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第6話「ペット契約」
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第6話「ペット契約」
一気に話が展開した。七海の投げかけに対し、瞬時に拓海がOKを出したのだ。
「七海さんが飼い主で僕が「ペット」の犬になればいいんですね。でも、本当にいいんですか?僕、正真正銘の「童貞」ですから、七海さんを満足させられるか自信ないですけど…。それでもいいなら、僕の方は喜んでお願いしたいです。」
(おっ、躊躇することなくきたな!これはおもろなってきたで!じゃあ、善は急げやから一気に行こか!)七海は自分の希望を、カウンター席で横並びに座って、次々と伝えていった。
自分は、29歳のバツイチOLで、前の夫の浮気が原因の離婚であったため、慰謝料代わりに分捕った収益不動産物件があるため、金銭的には余裕がある。当面、再婚は考えていないので、いわゆる「逆愛人契約」と言いたいところだが、高校生である拓海の立場を考慮して「ペット契約」にしたいと、よくわからない理屈を持ち出した。
「暴力を振るわないこと」、「彼女ができたら正直に言うこと」、「二人でいる間は基本的には七海に従うこと」の3つを条件に、時給1500円からのスタートということで拓海も同意した。
押印する印鑑が無いので、拓海にとっての「ファーストキス」をもって契約とした。軽いフレンチ・キスだったのだが、拓海は初めてのキスの感触に「ポーッ」となってしまい、次の言葉が出てこなかった。
そんな拓海を見て、いらずらっぽい顔で七海が話しかけた。
「最初に「ぴー」ぱっくんされて、次に「乳首」吸われて、最後に「唇」っていうのも、将来的に「経験逆行」の笑い話になるやろ。きゃはははは!」
と笑う七海に合わせて、
「そうですね。じゃあ、次は「手をつなぐ」ですかね?」
と拓海も一緒になって笑った。
ふたりはスマホを出して、互いの電話番号を交換し、ラインの友達登録を行った。七海の「俺についてこい」のラインスタンプに、「了解」の「犬」のスタンプで返しふたりで笑った。続いて、拓海のスケジュール表に七海がアクセスできるようにアプリを入れ、情報共有を行えるよう手続きをした。
普通にふたりで話をしているだけでも楽しく、あっという間に始発の時間がやってきた。
「さすがに、昨日と同じよれよれのブラウスで一晩飲んでたと会社にばれるんは美味しくないからなぁ…。一回帰ってシャワーでもして出かけなあかんから、今日はこれくらいでな。
私のマンションは京橋やから、そのうちの家で「やろう」な!しっかり場数踏んで、近いうちに私のことを「いかせて」や!
その時まで、他の女の子に童貞捧げたら嫌やで。拓海君の童貞は私ががっつり食ったんねんからな!
じゃあ、今日の足らんまいの2000円払ろとってな!バイビー!」
頬にキスをして笑顔で店を出ていく七海を見送ると、拓海は急いでトイレに駆け込んだ。生々しく感覚に残る、七海の口の中や左手を思い出しながら、2回オナニーをした。
七海のことを思い出すと、まだまだできそうだったが、(こりゃ、きりがなさそうやから、あとは、帰って寝る前にしとこか?)と思い、トイレを出てカウンターに残った「白い液」が染み込んだおしぼりをシンクで洗い流し、カウンターやテーブルの清掃に入った。
頭の中は七海のことでいっぱいで、ジーンズの前はパンパンになったままだった。
「あー、「おっぱい」と「おしり」…、楽しみやな…。あと、ねっとりと舌を絡めたディーップキスも経験させてもらえるやろか…。
顔面騎乗されたり、僕が四つん這いになって、後ろから「ぴー」をコスコスしてもらうのもええよなぁ…。」
ひとりごとを言いながら片づけを済ますと、再びトイレにこもって暫しの極楽タイムを楽しんだ。
七海は、ほとんど乗客のいない始発の普通電車の中でひとり小さくガッツポーズをした。拓海とやりたいことが、いくつもいくつも頭に浮かんでは消えていった。
(「イケメン高校生」の「ペット」ってええなぁ…。投稿小説アプリでそんな話あったよな…。自転車で車に突っ込んできたイケメン高校生と「ペット契約」って…。確か、あの話も門真が舞台やったよな。確か、アラサー女に18歳のイケメン高校生と付き合い始めるって話やったよなぁ…。門真には、「イケメン高校生」と「アラサー女」の縁結びの神様でもおるんやろか?あの話で出てきたプレイでも復習しておくか…。)と七海はスマホのアプリを立ち上げて、お気に入り登録した作品を久しぶりに開いた。
(あー、久しぶりに読むと、よだれもんのストーリーやな。「凪&蛍」みたいな間柄になれたら美味しいよな。偶然、年はおんなじや。拓海君も「凪君」みたいに可愛くてイケメンやし、私も「蛍ちゃん」みたいにしてあげられるかな?まあ、帰ったら、軽くオナニーして、出社するか…。
一気に話が展開した。七海の投げかけに対し、瞬時に拓海がOKを出したのだ。
「七海さんが飼い主で僕が「ペット」の犬になればいいんですね。でも、本当にいいんですか?僕、正真正銘の「童貞」ですから、七海さんを満足させられるか自信ないですけど…。それでもいいなら、僕の方は喜んでお願いしたいです。」
(おっ、躊躇することなくきたな!これはおもろなってきたで!じゃあ、善は急げやから一気に行こか!)七海は自分の希望を、カウンター席で横並びに座って、次々と伝えていった。
自分は、29歳のバツイチOLで、前の夫の浮気が原因の離婚であったため、慰謝料代わりに分捕った収益不動産物件があるため、金銭的には余裕がある。当面、再婚は考えていないので、いわゆる「逆愛人契約」と言いたいところだが、高校生である拓海の立場を考慮して「ペット契約」にしたいと、よくわからない理屈を持ち出した。
「暴力を振るわないこと」、「彼女ができたら正直に言うこと」、「二人でいる間は基本的には七海に従うこと」の3つを条件に、時給1500円からのスタートということで拓海も同意した。
押印する印鑑が無いので、拓海にとっての「ファーストキス」をもって契約とした。軽いフレンチ・キスだったのだが、拓海は初めてのキスの感触に「ポーッ」となってしまい、次の言葉が出てこなかった。
そんな拓海を見て、いらずらっぽい顔で七海が話しかけた。
「最初に「ぴー」ぱっくんされて、次に「乳首」吸われて、最後に「唇」っていうのも、将来的に「経験逆行」の笑い話になるやろ。きゃはははは!」
と笑う七海に合わせて、
「そうですね。じゃあ、次は「手をつなぐ」ですかね?」
と拓海も一緒になって笑った。
ふたりはスマホを出して、互いの電話番号を交換し、ラインの友達登録を行った。七海の「俺についてこい」のラインスタンプに、「了解」の「犬」のスタンプで返しふたりで笑った。続いて、拓海のスケジュール表に七海がアクセスできるようにアプリを入れ、情報共有を行えるよう手続きをした。
普通にふたりで話をしているだけでも楽しく、あっという間に始発の時間がやってきた。
「さすがに、昨日と同じよれよれのブラウスで一晩飲んでたと会社にばれるんは美味しくないからなぁ…。一回帰ってシャワーでもして出かけなあかんから、今日はこれくらいでな。
私のマンションは京橋やから、そのうちの家で「やろう」な!しっかり場数踏んで、近いうちに私のことを「いかせて」や!
その時まで、他の女の子に童貞捧げたら嫌やで。拓海君の童貞は私ががっつり食ったんねんからな!
じゃあ、今日の足らんまいの2000円払ろとってな!バイビー!」
頬にキスをして笑顔で店を出ていく七海を見送ると、拓海は急いでトイレに駆け込んだ。生々しく感覚に残る、七海の口の中や左手を思い出しながら、2回オナニーをした。
七海のことを思い出すと、まだまだできそうだったが、(こりゃ、きりがなさそうやから、あとは、帰って寝る前にしとこか?)と思い、トイレを出てカウンターに残った「白い液」が染み込んだおしぼりをシンクで洗い流し、カウンターやテーブルの清掃に入った。
頭の中は七海のことでいっぱいで、ジーンズの前はパンパンになったままだった。
「あー、「おっぱい」と「おしり」…、楽しみやな…。あと、ねっとりと舌を絡めたディーップキスも経験させてもらえるやろか…。
顔面騎乗されたり、僕が四つん這いになって、後ろから「ぴー」をコスコスしてもらうのもええよなぁ…。」
ひとりごとを言いながら片づけを済ますと、再びトイレにこもって暫しの極楽タイムを楽しんだ。
七海は、ほとんど乗客のいない始発の普通電車の中でひとり小さくガッツポーズをした。拓海とやりたいことが、いくつもいくつも頭に浮かんでは消えていった。
(「イケメン高校生」の「ペット」ってええなぁ…。投稿小説アプリでそんな話あったよな…。自転車で車に突っ込んできたイケメン高校生と「ペット契約」って…。確か、あの話も門真が舞台やったよな。確か、アラサー女に18歳のイケメン高校生と付き合い始めるって話やったよなぁ…。門真には、「イケメン高校生」と「アラサー女」の縁結びの神様でもおるんやろか?あの話で出てきたプレイでも復習しておくか…。)と七海はスマホのアプリを立ち上げて、お気に入り登録した作品を久しぶりに開いた。
(あー、久しぶりに読むと、よだれもんのストーリーやな。「凪&蛍」みたいな間柄になれたら美味しいよな。偶然、年はおんなじや。拓海君も「凪君」みたいに可愛くてイケメンやし、私も「蛍ちゃん」みたいにしてあげられるかな?まあ、帰ったら、軽くオナニーして、出社するか…。
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