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軌跡への遁走曲《フーガ》
水と禾稼の王国
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「ふわぁ………」
門を抜けた瞬間にリアが感嘆の声を上げる。
そうしたくなるのも無理はない、目の前には黒や灰色で統一された
帝国の街並みとは違い、色とりどりの鮮やかな街並みが広がっていた。
「これは………帝国とはずいぶん雰囲気が違うね」
目に飛び込んでくる色の情報量に少し目移り気味になりながらも私は呟く。
ずっと暗めの色が基調だった帝国にいたせいか、少し目に痛い。
でもまぁ、日本にいた頃も街並みはこんな感じだったし直ぐに慣れるかな。
「相変わらず色とりどりな国ね、まぁ国が明るいって事は
いい事なんでしょうけど」
フィルが街並みを眺めながら呟く。
そう言えばフィルって王国に来たことあるような事言ってた様な………
確か【イラーテ大河】って所に来た時もそんな事言ってたね。
「フィル、王都に来たことあるの?」
「来たこともあるも何も、私は聖教の出身よ?
なら帝国よりこっちの方が馴染みは深いもの」
ん?聖教って確かフィルが信仰してる宗教の総称だよね?
それが何で王国となじみ深いって事に………
「フィルミールお姉ちゃん、レンお姉ちゃんは聖教の事殆ど知んないんだから
それじゃ分かんないと思うよ」
「………あ、そうだったわね」
マリスのツッコミにハッとするフィル。
ふむ、会話の内容からするに王国と聖教って結構繋がりが深いって感じなのかな?
「聖教の人間が王国に馴染み深いのは至極単純な話で、聖教の総本山
【エズ・シドール大聖堂】が1番近くにある国なの
その影響で帝国に比べて信徒は多いし、巡礼者達も王国内での行き来は盛んなの」
へぇ………そうなんだ。
まぁ総本山が近い国だと宗教の影響は強くなるよね。
「そっか、という事はこの国ではフィルの知り合いも結構いたりするの?」
フィルの説明に何気なく言葉を返す私、だけどフィルは首を振り
「………いいえ、多分私の顔を知ってる信徒はここには居ないとは思うわ
私自身レンと会う迄は総本山から出る事はほぼ無かったし
それに私は下っ端だしね」
そう言って笑いながら答えるフィル。
けど…その直前に一瞬だけ暗い表情をしたのが見えた
総本山とやらに余りいい思い出が無いのかな?
でも、それならなぜフィルは私と出会った時、遠く離れた帝国で
暴漢に襲われてたんだろ………
フィルだけじゃない、マリスやリアに関しても私はまだまだ知らない事が多い。
よく考えたら謎に包まれた人間ばかりだね、うちのパーティって。
1番身元がはっきりしてるのがドラゴンのリーゼって言うのも
中々凄いと思うけど。
まぁ正直興味は尽きないけど、今まで通り無理に詮索する気は無いし
話してくれる気になる迄気長に待つだけだね。
「そっか、それならフィルはこの国には詳しいんだ」
取り合えず話題を変える為にフィルに語りかける。
だけどフィルはバツの悪そうな顔になり
「………御免なさい、馴染みがあるって言っても帝国に比べたらって事で
確かに何度か足を運んだことはあるけど詳しい訳じゃないの」
………って、フィルはさっき総本山からあんまり出て無いって言ってたじゃないか
何をボケた事言ってる私、空回ってるじゃないか。
「フィルミール嬢ちゃんは聖教の神官じゃし仕方なかろうて
レン嬢ちゃん、一先ず儂が王都について説明させて貰うぞい」
そんな私達を見かねたのかゼーレンさんがフォローに入ってくる。
「ここ、【レフィエルド王国】は豊富な水源とそれによる農業や畜産、水産が
主な産業の国じゃ、まぁここに来るまで見て来たから知っとるとは思うがの」
私達の返事を待たずに説明を始めるゼーレンさん。
うん、確かにここに来るまでに広大や農地や牛や豚に似た動物がいた牧場も
結構な頻度で見かけたね。
きっとリーゼの背中から見たら雄大な景色が見れるんだろうね。
この国ではリーゼを元の姿に戻すことは出来ないけど。
「【王都リゼーン】は帝国とは違って明確な区画分けはほぼされとらん
まぁ流石にある程度用途に応じた店や工房が集まってはおるがの」
ふむ、帝国とは違って雑多な感じなんだね。
一概にどちらが優れてるとは言えないけど、目的の場所を探すのは
王国の方が大変そうかな?
「あそこに城が見えるじゃろ?あれが国王が住む【ローヴロイア城】じゃ
そこを中心として貴族街、平民街と円状に広がっておる
帝国でも言ったが貴族街に迂闊に入るとトラブルの元じゃから気を付けるんじゃぞ
王国は帝国以上に身分制度が厳しいからの」
そうなんだ、まぁ好き好んで貴族と関係を持つ気は無いけど
冒険者の依頼とかで顔を合わせたりしないといけないんだろうなぁ。
「大まかな説明はこんなもんじゃろ、細かいとこは住んどるうちに
覚えていくじゃろうて
差し当たってはこの国の冒険者ギルドに顔を出しに行った方がええと思うがの」
そう言ってゼーレンさんは説明を終える。
うん、住むとことか色々考えないといけないけど一先ずは冒険者として
この国のギルドに顔を出すのが筋かな。
「そだね、悪いけどゼーレンさん案内お願いできるかな?」
「勿論じゃ、取り合えず商人達との挨拶を済ませたら向かうとするかの」
「ほいほ~い」
ゼーレンさんの言葉に従い、私達は何か話してるラミカや
カルビンさんの傍に行き声をかける。
「ラミカ、カルビンさん、それに商隊の皆さん
同行して貰って有難う御座います、お陰で助かりました」
私はそう言って少し頭を下げる、それにフィルも続く。
ラミカ達が快くリアを馬車に乗せてくれたからリアが無理をする
必要は無くなったからね、ここはお礼を言わないと。
「いやいや、助かったのはこっちだって
レン達がブラックマンティスを倒してくれなかったら
私達あそこで長い間足止めを食らってたかも知れなかったんだから」
「そうだね、下手をすれば足止めどころか
ファアル連邦に戻らないといけなかったかもしれない
そうなると折角の商品が全て無駄になってしまう所だった
礼を言わないといけないのはこっちの方だよ」
そんな私達をラミカとカルビンさんは逆にお礼を言ってくる。
あのカマキリを倒したのは依頼されたからで、それに私達の障害にも
なってたからだし、お礼を言われることじゃないんだけどな。
とは言えここでお礼合戦になっても仕方がない、素直に受け取ろう。
「有難う御座います、そう言って貰えると助かります」
私はそう言って再びぺこりと頭を下げる。
「それで、レン達は王国でも冒険者家業をするの?
そうだったら私としては物凄く助かるんだけど」
「うん、当面の間はね
帝国で稼いだ評価は全部無くなっちゃうみたいだから
またコツコツとやって行かないとだけど」
ラミカの問いに答える私。
ちなみに道中でラミカにはある程度の事は話してる、流石に賞金首になった事は
言っては無いけど………
「そっか、ならまた護衛が必要になったら声かけるよ
後、何か必要になったらいつでも呼んで頂戴」
ラミカはそう言ってウィンクをする。
うん、新天地で商人の知り合いがいるのは心強いかな。
「私の方でも何かあったらお願いするよ、君達の腕前なら安心だ
それと………マリスさん、頼まれた件は早急に当たってみるよ」
「ありがとカルビンのおっちゃん、急いでは無いけど早ければ助かるかな~」
「ははは、これくらいの事でブラックマンティスの報酬になれば安いものだよ」
ラミカに続いてカルビンさんが話しかけてくる。
って、マリスカルビンさんに何頼んだの?
「ん?王国でのマリス達が住めそうな物件を見繕って貰うんだよ
マリス達ならギルドに寝泊まりできるけどリアがいるからそうもいかないしね~」
マリスは何時もの様にあっけらかんと言う。
そっか、確かにそう言う事なら商人のカルビンさんに頼むのが手っ取り早いね。
しかもそれをデカカマキリの討伐報酬として動いてもらえるなら義理も立つ
相変わらずあっけらかんとしてるけどこういう知恵も回るねマリス。
「ありがとマリス、流石だね」
「んっふっふ~、それ程でもあるよん♪
さてさて、そいじゃギルドに向かおうかね~」
私の礼にマリスはいつもの飄々とした笑顔で返し、街道を歩き始めた。
門を抜けた瞬間にリアが感嘆の声を上げる。
そうしたくなるのも無理はない、目の前には黒や灰色で統一された
帝国の街並みとは違い、色とりどりの鮮やかな街並みが広がっていた。
「これは………帝国とはずいぶん雰囲気が違うね」
目に飛び込んでくる色の情報量に少し目移り気味になりながらも私は呟く。
ずっと暗めの色が基調だった帝国にいたせいか、少し目に痛い。
でもまぁ、日本にいた頃も街並みはこんな感じだったし直ぐに慣れるかな。
「相変わらず色とりどりな国ね、まぁ国が明るいって事は
いい事なんでしょうけど」
フィルが街並みを眺めながら呟く。
そう言えばフィルって王国に来たことあるような事言ってた様な………
確か【イラーテ大河】って所に来た時もそんな事言ってたね。
「フィル、王都に来たことあるの?」
「来たこともあるも何も、私は聖教の出身よ?
なら帝国よりこっちの方が馴染みは深いもの」
ん?聖教って確かフィルが信仰してる宗教の総称だよね?
それが何で王国となじみ深いって事に………
「フィルミールお姉ちゃん、レンお姉ちゃんは聖教の事殆ど知んないんだから
それじゃ分かんないと思うよ」
「………あ、そうだったわね」
マリスのツッコミにハッとするフィル。
ふむ、会話の内容からするに王国と聖教って結構繋がりが深いって感じなのかな?
「聖教の人間が王国に馴染み深いのは至極単純な話で、聖教の総本山
【エズ・シドール大聖堂】が1番近くにある国なの
その影響で帝国に比べて信徒は多いし、巡礼者達も王国内での行き来は盛んなの」
へぇ………そうなんだ。
まぁ総本山が近い国だと宗教の影響は強くなるよね。
「そっか、という事はこの国ではフィルの知り合いも結構いたりするの?」
フィルの説明に何気なく言葉を返す私、だけどフィルは首を振り
「………いいえ、多分私の顔を知ってる信徒はここには居ないとは思うわ
私自身レンと会う迄は総本山から出る事はほぼ無かったし
それに私は下っ端だしね」
そう言って笑いながら答えるフィル。
けど…その直前に一瞬だけ暗い表情をしたのが見えた
総本山とやらに余りいい思い出が無いのかな?
でも、それならなぜフィルは私と出会った時、遠く離れた帝国で
暴漢に襲われてたんだろ………
フィルだけじゃない、マリスやリアに関しても私はまだまだ知らない事が多い。
よく考えたら謎に包まれた人間ばかりだね、うちのパーティって。
1番身元がはっきりしてるのがドラゴンのリーゼって言うのも
中々凄いと思うけど。
まぁ正直興味は尽きないけど、今まで通り無理に詮索する気は無いし
話してくれる気になる迄気長に待つだけだね。
「そっか、それならフィルはこの国には詳しいんだ」
取り合えず話題を変える為にフィルに語りかける。
だけどフィルはバツの悪そうな顔になり
「………御免なさい、馴染みがあるって言っても帝国に比べたらって事で
確かに何度か足を運んだことはあるけど詳しい訳じゃないの」
………って、フィルはさっき総本山からあんまり出て無いって言ってたじゃないか
何をボケた事言ってる私、空回ってるじゃないか。
「フィルミール嬢ちゃんは聖教の神官じゃし仕方なかろうて
レン嬢ちゃん、一先ず儂が王都について説明させて貰うぞい」
そんな私達を見かねたのかゼーレンさんがフォローに入ってくる。
「ここ、【レフィエルド王国】は豊富な水源とそれによる農業や畜産、水産が
主な産業の国じゃ、まぁここに来るまで見て来たから知っとるとは思うがの」
私達の返事を待たずに説明を始めるゼーレンさん。
うん、確かにここに来るまでに広大や農地や牛や豚に似た動物がいた牧場も
結構な頻度で見かけたね。
きっとリーゼの背中から見たら雄大な景色が見れるんだろうね。
この国ではリーゼを元の姿に戻すことは出来ないけど。
「【王都リゼーン】は帝国とは違って明確な区画分けはほぼされとらん
まぁ流石にある程度用途に応じた店や工房が集まってはおるがの」
ふむ、帝国とは違って雑多な感じなんだね。
一概にどちらが優れてるとは言えないけど、目的の場所を探すのは
王国の方が大変そうかな?
「あそこに城が見えるじゃろ?あれが国王が住む【ローヴロイア城】じゃ
そこを中心として貴族街、平民街と円状に広がっておる
帝国でも言ったが貴族街に迂闊に入るとトラブルの元じゃから気を付けるんじゃぞ
王国は帝国以上に身分制度が厳しいからの」
そうなんだ、まぁ好き好んで貴族と関係を持つ気は無いけど
冒険者の依頼とかで顔を合わせたりしないといけないんだろうなぁ。
「大まかな説明はこんなもんじゃろ、細かいとこは住んどるうちに
覚えていくじゃろうて
差し当たってはこの国の冒険者ギルドに顔を出しに行った方がええと思うがの」
そう言ってゼーレンさんは説明を終える。
うん、住むとことか色々考えないといけないけど一先ずは冒険者として
この国のギルドに顔を出すのが筋かな。
「そだね、悪いけどゼーレンさん案内お願いできるかな?」
「勿論じゃ、取り合えず商人達との挨拶を済ませたら向かうとするかの」
「ほいほ~い」
ゼーレンさんの言葉に従い、私達は何か話してるラミカや
カルビンさんの傍に行き声をかける。
「ラミカ、カルビンさん、それに商隊の皆さん
同行して貰って有難う御座います、お陰で助かりました」
私はそう言って少し頭を下げる、それにフィルも続く。
ラミカ達が快くリアを馬車に乗せてくれたからリアが無理をする
必要は無くなったからね、ここはお礼を言わないと。
「いやいや、助かったのはこっちだって
レン達がブラックマンティスを倒してくれなかったら
私達あそこで長い間足止めを食らってたかも知れなかったんだから」
「そうだね、下手をすれば足止めどころか
ファアル連邦に戻らないといけなかったかもしれない
そうなると折角の商品が全て無駄になってしまう所だった
礼を言わないといけないのはこっちの方だよ」
そんな私達をラミカとカルビンさんは逆にお礼を言ってくる。
あのカマキリを倒したのは依頼されたからで、それに私達の障害にも
なってたからだし、お礼を言われることじゃないんだけどな。
とは言えここでお礼合戦になっても仕方がない、素直に受け取ろう。
「有難う御座います、そう言って貰えると助かります」
私はそう言って再びぺこりと頭を下げる。
「それで、レン達は王国でも冒険者家業をするの?
そうだったら私としては物凄く助かるんだけど」
「うん、当面の間はね
帝国で稼いだ評価は全部無くなっちゃうみたいだから
またコツコツとやって行かないとだけど」
ラミカの問いに答える私。
ちなみに道中でラミカにはある程度の事は話してる、流石に賞金首になった事は
言っては無いけど………
「そっか、ならまた護衛が必要になったら声かけるよ
後、何か必要になったらいつでも呼んで頂戴」
ラミカはそう言ってウィンクをする。
うん、新天地で商人の知り合いがいるのは心強いかな。
「私の方でも何かあったらお願いするよ、君達の腕前なら安心だ
それと………マリスさん、頼まれた件は早急に当たってみるよ」
「ありがとカルビンのおっちゃん、急いでは無いけど早ければ助かるかな~」
「ははは、これくらいの事でブラックマンティスの報酬になれば安いものだよ」
ラミカに続いてカルビンさんが話しかけてくる。
って、マリスカルビンさんに何頼んだの?
「ん?王国でのマリス達が住めそうな物件を見繕って貰うんだよ
マリス達ならギルドに寝泊まりできるけどリアがいるからそうもいかないしね~」
マリスは何時もの様にあっけらかんと言う。
そっか、確かにそう言う事なら商人のカルビンさんに頼むのが手っ取り早いね。
しかもそれをデカカマキリの討伐報酬として動いてもらえるなら義理も立つ
相変わらずあっけらかんとしてるけどこういう知恵も回るねマリス。
「ありがとマリス、流石だね」
「んっふっふ~、それ程でもあるよん♪
さてさて、そいじゃギルドに向かおうかね~」
私の礼にマリスはいつもの飄々とした笑顔で返し、街道を歩き始めた。
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