夢をみていた

mina

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大学時代

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(眩しいな...。)
日差しがやけに眩しくて目を背ける。
(夢?多分違う。現実だ。)

橘花那美は今年大学に入学した。
県外の大学に通うため一人暮らしを始めたのはいいが、スーパーまで電車で30分徒歩30分と遠い。全て夢であってくれたなら。そう思いながら毎日過ごしている。

いつものごとく週一回の買い出しの日。ベッドの上で眩しさを感じ目を開ける。
(ブラインド、下に向けてたっけ。)
不思議に思いながら起き上がりすぐさまキッチンの前に立ちお湯を沸かす。その間に顔を洗い、出来上がったお湯をマグカップに注ぎコップに口をつけた。
「あちっ」
(そりゃあついでしょうね)
水を注ぎ足しいい温度になった白湯を流し込む。
(痩せてないかな)
着ていたTシャツ、短パンを脱ぎ捨て体重計に乗る。
(変わってない。)
そのままベットに戻りiPhoneを手にとりInstagramのストーリーをトントントンとリズムよく変えていく。ふと目についたクラスメイトのストーリー。
(【親しい友達】ね...。)
緑色に光った表示に違和感を覚える。
(仲良かったっけ?)
黒色の画面に長い文章が羅列している。
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