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不器用な友人
甘いキス
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位置を確認しながら先端を穴にあてがう。散々慣らしたとはいえこれだけの大きさは一筋縄じゃいかないだろう。力を抜いてゆっくりと沈めていく。
「ん、くっ……」
ぷくくと亀頭を飲み込むとそれだけで背中から汗が吹き出る。先っぽだけでこの圧迫感……。本当にこれ全部入るのか?
「ゆっくりでいいからな」
駿の声かけで気合を入れると一呼吸置いて挿入を再開し半分までぐぐっと進む。一番太い中心部を抜けるとその後はずぽっと根本まで一気に進むのをなんとか8分のところで止める。それ以上奥まで行くと結腸まで届いてしまうからだ。肩で息をして駿の胸元に倒れ込む。
「大丈夫か?」
「ん……ちょっと休ませて……」
「ああ、がんばったな」
優しく頭を撫でられ抱きしめられる。大きな胸板に腕に手に抱かれて心地良い。ちょっとずつ腰を動かそうとするも流石に圧迫感と痛みが消えない。苦痛に顔が歪む。
「ぐっ、ふぅ、はぁっ」
「無理しないでいいからな、駄目そうなら抜いてもいいぞ」
「はぁっはぁっ……へっなんだよ、急に優しいじゃん」
「光一が気持ちよくなれないことはしたくない」
駿は真面目な顔で見つめてくる。あれだけ恥ずかしいことさせといてこういうところはちゃんとしてるんだよな……。
「……なあっ、キスしようぜ」
「は、はぁ!?」
おれの口から思ってもみない言葉が飛び出し駿は動揺して表情が崩れる。それが面白くてははっと笑い広角が上がる。
「キスしたら苦しいの紛れるって言うだろ?」
「そ、そうだけど……いいのかよ」
「他の男は嫌だけど……駿ならいいぜ」
瞳を見つめ返して答える。駿はおれの瞳から目を逸らさずじっと眺めるとゆっくり瞼を閉じ、そして小さく息を吐いてぼそっと呟いた。
「……やっぱ敵わねぇな」
「なんて?……んっ!」
聞き返そうとした瞬間唇が塞がれた。一瞬のことで何が起きたか理解するより先に駿の舌が口を割って中に入ってくる。
「んあっふぅ、しゅ、しゅんっ」
突然過ぎて呼吸が整えられない。体を後ろに引こうとするも駿の両腕が背中に回りがっしりとホールドされお構いなしに口内を犯される。舌を唇で吸われ、歯をなぞるように進み上顎を撫でられると甘美で官能的な刺激に包まれる。息が苦しくなったところで一度離れる。
「んふぅっ、はぁっ、はぁっ、んっ、くっ……」
「はぁっ、はぁっ」
お互いの呼吸が顔にかかる。それさえも情感をそそられる。無言で見つめ合いながら息を整えると、どちらからともなく口づけを交わす。チュッと音を鳴らしながら3回ほど軽いキスを繰り返すと再び深く、濃厚なものへと変わる。
「んはぁっ、ちゅっ、キスきもちぃっ」
駿のキスが上手すぎるのか相性がいいのか、今までやってきたどのキスよりも気持ちいい。もっと深くまで相手を求めてしまう。溶けて一つになりたい。きっと駿もそう思っているはず。そんな根拠のない確信を持ってしまうほど熱を帯びたものだった。
「んぅっ、はぁっ、ぢゅるっ」
「はぁっ、こういち、名前呼んで」
「んぇ? しゅん……んっ!」
名前を呼ぶと激しく口づけをされ3秒ほどするとまた離れる。こういち、とだけ呼ばれおれはもう一度駿の名前を返す。
「しゅんっ……ふぅっ、あっ、んぅっ……しゅんっ……!」
「こういち……じゅるっ、はぁっ、ふぅっ、こういちっ」
まるで恋人同士の甘いキスのようだ。友達相手で、恥ずかしいはずなのに名前を何度も呼んでしまう。もっとキスがしたいから、もっと求めてほしいから。おれのナカで駿の勃起がさらに強く、大きく硬くなっていくのが分かる。しかし痛みは既になくなっていた。それどころか早く動いてほしくて気づかぬ内に腰を動かしてしまっていた。それを理解した駿はおれの腰を掴むとキスをしながら下から突き上げる。
「んんぅぅう!! はぁっ、あっ!」
「こういちっ、悪い、我慢できねぇ」
大きなちんぽがおれの尻穴を上下に貫いていく。肉壁を削り取るかのように擦り上げ、奥の奥までノックするピストンに意識がとびかける。
「あ゛っあ゛っ、でかちんぽすげぇ、ああんっ」
「顔もナカもトロットロじゃねぇか、ほらこっち向け」
「んぅっあっ、ケツきもちぃよぉっ」
上下の口を塞がれ犯されると怖くなるほどの快楽が全身に巡りおれは駿にしがみつく。駿はおれに呼吸をさせるためにキスを止めると耳を舐める。ぞわぞわとした刺激が脳を犯されるような気分にさせる。
「ぅあんっ、みみだめぇ、ああっ、」
「ははっ全身性感帯だな」
耳元で囁かれるだけでイってしまいそうだ。駿はおれを抱いたまま上半身を起こすと対面座位で突き上げる。
「んっ、あっ、おく、やばいっ」
「やめてほしい?」
「いやだっ、やめないで、もっとほしぃっ」
「光一、マジかわいいな」
キスをしながら更に激しく腰を振るとおれの体の奥からじんじんとした気持ちが昂るのを感じる。
「ああ、んう、はぁっ、い、いきそうっ」
「何回でもイかせてやるよ」
「いきそうっ、いくっ、いぐぅぅぅっっ!!」
「くっ……締め付けすげ……」
間違いなくこれまでで一番気持ちいい絶頂だった。純粋な快感だけでなくキスによって心も満たされているのが分かる。こんなに愛を感じるセックスはいつぶりだろうか、駿は友達のはずなのに。強く優しく抱きしめられる腕が、身体が、声が、顔が、全て愛おしく感じてしまう。いやこれは快楽に流されているだけ、駿のセックスが上手すぎて脳が混乱しているんだ。そう思うことにして余計なことは考えないようにした。
「ん、くっ……」
ぷくくと亀頭を飲み込むとそれだけで背中から汗が吹き出る。先っぽだけでこの圧迫感……。本当にこれ全部入るのか?
「ゆっくりでいいからな」
駿の声かけで気合を入れると一呼吸置いて挿入を再開し半分までぐぐっと進む。一番太い中心部を抜けるとその後はずぽっと根本まで一気に進むのをなんとか8分のところで止める。それ以上奥まで行くと結腸まで届いてしまうからだ。肩で息をして駿の胸元に倒れ込む。
「大丈夫か?」
「ん……ちょっと休ませて……」
「ああ、がんばったな」
優しく頭を撫でられ抱きしめられる。大きな胸板に腕に手に抱かれて心地良い。ちょっとずつ腰を動かそうとするも流石に圧迫感と痛みが消えない。苦痛に顔が歪む。
「ぐっ、ふぅ、はぁっ」
「無理しないでいいからな、駄目そうなら抜いてもいいぞ」
「はぁっはぁっ……へっなんだよ、急に優しいじゃん」
「光一が気持ちよくなれないことはしたくない」
駿は真面目な顔で見つめてくる。あれだけ恥ずかしいことさせといてこういうところはちゃんとしてるんだよな……。
「……なあっ、キスしようぜ」
「は、はぁ!?」
おれの口から思ってもみない言葉が飛び出し駿は動揺して表情が崩れる。それが面白くてははっと笑い広角が上がる。
「キスしたら苦しいの紛れるって言うだろ?」
「そ、そうだけど……いいのかよ」
「他の男は嫌だけど……駿ならいいぜ」
瞳を見つめ返して答える。駿はおれの瞳から目を逸らさずじっと眺めるとゆっくり瞼を閉じ、そして小さく息を吐いてぼそっと呟いた。
「……やっぱ敵わねぇな」
「なんて?……んっ!」
聞き返そうとした瞬間唇が塞がれた。一瞬のことで何が起きたか理解するより先に駿の舌が口を割って中に入ってくる。
「んあっふぅ、しゅ、しゅんっ」
突然過ぎて呼吸が整えられない。体を後ろに引こうとするも駿の両腕が背中に回りがっしりとホールドされお構いなしに口内を犯される。舌を唇で吸われ、歯をなぞるように進み上顎を撫でられると甘美で官能的な刺激に包まれる。息が苦しくなったところで一度離れる。
「んふぅっ、はぁっ、はぁっ、んっ、くっ……」
「はぁっ、はぁっ」
お互いの呼吸が顔にかかる。それさえも情感をそそられる。無言で見つめ合いながら息を整えると、どちらからともなく口づけを交わす。チュッと音を鳴らしながら3回ほど軽いキスを繰り返すと再び深く、濃厚なものへと変わる。
「んはぁっ、ちゅっ、キスきもちぃっ」
駿のキスが上手すぎるのか相性がいいのか、今までやってきたどのキスよりも気持ちいい。もっと深くまで相手を求めてしまう。溶けて一つになりたい。きっと駿もそう思っているはず。そんな根拠のない確信を持ってしまうほど熱を帯びたものだった。
「んぅっ、はぁっ、ぢゅるっ」
「はぁっ、こういち、名前呼んで」
「んぇ? しゅん……んっ!」
名前を呼ぶと激しく口づけをされ3秒ほどするとまた離れる。こういち、とだけ呼ばれおれはもう一度駿の名前を返す。
「しゅんっ……ふぅっ、あっ、んぅっ……しゅんっ……!」
「こういち……じゅるっ、はぁっ、ふぅっ、こういちっ」
まるで恋人同士の甘いキスのようだ。友達相手で、恥ずかしいはずなのに名前を何度も呼んでしまう。もっとキスがしたいから、もっと求めてほしいから。おれのナカで駿の勃起がさらに強く、大きく硬くなっていくのが分かる。しかし痛みは既になくなっていた。それどころか早く動いてほしくて気づかぬ内に腰を動かしてしまっていた。それを理解した駿はおれの腰を掴むとキスをしながら下から突き上げる。
「んんぅぅう!! はぁっ、あっ!」
「こういちっ、悪い、我慢できねぇ」
大きなちんぽがおれの尻穴を上下に貫いていく。肉壁を削り取るかのように擦り上げ、奥の奥までノックするピストンに意識がとびかける。
「あ゛っあ゛っ、でかちんぽすげぇ、ああんっ」
「顔もナカもトロットロじゃねぇか、ほらこっち向け」
「んぅっあっ、ケツきもちぃよぉっ」
上下の口を塞がれ犯されると怖くなるほどの快楽が全身に巡りおれは駿にしがみつく。駿はおれに呼吸をさせるためにキスを止めると耳を舐める。ぞわぞわとした刺激が脳を犯されるような気分にさせる。
「ぅあんっ、みみだめぇ、ああっ、」
「ははっ全身性感帯だな」
耳元で囁かれるだけでイってしまいそうだ。駿はおれを抱いたまま上半身を起こすと対面座位で突き上げる。
「んっ、あっ、おく、やばいっ」
「やめてほしい?」
「いやだっ、やめないで、もっとほしぃっ」
「光一、マジかわいいな」
キスをしながら更に激しく腰を振るとおれの体の奥からじんじんとした気持ちが昂るのを感じる。
「ああ、んう、はぁっ、い、いきそうっ」
「何回でもイかせてやるよ」
「いきそうっ、いくっ、いぐぅぅぅっっ!!」
「くっ……締め付けすげ……」
間違いなくこれまでで一番気持ちいい絶頂だった。純粋な快感だけでなくキスによって心も満たされているのが分かる。こんなに愛を感じるセックスはいつぶりだろうか、駿は友達のはずなのに。強く優しく抱きしめられる腕が、身体が、声が、顔が、全て愛おしく感じてしまう。いやこれは快楽に流されているだけ、駿のセックスが上手すぎて脳が混乱しているんだ。そう思うことにして余計なことは考えないようにした。
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