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時越えの詠嘆曲《アリア》
聖女候補探索・I
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「着いたぞ嬢ちゃん達、ここがハリダの村じゃ」
リーゼに抱かれて運ばれる事数十分、予想外の羞恥プレイに耐えながらも
目的地に到着した事を告げるゼーレンさんの声が聞こえた。
兎にも角にもこの状態から抜け出したかった私はその声が聞こえた瞬間に
リーゼの腕の中から飛び降り、赤くなってるであろう顔を誤魔化す為に
村の周囲を見渡す。
……何か最近遠出をする度に酷い目に遭ってる気がする。
そんな事を思いながら周囲を見回す、来る最中からそうだったけど
見渡す限りの畑に穀物らしき植物が見渡すかぎりに実ってる。
そんな田園風景の中に小さな家が十数件程建っている区画がある。
あそこがハリダ村って所なんだろう、見た目通り農村みたいだね。
「人の気配があまりありませんね、出払っているのでしょうか」
私を運んできてくれたリーゼがそう呟く、確かに人があまりいる気配は無いね
まぁまだお昼前だし皆畑仕事に行っているんだろう。
「こんなとこに聖女候補ね~
こんな平和そうな村に一体何が目的て来たんだろうね」
馬から降りてその辺の木に繋げたマリスが私に近づきながら呟く。
「一応ここが聖女候補選定の為の第1目標らしいんじゃ
恐らくここまで徒歩で来ることによって、比較的安全に旅と言うものを
体験させたいんじゃろうて」
続けてゼーレンさんも私の傍に来ながら説明してくれる。
成程ね、馬なら兎も角徒歩でここまでなら軽く3~4時間はかかりそうだ。
日常的に歩いてる人達なら兎も角、出歩くことの少ない人達なら
結構きついものがありそうだね。
「その認識で間違いないわ
聖教の人間って布教や巡礼以外ではあまり出歩かないから旅慣れていないの
だからこうやって徐々に旅慣らせる……と言うのが目的らしいわ」
そして最後にフィルが傍に来る。
確かにイメージ的にはどの宗教もその土地に根を下ろして
その土地で教えを広めてる感じだね。
まぁ有名な西遊記みたいに長旅してる人もいない事は無いだろうけど。
……あれ? でもフィルって私と会った時から旅慣れてたよね。
右も左も分からない私に旅支度を用意してくれたのもフィルだし、帝都への
道中でも旅を苦にした様子は無かった。
う~ん……流石に少し気にはなるけどフィルが何も言わない以上
聞かない方がいいかな、とは言え最近フィルに関する疑問が
多くなってきてる気がする、何か隠してるのは間違いないとは思うけど。
とは言えうちの連中は自分も含めてそんな人間ばかりなんだけどね、私自身も
みんなに話してない事なんてまだまだあるし。
……とと、思考は変な所に行ってた、取り敢えずは依頼に集中だ。
「そっか、となればここに来る聖女候補は旅慣れてはいないんだね」
「そうね……ただ、旅の経験がある人が候補になってたらそうも言えないけどね
辺境じゃ教会の数も少ないし、帰依する為に態々聖堂まで来る人も
少なくは無いから」
私の問いにフィルが答える。
ふむ……そう考えると一概に攫われたとも言えないか。
迷子の可能性も無くも無いし、それに……
「嬢ちゃん達、取り敢えず村の中に入るぞい
中で事情を説明してくれる者と待ち合わせしてるからの」
おっとそうだったんだ、ならここで立ち止まってる場合じゃない。
「分かりました、ゼーレンさん」
私はこくんと頷き、村へ入ろうとするゼーレンさんの後を追った。
………
………………
………………………
「よくぞお越し下さいました、神弓のゼーレン殿」
ゼーレンさんの後をついて行った先には小さな教会があり
その中には年老いたシスターが1人、私達を待っていた。
シスターはゼーレンさんの顔を見るやいなや、深々と礼をする。
「お待たせした様じゃの、ジレア殿」
それに合わせてゼーレンさんも礼をし、私達もそれに続く。
「まさかあの高名なゼーレン殿に依頼を受けて頂けるとは……
これで彼女の消息も掴めそうです」
頭を上げたシスター、ジレアさんはゼーレンさんが依頼を受けた事が
余程嬉しかったのか朗らかな笑顔になる。
「それは気が早過ぎですよ、儂等はまだ何も手に付けておらんのですから」
余りの歓迎ぶりに少しだけ苦笑して返すゼーレンさん。
こんな田舎の村にまで名前が知られてるなんて
ほんと有名人だねゼーレンさん。
「いえいえ、これで私も安心できそうです
……それで、後ろの彼女達は」
ゼーレンさんの後ろにいた私達を見つけたジレアさんはそう聞いて来る。
まぁ不思議に思われるよね。
「この娘達も儂と同じ冒険者じゃ
今は儂はこの娘らのパーティにおっての、一緒に来て貰ったんじゃ
それに、若い娘の事は若い娘が1番良く分かると思うての」
そう言ってゼーレンさんは横に移動して私達をジレアさんと対面させる。
「冒険者のレン=キミヅカです、微力ながら依頼を務めさせていただきます」
私が自己教会をすると仲間達もこぞって続く。
マリスの時に少し顔を顰めたけどまぁその辺りは仕方ない、組織同士が仲悪いしね。
そしてフィルが自己紹介を終えた後はジレアさんは悲しそうな表情に変わり
「まさか洗礼をうけた者が冒険者などに身を落としているとは……
事情があるでしょうが、その苦行から一刻も早く解放されることを祈ります」
そう言って軽く祈る仕草をする。
身を落とす……ね、聖教は冒険者もあまりいい印象を持ってないとは聞いてたけど
こうして目の当たりにすると少しだけモヤっとする。
けど、当の本人は笑顔を向けて「有難う御座います」と返答し
返すような形で祈りを捧げている。
……まぁぱっと見笑顔だったけど、あまり目が笑ってなかったねフィル。
フィルにとっては私と一緒にいる為に冒険者になったんだから
それを「苦行」と言われるのはあまりいい気はしなかったんだろうね。
とは言え確かに何度も修羅場に付き合わせてるし、「苦行」と言われると
否定しきれないけど。
数秒程、お互に祈りを捧げた後2人は同時に顔を上げる。
そのタイミングを見計らってたのか、一拍置いた後ゼーレンさんが
ジレアさんに話しかける。
「早速でスマンがここで行方不明になった聖女候補の情報と
行方不明になった時の状況を教えて貰えるかの?
聞いた話によるとその聖女候補はいつの間にか姿を消していたとか?」
「はい……その通りです
彼女の名前は「ミァザ」 詳しくは知らないのですが
聖教で下働きをしていた所を法皇に見いだされて聖女候補になったとか
私自身は会話をしておりませんので人となりについては分かりません
身体的特徴も法衣を纏っておられましたので良くは見えなかったのです
そして詳しい状況ですが、私や他の信徒が目を離した一瞬のうちに
姿が見えなくなっていたので……」
……む、これはまたまた厄介な。
身体的特徴が分からない上に状況も不明とは、と言うか聖教はその辺りの事も
ゼーレンさんに伝えてなかったのか、どれだけ秘密主義なんだか……
そして聖女候補とやらの立場上色々とありそうだから拉致の可能性が高いかなと
思ってたんだけど正真正銘ガチの失踪だね。
しかも目を離した一瞬に消えるなんて拉致だけじゃなく迷い人や、そして
無いとは思うけど逃亡なんて可能性が浮かび上がってくる。
ましてや魔法なんて使える世界だ、魔法によってどこかに
飛ばされた可能性だってある、私自身がつい昨日体験した様に。
これは冒険者と言うより探偵の仕事にならないかな? この世界に探偵なんて
いるか疑問だけど。
……まぁいないから冒険者に仕事が回って来たんだろうけどね。
となれば本格的に頭を使うお仕事になりそうだなぁ、正直苦手なんだけど。
私は若干暗鬱な気分になりつつもジレアさんの話を聞く。
ゼーレンさんが状況をさらに詳しく聞いてるみたいだけどジレアさんは
それ以上の事は分からないみたいだ。
となればここから先は現場に行かないとダメっぽいね。
とは言え発生から数日も経ってるし、足跡とかの痕跡も見つけるのは
難しいかなぁ……
「了解した、一応現場も調べてはみるが
流石にそのままの状態では無いじゃろう?」
「ええ、場所は村の中央広場なので……そこには共用の井戸もありますので
そのまま封鎖する訳にはいかないのです」
現場の保存もされてないと、こりゃしんどそうだなぁ。
私は予想される展開に若干辟易しつつ、2人の話を聞いていた。
リーゼに抱かれて運ばれる事数十分、予想外の羞恥プレイに耐えながらも
目的地に到着した事を告げるゼーレンさんの声が聞こえた。
兎にも角にもこの状態から抜け出したかった私はその声が聞こえた瞬間に
リーゼの腕の中から飛び降り、赤くなってるであろう顔を誤魔化す為に
村の周囲を見渡す。
……何か最近遠出をする度に酷い目に遭ってる気がする。
そんな事を思いながら周囲を見回す、来る最中からそうだったけど
見渡す限りの畑に穀物らしき植物が見渡すかぎりに実ってる。
そんな田園風景の中に小さな家が十数件程建っている区画がある。
あそこがハリダ村って所なんだろう、見た目通り農村みたいだね。
「人の気配があまりありませんね、出払っているのでしょうか」
私を運んできてくれたリーゼがそう呟く、確かに人があまりいる気配は無いね
まぁまだお昼前だし皆畑仕事に行っているんだろう。
「こんなとこに聖女候補ね~
こんな平和そうな村に一体何が目的て来たんだろうね」
馬から降りてその辺の木に繋げたマリスが私に近づきながら呟く。
「一応ここが聖女候補選定の為の第1目標らしいんじゃ
恐らくここまで徒歩で来ることによって、比較的安全に旅と言うものを
体験させたいんじゃろうて」
続けてゼーレンさんも私の傍に来ながら説明してくれる。
成程ね、馬なら兎も角徒歩でここまでなら軽く3~4時間はかかりそうだ。
日常的に歩いてる人達なら兎も角、出歩くことの少ない人達なら
結構きついものがありそうだね。
「その認識で間違いないわ
聖教の人間って布教や巡礼以外ではあまり出歩かないから旅慣れていないの
だからこうやって徐々に旅慣らせる……と言うのが目的らしいわ」
そして最後にフィルが傍に来る。
確かにイメージ的にはどの宗教もその土地に根を下ろして
その土地で教えを広めてる感じだね。
まぁ有名な西遊記みたいに長旅してる人もいない事は無いだろうけど。
……あれ? でもフィルって私と会った時から旅慣れてたよね。
右も左も分からない私に旅支度を用意してくれたのもフィルだし、帝都への
道中でも旅を苦にした様子は無かった。
う~ん……流石に少し気にはなるけどフィルが何も言わない以上
聞かない方がいいかな、とは言え最近フィルに関する疑問が
多くなってきてる気がする、何か隠してるのは間違いないとは思うけど。
とは言えうちの連中は自分も含めてそんな人間ばかりなんだけどね、私自身も
みんなに話してない事なんてまだまだあるし。
……とと、思考は変な所に行ってた、取り敢えずは依頼に集中だ。
「そっか、となればここに来る聖女候補は旅慣れてはいないんだね」
「そうね……ただ、旅の経験がある人が候補になってたらそうも言えないけどね
辺境じゃ教会の数も少ないし、帰依する為に態々聖堂まで来る人も
少なくは無いから」
私の問いにフィルが答える。
ふむ……そう考えると一概に攫われたとも言えないか。
迷子の可能性も無くも無いし、それに……
「嬢ちゃん達、取り敢えず村の中に入るぞい
中で事情を説明してくれる者と待ち合わせしてるからの」
おっとそうだったんだ、ならここで立ち止まってる場合じゃない。
「分かりました、ゼーレンさん」
私はこくんと頷き、村へ入ろうとするゼーレンさんの後を追った。
………
………………
………………………
「よくぞお越し下さいました、神弓のゼーレン殿」
ゼーレンさんの後をついて行った先には小さな教会があり
その中には年老いたシスターが1人、私達を待っていた。
シスターはゼーレンさんの顔を見るやいなや、深々と礼をする。
「お待たせした様じゃの、ジレア殿」
それに合わせてゼーレンさんも礼をし、私達もそれに続く。
「まさかあの高名なゼーレン殿に依頼を受けて頂けるとは……
これで彼女の消息も掴めそうです」
頭を上げたシスター、ジレアさんはゼーレンさんが依頼を受けた事が
余程嬉しかったのか朗らかな笑顔になる。
「それは気が早過ぎですよ、儂等はまだ何も手に付けておらんのですから」
余りの歓迎ぶりに少しだけ苦笑して返すゼーレンさん。
こんな田舎の村にまで名前が知られてるなんて
ほんと有名人だねゼーレンさん。
「いえいえ、これで私も安心できそうです
……それで、後ろの彼女達は」
ゼーレンさんの後ろにいた私達を見つけたジレアさんはそう聞いて来る。
まぁ不思議に思われるよね。
「この娘達も儂と同じ冒険者じゃ
今は儂はこの娘らのパーティにおっての、一緒に来て貰ったんじゃ
それに、若い娘の事は若い娘が1番良く分かると思うての」
そう言ってゼーレンさんは横に移動して私達をジレアさんと対面させる。
「冒険者のレン=キミヅカです、微力ながら依頼を務めさせていただきます」
私が自己教会をすると仲間達もこぞって続く。
マリスの時に少し顔を顰めたけどまぁその辺りは仕方ない、組織同士が仲悪いしね。
そしてフィルが自己紹介を終えた後はジレアさんは悲しそうな表情に変わり
「まさか洗礼をうけた者が冒険者などに身を落としているとは……
事情があるでしょうが、その苦行から一刻も早く解放されることを祈ります」
そう言って軽く祈る仕草をする。
身を落とす……ね、聖教は冒険者もあまりいい印象を持ってないとは聞いてたけど
こうして目の当たりにすると少しだけモヤっとする。
けど、当の本人は笑顔を向けて「有難う御座います」と返答し
返すような形で祈りを捧げている。
……まぁぱっと見笑顔だったけど、あまり目が笑ってなかったねフィル。
フィルにとっては私と一緒にいる為に冒険者になったんだから
それを「苦行」と言われるのはあまりいい気はしなかったんだろうね。
とは言え確かに何度も修羅場に付き合わせてるし、「苦行」と言われると
否定しきれないけど。
数秒程、お互に祈りを捧げた後2人は同時に顔を上げる。
そのタイミングを見計らってたのか、一拍置いた後ゼーレンさんが
ジレアさんに話しかける。
「早速でスマンがここで行方不明になった聖女候補の情報と
行方不明になった時の状況を教えて貰えるかの?
聞いた話によるとその聖女候補はいつの間にか姿を消していたとか?」
「はい……その通りです
彼女の名前は「ミァザ」 詳しくは知らないのですが
聖教で下働きをしていた所を法皇に見いだされて聖女候補になったとか
私自身は会話をしておりませんので人となりについては分かりません
身体的特徴も法衣を纏っておられましたので良くは見えなかったのです
そして詳しい状況ですが、私や他の信徒が目を離した一瞬のうちに
姿が見えなくなっていたので……」
……む、これはまたまた厄介な。
身体的特徴が分からない上に状況も不明とは、と言うか聖教はその辺りの事も
ゼーレンさんに伝えてなかったのか、どれだけ秘密主義なんだか……
そして聖女候補とやらの立場上色々とありそうだから拉致の可能性が高いかなと
思ってたんだけど正真正銘ガチの失踪だね。
しかも目を離した一瞬に消えるなんて拉致だけじゃなく迷い人や、そして
無いとは思うけど逃亡なんて可能性が浮かび上がってくる。
ましてや魔法なんて使える世界だ、魔法によってどこかに
飛ばされた可能性だってある、私自身がつい昨日体験した様に。
これは冒険者と言うより探偵の仕事にならないかな? この世界に探偵なんて
いるか疑問だけど。
……まぁいないから冒険者に仕事が回って来たんだろうけどね。
となれば本格的に頭を使うお仕事になりそうだなぁ、正直苦手なんだけど。
私は若干暗鬱な気分になりつつもジレアさんの話を聞く。
ゼーレンさんが状況をさらに詳しく聞いてるみたいだけどジレアさんは
それ以上の事は分からないみたいだ。
となればここから先は現場に行かないとダメっぽいね。
とは言え発生から数日も経ってるし、足跡とかの痕跡も見つけるのは
難しいかなぁ……
「了解した、一応現場も調べてはみるが
流石にそのままの状態では無いじゃろう?」
「ええ、場所は村の中央広場なので……そこには共用の井戸もありますので
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