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冒険者の狂想曲《カプリッチオ》
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「がはっ!!ごほっ!!」
肺が焼けるように熱い、息が出来ない、手足が鉛のように重い。
自分の体が自分で制御できない。
「………ン、…ったいに………ね!!」
微かに声が聞こえる、これはフィルの声なんだろうか?
「………!!………ッ!!」
聞き取れない声が聞こえる、その瞬間、私の体が緑の光に包まれる。
暖かい光………間違いない、これはフィルの魔法だ。
そう認識すると同時に、体の中で蝕んでいたモノが少しづつ霧散して行く。
「―――はっ!!」
私はぼんやりとした意識から覚醒し、体を撥ね起こす。
確か私は毒に侵されて、リーゼに投げられて………
「レン、大丈夫!?
どこか痛い所は無い!?」
状況を確認しようと思考を巡らす私の眼前に、心配そうな
フィルの顔が映し出される。
………そうか、フィルが私の毒を治してくれたんだ。
「………大丈夫だよ、もう何処も痛くない
治療してありがと、フィル」
「礼なんていらないわ、レンを治すのは私の役目だもの
こればかりは誰にも譲らないわ」
そう言ってにっこりと笑うフィル、いつも通りの様子で少し安心する。
「………それで、状況はどうなの?」
「うん、リーゼが前線で奮闘してる
時折マリスが魔法で支援してるけど、どうもあの名在りの毒は
魔法の効果を弱める効果があるみたいだから、その影響で
あまり役には立ってないみたい」
そっか、私の指示通りリーゼが踏ん張ってるんだね
だったら………!!
「ダメよレン!!今あいつに突っ込んだらさっきの二の舞よ
………見て」
フィルが前線を指さす、そこは先ほどの様なただの平原ではなく
毒々しい色の沼地の様な様相を帯びていた。
「………何あれ」
「マリス曰く、あいつの血が飛び散っていった有様らしいわ
恐らくあいつがギルドに名在り扱いされてたのは、あれのお陰で
誰も討伐出来ないからじゃないかしら」
確かにそうだ、戦う以上は剣で切ったりして相手を傷つけなければいけない
だが、その傷から毒を噴出し辺り一面に広がるとなると、恐らく普通の冒険者では
討伐は困難を極めるだろうね。
「あの中を、リーゼは戦ってるの?」
「ええ、この間までドラゴンとは思えない様な見事な動きよ
多分、依頼の間もずっとレンの動きを目で追ってたんでしょうね
きちんと避けれる攻撃は避けて、確実に攻撃を当てて行ってるわ」
………そっか、私の教えた事はきちんとリーゼの身になっててくれたんだ。
なら、私がこんなとこでぼんやりとしてる場合じゃない。
「フィル、あの毒を防ぐ魔法ってないの?
あの毒さえ何とかなれば私もリーゼのフォローに回れる」
私の言葉にフィルは申し訳なさそうに表情を変える。
「………レンのお願いなら、何をしても叶えてあげたいんだけど
祈祷魔法は毒を治すことは出来ても継続的に毒を防ぐって事は無理なのよ
精々毒の効果を遅らせることぐらいが関の山なの」
………それだと無意味だ。
恐らく敵は傷だらけだろうけど、私の打撃があの外皮に通じるとは思えない。
ならば何時もの様に敵の注意を引き付けるべきだけど
毒のせいでそれも出来ない。
私は、リーゼの闘いを見守るしかできないのかな………
いや、何か手はある筈、諦めちゃいけない。
私は少しでも情報を集める為リーゼの闘いを観察する――――
「はああっ!!」
我の第2の爪となった戦斧で奴の体を斬り付ける。
ザシュッ!!
金属の刃が奴の体に食い込み、盛大に血が噴き出す。
だが、それも構わず我を吹き飛ばそうと奴は頭の角で薙ぎ払ってくる。
「ッ!!」
それを予測した我は強引に戦斧を引き抜き、奴の角に合わせる。
ガキィ!!
金属同士のぶつかり合いにより火花が散る。
双方弾かれることもなく、我と奴の純粋な力比べになる。
「~~~~~~ッ!!」
我の体勢が悪かった為か、少しずつ押され始める。
成程、マスターの言っていた『常に自分の体幹に注意しろ』とは
こういう事だったのか。
恐らく単純な力では我の方が上だ、だがこうも押されるという事は
マスターの言う事は正しかったという事だ。
………いかに自分が戦い方を知らなかったかを痛感する
マスターと出会う前の我はただただ自分の力を振り回していたに過ぎなかった。
いや、そもそも振り回す事すらできていなかったかもしれない。
そして、こういう状況の時マスターが教えてくれた方法は………
がくん!!
我は不意に力を抜いて戦斧を引く、すると奴は予想外だったのか
勢いあまって顔を捻りすぎ、弱点の首を晒してしまう。
「そこっ!!」
ガキィ!!
偶然なのか狙ってやったのか、奴はそのまま1歩踏み出し
側面の外皮で受け止める。
これも我の体勢が悪かった為か十分な力が出ず、完全に弾かれてしまう。
「………凄い、全てマスターの言う通り」
改めて尊敬する、あの小さな体でどれだけの闘いを経験したのか想像も出来ない。
恐らく死の危険も幾多もあったのだろう、その経験を
惜しげもなく我に伝えてくれる。
………これで、強くならなければ嘘だ。
「………マスター、貴方の教えに従い我はもっと強くなります
胸を張って、『貴方の竜』と言えるまで………」
我は決意を新たに、マスターの前に立ち塞がる奴に戦斧を下ろす――――
「若干だけどリーゼが押してる………けど」
私はリーゼとモンスターの闘いをそう判断する。
避ける時に避け、防ぐときに防ぎ、当てるときに当てる。
本能のまま戦うモンスターと比べて、リーゼの闘い方は堅実そのものだ。
けど、悪く言えば教科書通り、リスクを最小限に抑えた戦い方だ。
それ故にリーゼの攻撃は決め手に欠けている状態だ、けどそれは仕方ない
リーゼはまだ戦いの初心者、素人も同然だ。
そんな子にハイリスクハイリターンな戦い方を教えても早死にするだけだ。
だからこそ、私は基本を中心とした堅実な戦い方を教えてきたんだけど………
「あのモンスター、リーゼの攻撃パターンを覚えてきてる?」
さっき鍔迫り合い状態になったのをリーゼが上手く力を逃し
絶好の攻撃のチャンスだったんだけど、あのモンスターは
自分が1歩進むことで防いだ。
傍から見たらまぐれに見えるようだけど、恐らくあれは計算して防いだ事だ。
その証拠にあのモンスターは鍔迫り合いを外された一瞬、眼球が動き
リーゼの体勢を確認していたからだ。
それを見て自分の外皮で防げると判断し、1歩進んだんだ。
思ってた以上に頭がいい、そして何よりあの目の良さだ。
推測だけど、あの目はリーゼの一瞬の体幹や姿勢を捕らえる事が出来るみたいだ。
その証拠に、さっきの防御行動や鍔迫り合い時もリーゼの
体幹が崩れた時に行ってる、恐らくリーゼ自身は気づいて無いだろうけど。
となれば、私のすることは………
「フィル、さっき毒の進行を遅らせることは出来るって言ったよね?
どのくらい遅らせそうなの!?」
「ええっ!?えっと…精々2分くらいだけど………
しかも遅らせるだけで防ぐ訳じゃないから、毒自体のダメージはあるわ
きっと1分もしないうちに動けなくなると思う」
1分か……流石に素直に近接戦をやったら間に合わないね。
………それなら!!
「フィル、私にその毒を遅らせる奴とありったけの強化を頂戴
この状況を動かすよ!!」
「動かすって………レン、また無茶するつもり!?」
「当然だよ、リーゼが状況を拮抗させてるけど何時までも続く訳じゃない
なら自由に動ける私が何とかしないとね!!」
フィルを安心させるためににっと笑う、フィルは一瞬怒りの表情になるも………
「はぁ、やっぱりこうなるのね
私がレンの頼みを断れる訳ないし、なら出来る限りのことをするだけよ!!」
そう言ってため息を突きながらも魔法の詠唱を始める。
………ゴメンねフィル、毎度毎度心配させちゃって。
「マリス!!まだ魔力は残ってる!?」
「レンお姉ちゃん!?何、また無茶すんの?」
マリスは対照的に期待に満ちた表情で駆け寄って来る。
ホント、こういう時に平常心でいられるマリスって心強いよね。
「この間リーゼの時にやったアレ、水平に吹っ飛ばすことは出来る?」
「出来るよ~、と言うかレンお姉ちゃん吹っ飛ぶの好きだねぇ」
好きで吹っ飛んでるんじゃないよ、いやまぁ飛んでる間は気分爽快だけどさ。
「それじゃ前の時みたいにお願い、くれぐれも上に飛ばさないでね!!」
「りょうか~い♪それと、マリスの方でも強化魔法かけとくね~
フィルミールお姉ちゃん程じゃないけど、20秒くらいは
毒を遅らせれると思うからさ」
言うと同時にマリスの周りに大小さまざまな魔法陣や幾何学文字が浮かび上がる。
相変わらず凄い光景だね、フィル曰くこんなの化け物のやる事らしいけど。
「さぁて、それじゃリーゼに『一か八か』のやり方を
教えに行くとしますかね!!」
私は不敵に笑うとその一瞬を待つ。
逆転の一手となるその瞬間を………
肺が焼けるように熱い、息が出来ない、手足が鉛のように重い。
自分の体が自分で制御できない。
「………ン、…ったいに………ね!!」
微かに声が聞こえる、これはフィルの声なんだろうか?
「………!!………ッ!!」
聞き取れない声が聞こえる、その瞬間、私の体が緑の光に包まれる。
暖かい光………間違いない、これはフィルの魔法だ。
そう認識すると同時に、体の中で蝕んでいたモノが少しづつ霧散して行く。
「―――はっ!!」
私はぼんやりとした意識から覚醒し、体を撥ね起こす。
確か私は毒に侵されて、リーゼに投げられて………
「レン、大丈夫!?
どこか痛い所は無い!?」
状況を確認しようと思考を巡らす私の眼前に、心配そうな
フィルの顔が映し出される。
………そうか、フィルが私の毒を治してくれたんだ。
「………大丈夫だよ、もう何処も痛くない
治療してありがと、フィル」
「礼なんていらないわ、レンを治すのは私の役目だもの
こればかりは誰にも譲らないわ」
そう言ってにっこりと笑うフィル、いつも通りの様子で少し安心する。
「………それで、状況はどうなの?」
「うん、リーゼが前線で奮闘してる
時折マリスが魔法で支援してるけど、どうもあの名在りの毒は
魔法の効果を弱める効果があるみたいだから、その影響で
あまり役には立ってないみたい」
そっか、私の指示通りリーゼが踏ん張ってるんだね
だったら………!!
「ダメよレン!!今あいつに突っ込んだらさっきの二の舞よ
………見て」
フィルが前線を指さす、そこは先ほどの様なただの平原ではなく
毒々しい色の沼地の様な様相を帯びていた。
「………何あれ」
「マリス曰く、あいつの血が飛び散っていった有様らしいわ
恐らくあいつがギルドに名在り扱いされてたのは、あれのお陰で
誰も討伐出来ないからじゃないかしら」
確かにそうだ、戦う以上は剣で切ったりして相手を傷つけなければいけない
だが、その傷から毒を噴出し辺り一面に広がるとなると、恐らく普通の冒険者では
討伐は困難を極めるだろうね。
「あの中を、リーゼは戦ってるの?」
「ええ、この間までドラゴンとは思えない様な見事な動きよ
多分、依頼の間もずっとレンの動きを目で追ってたんでしょうね
きちんと避けれる攻撃は避けて、確実に攻撃を当てて行ってるわ」
………そっか、私の教えた事はきちんとリーゼの身になっててくれたんだ。
なら、私がこんなとこでぼんやりとしてる場合じゃない。
「フィル、あの毒を防ぐ魔法ってないの?
あの毒さえ何とかなれば私もリーゼのフォローに回れる」
私の言葉にフィルは申し訳なさそうに表情を変える。
「………レンのお願いなら、何をしても叶えてあげたいんだけど
祈祷魔法は毒を治すことは出来ても継続的に毒を防ぐって事は無理なのよ
精々毒の効果を遅らせることぐらいが関の山なの」
………それだと無意味だ。
恐らく敵は傷だらけだろうけど、私の打撃があの外皮に通じるとは思えない。
ならば何時もの様に敵の注意を引き付けるべきだけど
毒のせいでそれも出来ない。
私は、リーゼの闘いを見守るしかできないのかな………
いや、何か手はある筈、諦めちゃいけない。
私は少しでも情報を集める為リーゼの闘いを観察する――――
「はああっ!!」
我の第2の爪となった戦斧で奴の体を斬り付ける。
ザシュッ!!
金属の刃が奴の体に食い込み、盛大に血が噴き出す。
だが、それも構わず我を吹き飛ばそうと奴は頭の角で薙ぎ払ってくる。
「ッ!!」
それを予測した我は強引に戦斧を引き抜き、奴の角に合わせる。
ガキィ!!
金属同士のぶつかり合いにより火花が散る。
双方弾かれることもなく、我と奴の純粋な力比べになる。
「~~~~~~ッ!!」
我の体勢が悪かった為か、少しずつ押され始める。
成程、マスターの言っていた『常に自分の体幹に注意しろ』とは
こういう事だったのか。
恐らく単純な力では我の方が上だ、だがこうも押されるという事は
マスターの言う事は正しかったという事だ。
………いかに自分が戦い方を知らなかったかを痛感する
マスターと出会う前の我はただただ自分の力を振り回していたに過ぎなかった。
いや、そもそも振り回す事すらできていなかったかもしれない。
そして、こういう状況の時マスターが教えてくれた方法は………
がくん!!
我は不意に力を抜いて戦斧を引く、すると奴は予想外だったのか
勢いあまって顔を捻りすぎ、弱点の首を晒してしまう。
「そこっ!!」
ガキィ!!
偶然なのか狙ってやったのか、奴はそのまま1歩踏み出し
側面の外皮で受け止める。
これも我の体勢が悪かった為か十分な力が出ず、完全に弾かれてしまう。
「………凄い、全てマスターの言う通り」
改めて尊敬する、あの小さな体でどれだけの闘いを経験したのか想像も出来ない。
恐らく死の危険も幾多もあったのだろう、その経験を
惜しげもなく我に伝えてくれる。
………これで、強くならなければ嘘だ。
「………マスター、貴方の教えに従い我はもっと強くなります
胸を張って、『貴方の竜』と言えるまで………」
我は決意を新たに、マスターの前に立ち塞がる奴に戦斧を下ろす――――
「若干だけどリーゼが押してる………けど」
私はリーゼとモンスターの闘いをそう判断する。
避ける時に避け、防ぐときに防ぎ、当てるときに当てる。
本能のまま戦うモンスターと比べて、リーゼの闘い方は堅実そのものだ。
けど、悪く言えば教科書通り、リスクを最小限に抑えた戦い方だ。
それ故にリーゼの攻撃は決め手に欠けている状態だ、けどそれは仕方ない
リーゼはまだ戦いの初心者、素人も同然だ。
そんな子にハイリスクハイリターンな戦い方を教えても早死にするだけだ。
だからこそ、私は基本を中心とした堅実な戦い方を教えてきたんだけど………
「あのモンスター、リーゼの攻撃パターンを覚えてきてる?」
さっき鍔迫り合い状態になったのをリーゼが上手く力を逃し
絶好の攻撃のチャンスだったんだけど、あのモンスターは
自分が1歩進むことで防いだ。
傍から見たらまぐれに見えるようだけど、恐らくあれは計算して防いだ事だ。
その証拠にあのモンスターは鍔迫り合いを外された一瞬、眼球が動き
リーゼの体勢を確認していたからだ。
それを見て自分の外皮で防げると判断し、1歩進んだんだ。
思ってた以上に頭がいい、そして何よりあの目の良さだ。
推測だけど、あの目はリーゼの一瞬の体幹や姿勢を捕らえる事が出来るみたいだ。
その証拠に、さっきの防御行動や鍔迫り合い時もリーゼの
体幹が崩れた時に行ってる、恐らくリーゼ自身は気づいて無いだろうけど。
となれば、私のすることは………
「フィル、さっき毒の進行を遅らせることは出来るって言ったよね?
どのくらい遅らせそうなの!?」
「ええっ!?えっと…精々2分くらいだけど………
しかも遅らせるだけで防ぐ訳じゃないから、毒自体のダメージはあるわ
きっと1分もしないうちに動けなくなると思う」
1分か……流石に素直に近接戦をやったら間に合わないね。
………それなら!!
「フィル、私にその毒を遅らせる奴とありったけの強化を頂戴
この状況を動かすよ!!」
「動かすって………レン、また無茶するつもり!?」
「当然だよ、リーゼが状況を拮抗させてるけど何時までも続く訳じゃない
なら自由に動ける私が何とかしないとね!!」
フィルを安心させるためににっと笑う、フィルは一瞬怒りの表情になるも………
「はぁ、やっぱりこうなるのね
私がレンの頼みを断れる訳ないし、なら出来る限りのことをするだけよ!!」
そう言ってため息を突きながらも魔法の詠唱を始める。
………ゴメンねフィル、毎度毎度心配させちゃって。
「マリス!!まだ魔力は残ってる!?」
「レンお姉ちゃん!?何、また無茶すんの?」
マリスは対照的に期待に満ちた表情で駆け寄って来る。
ホント、こういう時に平常心でいられるマリスって心強いよね。
「この間リーゼの時にやったアレ、水平に吹っ飛ばすことは出来る?」
「出来るよ~、と言うかレンお姉ちゃん吹っ飛ぶの好きだねぇ」
好きで吹っ飛んでるんじゃないよ、いやまぁ飛んでる間は気分爽快だけどさ。
「それじゃ前の時みたいにお願い、くれぐれも上に飛ばさないでね!!」
「りょうか~い♪それと、マリスの方でも強化魔法かけとくね~
フィルミールお姉ちゃん程じゃないけど、20秒くらいは
毒を遅らせれると思うからさ」
言うと同時にマリスの周りに大小さまざまな魔法陣や幾何学文字が浮かび上がる。
相変わらず凄い光景だね、フィル曰くこんなの化け物のやる事らしいけど。
「さぁて、それじゃリーゼに『一か八か』のやり方を
教えに行くとしますかね!!」
私は不敵に笑うとその一瞬を待つ。
逆転の一手となるその瞬間を………
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