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軌跡への遁走曲《フーガ》
故郷の味
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「あ~~、疲れた」
日も暮れかかった頃、自分の部屋に付いた途端にベッドに倒れ込む。
慣れない事をすると肉体的にも精神的にもしんどいね。
「……レン、疲れたの?」
一緒に部屋に入ったリアが心配そうな顔をして覗き込む。
そんなリアに少しだけ苦笑を返し
「あはは、流石にね
リアも疲れたでしょ、結構魔法を使わせちゃったし」
「ううん、別に平気」
私の質問にケロッとした表情で返すリア。
あれ?ホントに疲れて無さそうだね。
思ってたよりも怪我人が多くなって結構治癒魔法を
使わせちゃった筈なんだけど……
あれから依頼の通り、私の格闘術を騎士の子らに教えてたんだけど
何と言うか熱意が凄くて、拳打の1つを見せただけで質問の嵐だった。
それに何故かグレナディーアの2人も乗っかって来て
騎士の子らに負けず劣らず根掘り葉掘り聞いてきたんだよね。
もしかしてそれが目的じゃなかったんじゃなかろーか、ロテールさん……
まぁ流石に数時間じゃ拳打……それも相手の鎧の上から
衝撃を徹す為に最適な言わゆる『掌底』の型を教えるに止まった。
まぁこの世界の闘いだと武装していない人同士の戦いなんて無いだろうし
魔物の皮膚は例外なく硬い、そんなとこに普通に拳を打ち込んだら
速攻で拳が潰れるのは目に見えてるからね。
その分『掌底』だと威力が下がる代わりに拳を潰す心配はなく
更に衝撃を後ろに徹しやすいので防具を着た人間や皮膚の硬い
魔物にはそこそこ有効だったりする、まぁそれでも限界はあるけど。
その辺りを説明するとグレナディーアの2人は納得した様に
頷いてくれたんだけど、騎士の子らは余り納得はしてくれなかったんだよね。
あの子らは私が拳で戦ってるのを目の当たりにしてたからなんだろうけど。
それでも実践と称して防具を付けた団長の子に密着状態からの
掌底を打ち込んだらものの見事にダウンさせてしまった。
「あれは流石にやり過ぎたと思ったんだけどなぁ……」
だけど何故か騎士の子達にはカッコよく見えたらしく、私の教えた型を
一斉に練習し始めたのはかなり驚いた。
ちなみにダウンした団長の子は、リアの治癒魔法で速攻で起きた後
何故か感激した表情になり、そして他の子に混じって型を練習し始めた。
ちょっと吃驚したけど、タフだったのかリアの魔法が凄かったのか
どっちかだったんだろうね、まぁ楽しそうに素振りをしてたんで
大丈夫だとは思うけど。
その後は1人1人の体の動きを確認し、出来る範囲でのアドバイスをしていたら
夕方になってお開きになり、宿に帰って来たという訳だ。
ちなみにリーゼは他の騎士達から模擬戦を申し込まれてたものの
流石に断らせて貰った、リーゼはまだまだ加減が出来ないから
ボルクハルトさんなら兎も角、他の騎士なら死人が出かねない
そうなると流石に王国にいられなくなってしまうからね。
「ホント、今日も退屈しない1日だったなぁ」
今日を振り返りぼそりと呟く。
そんなこんなで濃密だった1日を終わらせ、心の宿り木に帰ってきた訳だけど
フィルもマリスも帰って来た気配はなく、マルティーヌさんも
留守にしているみたいで宿の中はがらんとしていた。
静かな上にリアがいなければこのままひと眠りしてしまいそうだったけど
そう言えば今日の料理当番は自分だったと思い出す。
「おっといけないいけない
このままぼーっとしてちゃいけないよね」
伸びをしながら起き上がりつつ、今日は何を作るべきかなと考えてたものの
フィルがいないので自由に使える食材が何もない。
流石にマルティーヌさんがいない状態で宿の食材を使う訳にもいかないし
となると買い出しに行かなきゃいけないんだけど……相変わらず
文字が読めない上に食材自体に詳しくない私が1人で買い出しに行っても
ロクな物が手に入るとは思えない、となると同行者が必要なんだけど……
「……ごめんリア、帰って来た早々悪いんだけど
買い物を手伝ってくれないかな
私じゃまだ文字が読めなくて難しいんだ」
いつの間にやら椅子に座り、足をプラプラさせながら
外の景色を眺めていたリアに話しかける。
流石に自分より年下の子に「文字が読めない」って言うのは抵抗があるけど
ここはリアに頼るしかない。
文字を読むだけならリーゼに頼むことも出来るだろうけど
何分リーゼは人間が食べられる物の知識が皆無だ、まぁドラゴンだから
当然だけど食材の買い出しにはとてもじゃないけど向かない。
という訳でリアにお願いしてみる、リアも記憶喪失だけど
流石に人の食べられるものは分かるだろうしね。
「……ん、分かった」
私の頼みにリアはこちらを向いて二つ返事で答えた後
てててと私の傍へと寄ってくる。
相変わらず素直だね、そこがまた可愛いんだけど。
そんなリアだからこっちも格好悪い所は見せられなくなる。
……文字が読めないってだけで相当格好悪いとは思うけど。
「ありがとね、リア」
私はベッドから降りでリアの頭を軽く撫でた後、市場に向かう為に
部屋のドアを開け、リアを連れて心の宿り木を後にした。
………
………………
………………………
リーゼに留守を頼み、食材探しにリアを引き連れて買い出しに出た私。
市場に足を向けるとそろそろ夜の帳が下りようとしてる中でも
活気のいい声が響いてくる。
しかし改めて見ても見慣れた食材は無い、まぁ当たり前だけど。
「お、そこの嬢ちゃん達
今日はネムの実のいいのが入ったんだよ、見てってくれ」
屋台を眺めながら通り過ぎようとすると店主のおじさんに声をかけられる。
ふむ、折角だしちょっと見て行こうかな。
足を止めて屋台を覗き込む私、色とりどりの野菜や果物らしきものが並んでる。
お、この赤色のゴボウっぽいものはこないだフィルの料理に入ってた奴だ。
味は確か……しょっぱくしたニンジンっぽかったかな。
なら何かに使えるだろう、取り合えずそれは確保するとして……
「おじさん、言ってたネムの実ってどれの事?」
「えっ?嬢ちゃんネムの実知らないのかい!?」
おじさんがお勧めしてるネムの実とやらに興味が出たので聞いてみるも
おじさんは意外そうな反応をする。
あれ?もしかして物凄く一般的な食べ物だったりする?
「レン、これ」
リアがそのネムの実とやらを取って見せてくる。
ふむ、見た目はリンゴっぽいけど大きさがサクランボ並みだね。
印象からしてなんか甘そうな感じはするけど、取り敢えず試食してみようか。
売ってる物だから食べられないものじゃないだろうし。
「おじさん、1つ試食していい?」
「えっ?そりゃ構わねぇが、そいつは生で食べるのは止めといたほうが……」
おじさんの了承を得たので一つ口に入れてみる、一瞬リアがあっ…と
言ったけど毒じゃない限りは基本何でも食べる自信はある。
口の中に入れた実をかじった瞬間、猛烈な酸っぱさと塩気が口の中に充満する。
これはきつい……けどこれ、何か懐かしい感じの味が……
口の中に広がった酸っぱさに顔を顰めながら自分の記憶を引っ張り出す。
すると1つだけ、記憶にある食べ物と合致する。
……これ、梅干しの味だ!!
うわ、うわ、うわ~~~~っ!!
そう認識した瞬間、口の中に広がる酸っぱさが一気に食べ慣れたものに変わる。
懐かしい~~、元の世界じゃ毎日の様に食べてたのを思い出す。
思わずじんと込み上げてくるものがある、別に好物じゃないんだけど
それでも昔から食べ慣れた味って言うものは嬉しいものだね。
「レン?」
「おい嬢ちゃんどうした?そんなにきつかったか?」
尋常じゃない私の様子にリアとおじさんが覗き込んでくる。
おっといけない、予期せぬ味に我を忘れてたよ。
「おじさん、これ、買えるだけ全部くれないかな!?」
だけど、湧き上がる感情に勝てず私は思わずそう告げる。
その様子に、リアとおじさんはぽかんと口を開けて私を眺めていた。
日も暮れかかった頃、自分の部屋に付いた途端にベッドに倒れ込む。
慣れない事をすると肉体的にも精神的にもしんどいね。
「……レン、疲れたの?」
一緒に部屋に入ったリアが心配そうな顔をして覗き込む。
そんなリアに少しだけ苦笑を返し
「あはは、流石にね
リアも疲れたでしょ、結構魔法を使わせちゃったし」
「ううん、別に平気」
私の質問にケロッとした表情で返すリア。
あれ?ホントに疲れて無さそうだね。
思ってたよりも怪我人が多くなって結構治癒魔法を
使わせちゃった筈なんだけど……
あれから依頼の通り、私の格闘術を騎士の子らに教えてたんだけど
何と言うか熱意が凄くて、拳打の1つを見せただけで質問の嵐だった。
それに何故かグレナディーアの2人も乗っかって来て
騎士の子らに負けず劣らず根掘り葉掘り聞いてきたんだよね。
もしかしてそれが目的じゃなかったんじゃなかろーか、ロテールさん……
まぁ流石に数時間じゃ拳打……それも相手の鎧の上から
衝撃を徹す為に最適な言わゆる『掌底』の型を教えるに止まった。
まぁこの世界の闘いだと武装していない人同士の戦いなんて無いだろうし
魔物の皮膚は例外なく硬い、そんなとこに普通に拳を打ち込んだら
速攻で拳が潰れるのは目に見えてるからね。
その分『掌底』だと威力が下がる代わりに拳を潰す心配はなく
更に衝撃を後ろに徹しやすいので防具を着た人間や皮膚の硬い
魔物にはそこそこ有効だったりする、まぁそれでも限界はあるけど。
その辺りを説明するとグレナディーアの2人は納得した様に
頷いてくれたんだけど、騎士の子らは余り納得はしてくれなかったんだよね。
あの子らは私が拳で戦ってるのを目の当たりにしてたからなんだろうけど。
それでも実践と称して防具を付けた団長の子に密着状態からの
掌底を打ち込んだらものの見事にダウンさせてしまった。
「あれは流石にやり過ぎたと思ったんだけどなぁ……」
だけど何故か騎士の子達にはカッコよく見えたらしく、私の教えた型を
一斉に練習し始めたのはかなり驚いた。
ちなみにダウンした団長の子は、リアの治癒魔法で速攻で起きた後
何故か感激した表情になり、そして他の子に混じって型を練習し始めた。
ちょっと吃驚したけど、タフだったのかリアの魔法が凄かったのか
どっちかだったんだろうね、まぁ楽しそうに素振りをしてたんで
大丈夫だとは思うけど。
その後は1人1人の体の動きを確認し、出来る範囲でのアドバイスをしていたら
夕方になってお開きになり、宿に帰って来たという訳だ。
ちなみにリーゼは他の騎士達から模擬戦を申し込まれてたものの
流石に断らせて貰った、リーゼはまだまだ加減が出来ないから
ボルクハルトさんなら兎も角、他の騎士なら死人が出かねない
そうなると流石に王国にいられなくなってしまうからね。
「ホント、今日も退屈しない1日だったなぁ」
今日を振り返りぼそりと呟く。
そんなこんなで濃密だった1日を終わらせ、心の宿り木に帰ってきた訳だけど
フィルもマリスも帰って来た気配はなく、マルティーヌさんも
留守にしているみたいで宿の中はがらんとしていた。
静かな上にリアがいなければこのままひと眠りしてしまいそうだったけど
そう言えば今日の料理当番は自分だったと思い出す。
「おっといけないいけない
このままぼーっとしてちゃいけないよね」
伸びをしながら起き上がりつつ、今日は何を作るべきかなと考えてたものの
フィルがいないので自由に使える食材が何もない。
流石にマルティーヌさんがいない状態で宿の食材を使う訳にもいかないし
となると買い出しに行かなきゃいけないんだけど……相変わらず
文字が読めない上に食材自体に詳しくない私が1人で買い出しに行っても
ロクな物が手に入るとは思えない、となると同行者が必要なんだけど……
「……ごめんリア、帰って来た早々悪いんだけど
買い物を手伝ってくれないかな
私じゃまだ文字が読めなくて難しいんだ」
いつの間にやら椅子に座り、足をプラプラさせながら
外の景色を眺めていたリアに話しかける。
流石に自分より年下の子に「文字が読めない」って言うのは抵抗があるけど
ここはリアに頼るしかない。
文字を読むだけならリーゼに頼むことも出来るだろうけど
何分リーゼは人間が食べられる物の知識が皆無だ、まぁドラゴンだから
当然だけど食材の買い出しにはとてもじゃないけど向かない。
という訳でリアにお願いしてみる、リアも記憶喪失だけど
流石に人の食べられるものは分かるだろうしね。
「……ん、分かった」
私の頼みにリアはこちらを向いて二つ返事で答えた後
てててと私の傍へと寄ってくる。
相変わらず素直だね、そこがまた可愛いんだけど。
そんなリアだからこっちも格好悪い所は見せられなくなる。
……文字が読めないってだけで相当格好悪いとは思うけど。
「ありがとね、リア」
私はベッドから降りでリアの頭を軽く撫でた後、市場に向かう為に
部屋のドアを開け、リアを連れて心の宿り木を後にした。
………
………………
………………………
リーゼに留守を頼み、食材探しにリアを引き連れて買い出しに出た私。
市場に足を向けるとそろそろ夜の帳が下りようとしてる中でも
活気のいい声が響いてくる。
しかし改めて見ても見慣れた食材は無い、まぁ当たり前だけど。
「お、そこの嬢ちゃん達
今日はネムの実のいいのが入ったんだよ、見てってくれ」
屋台を眺めながら通り過ぎようとすると店主のおじさんに声をかけられる。
ふむ、折角だしちょっと見て行こうかな。
足を止めて屋台を覗き込む私、色とりどりの野菜や果物らしきものが並んでる。
お、この赤色のゴボウっぽいものはこないだフィルの料理に入ってた奴だ。
味は確か……しょっぱくしたニンジンっぽかったかな。
なら何かに使えるだろう、取り合えずそれは確保するとして……
「おじさん、言ってたネムの実ってどれの事?」
「えっ?嬢ちゃんネムの実知らないのかい!?」
おじさんがお勧めしてるネムの実とやらに興味が出たので聞いてみるも
おじさんは意外そうな反応をする。
あれ?もしかして物凄く一般的な食べ物だったりする?
「レン、これ」
リアがそのネムの実とやらを取って見せてくる。
ふむ、見た目はリンゴっぽいけど大きさがサクランボ並みだね。
印象からしてなんか甘そうな感じはするけど、取り敢えず試食してみようか。
売ってる物だから食べられないものじゃないだろうし。
「おじさん、1つ試食していい?」
「えっ?そりゃ構わねぇが、そいつは生で食べるのは止めといたほうが……」
おじさんの了承を得たので一つ口に入れてみる、一瞬リアがあっ…と
言ったけど毒じゃない限りは基本何でも食べる自信はある。
口の中に入れた実をかじった瞬間、猛烈な酸っぱさと塩気が口の中に充満する。
これはきつい……けどこれ、何か懐かしい感じの味が……
口の中に広がった酸っぱさに顔を顰めながら自分の記憶を引っ張り出す。
すると1つだけ、記憶にある食べ物と合致する。
……これ、梅干しの味だ!!
うわ、うわ、うわ~~~~っ!!
そう認識した瞬間、口の中に広がる酸っぱさが一気に食べ慣れたものに変わる。
懐かしい~~、元の世界じゃ毎日の様に食べてたのを思い出す。
思わずじんと込み上げてくるものがある、別に好物じゃないんだけど
それでも昔から食べ慣れた味って言うものは嬉しいものだね。
「レン?」
「おい嬢ちゃんどうした?そんなにきつかったか?」
尋常じゃない私の様子にリアとおじさんが覗き込んでくる。
おっといけない、予期せぬ味に我を忘れてたよ。
「おじさん、これ、買えるだけ全部くれないかな!?」
だけど、湧き上がる感情に勝てず私は思わずそう告げる。
その様子に、リアとおじさんはぽかんと口を開けて私を眺めていた。
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