ノンケの光一くん〜ノンケだけどお金が欲しいからお尻を開発する話〜

あしまる

文字の大きさ

大中小

20 / 29

不器用な友人

毎日したい

しおりを挟む

「はぁっ、はぁっ……」
「まだいけるよな」
「えっ？ちょっ、あっ！」

　駿はおれの両足を抱えるとベッドから降りて立ち上がった。落ちないように慌てて駿にしがみつくが重力で体が沈んでいく。そのおかげで二人の繋がっている先がより深く、奥まで届いてしまう。

「小さいやつとしか駅弁出来ないから地味に憧れてたんだよな」
「し、しゅんっ、これっ、だめなやつ……」
「つまり好きなやつってことだよな」
「ち、ちがっ、あ゛あっ、あっ、んぅっ！」

　駿に体を揺さぶられると重力の勢いも加わりより挿入時の突き上げが強くなる。こんな恥ずかしい体勢で犯され喘ぐことしかできない状況が一層快感を刺激する。

「おあ゛っ、おくっ、ふかいっ、きもちぃぃ」
「すげー眺め」
「だめぇ、いきそうっまたいぐっ、いぐっ！！」

　駿の身体に必死でしがみつくも絶頂の快感で力が抜ける。おれが落ちないよう駿は力を込めて支える。腕の筋肉がパンパンに張り上がりその男らしい姿に思わずキュンときてしまう。

「ふぅー、まだまだイけるよな」

　ベッドに戻ると今度は正常位で寝かされる。乳首を摘まれるとびくっと上半身が跳ね、甘イキしてしまう。しかしこの程度の刺激ではもう満足できない身体になってしまった。おれのナカにいまだ収まる凶悪な欲棒、あれを乱暴に抜き差しされることでしか絶頂を迎えられないのだ。

「ふぅ、ちくび、は、もうっいいから……」
「さっきはあんなに乳首で感じてたのにいいの？」
「んっそれより、もっと……」

　おれは腰をぐりぐりと揺らす。駿は指で乳首を転がすだけでナカに深く刺さるそれを動かさない。おれは自分の両足を抱えて挿れやすいように尻を上に向ける。

「もっと？」
「あっ……しゅんの、でかちんぽでもっと、いっぱい突いてぇ……んあっ！！」

　全部言い切るよりも早く駿の腰が激しく動く。おれの両腕を掴んで逃げないように抑えながらばちゅばちゅと音を打ち鳴らす。

「あっ、そこっ、すきぃっ、あっ、もっとぉっ」

　上反りちんぽが前立腺をえぐりながら奥まで一気に貫く。的確なストロークとリズムでそこを擦られると喘ぐことしかできなくなる。

「はっ、俺のちんぽじゃなきゃもうイけなくなるかもな」
「あぅっ、あ゛っ、なってもいいっ！しゅんのちんぽが一番きもちぃぃっ！」
「じゃあこれからはずっと俺とセックスしないとな」
「んぅっするっ、おれ、しゅんと毎日セックスしたいっ、ああんっ」
「意味わかってんのかよ、たく……っ」
　
　駿は上半身を倒すとおれにキスをしながら腰を揺らす。更に指で乳首を摘みながら3点を同時に責め上げる。

「ふっ、キスするとナカ締まるな」
「ふぅ、んっ、あっ、だめっ、ふっ、いっいぐっ」

　駿の身体を抱きしめるように手足をしがみつけて快感を耐える。びくびくと震えるおれの身体に興奮した駿はおれの首や胸元に何度か軽いキスをすると上半身を起こす。　
　
　ぐったりと倒れるおれの足を持ち上げるとそのまま腕をぐぐっと伸ばし肩に膝が付くほど折り曲げるとスクワットのような中腰の姿勢になる。そして上からプレスする形でデカマラをねじこむ。

「お゛っ！？これ、いちばんっ……はあっ、やばぃっ」
「ほら、結合部が丸見えだぞ」

　上から押し潰されるように掘られることで今までで一番深いところまで亀頭が入ってくるのが分かり、更に体勢によってアナルを出入りする駿のデカマラがくっきりと見える。

「お゛っ、あっ、ぐっ、おくっ、ずぽずぽ、きもちぃぃ」
「えっろ、最高」
「いぐっ、やめっ、いぐぅぅっ！」
「はー気持ちぃ」
「だめっ、いってるってぇぇ、それっ、ゴリゴリだめぇ！」

　おれの絶頂もお構いなしにピストンの動きは止まらず、ケツイキで収縮した穴を無理やりこじあけるようにして進む。アナルからはローションが泡立ってこぼれており、そこに腰を容赦なくぶち当てることでばっちゅばっちゅとエロい音が部屋中に響いている。

「きっぎもちよすぎるっ、またいくっ、いっちゃうっ！」
「俺もイきそう……一緒にイこう」

　これまでで一番激しく腰を打ち付ける。どれだけ乱暴に突かれようとも気持ちいいと感じてしまう。お互いの絶頂が最高潮まで高まるのを肌で感じる。

「ああっ、いくっいぐっいっくぅぅぅっっ！！」
「イくっ……！」

　もう何度目かも分からないケツイキを終えておれは頭が真っ白になる。おれのナカではちんぽがどくどくと脈打ち大量の駿の精液が注がれているのがわかる。快感の波が引いたところで駿はおれの体からちんぽを抜くと指で入り口をなぞる。

「すげぇぱっくり開いてる」
「んっ、はぁっ……はあっ……きもちよすぎ……」

　おれのアナルは駿に広げられたままひくひくと蠢いている。早く挿れて欲しくてたまらないと求めているかのようだ。

「流石に疲れたか？」
「はあっ……はあっ……」

　無言で頷く。まともな会話が難しいくらい頭が快楽でいっぱいいっぱいだ。

「じゃあ次はうつ伏せになろう」
「えっ……まだ……」
「寝バックは横になるだけで体力いらないから平気」

　そういう意味ではなくまだやるの？という意味なのだが。駿も射精したばかりで勃たないはず……そう思って目をやると勃起したままの凶悪なデカマラがそこにはあった。

「俺3回までは余裕でやれるから」
「えっ、ちょっと待って……」
「言っただろ、後悔するぐらい気持ちよくさせるって」

　駿はにやりと笑いながらおれにキスをする。このちんぽとキスにおれは逆らえない。そう思い知らされた一日だった。

しおりを挟む