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軌跡への遁走曲《フーガ》
可憐な女主人
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「あ…っとすみません、驚かせてしまった様ですね
この様な姿ですが一応成人はしておりますのでご安心ください」
驚きの表情な私とフィルを目にしてマルティーヌさん?は
微笑みながらそう言って来る。
う~ん、やっぱり成人男性を産んだ女性にはとてもじゃないけど見えない。
だけど表情は確かに大人の女性の雰囲気なんだよね………という事は
某探偵漫画みたいに体は子供、頭脳は大人な状態って事なんだろうか。
「レン…どうするの?」
フィルが私の傍により耳打ちをしてくる、余りの予想外な展開に
フィルも判断しかねている様だ。
………マルティーヌさんの言動からして営業自体はしてる様だし
取り合えず泊まれるかどうかを聞いてみようか。
「えーっと済みません、宿泊をしたいんですが
部屋は空いているでしょうか?」
「はい、空いておりますよ
ですが見ての通りあまり大きい建物ではないので、皆さん全員が
宿泊できる大部屋は無いんですよ」
ふむ、という事は全員個室になるのかな。
とは言えリアを個室にする訳にはいかないし、少し交渉してみようか。
「あ、その辺りは大丈夫です
ですが、私とこの子が同じ部屋にして貰えないでしょうか?」
私はリアを横に立たせて聞いてみる。
「ええ、2人部屋ならありますので大丈夫ですよ」
マルティーヌさんが答える。
よし…それなら大丈夫かな、なら後は………
「分かりました、ではそれでお願いします
それで1泊辺りのお値段はいくらでしょうか?」
「お1人様1泊食事付きで50ルクルになります、ですがすみません
現在お客様に食事を提供する事が難しくなっておりまして………」
マルティーヌさんが申し訳なさそうな声で答える。
まぁそれも当然か、その体じゃ大人の様に動くことは出来ないだろう。
それでこの宿の清潔さだ、きっと維持管理だけで手いっぱいなんだろう。
「それは構いません、厨房を貸していただければ自分達で何とかしますので」
「本当ですか!?」
私の答えにマルティーヌさんがカウンターから小さな体を乗り出し
私にずずいっと顔を寄せる。
「え…ええ、見た目通り私達は冒険者ですので
たちまちは雨露凌げて休むことの出来る部屋があれば………」
「そうですか………それはこちらとしても有難いです」
マルティーヌさんはホッとしたような顔で椅子に座り直す。
………きっとお客に断られ続けたんだろうなぁ、宿の主が子供にしか見えない
だけでも普通のお客は逃げていくだろうし、決められたサービスが
提要できないってだけでも商売的には致命的だ。
その辺りは私達には関係ない、マルティーヌさん的には深刻な事態だろうけど
他にお客がいないって言うなら好都合だ。
「それで、滞在予定なんですけどたちまち1カ月お願いできますか?」
「えっ?1カ月もですか?」
再びマルティーヌさんが驚く。
おや、もしかして長期滞在はやってないのかな?
「はい、実は私達王国に来て2日で、まだ住む場所すらない状態なんですよ
かと言って直ぐにどうにかなる代物でもないので、一先ず
腰を落ち着けて仕事が出来る所を探してた訳でして………
もしかして長期滞在は無理なんでしょうか?」
「いえ!そういう訳ではありませんよ
ただあまりにも予想外過ぎただけでしたので」
私の言葉に慌てて手を振って否定するマルティーヌさん。
………失礼だろうけどそんな仕草だと普通に小さな女の子が
慌ててる様で可愛い、イメルダさんみたいな人が見たら大興奮間違いないだろう。
だから気にかけてたのかなとちょっと下世話な思考が頭をよぎる。
「滞在期間に関しては了解しました、全然大丈夫です
ですが、先ほど申し上げました通りお食事とかは………」
「ええ、基本は無しで構いませんしだからと言って値下げ交渉を
するつもりもありません、1カ月で7500ルクル前金でお支払いします」
そう言ってフィルがインベントリ・キューブから金貨袋を受け取り
カウンターの上に置く。
「ほ、本当に………いいのですか?」
「ええ、ですがその代わりと言っては何ですが
少々お願いしたい事がありまして」
金貨袋から手を放してマルティーヌさんに視線を合わせる。
「何でしょうか?ご要望でしたらなるべくお応えしたい所ですが
私は御覧の通りですので………」
マルティーヌさんは目の前に置かれた金貨袋に一瞥もせず
若干険しい表情で私を見据えて答える。
………失礼だったかな?だけどここでお金に目がくらむような人なら
このお願いをする訳にはいかない。
まぁ、お金をチラつかせて様子を見るって言うのは
マリスの提案だったんだけど………
だけどこれでこの人は信頼できる人だと確信を得た、このやり取りを
無礼だと思えるならこの仕事に誇りを持ってるんだろう。
それならば安心して託すことが出来そうだ。
「………試すような真似をして申し訳ありません、ですが
貴方が信頼できる方か確信が欲しかったものでして」
「どう言う事でしょうか?」
マルティーヌさんは表情を崩さす言って来る。
そりゃそうだ、本来客との関係に金銭授受以上の信用は必要ない。
だけどそれ以上の事を求めようとする私をマルティーヌさんが
不審がるのも無理は無いよね。
「私達は冒険者ですので、ときには危険な場所へ依頼へ行くこともあります
その時にこの子を連れて行く訳にはいかないので………」
そう言ってリアに視線を落とす私。
それを追う様にマルティーヌさんもリアに視線を向ける。
急に視線を向けられたことに少し驚いたのか、リアは私の服の裾を
少しだけきゅっと掴む。
「宿屋としての業務外の事だというのは承知しています
ですが………」
「ええ、構いませんよ」
私の言葉を遮り、マルティーヌさんはにっこりと微笑みんで
私の頼むをあっさりと了承する。
「えっ?」
余りのあっさりとした返答に思わず聞き返してしまう。
「ふふふ、真剣な表情をされていましたので思わず
身構えてしましましたがその様な事ですか」
マルティーヌさんはそう言いながら椅子から降りてカウンターから出てくる。
そしてリアの前に立ち、目線を合わせる。
と言ってもマルティーヌさんの背丈はリアとほとんど変わらないから正面から
向き合ってる様にしか見えないんだけど、それでも
何だかマルティーヌさんが腰をかがめてリアに話しかけてるような雰囲気だ。
「リアちゃん、だっけ
こんな変な格好のおばさんだけど、仲良くしてくれるかな」
マルティーヌさんは微笑みながら少しだけ首を傾げてリアに語りかける。
変な格好のおばさんって………だけどリアにそう語りかけてくれるって事は
了承してくれたって事なんだろう。
リアはマルティーヌさんの言葉が理解出来てないのか頭に?マークを浮かべてる。
まぁ自分と変わらない背格好の女の子が自らをおばさんなんて言ったら
困惑もするとは思うけど。
リアは暫くの間無言でじっとマルティーヌさんを見つめる。
恐らく自分に害意があるかどうかを見てるんだろう、初対面の人間に対して
リアは必ずそんな仕草をする、リアの置かれた境遇からしたら
仕方ない面はあるけど、人によって子供とは言えまじまじと見られるのは
はあまりいい印象を与えない可能性も在るから少し気を付けておかないと。
そんな私の心配をよそにマルティーヌさんはリアの視線も気にせず
微笑みながら向かい合ってる、この辺りは流石一児の母って感じだね。
「………ん、宜しく」
数秒の見つめ合いが続いた後、リアはこくんと頷いてそう呟く。
どうやらリアの中で納得がいった様だ。
リアの様子にマルティーヌさんはにっこりと微笑んだ後
私達に向かい直し
「当宿をご利用頂き誠にありがとうございます
それでは、お部屋の準備してきますので
お待ちの間にお手数ですがカウンターにある宿帳の記入をお願いします」
そう言って瀟洒な礼をした後、ぱたぱたと宿の奥に向かっていった。
この様な姿ですが一応成人はしておりますのでご安心ください」
驚きの表情な私とフィルを目にしてマルティーヌさん?は
微笑みながらそう言って来る。
う~ん、やっぱり成人男性を産んだ女性にはとてもじゃないけど見えない。
だけど表情は確かに大人の女性の雰囲気なんだよね………という事は
某探偵漫画みたいに体は子供、頭脳は大人な状態って事なんだろうか。
「レン…どうするの?」
フィルが私の傍により耳打ちをしてくる、余りの予想外な展開に
フィルも判断しかねている様だ。
………マルティーヌさんの言動からして営業自体はしてる様だし
取り合えず泊まれるかどうかを聞いてみようか。
「えーっと済みません、宿泊をしたいんですが
部屋は空いているでしょうか?」
「はい、空いておりますよ
ですが見ての通りあまり大きい建物ではないので、皆さん全員が
宿泊できる大部屋は無いんですよ」
ふむ、という事は全員個室になるのかな。
とは言えリアを個室にする訳にはいかないし、少し交渉してみようか。
「あ、その辺りは大丈夫です
ですが、私とこの子が同じ部屋にして貰えないでしょうか?」
私はリアを横に立たせて聞いてみる。
「ええ、2人部屋ならありますので大丈夫ですよ」
マルティーヌさんが答える。
よし…それなら大丈夫かな、なら後は………
「分かりました、ではそれでお願いします
それで1泊辺りのお値段はいくらでしょうか?」
「お1人様1泊食事付きで50ルクルになります、ですがすみません
現在お客様に食事を提供する事が難しくなっておりまして………」
マルティーヌさんが申し訳なさそうな声で答える。
まぁそれも当然か、その体じゃ大人の様に動くことは出来ないだろう。
それでこの宿の清潔さだ、きっと維持管理だけで手いっぱいなんだろう。
「それは構いません、厨房を貸していただければ自分達で何とかしますので」
「本当ですか!?」
私の答えにマルティーヌさんがカウンターから小さな体を乗り出し
私にずずいっと顔を寄せる。
「え…ええ、見た目通り私達は冒険者ですので
たちまちは雨露凌げて休むことの出来る部屋があれば………」
「そうですか………それはこちらとしても有難いです」
マルティーヌさんはホッとしたような顔で椅子に座り直す。
………きっとお客に断られ続けたんだろうなぁ、宿の主が子供にしか見えない
だけでも普通のお客は逃げていくだろうし、決められたサービスが
提要できないってだけでも商売的には致命的だ。
その辺りは私達には関係ない、マルティーヌさん的には深刻な事態だろうけど
他にお客がいないって言うなら好都合だ。
「それで、滞在予定なんですけどたちまち1カ月お願いできますか?」
「えっ?1カ月もですか?」
再びマルティーヌさんが驚く。
おや、もしかして長期滞在はやってないのかな?
「はい、実は私達王国に来て2日で、まだ住む場所すらない状態なんですよ
かと言って直ぐにどうにかなる代物でもないので、一先ず
腰を落ち着けて仕事が出来る所を探してた訳でして………
もしかして長期滞在は無理なんでしょうか?」
「いえ!そういう訳ではありませんよ
ただあまりにも予想外過ぎただけでしたので」
私の言葉に慌てて手を振って否定するマルティーヌさん。
………失礼だろうけどそんな仕草だと普通に小さな女の子が
慌ててる様で可愛い、イメルダさんみたいな人が見たら大興奮間違いないだろう。
だから気にかけてたのかなとちょっと下世話な思考が頭をよぎる。
「滞在期間に関しては了解しました、全然大丈夫です
ですが、先ほど申し上げました通りお食事とかは………」
「ええ、基本は無しで構いませんしだからと言って値下げ交渉を
するつもりもありません、1カ月で7500ルクル前金でお支払いします」
そう言ってフィルがインベントリ・キューブから金貨袋を受け取り
カウンターの上に置く。
「ほ、本当に………いいのですか?」
「ええ、ですがその代わりと言っては何ですが
少々お願いしたい事がありまして」
金貨袋から手を放してマルティーヌさんに視線を合わせる。
「何でしょうか?ご要望でしたらなるべくお応えしたい所ですが
私は御覧の通りですので………」
マルティーヌさんは目の前に置かれた金貨袋に一瞥もせず
若干険しい表情で私を見据えて答える。
………失礼だったかな?だけどここでお金に目がくらむような人なら
このお願いをする訳にはいかない。
まぁ、お金をチラつかせて様子を見るって言うのは
マリスの提案だったんだけど………
だけどこれでこの人は信頼できる人だと確信を得た、このやり取りを
無礼だと思えるならこの仕事に誇りを持ってるんだろう。
それならば安心して託すことが出来そうだ。
「………試すような真似をして申し訳ありません、ですが
貴方が信頼できる方か確信が欲しかったものでして」
「どう言う事でしょうか?」
マルティーヌさんは表情を崩さす言って来る。
そりゃそうだ、本来客との関係に金銭授受以上の信用は必要ない。
だけどそれ以上の事を求めようとする私をマルティーヌさんが
不審がるのも無理は無いよね。
「私達は冒険者ですので、ときには危険な場所へ依頼へ行くこともあります
その時にこの子を連れて行く訳にはいかないので………」
そう言ってリアに視線を落とす私。
それを追う様にマルティーヌさんもリアに視線を向ける。
急に視線を向けられたことに少し驚いたのか、リアは私の服の裾を
少しだけきゅっと掴む。
「宿屋としての業務外の事だというのは承知しています
ですが………」
「ええ、構いませんよ」
私の言葉を遮り、マルティーヌさんはにっこりと微笑みんで
私の頼むをあっさりと了承する。
「えっ?」
余りのあっさりとした返答に思わず聞き返してしまう。
「ふふふ、真剣な表情をされていましたので思わず
身構えてしましましたがその様な事ですか」
マルティーヌさんはそう言いながら椅子から降りてカウンターから出てくる。
そしてリアの前に立ち、目線を合わせる。
と言ってもマルティーヌさんの背丈はリアとほとんど変わらないから正面から
向き合ってる様にしか見えないんだけど、それでも
何だかマルティーヌさんが腰をかがめてリアに話しかけてるような雰囲気だ。
「リアちゃん、だっけ
こんな変な格好のおばさんだけど、仲良くしてくれるかな」
マルティーヌさんは微笑みながら少しだけ首を傾げてリアに語りかける。
変な格好のおばさんって………だけどリアにそう語りかけてくれるって事は
了承してくれたって事なんだろう。
リアはマルティーヌさんの言葉が理解出来てないのか頭に?マークを浮かべてる。
まぁ自分と変わらない背格好の女の子が自らをおばさんなんて言ったら
困惑もするとは思うけど。
リアは暫くの間無言でじっとマルティーヌさんを見つめる。
恐らく自分に害意があるかどうかを見てるんだろう、初対面の人間に対して
リアは必ずそんな仕草をする、リアの置かれた境遇からしたら
仕方ない面はあるけど、人によって子供とは言えまじまじと見られるのは
はあまりいい印象を与えない可能性も在るから少し気を付けておかないと。
そんな私の心配をよそにマルティーヌさんはリアの視線も気にせず
微笑みながら向かい合ってる、この辺りは流石一児の母って感じだね。
「………ん、宜しく」
数秒の見つめ合いが続いた後、リアはこくんと頷いてそう呟く。
どうやらリアの中で納得がいった様だ。
リアの様子にマルティーヌさんはにっこりと微笑んだ後
私達に向かい直し
「当宿をご利用頂き誠にありがとうございます
それでは、お部屋の準備してきますので
お待ちの間にお手数ですがカウンターにある宿帳の記入をお願いします」
そう言って瀟洒な礼をした後、ぱたぱたと宿の奥に向かっていった。
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