さようなら竜生、こんにちは人生

永島ひろあき

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レニーアと愉快な仲間達

第五話 特別なのは誰? それとも何?

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 アースィマとハディーヤ、そしてゼベが見守る中でシジャは無言のまま冷静に思考を重ねていた。殺意を隠しもせずに噴き出しているが、同時にシジャの思考は感情と切り離された冷静な部分を維持している。
 これまで彼が関わってきた血塗れの裏仕事と修練によって、シジャは分かりやすく激情に駆られる精神性を残しつつ、それを切り離した行動を取れる殺し屋として完成していた。
 もっともレニーアに向ける眼差しの濁り具合を見れば、果たして本当に感情によって判断を間違えないように出来るかどうか怪しいものだったが。先に口を開いたのはレニーアである。顔や首に血管を浮かべて怒るシジャに対し、侮蔑と嘲笑を欠片も隠さない。大邪神の落とし子たる性根の邪悪さの発露だった。

「さてさて、どうしてくれようか。そこのゼベのように交渉を持ちかけてくるのなら、文明人らしくそれに応じるつもりだったが、お前のように殺意と暴力を前面に押し出してくるのならば、こちらも同じく暴力で返すべきか。それとも野蛮人め、と笑いながら文明人らしく言葉で応じてやるべきか」

 レニーアの言葉を耳にして、ハディーヤは文明人なら野蛮人めと見下したりはしないと解釈し、ゼベは文明人と呼ばれる者でも所詮はその程度だとレニーアが皮肉っていると解釈した。もちろん正解は後者である。擦れていないハディーヤと世の中の裏表を知るゼベの差だった。

「そんなら答えを教えてあげようか?」

 シジャが砂漠の熱気も凍るような殺気をレニーアに限定してぶつけるが、地上世界最強の生物だった七勇者達を相手に戦ったレニーアからすれば、シジャの殺気などそよ風も同然だ。
 レニーアからすればちっぽけな微生物未満の存在が、自分はレニーアと対等以上の存在だと懸命に吠えているように見えている。あまりに滑稽過ぎて怒りなど湧く筈もなく、哀れみすら抱く。
 そしてシジャが吼えるのをレニーアはじっと待った。

「僕に成す術なく殺されておけばいいわ!」

 更に膨大な量の砂がシジャの服の隙間から噴き出し、見る間に部屋の中を砂が埋め尽くして行く。最大の違いは砂の色が赤色に染まっている事だ。
 レニーアの目には、その全ての砂が高熱を含んでいるのがはっきりと見えていた。火の精霊に働きかけて熱を付与し、更に砂同士を高速でこすり合わせて摩擦熱を生み、更なる高熱化を達成している。

 発火してもおかしくない熱量だが、そうならないのはシジャの精霊への働きかけによって、熱を砂に留めているからだ。実際には砂に触れるだけで肉が炭化ほどの熱量を持っている。
 その赤砂を広い部屋を埋め尽くす勢いで放出するなど、アースィマとハディーヤの命さえも危険にさらす行為だが、シジャの理性はそれを忘れていなかった。赤砂はゼベも加えた三人を綺麗に避け、三人の周囲だけ綺麗に安全地帯が作られている。

「ふむ」

 と三人の安全を確認したレニーアは一言、魂の父の口癖を真似て一つ呟いた。自分の方で三人を助けておこうかと思っていたのだが、シジャが思いの外、冷静さを維持していた為に止めて、全方位から迫る赤砂に視線を向ける。

「骨まで燃やしたらあ!」

「ふ、やる気はある」

 レニーアの周囲を囲い込む赤砂は腕一本分の距離を置いて届かず、そのままレニーアを外へと押し出して行く。砂の川のように流れる赤砂に押し出されて外に出たレニーアは、そのまま思念魔法による【念動力】を用いて、自分の体を浮かび上がらせる。
 赤砂は外に押し出されても落下せずに、そのまま空中を流れ続けている。すぐに赤砂の上に乗ったシジャも姿を現して、周囲の精霊達に呼びかけ続けている。

灼骨食しゃっこつばみ!」

 レニーアの周囲を囲む赤砂がそれぞれ巨大な獣の口を形作り、一斉にレニーアへと襲い掛かる。シジャ独自かあるいは一族相伝の精霊魔法だろう。高熱を孕んで襲い掛かる獣の群れに向けて、レニーアは半透明の思念竜の腕を作り出して、虫を払うに振るう。
 高密度の思念と魔力で構成された思念竜の腕は、【灼骨食み】を構成する精霊の力を容易く破壊して、ただの砂粒に還元した。

「おっと、このまま落としては下の連中に迷惑か」

 レニーアが右手の人差し指をちょいちょいと動かすと、そのまま下の通りを歩いていた人糸に降りかかるはずだった砂粒が全て一か所に纏められて、団子状に固められると近くの家屋の屋根に音もなく置かれる。
 数多くの敵を焼き殺し、潰し殺してきた【灼骨食み】をいとも簡単に振り払われた事実に、シジャのこめかみに青筋が浮かび上がる。だがシジャもレニーアがとてつもない強敵であると、認めざるを得なくなっていた。

(なんだ、こいつのこの力は!? 低位とはいえ風と火の精霊を多数複合した上に核には中位の精霊を使っているんだぞ。それを術式と魔道具、専用の砂で強化した! 出力でいえば高位精霊の域に達しているのに!)

 驚愕で精霊への呼びかけを乱さなかったシジャだが、アースィマの無力化を想定した装備では目の前のレニーアを相手にするには足りないと判断してもいた。
 ハディーヤを守りながら戦わなければならないアースィマに対し、砂粒一つから操れるシジャの相性は悪くない。一対一の正面からの戦闘では“大戦士”の称号を授けられたアースィマに軍配が上がるが、そうでない状況での戦闘ならばシジャには勝利する自信があったのだ。

(超上級の精霊術士か、高位の竜種を相手にするくらいの備えでないとコイツの相手は厳しいな)

 なんでこんな化け物がよりにもよって贈り子に接触しているんだ、という罵倒を胸の内に抑えて、シジャは左右の手をレニーアへと向けて薙ぎ払うように振るう。

「【火々禍カカカ】!」

 一部の赤砂が盛大に発火し、炎を纏う砂の奔流となってレニーアをぐるりと囲い込む。レニーアの視界は周囲を高速で旋回する燃える砂の流れに囲われて、一切を塞がれた状態だ。
 炎による焼殺、高速の流砂による圧殺、酸素の燃焼による窒息死、これらを一度に相手に仕掛ける精霊魔法だが、シジャに勝利の確信は微塵もなかった。今の手札ではレニーアを倒せないと判断した彼は、既にレニーアの戦力分析に戦闘の目的を変更している。
 ハディーヤの確保はレニーアという壁を突破できない以上、不可能だろう。ゼベが協力してくれる見込みもない。 
そしてシジャの予想した通りに、空間が歪んで見えるほど圧倒的な魔力が思念竜の頭部を形作り、燃える流砂を食い散らかすように吹き飛ばして、無傷のレニーアが姿を見せる。無力化された砂が丁寧に集められて、屋根の上に置かれるところまでおなじだ。

「これは召喚? ……いや、まさか思念魔法か!? あんな研究もろくにされていない底辺の魔法でこんな出力を実現しているのか!?」

「ほほう、これだけ繰り返せば私の魔法のタネも割れるか。超能力を魔法で再現する思念魔法は、確かにお前の言う通り使い手は少なく研究も進んでいない。
 だからといって使い手全てが凡百とは限らんという話だ。使い手次第では良くも悪くも精霊に依存するお前達を上回る事だって出来る。この私のようにな」

 レニーアとシジャの言う通りアークレスト王国とシャンドラに限らず、思念魔法は研究が進んでいない。魔力に依存しない超能力をあえて魔法で再現する思念魔法よりも、精霊や高位の幻獣、神格の力を借りる魔法の方がはるかに利便性と効果が高い事もあるし、また適性を持つ人材が数多く存在する為である。
 同時に研究が進んでいないという事は、対策も進んでいない事を意味する。思念魔法の使い手を敵として想定した対策はほとんど未発達だと言っていい。そしてシジャの不幸はさらに続いた。まだ部屋の中に居たアースィマの周囲に強烈な風の精霊の力が溢れ出し、その力の矛先はシジャへと向けられている。

「いい加減、今日出会ったばかりの女児に頼ってばかりもいられんわ! ロメル家の小坊主、とくと味わえ!」

 ソレイガに込められた風の精霊の力とアースィマの魂と精神から絞り出された魔力、精霊の加護が合わさり、一瞬ごとに精霊の力が高まり続けている。アースィマは担ぐように構えたソレイガを全力で振り下ろした直後、アースィマ並みの大きさの風の牙が無数に生じ、嵐となってシジャへと襲い掛かる!

「【乱牙嵐らんがらん】!!」

 シジャが足場としている砂の他に、彼の周囲を常に漂って緊急時には盾となるべく展開されていた砂の全てが風の牙に貫かれ、嵐の中に飲まれて無力化されてゆく。レニーアに意識を集中していたシジャも、迫りくる死の危機に際して支配下にある砂のほとんどを使い、半球形の砂の膜を作り出す。

「揚げ足取るような真似しくさって!!」

 咄嗟に防御の間に合ったシジャだが、予想よりも砂の防御膜に掛かる負荷が小さい事に気付き、改めて気配を探り直せば、いつの間にか【乱牙嵐】で起こした嵐に乗ったアースィマが彼の頭上から斬りかかってきていた。

「腕の一つも覚悟しろ!」

 ロメル家の子息を殺したとあってはこの後の追撃がより一層激しいものになると危惧し、アースィマは言葉の通り腕一つで戦いを収めるのが狙いだった。むろん、それでシジャが矛を収めればの話だが。

「こんの、横槍を!」

 砂の防御膜はこの時すでに【乱牙嵐】を受け止めた結果、跡形もなく崩れ去り、風の牙も収まっている。シジャは砂の足場そのものを動かしてアースィマの振り下ろしの一撃を回避しようとしたが、わずかにアースィマの風の加速を受けた落下斬りの方が速い。
 そう判断したシジャの行動は早く、両腕に砂を纏わせて籠手を作り上げると咄嗟に振り下ろされたソレイガを受け止め、四肢に力を込めて踏ん張る。

 アースィマの巨躯と鍛え抜かれた腕力だけでもすさまじい威力だというのに、風の精霊の上乗せが加わって凶悪な威力となっている。分厚い鋼鉄の盾と鎧兜ごと真っ二つになってもおかしくない威力なのだ。
 周囲に漂う砂に干渉し、アースィマの呼吸と共に体内に侵入させて、肺を潰してやる──シジャの目論見は精霊の支配に対する外部干渉によって阻まれた。
 シジャが目を見開いて憎悪を込めて見つめた先には、膝を突いて精霊達に祈るハディーヤの姿があった。レニーアが指摘した通り、精霊使いとして天賦の才を持つ彼女が一心に祈った結果、シジャの精霊に対する支配力の大部分が奪われていた。自在に操れるのは足場と身に纏っている砂だけになっている。

(生贄の分際でクソが!)

 レニーアにも注意を払いつつ、シジャが次に打つ手を考える中、アースィマはすでに動いていた。左手一本で握るソレイガに込める力をわずかに緩めたその瞬間、旋風のように体を翻し、彼女の太く長い尻尾がシジャの左腕に叩きつけられる。
 シジャの砂の籠手を着けた左手はそのままシジャの左頬に直撃して、シジャの体が勢いよく吹っ飛ばされて行く。歯と顎が砕け、一気に口の中に溢れる血の味を認識しながら、シジャは精霊達に呼びかける。
 シジャの視界にはこちらをにやけた顔で見るレニーアの姿と風の足場を作って、追撃を行おうとするアースィマの姿が映っている。一矢報いてやろうかという考えを、この勢いを利用して離脱するべきだという理性の声が抑え込み、シジャは逃亡を図る。

(生半可な装備じゃどうにもならん! 家の蔵を総ざらいして使えるモンを引っ張り出すか、最悪、他家の力も借りなけりゃならんかもしれんぞ)

 戦慄するシジャだったが、風の精霊に呼びかけて弾丸のように飛ぶはずの彼の体が不意に空中で停止する。眼に見えない巨大な手に握られたような圧力に、シジャの全身からどっと冷や汗が噴き出す。
 その彼の耳に空中に浮いたままのレニーアから届く筈の無い、彼女の声が聞こえる。悪魔が騙した相手に囁くように楽し気で、危険な囁き声だ。

「安心しろ。アースィマ同様に私もお前の命まで欲してはおらん。だがわざわざ足を運んできたお前に何も持たせずに帰したとあっては、私の沽券に関わる」

 ここまで聞こえた直後、シジャを掴む不可視の力が一気に強まり、殺し屋として幼少期から鍛え抜かれた肉体の内側から、一斉に骨の砕ける音が鳴り響く。

「がぁ、がっ」

「私なりの土産だ。ソレを持って家に帰るといい。なあに、そっと地面に降ろしてやるともさ」

 シジャが意識を失う直前に聞こえたのは、むしろ優しいとさえ言えるレニーアの声だった。あまりの激痛に意識を失ったシジャを口にした通り、優しく繊細に地面に降ろしたレニーアは満足そうな視線で、空中に立つアースィマと部屋に居るハディーヤを見る。

「ふふん。守られてばかりでもないか。それでこそ私が目を付けただけのことはある。しかし部屋を砂まみれにしてしまったな。宿の者には迷惑をかけてしまったし、これ以上泊まるわけにもゆかん。さて、次の宿は……」

 と思案するレニーアの視線は、ハディーヤの後ろで呆れた顔で服に着いた砂を払うゼベの姿を捉えていた。

「ふふん。礼儀を守ってきた奴だし、少しは褒美をやるとしようか」

 ニヤリとレニーアが笑った瞬間、ゼベは不意の悪寒に襲われて優美な肢体を震わせた。
 その一時間後、レニーア、アースィマ、ハディーヤ、ゼベの姿は瀟洒な邸宅の一室に場所を移していた。
 白亜の石造りの邸宅は同じ白い石壁に囲まれて、市内でも有数の資産家か権力者の住まいであると一目でわかる。
 レニーア達三人は邸宅の食堂に集い、用意された珈琲を味わい、ゆったりとした時間を過ごしていた。ただし、そう思っているのはレニーアだけで、アースィマとハディーヤは呆れた顔でレニーアを見ている。なおハディーヤのコーヒーはミルクと砂糖入りだ。

「なかなか居心地の良い家だな。これならあの宿の代わりとしては十分すぎる」

 うんうんと頷きながら正直な感想を零すレニーアに対し、呆れた声色で邸宅の主が声を掛けてきた。

「わたくしの家に無理やり上がり込んできて、その言い草はいくらなんでもあんまりじゃありませんこと?」

 誰あろうマッファ・ゼベその人である。レニーア達三人とシジャの戦闘の最中も傍観に徹していたゼベは、不幸にもレニーアに目を付けられて次の寝床の提供者として強制的に所有する私邸に案内させられていた。
 頭の痛そうなゼベに対して、レニーアは愉快そうに笑って答える。

「何を言う。“国外逃亡を図っていた贈り子と大戦士、更にその協力者を発見し、言葉巧みに誘導して私邸に連れ込み、足止めしている”という功績をくれてやったではないか。私達が船を使って海外に逃亡していたら、この都市を預かるお前達の失態になっていたのだろう?」

 更にコーヒーを飲み終えたアースィマも続く。

「あのロメル家のシジャさえ退けたレニーア殿と我々を引き留めたとあれば、マッファ氏族の評価も高くなるだろう。ゼベ嬢も自分達に利益があるからこそ我らの逗留をお認めになったと見受けるが?」

「はぁ、アースィマ様の慧眼には恐れ入ります。確かにお三方を目と手の届く範囲に居て頂いた方がありがたいですけれど、今は少し早まったかしらと思っていますし、それにしてもここまで図々しい態度を取られるとは思ってもいませんでしたけれど」

 そう文句を言うゼベだがシジャを手玉に取って圧倒したレニーアを相手にこうまで言えるのだから、彼女の胆力は大したものだ。
 胆力といえばハディーヤも甘くしたミルク入りの珈琲を半分ほど飲んだところで、顔を上げてえへへと遠慮がちに笑う。どちらかといえば誤魔化すようにと表現すべきかもしれない。レニーアと出会ったばかりの時のような、アースィマの影に隠れる態度は鳴りを潜めている。

「えへへ、お世話になります」

「ハディーヤ様もこの短時間で随分と態度がお変わりになって。まあ、その明るい表情の方があなたにはお似合いですね。それにしてもよかったのですか? あの場であなた方を止める術はわたくしにはありませんでした。
 そのままレニーア様と一緒に船を使ってシャンドラの外に出るのでも、あるいは陸路を使って別の都市に向かうのでも、別の選択肢はありましたでしょうに」

 これはゼベの純粋な疑問である。聡明なゼベはレニーアがまだ底を見せていないのは薄々と察しており、アースィマとハディーヤにだけ関心を寄せているがわざわざ残る選択肢を選んだ理由が分からないのだ。

「二人を連れて国外に出るのもいいが、私はこれからいくつか国を回る予定がある。その時に用の済んだ国から余計な追手が掛かってきては面倒だ。飛ぶ鳥はなんとやら。後始末はきちんとつけてから後にしようと心掛けているのだ」

「後始末……それは、どういう意味ですか?」

 シャンドラ全てを始末する、という最悪の解釈に流石に表情を険しくするゼベにレニーアは彼女の早とちりを笑い飛ばすように大きく笑う。

「私の考えの通りならだが、ハディーヤを追う理由をなくすつもりだ。ゼベ、一つ、考え直す事を進めるぞ。どうしてハディーヤは助かった? 歴代の贈り子と何が違うのかとお前達は考えているのかもしれんが、違うのは本当にハディーヤの方か?」

「特別なのはハディーヤ様とは限らないと?」

「ハディーヤに高い素養があるのは認めるがな。時には視点を変えて見ろという話だ。本当にお前達は全ての可能性を検証したのか?」

 レニーアからの指摘を否定しきれず口を閉じるゼベの表情は、まさかという考えに染まっていた。

<続>
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