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不器用な友人
記憶がないんですけど……
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スマホの目覚ましのアラームが鳴っている。それはつまり今が朝だということを示している。そしてそれ以外のことは何も分からない。ここがどこだかもよく分かっていないしいつ寝たのかも分からないし昨日何をしていたのかも分からない。
ただとりあえず煩わしいアラームだけは止めないと、そう思って音の鳴る方へ手を伸ばすとベッド脇にそれはあった。慣れた手付きで画面を見ずとも解除することができる。その特技のおかげで寝ながら解除してしまい、結果遅刻が増えてしまったのだが。
寝ぼけ眼を無理やり開いてあくびをしながら時計を見ると、朝の7時を指している。月曜日。今日は午後からの授業だからもう少しゆっくりできるなと二度寝をしようと寝返りを打つと、隣で友人の佐々島駿がすやすやと寝ていることにようやく気が付いた。
「うわっ!? えっ!? いてぇ!?」
何故か隣で寝る友人への驚き、何故かお互い全裸で寝ていることへの驚き、そして何故か全身、とりわけ腰を襲う筋肉痛への驚き。三種類の驚きが同時にやってくる。あまりに騒いだせいか駿を起こしてしまった。
「ん……なんだよ、朝からうるせーな……」
「ご、ごめん……じゃなくて! え? 何?」
「何って……何が?」
全裸でさも当然ですと言わんばかりの態度を取られても困ってしまう。
「あの、おれ昨日の記憶があんまりないんだけど……」
「え? ……あ~激しくやりすぎたか」
「な、何をしたの?」
「ん? 流石のお前ももう大人なんだから分かるだろ?」
「わっ!?」
そういって駿はおれの手を取りぐいっと引っ張ると抱き寄せる。バランスを崩したおれは駿の胸元にダイブする。そして駿は逆の手をおれの尻に持ってくると穴をさする。
「ひっ、ちょっ、駿っ!」
「あれだけやって切れてないのは相当タフだな」
「んっ、何言って……あっ」
穴を撫でられると力が抜けてしまう。じわじわと股間に熱が広がるのをなんとか堪える。
「俺と光一は昨日夕方から深夜までずっとセックスしてたんだよ」
「なっ、セッ……!?」
衝撃で言葉を失う。目をまん丸に見開いて駿の顔を見る。
「最後の方は光一が気絶しちゃってさ、それで記憶飛んだんだろ。」
「き、気絶!?」
「ちゃんとナカ洗っておいたから安心しろ、まあ次からは気を付けるよ」
「いや次って何!?」
駿は恐ろしいほど幸福に満ちた微笑みを浮かべておれの額にキスをする。
「俺たち付き合うことになったから」
「……いやいやいや、ちょっと待て!!!」
勢いよく立ち上がり掛け布団を放り投げて全力で叫んだ。
***
「んっ、つ、つまり、おれたちは……あっ、合意でセックスしたってことかよ……っ」
「そうだな」
「マジかよ……あっ……そこっ……」
「どうした? 何か思い出した?」
「そ、そうじゃ……あんっ」
駿の指がおれの前立腺を捉えてぐりぐりと責める。気持ちよさから逃げるためにシーツを掴む。もう一度セックスしたら思い出すかもとかいう頭の悪い提案にまんまと乗せられたおれは朝っぱらから友人の指をアナルに咥えてよがっている。
「寝覚めのセックスとか最高だな」
「どこかだよっ……んっ、そこっ、はぁっ」
「光一も感じてるくせに」
されるがまま快楽を享受するおれの身体に苛つくものの、やはり身体は覚えているのだと知らしめられる。キュンキュンとナカを締め付け指を離さない。
昨日の記憶はいまだ戻らないが駿はこんな嘘をつくような人間ではないことは確かだ。だったらおれが駿と毎日セックスをしたいと言ったのもきっとそうなのだろう。
「挿れるぞ」
「あっ、まっ……おあ゛っ」
「あれだけやったのにすげー締め付けっ」
指を抜くとうつ伏せのおれに被さる形で駿のデカマラが挿入される。あまりの衝撃と快感に体が小刻みに震える。
「ひょっとして挿れただけでイった?」
「あっ……あっ……しゅんっ、おれ、やばいっ」
「かわいいな、光一」
「あんっ!」
パンッと一回大きくピストンをして打ち付けると、そこから途切れることのないストロークで犯される。
「あっ、はぁっ、うぁ、すごぃっ」
「光一ここ擦られるの好きだよな」
浅めのところを突くと前立腺を刺激される。亀頭でごりごりと正確に当て掘りされると自身の意志とは関係なく精液が押し出されるかのようにだらだらとちんぽから出てくる。
「ああ゛っ、きもちぃっ、ごりごり、すきぃっ」
「でも奥の方がもっと好きだろ?」
おれの両腕を捕み逃げないように抑えると今度は奥まで一気に突かれる。
「あ゛っ、だめっ、そこ、やばいぃっ」
「どう? セックス気持ちいい?」
「き、きもぢぃぃっ、ちんぽすきぃっ」
「弱すぎだろ、ほんと」
「だっ、だってぇ、こんなのっ、よすぎるっ、ああんっ」
デカマラでアナルをぐちょぐちょに犯されると何も考えられなくなる。これだけ気持ちいい思いをしたのに記憶を飛ばしてしまったのが恨めしいくらいだ。
駿は体を倒しておれの背中と密着する。そして横を向くおれに顔を合わせるとキスをする。
「うっ、はあっ、あっ、きもちぃ、」
「はあっ、好きだ、光一」
「あっ、お、おれも、すきぃっ」
「っお前が好きなのはちんぽだろ、この変態」
激しくばちゅんばちゅんと音を鳴らして奥のイイところを当てられると頭がチカチカする。
「あっ、あっ、そこ、だめっ、いきそうっ」
「散々イかされたちんぽでまたイくのか?」
「んあっ、このちんぽよすぎるっ、イイとこぜんぶ、あたるぅっ」
「今度は記憶飛ばすなよ」
「あっ、いくいくいく、いくっっ!!」
一番奥を突かれた瞬間体が痙攣してアナルが収縮する。その締め付けによってちんぽの形をくっきりと感じて更に気持ちよくなる。あれだけの絶頂をした直後だと言うのになお満足できずビクビクとナカを震わせながら肉棒を味わい尽くす。
「はぁっ、はぁっ……し、しゅん……」
「ん? どうした?」
「も、もっと……」
腰をねじりながらこの最高のちんぽをねだる。これほどの快感を覚えてしまったらもう逃げられない。
「もっと、いっぱい犯して……」
「エロすぎんだろ……こういちっ」
ただとりあえず煩わしいアラームだけは止めないと、そう思って音の鳴る方へ手を伸ばすとベッド脇にそれはあった。慣れた手付きで画面を見ずとも解除することができる。その特技のおかげで寝ながら解除してしまい、結果遅刻が増えてしまったのだが。
寝ぼけ眼を無理やり開いてあくびをしながら時計を見ると、朝の7時を指している。月曜日。今日は午後からの授業だからもう少しゆっくりできるなと二度寝をしようと寝返りを打つと、隣で友人の佐々島駿がすやすやと寝ていることにようやく気が付いた。
「うわっ!? えっ!? いてぇ!?」
何故か隣で寝る友人への驚き、何故かお互い全裸で寝ていることへの驚き、そして何故か全身、とりわけ腰を襲う筋肉痛への驚き。三種類の驚きが同時にやってくる。あまりに騒いだせいか駿を起こしてしまった。
「ん……なんだよ、朝からうるせーな……」
「ご、ごめん……じゃなくて! え? 何?」
「何って……何が?」
全裸でさも当然ですと言わんばかりの態度を取られても困ってしまう。
「あの、おれ昨日の記憶があんまりないんだけど……」
「え? ……あ~激しくやりすぎたか」
「な、何をしたの?」
「ん? 流石のお前ももう大人なんだから分かるだろ?」
「わっ!?」
そういって駿はおれの手を取りぐいっと引っ張ると抱き寄せる。バランスを崩したおれは駿の胸元にダイブする。そして駿は逆の手をおれの尻に持ってくると穴をさする。
「ひっ、ちょっ、駿っ!」
「あれだけやって切れてないのは相当タフだな」
「んっ、何言って……あっ」
穴を撫でられると力が抜けてしまう。じわじわと股間に熱が広がるのをなんとか堪える。
「俺と光一は昨日夕方から深夜までずっとセックスしてたんだよ」
「なっ、セッ……!?」
衝撃で言葉を失う。目をまん丸に見開いて駿の顔を見る。
「最後の方は光一が気絶しちゃってさ、それで記憶飛んだんだろ。」
「き、気絶!?」
「ちゃんとナカ洗っておいたから安心しろ、まあ次からは気を付けるよ」
「いや次って何!?」
駿は恐ろしいほど幸福に満ちた微笑みを浮かべておれの額にキスをする。
「俺たち付き合うことになったから」
「……いやいやいや、ちょっと待て!!!」
勢いよく立ち上がり掛け布団を放り投げて全力で叫んだ。
***
「んっ、つ、つまり、おれたちは……あっ、合意でセックスしたってことかよ……っ」
「そうだな」
「マジかよ……あっ……そこっ……」
「どうした? 何か思い出した?」
「そ、そうじゃ……あんっ」
駿の指がおれの前立腺を捉えてぐりぐりと責める。気持ちよさから逃げるためにシーツを掴む。もう一度セックスしたら思い出すかもとかいう頭の悪い提案にまんまと乗せられたおれは朝っぱらから友人の指をアナルに咥えてよがっている。
「寝覚めのセックスとか最高だな」
「どこかだよっ……んっ、そこっ、はぁっ」
「光一も感じてるくせに」
されるがまま快楽を享受するおれの身体に苛つくものの、やはり身体は覚えているのだと知らしめられる。キュンキュンとナカを締め付け指を離さない。
昨日の記憶はいまだ戻らないが駿はこんな嘘をつくような人間ではないことは確かだ。だったらおれが駿と毎日セックスをしたいと言ったのもきっとそうなのだろう。
「挿れるぞ」
「あっ、まっ……おあ゛っ」
「あれだけやったのにすげー締め付けっ」
指を抜くとうつ伏せのおれに被さる形で駿のデカマラが挿入される。あまりの衝撃と快感に体が小刻みに震える。
「ひょっとして挿れただけでイった?」
「あっ……あっ……しゅんっ、おれ、やばいっ」
「かわいいな、光一」
「あんっ!」
パンッと一回大きくピストンをして打ち付けると、そこから途切れることのないストロークで犯される。
「あっ、はぁっ、うぁ、すごぃっ」
「光一ここ擦られるの好きだよな」
浅めのところを突くと前立腺を刺激される。亀頭でごりごりと正確に当て掘りされると自身の意志とは関係なく精液が押し出されるかのようにだらだらとちんぽから出てくる。
「ああ゛っ、きもちぃっ、ごりごり、すきぃっ」
「でも奥の方がもっと好きだろ?」
おれの両腕を捕み逃げないように抑えると今度は奥まで一気に突かれる。
「あ゛っ、だめっ、そこ、やばいぃっ」
「どう? セックス気持ちいい?」
「き、きもぢぃぃっ、ちんぽすきぃっ」
「弱すぎだろ、ほんと」
「だっ、だってぇ、こんなのっ、よすぎるっ、ああんっ」
デカマラでアナルをぐちょぐちょに犯されると何も考えられなくなる。これだけ気持ちいい思いをしたのに記憶を飛ばしてしまったのが恨めしいくらいだ。
駿は体を倒しておれの背中と密着する。そして横を向くおれに顔を合わせるとキスをする。
「うっ、はあっ、あっ、きもちぃ、」
「はあっ、好きだ、光一」
「あっ、お、おれも、すきぃっ」
「っお前が好きなのはちんぽだろ、この変態」
激しくばちゅんばちゅんと音を鳴らして奥のイイところを当てられると頭がチカチカする。
「あっ、あっ、そこ、だめっ、いきそうっ」
「散々イかされたちんぽでまたイくのか?」
「んあっ、このちんぽよすぎるっ、イイとこぜんぶ、あたるぅっ」
「今度は記憶飛ばすなよ」
「あっ、いくいくいく、いくっっ!!」
一番奥を突かれた瞬間体が痙攣してアナルが収縮する。その締め付けによってちんぽの形をくっきりと感じて更に気持ちよくなる。あれだけの絶頂をした直後だと言うのになお満足できずビクビクとナカを震わせながら肉棒を味わい尽くす。
「はぁっ、はぁっ……し、しゅん……」
「ん? どうした?」
「も、もっと……」
腰をねじりながらこの最高のちんぽをねだる。これほどの快感を覚えてしまったらもう逃げられない。
「もっと、いっぱい犯して……」
「エロすぎんだろ……こういちっ」
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