右手をへそから徐々に下げ、今日、凪が選んだピンクのショーツの上部からゆっくりと差し込んでいく。
凪の指先が蛍の茂みに達し、上下左右にまさぐっていると、蛍の息が上がってきた。
「凪君、焦らさんと、もっと下に…。」
凪は言われるがままに、指を降下させ茂みの末端まで進めた。小さな突起の下はすでにぐっしょりと潤っており、「くちゅっ」っという音がした。凪は胸の突起に唇を当てたまま、ゆっくりと指を前後に動かし始めた。股間の先端の突起から、泉が湧き出る奥壺まで動かす度「くちゅっ」、「くちゅっ」っと音がする。
「螢さん、いい音していますね。どうですか、気持ちよくなってくれてますか?」
「うん、めちゃくちゃ「来てる」で…。すごく気持ちええよ。ちょっと、指を奥に入れてみてもらえるかな…?」
凪の中指がゆっくりと蛍の中に入っていく。蛍の壺が「きゅっ」と締まる。しかし、湧き出る泉によって、凪の指は、とどまることなく奥へ奥へと進んでいく。
「あっ、な、凪君…、さっき、お風呂で吹いたばっかりやのにまた来そう…。」
と凪の両耳に手をあてがい、喘いだ。凪は、乳首から口を離し、蛍の耳元で
「あそこに顔を埋めさせてもらってもいいですか。嫌て言ってもダメですよ。「下」で蛍さんを満足させられない以上、口と手で精いっぱいご奉仕させてもらいます。」
と言い、蛍の股間に顔を埋めてきた。ピンクのショーツの秘部を隠す布地を左手で横にずらすと右手の中指に薬指も加えゆっくりと挿入し、包皮から顔を出したピンクの突起に舌の先端をくるくると回した。
じゅわっと一気にあふれ出る泉でショーツの色は薄いピンクから濃いピンクに染まっていった。
「螢さん…、螢さんのここの香りと味が好きです。もっと、感じてください。こんな役立たずの僕ですけど、一生懸命尽くしますので捨てないでください。ずっと一緒にいさせてください。どうか、どうかお願いします…。ぐすん。」
(えっ、凪君泣いてんの?捨てるとか別れるとかそんなこと心配してんの。そんなこと絶対ありえへんのに…。私の気持ち、どう伝えたらええねやろ…。)蛍はどうしたらいいのかわからなくなった。
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