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帝国と王国の交声曲《カンタータ》
金勘定は誰がやる?
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「それじゃこれからはそんな感じで行きましょ
後は誰が管理するかだけど………」
そう言ってフィルが私を見るも………正直お金の管理なんてやった事は無い。
一応1人暮らししてたんだけど、後見人を引き受けてくれた弁護士さんが
毎月の生活費を遺産から出してくれてたから、お金の管理って
殆どした事ないんだよね、あまり物買わなかったから毎月余ってたし………
「もう少し贅沢してもいいんだよ」って弁護士さんは苦笑いしながら
言ってくれてたけど。
という訳で私は首を振る。
「レン、嫌なの?」
「嫌って訳じゃないよ、お金の管理なんてやった事ないから
出来れば他の人がやった方がいいかなって」
「そう、正直言って私もそんなことやった事ないから
レンにやってもらいたかったんだけど………」
あら、フィルもその手の経験は無しなんだね。
となると必然的にマリスに視線が集中する、けどマリスは
「あ~、マリスに任せるのも止めといたほうがいいよ~
金勘定なんて柄じゃないし、しかもマリスは面白そうな事があれば
それに容赦なく使っちゃいそうだしね~」
あれま、マリスもやりたくないって言ってきたか。
まぁ自由奔放なマリスが黙々と金銭管理なんてやってる姿なんて
想像できないんだけど………
「リーゼに至っては聞かなくても無理そうよね………」
「はい、計算は可能ですが貨幣とやらの価値が全く理解していませんので」
だろうね、ドラゴンに金勘定させるなんて無茶にも程がある。
さて困った、うちのパーティメンバーは揃いも揃って金勘定が苦手らしい。
ここにきてパーティの弱点が露見するとは………いや、こんな弱点なんて
思いもよらなかったけど。
う~む…私がやるしかないかなぁ、正直言って細かい計算とか
苦手なんだけど………
私がそんな思案に暮れそうになった時、それまで静かに聞いていたマリーさんが
「出しゃばる様であれだけど、それは私に任せて貰えないかしら?」
と、思いもよらない事を口にする。
「マリーさん?」
意外な言葉に一斉に視線を集めるマリーさん、だけどマリーさんはいつもの様に
落ち着いた笑みを浮かべながら
「いきなり御免なさいね、けど貴方達の話を聞いてたら
ちょっとほっとけなくなっちゃってね」
「ほっとけない…ですか?」
「ええ、年頃の女の子がお金の事で困ってるのを見るとね
………最も今回の意味合いはちょっと違うけど」
お金に困ってる女の子………もしかして昨日の奴隷娼婦の子達の事かな?
まぁ、確かにお金に困ってるベクトルは全く違うんだけど。
「一応私、人形制御の他にデューンからお店の経理も任されてるから
少しは力になれる筈よ?」
「へ~…そうなんだ、デューンお兄ちゃんが自分でやってるのかと思ってたよ」
これまた意外な事実にマリスが感心したように呟く。
「デューンは料理人気質が強くてね、いい素材にはお金をかける上に
採算をあまり考えないで値段を付けちゃうのよ
私が来る前は結構火の車だったみたい」
あらま、そうだったんだ。
意外とも思えるけど、妙に納得できそうな話でもあるね。
やって貰えるならお任せしてもいいかな………
「ちょっと待って、確かにやってくれるなら助かるけど
貴方にメリットが無いじゃない」
「フィル?」
あら、フィルはあまり乗り気じゃないみたいだね。
言われてみれば確かにマリーさんにメリットは無いし
仕事が増えるだけでもあるね。
「それに…無礼を承知で言うけど、貴方が私達のお金を着服する
可能性だってあるわ
貴方の目的が見えない以上、私はそれが目的じゃないかと思えるんだけど?」
ちょっ、フィル!?
いくらなんでもストレートに聞きすぎだよ!?
恐る恐るマリーさんの表情を窺うも………表情を全く変えてない。
「ふふっ、そこまではっきり言ってくれる子は好きよ
ええ、確かに私にはメリットは何もないわ
フィルミールの言い分は至極当然ね」
マリーさんはそう言って冷めてしまったお茶を一口飲む。
「はっきり言ってしまうけど、私も貴方達と同じでお金への興味は余りないの
ここで働いてるのだって半分以上趣味だしね」
はい?ここで働くのが趣味って………
「私の行動理念もマリスと変わらないわ
貴方達が面白そうだから協力しようかなと思った、それだけよ」
そう言って、マリーさんは私達に心底楽しそうな笑顔を向ける。
………そう言えばマリーさんも魔導士だったっけ。
ならマリスと行動理念が似てるのはなんか納得できそうな気がする。
「その辺りは私も保証するさね
そもそも魔導士って生き物は自分の興味のある事しかやらない人種だからね」
それまで黙って聞いていたマイーダさんも口を開く。
「ま、大体が魔法の研究に一生を費やすのが大半なんだけどね
マリスやマリーみたいな魔導士は異端児もいいところだよ」
そう言えばマリスもそんな事言ってたね。
本来なら協会に籠って研究するのが魔導士だって。
「まぁ、お金の事だから慎重になった方がいいのは確かね
ゆっくり考えて頂戴」
マリーさんは笑顔を崩さずそう口にする。
フィルに「貴方は信用ならない」って言われたも同然なのに
全く気分を害してないみたいだ、大人だなぁ………
「………どうするのレン、私としてはレンが管理してくれた方が
安心なんだけど」
フィルがそっと耳打ちして来る。
「やってもいいんだけど正直私頭良くないから難しいと思うよ?
今までお金の管理なんてした事ないのは事実だし」
「なら、マリーに任せた方がいいって言うの?」
「私としてはそれが1番かなとは思ってるよ、どのみちこんな大量のお金
常に持ち運ぶことなんてできないから、必然的にここに置いてくことに
なるだろうしね」
「それはそうだけど………」
「ならさ、マリーお姉ちゃんには管理料って感じで
ある程度のお金を払えばいいんじゃないかな?
仕事としてやって貰えばフィルお姉ちゃんだって信頼度は上がるでしょ?」
私とフィルの会話にマリスが割り込んでくるなりそう言い放つ。
「仕事って、確かにそうかも知れないけど………」
「あら、仕事として依頼してくれるの?
そう言う事なら無責任なことは出来ないわね」
さらにその会話に割り込むマリーさん、魔導士って
会話に割り込むのが好きなんだろうか?
「なんならうちの依頼として扱うかい?
そうすればマリーも下手なことは出来なくなるよ」
更にマイーダさん迄乗っかってくる。
冒険者の依頼がお金の管理って…冒険者ギルドがそんな依頼出していいの?
「はぁ…分かった私の負けよ
元よりレンが貴方を信用してる以上、私がとやかく言ったって
しょうがないものね」
そう言ってため息一つ吐いて呟く。
「うん、ありがとフィル」
「礼なんていらないわよ、私がレンに逆らう事なんて出来るわけ無いんだから」
「そっちじゃなくて、前にお願いした『反証役』を
ちゃんとやってくれた事に、だよ」
「それこそ礼なんていらないわ、さっきも言ったけど
私がレンに逆らう事なんて絶対出来ないんだもの
なら、レンがくれた役割を期待以上にこなすのが私の義務なんだから♪」
そう言ってとても嬉しそうな顔をするフィル。
いや、その言い方だと私がフィルを奴隷扱いしてるみたいで
止めて欲しいんだけど、フィルの満面の笑顔を見るとそんな気も失せて来る。
………ホント何でこんなに私に惚れ込んでるんだろうね、フィルって。
「話はまとまったかしら?」
その様子を心底楽しそうに眺めながらマリーさんは私に問いかける。
「はい、私達の金銭管理、是非お願いします」
そう言って私は頭を下げる、それに倣って仲間達も同じように頭を下げていく。
「ふふっ、謹んで承ります♪
言っとくけど、私の財布の紐は固いから覚悟しておいてね♪
そう言ってマリーさんはいつもの笑顔を向けてくれた。
後は誰が管理するかだけど………」
そう言ってフィルが私を見るも………正直お金の管理なんてやった事は無い。
一応1人暮らししてたんだけど、後見人を引き受けてくれた弁護士さんが
毎月の生活費を遺産から出してくれてたから、お金の管理って
殆どした事ないんだよね、あまり物買わなかったから毎月余ってたし………
「もう少し贅沢してもいいんだよ」って弁護士さんは苦笑いしながら
言ってくれてたけど。
という訳で私は首を振る。
「レン、嫌なの?」
「嫌って訳じゃないよ、お金の管理なんてやった事ないから
出来れば他の人がやった方がいいかなって」
「そう、正直言って私もそんなことやった事ないから
レンにやってもらいたかったんだけど………」
あら、フィルもその手の経験は無しなんだね。
となると必然的にマリスに視線が集中する、けどマリスは
「あ~、マリスに任せるのも止めといたほうがいいよ~
金勘定なんて柄じゃないし、しかもマリスは面白そうな事があれば
それに容赦なく使っちゃいそうだしね~」
あれま、マリスもやりたくないって言ってきたか。
まぁ自由奔放なマリスが黙々と金銭管理なんてやってる姿なんて
想像できないんだけど………
「リーゼに至っては聞かなくても無理そうよね………」
「はい、計算は可能ですが貨幣とやらの価値が全く理解していませんので」
だろうね、ドラゴンに金勘定させるなんて無茶にも程がある。
さて困った、うちのパーティメンバーは揃いも揃って金勘定が苦手らしい。
ここにきてパーティの弱点が露見するとは………いや、こんな弱点なんて
思いもよらなかったけど。
う~む…私がやるしかないかなぁ、正直言って細かい計算とか
苦手なんだけど………
私がそんな思案に暮れそうになった時、それまで静かに聞いていたマリーさんが
「出しゃばる様であれだけど、それは私に任せて貰えないかしら?」
と、思いもよらない事を口にする。
「マリーさん?」
意外な言葉に一斉に視線を集めるマリーさん、だけどマリーさんはいつもの様に
落ち着いた笑みを浮かべながら
「いきなり御免なさいね、けど貴方達の話を聞いてたら
ちょっとほっとけなくなっちゃってね」
「ほっとけない…ですか?」
「ええ、年頃の女の子がお金の事で困ってるのを見るとね
………最も今回の意味合いはちょっと違うけど」
お金に困ってる女の子………もしかして昨日の奴隷娼婦の子達の事かな?
まぁ、確かにお金に困ってるベクトルは全く違うんだけど。
「一応私、人形制御の他にデューンからお店の経理も任されてるから
少しは力になれる筈よ?」
「へ~…そうなんだ、デューンお兄ちゃんが自分でやってるのかと思ってたよ」
これまた意外な事実にマリスが感心したように呟く。
「デューンは料理人気質が強くてね、いい素材にはお金をかける上に
採算をあまり考えないで値段を付けちゃうのよ
私が来る前は結構火の車だったみたい」
あらま、そうだったんだ。
意外とも思えるけど、妙に納得できそうな話でもあるね。
やって貰えるならお任せしてもいいかな………
「ちょっと待って、確かにやってくれるなら助かるけど
貴方にメリットが無いじゃない」
「フィル?」
あら、フィルはあまり乗り気じゃないみたいだね。
言われてみれば確かにマリーさんにメリットは無いし
仕事が増えるだけでもあるね。
「それに…無礼を承知で言うけど、貴方が私達のお金を着服する
可能性だってあるわ
貴方の目的が見えない以上、私はそれが目的じゃないかと思えるんだけど?」
ちょっ、フィル!?
いくらなんでもストレートに聞きすぎだよ!?
恐る恐るマリーさんの表情を窺うも………表情を全く変えてない。
「ふふっ、そこまではっきり言ってくれる子は好きよ
ええ、確かに私にはメリットは何もないわ
フィルミールの言い分は至極当然ね」
マリーさんはそう言って冷めてしまったお茶を一口飲む。
「はっきり言ってしまうけど、私も貴方達と同じでお金への興味は余りないの
ここで働いてるのだって半分以上趣味だしね」
はい?ここで働くのが趣味って………
「私の行動理念もマリスと変わらないわ
貴方達が面白そうだから協力しようかなと思った、それだけよ」
そう言って、マリーさんは私達に心底楽しそうな笑顔を向ける。
………そう言えばマリーさんも魔導士だったっけ。
ならマリスと行動理念が似てるのはなんか納得できそうな気がする。
「その辺りは私も保証するさね
そもそも魔導士って生き物は自分の興味のある事しかやらない人種だからね」
それまで黙って聞いていたマイーダさんも口を開く。
「ま、大体が魔法の研究に一生を費やすのが大半なんだけどね
マリスやマリーみたいな魔導士は異端児もいいところだよ」
そう言えばマリスもそんな事言ってたね。
本来なら協会に籠って研究するのが魔導士だって。
「まぁ、お金の事だから慎重になった方がいいのは確かね
ゆっくり考えて頂戴」
マリーさんは笑顔を崩さずそう口にする。
フィルに「貴方は信用ならない」って言われたも同然なのに
全く気分を害してないみたいだ、大人だなぁ………
「………どうするのレン、私としてはレンが管理してくれた方が
安心なんだけど」
フィルがそっと耳打ちして来る。
「やってもいいんだけど正直私頭良くないから難しいと思うよ?
今までお金の管理なんてした事ないのは事実だし」
「なら、マリーに任せた方がいいって言うの?」
「私としてはそれが1番かなとは思ってるよ、どのみちこんな大量のお金
常に持ち運ぶことなんてできないから、必然的にここに置いてくことに
なるだろうしね」
「それはそうだけど………」
「ならさ、マリーお姉ちゃんには管理料って感じで
ある程度のお金を払えばいいんじゃないかな?
仕事としてやって貰えばフィルお姉ちゃんだって信頼度は上がるでしょ?」
私とフィルの会話にマリスが割り込んでくるなりそう言い放つ。
「仕事って、確かにそうかも知れないけど………」
「あら、仕事として依頼してくれるの?
そう言う事なら無責任なことは出来ないわね」
さらにその会話に割り込むマリーさん、魔導士って
会話に割り込むのが好きなんだろうか?
「なんならうちの依頼として扱うかい?
そうすればマリーも下手なことは出来なくなるよ」
更にマイーダさん迄乗っかってくる。
冒険者の依頼がお金の管理って…冒険者ギルドがそんな依頼出していいの?
「はぁ…分かった私の負けよ
元よりレンが貴方を信用してる以上、私がとやかく言ったって
しょうがないものね」
そう言ってため息一つ吐いて呟く。
「うん、ありがとフィル」
「礼なんていらないわよ、私がレンに逆らう事なんて出来るわけ無いんだから」
「そっちじゃなくて、前にお願いした『反証役』を
ちゃんとやってくれた事に、だよ」
「それこそ礼なんていらないわ、さっきも言ったけど
私がレンに逆らう事なんて絶対出来ないんだもの
なら、レンがくれた役割を期待以上にこなすのが私の義務なんだから♪」
そう言ってとても嬉しそうな顔をするフィル。
いや、その言い方だと私がフィルを奴隷扱いしてるみたいで
止めて欲しいんだけど、フィルの満面の笑顔を見るとそんな気も失せて来る。
………ホント何でこんなに私に惚れ込んでるんだろうね、フィルって。
「話はまとまったかしら?」
その様子を心底楽しそうに眺めながらマリーさんは私に問いかける。
「はい、私達の金銭管理、是非お願いします」
そう言って私は頭を下げる、それに倣って仲間達も同じように頭を下げていく。
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