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竜生 資料・おまけ話まとめ

ガロア魔法学院関係者簡易一覧

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■ファティマ・クリステ・ディシディア
 ドランのクラスメイト。小動物を思わせる小柄な少女。ぽやんとしているが器は極めて大きい。ディシディア家の三女。
 親しくなった相手を渾名で呼ぶ癖があり、またドランの最初の二つ名である“お風呂屋さんのドラン”を口にした人物でもある。
 戦闘能力は皆無だが、天然の人誑しであり人脈を築く能力と人徳の高さには、ドランも一目も二目も置いている。

■ネルネシア・フューレン・アピエニア
 ドランのクラスメイト。ファティマの親友であり、王国屈指の大魔法使い“砦落とし”の母と“百人斬り”の父ルオーゾ・ゾラン・アピエニアとの間に産まれる。長女。
 ガロア魔法学院四強の一人で“氷華”の異名を持ち、氷狼王フェンリルと契約し、魔力を直接冷気や氷に変換できる特異体質。十年に一人の逸材。
 戦闘狂としての一面を持ち、自分を負かしたドランや昨年の競魔祭で敗れた西の天才エクスに強い対抗心を燃やしている。普段は無口無表情で淡々としている。

■シエラ
 もとはある国の没落貴族だった冒険者。バンパイアに噛まれたが、完全なバンパイア化は敢えて止められており、半人間半バンパイア状態で固定されている。
 現在はバンパイアともダンピールとも異なる特異な状態。
 紆余曲折を経てファティマの使い魔となっている。ファティマに対して従僕としての立場を崩していないが、ファティマは普通に接して欲しいと願っている。

■フェニア・フェニキシアン・フェニックス
 魔法学院三年生。ネルネシア、レニーア、クリスティーナと並ぶガロア四強の一人。
 金髪縦巻きロールに扇子、おーほっほっほという高笑いを備えた典型的なお嬢様。クリスティーナの事を気にかけており、以前から色々とアプローチしていた。
 魔力を直接熱量や火炎に変換できる特異体質で、祖先がフェニックスを使い魔とした事から、肉体と霊魂にフェニックスの因子を持つ稀有な体質。
 かなりやかましいが、種族や身分の違いを気にしないのではなく、明確に理解した上で公平な接し方のできる聡明さを持った善人であり、“金炎の君”の二つ名を持つ十年に一人の逸材。

■イリナ・エベナ・クラナン
 レニーアの唯一の友達である女生徒。下級貴族出身。気弱で何時もおどおどしており、性格と体形はレニーアとまるで正反対だが、それが良かったのかレニーアとは仲が良い。
 レニーアも産みの父母の次に大切な存在としてイリナを認識しており、イリナが傷付けられたなら、神造魔獣の怒りが地上に撒き散らされる事になる。

■ゼノン、ベルク
 ドランのクラスメイトで体格の良い方がゼノン、細身に巻き毛がベルク。
クリスティーナと仲の良いドランに嫉妬していたが、クリスティーナとお近づきになりたいという下心でドランに近づいた。
 その後、下級貴族の子弟である二人とドランの価値観などがそう違わなかった事もあり、なんだかんだんで普通に友達になる。

■ヨシュア
 ドランのクラスメイト。身分の差などに囚われずドランに接する好人物。赤毛を丁寧に後ろに流し、見た目にも清潔感の漂う男子生徒。
 お人よしだが若干空気を読めない欠点がある。

■マノス・ルルバ・コレクラン
 ガリガリに痩せた色白の少年。競魔祭代表選手を選ぶ予選会でドランと一戦交えた。ゴーレム作成のエキスパートで、芸術肌の上に職人気質の持ち主。
 非常に気骨があり、ゴーレム作成に情熱を燃やしていて、ドランからの評価も高い。
 口が若干悪く他人との付き合い方もよく分からないと自分でも認めているが、根は善人である。ドランのテルマエゴーレムに刺激を受けて、自身のゴーレムの更なる発展に血道をあげている。

■デンゼル
 ドランの魔法の師匠であるマグル婆さんの息子で、魔法学院で教鞭を振るっている。紳士然とした風貌と心構えを持った優秀な魔法使い。ドランが魔法学院に入学するにあたり、色々と便宜を図ってくれた恩人。

■アリスター
 狐目と鷲鼻が特徴的な魔法学院の教師。戦闘に関する授業を担当している。一人称は吾輩。

■オリヴィエ
 ガロア魔法学院学院長にしてエンテの森に存在した王国の最後の王女。
 アークレスト王国建国王と関わり合いがあったとされるハイエルフで、王国内で五指に入る大魔法使い。
 ドラゴンを殺害した七勇者の一人の子孫に当たる。ドランの正体を知っている数少ない人物であり、その為に色々と苦労を強いられている。
 アークレスト王国とエンテの森の二勢力に籍を置く特殊な立場にあり、王国内でも重要視される大重鎮。ドランの行動によって胃がヤバい。

■アルネイス・リュシーネ
 ドランやファティマ、ネルネシアの所属している基礎学習クラスの担任女教師。

■ダナ
 高等部第二学年男子寮の寮母。働き者の手をしている、とドランから評価されている。
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