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少女達の輪舞曲《ロンド》
ドラゴンマスター
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「ちょっ、ちょっと待って、いきなりでよく分かんなんだけど
ドラゴンマスターって、何!?」
ドラゴンからの思いもよらなかった提案に私は無茶苦茶驚く。
って言うかこのドラゴン「私を従者に」とか言わなかった?
「ドラゴンマスターとは、我ら竜族を倒し従者にした者達の総称です
貴方は暴走する我を打ち破り、暴走を止めてくださいました。
なれば、従者となり付き従うのは竜族としては当然の事であります」
「いや、だからあれはあの2人がいたからであって………」
私は助けを乞う様に2人を見る。
だけどフィルは呆気に取られた表情で硬直し、マリスは楽しそうに笑っている。
「いや~、まさかドラゴンマスター誕生の瞬間を拝めるとは
やっぱりレンお姉ちゃんに付いて来て正解だったね、あははははは♪」
いや、笑ってないで助けてってば。
「………けど、これはレンお姉ちゃんにも大きなメリットのある話だよ
確か、レンお姉ちゃんの目的って元の世界に戻る事だよね?」
「まぁそうだけど………それとこれと何の関係が?」
「考えてみて、その手掛かりを掴むためには恐らく世界中を回らなきゃいけない
世界を渡る方法なんてマリスも聞いた事ないし、探すのは大変だろうね。
かと言って、僅かな手掛かりを探す為に徒歩や馬車で世界中を回るなんて
何十年、下手すれば寿命がいくらあっても足りないよ。
けど、もし空を飛べるドラゴンが目的地まで運んでくれるとしたら………」
「………」
確かに、そう言われればそうだ。
まだ探し始めてすら無いとは言え、実際手掛かりを探そうとすれば
余程運が良くない限り膨大な時間がかかるよね………
ましてや元の世界のような交通機関がないここでは移動だけでも
相当の時間がかかる、そうなると生きてる間に帰る事なんて絶望的だ。
けど、ドラゴンを乗り物扱いしていいの?
「マスターになって下されば我はどんな命令にでも喜んで従います
背に乗せてエルシェーダを飛び回れ、と言うのでしたら
風よりも早く運んで見せましょう」
何かノリノリでやってくれそうだねこのドラゴン!?
でも、それってドラゴンにメリットはあるの?
「それに、ドラゴンさんにもメリットは大ありなんだよ
確か、人間がマスターになる事で強くなれるんだっけ?」
「ええ、どんな形であるかは不明ですが言い伝えではその様です
かつて最強と謳われたドラゴン【イヴリーゼ】様にも
共に戦ったとされる人間のマスターがいたそうです」
「イヴリーゼって確か古代竜なのに
人間の為にたった1体で邪竜や魔族と戦ってたってあの?
そっか~、何で人間の味方をしたのか謎だったけどそれなら納得かな」
マリスが驚嘆しながらドラゴンと話をしてる。何か凄い事言ってるみたいだけど
正直チンプンカンプンだ。
とりあえずちょっとでも理解できるようにフィルに話しかけてみる。
「フィルも今の話知ってたりする?」
「え、ええ………神竜イヴリーゼの事だと思うけどそれなら聖教でも有名よ
尤も、聖教では神の使いだから人間の為に戦ったって話だったけど………」
ふ~ん、邪竜や魔族って言うのがどのくらい強いのか知らないけど
そんなのと1体で渡り合ってたって言うなら凄く強いドラゴンみたいだね。
という事はこのドラゴンも私がマスターになればそこまで強くなるのかな。
正直、双方にメリットのある話っぽいから受けるのはやぶさかじゃ
ないんだけど、契約したらしたでこのドラゴンの住む場所とか
連絡手段の確保とか色々問題が出てきそうな気がする。
流石に無責任に即決は出来ずに悩んでると、その表情から察したのか
「レンお姉ちゃん、そこまで難しく考えなくていいと思うよ
その辺りの心配は多分何とかなると思うから」
マリスが笑顔のまま楽観的な事を言ってくる。
「何とかなるって………アンタ何か知ってるの?」
「知ってるというか憶測かな、けど、マリスの考えが正しかったら
全ての辻褄が合うと思うよん」
「何よそれ………」
う~ん、とは言え悩んでても仕方ないのは確かかな。
移動手段が確保できるのは有難いし、このドラゴンにとっても
強くなるってメリットはある。なにより契約しなかったら
このドラゴンに待ってるのは仲間による処刑だ、流石にそれは寝ざめが悪い。
「………分かった、貴方のマスターになる事を了承するよ
けど、私は異世界人だけど大丈夫なの?」
「感謝致します、強き人よ。
マスターになる条件は「竜が認めた強さを持つ」事のみ、それ以外は
何ら必要ではありません」
「そっか、なら私はどうすればいいの?」
「………我に、名を授けて頂けないでしょうか」
名?名を授けるって、名前を付けろって事?
「名付けかぁ、確かにそうすればマスターと意識の繋がりが出来るね
そうなればレンお姉ちゃんとドラゴンさんは何時でも居場所が把握できるし
意識下で会話も出来るようになるから中々便利だよ」
「む………」
へぇ~、原理は良く分からないけど名前つけただけでそんな事が出来るんだ。
後フィル、何でそこでちょっと拗ねたような顔するの
けど名前、名前ね………ドラゴンに付ける名前なんて想像もできないけど
それなら単純だけどいっその事………
「安直だけど最強って言ってたドラゴンの名前【イヴリーゼ】から取って
【リーゼ】とかどうかな?」
私の挙げた名前にドラゴンは目を見開き驚いた雰囲気になる。
「リーゼ………私の名がイヴリーゼ様の………」
「あ、もしかして気に入らなかった………かな?」
その瞬間、ドラゴンの全身が淡い光に包まれ、姿がぼやけて行く。
そして完全に姿が光に覆われ、輪郭のみになる。
「………っ、な、何!?」
「やっぱりそう言う事だったね」
戸惑う私とフィル、その横で納得したような顔でその様子を眺めてるマリス。
「やっぱりってどういう事?」
「すぐに分かるよ、ほら」
マリスが光を指さす、すると光は
みるみる小さくなって行き、私達と同じ大きさになる。
って、この輪郭はもしかして………
「まさか、ドラゴンの【人化】!?」
フィルの言葉にマリスは頷く。
「そう言う事だね、予想はしてたけどホントに目にすることになるとはね~
今日は楽しすぎて忘れられなくなりそうだよ、あはははは♪」
マリスは暢気に笑うが、私としては想像の範疇外で驚くしかない。
ホント、異世界に来てから驚きっぱなしだよ。
「マスターからの拝名、承りました
これより我、【リーゼ】はマスターに不朽の忠誠を捧げる事を誓言致します
全ては、マスターのご随意に………」
ドラゴン………いや、私が名付けた【リーゼ】は光に包まれたまま
恭しい口調で宣言する。
そして、少しづつ光が弱まり………姿を現す。
「!!」
その姿を見た私達は一瞬思考が止まる。
そこには長身で………一糸纏わぬ姿の少女が立っていた。
「ちょっ!!なっ、貴方その姿!!」
1番早く硬直が解けたらしいフィルがリーゼの姿を見て叫ぶ。
「私の姿が何か?」
リーゼはそう言いながら人の姿となった自分の体を見回す。
「ふむ………成程、これが【人化】ですか
多少の違和感がありますが動く事自体に支障は無さそうですね
マスター、お待たせして申し訳ありません」
リーゼは体の動きを確認した後、私に近づき跪こうとする。
「ちょっ、ちょっと待って!!リーゼ、でいいんだよね?
貴方何で裸なの!?」
「質問の意味が分かりかねます、我の体にどこかおかしい処でも
あるのでしょうか?」
「いやいやいや、そーじゃなくって!!」
思わず目の前にいる人型になったリーゼの姿を見てしまう。
背は私より頭一つ高い上に何つープロポーションしてるのこの子。
出るとこは立派に出てるし、引っ込む処はきちんと引っ込んでる。
正直同じ女だとは思えない様な体つきだ、ぶっちゃけ羨ましい。
「と、兎に角服!!フィル、あの箱の中から服出して頂戴!!」
「ええ!?キューブの中に入れた服ってレンがこの世界に来た時に
着てた奴しかないわよ!?それにあの服じゃとてもサイズが………」
「それでいいから出して!!」
「わ、分かったわ!!」
フィルが箱の中から私の制服を出す、それを持ってリーゼの所に行き
制服を手渡す。
「早くこの服を着て!そのままだと色々マズいから!!」
「着る………ですか?」
リーゼは制服を持ったまま首をかしげる。
「申し訳ありませんマスター、この布を着るとはどういう事でしょうか?」
「はい!?」
えーっと、それって一体どう言う事!?
混乱する私にマリスがちょいちょいと肩を指でつつく。
「レンお姉ちゃん、リーゼってばドラゴンだから服なんて着たこと無いんだよ
だから服の着方も教えてあげないといけないと思うよ」
「あ………」
言われてみればそうだ、テンパっててそんな事も思いつかなかったのか私。
「ゴメンリーゼ、一先ず着せてあげるから私の指示通り動いてくれるかな
フィル、悪いけど手伝って」
「分かったわ」
「分かりました」
私の言葉に2人が頷く。
「いやはや、終わりと思ったけどさらにイベント追加があるなんてね~
今回はほんっとに楽しい依頼だよ、あははははは♪」
リーゼに服を着せている私達の横で、マリスが至極楽しそうに笑っていた。
ドラゴンマスターって、何!?」
ドラゴンからの思いもよらなかった提案に私は無茶苦茶驚く。
って言うかこのドラゴン「私を従者に」とか言わなかった?
「ドラゴンマスターとは、我ら竜族を倒し従者にした者達の総称です
貴方は暴走する我を打ち破り、暴走を止めてくださいました。
なれば、従者となり付き従うのは竜族としては当然の事であります」
「いや、だからあれはあの2人がいたからであって………」
私は助けを乞う様に2人を見る。
だけどフィルは呆気に取られた表情で硬直し、マリスは楽しそうに笑っている。
「いや~、まさかドラゴンマスター誕生の瞬間を拝めるとは
やっぱりレンお姉ちゃんに付いて来て正解だったね、あははははは♪」
いや、笑ってないで助けてってば。
「………けど、これはレンお姉ちゃんにも大きなメリットのある話だよ
確か、レンお姉ちゃんの目的って元の世界に戻る事だよね?」
「まぁそうだけど………それとこれと何の関係が?」
「考えてみて、その手掛かりを掴むためには恐らく世界中を回らなきゃいけない
世界を渡る方法なんてマリスも聞いた事ないし、探すのは大変だろうね。
かと言って、僅かな手掛かりを探す為に徒歩や馬車で世界中を回るなんて
何十年、下手すれば寿命がいくらあっても足りないよ。
けど、もし空を飛べるドラゴンが目的地まで運んでくれるとしたら………」
「………」
確かに、そう言われればそうだ。
まだ探し始めてすら無いとは言え、実際手掛かりを探そうとすれば
余程運が良くない限り膨大な時間がかかるよね………
ましてや元の世界のような交通機関がないここでは移動だけでも
相当の時間がかかる、そうなると生きてる間に帰る事なんて絶望的だ。
けど、ドラゴンを乗り物扱いしていいの?
「マスターになって下されば我はどんな命令にでも喜んで従います
背に乗せてエルシェーダを飛び回れ、と言うのでしたら
風よりも早く運んで見せましょう」
何かノリノリでやってくれそうだねこのドラゴン!?
でも、それってドラゴンにメリットはあるの?
「それに、ドラゴンさんにもメリットは大ありなんだよ
確か、人間がマスターになる事で強くなれるんだっけ?」
「ええ、どんな形であるかは不明ですが言い伝えではその様です
かつて最強と謳われたドラゴン【イヴリーゼ】様にも
共に戦ったとされる人間のマスターがいたそうです」
「イヴリーゼって確か古代竜なのに
人間の為にたった1体で邪竜や魔族と戦ってたってあの?
そっか~、何で人間の味方をしたのか謎だったけどそれなら納得かな」
マリスが驚嘆しながらドラゴンと話をしてる。何か凄い事言ってるみたいだけど
正直チンプンカンプンだ。
とりあえずちょっとでも理解できるようにフィルに話しかけてみる。
「フィルも今の話知ってたりする?」
「え、ええ………神竜イヴリーゼの事だと思うけどそれなら聖教でも有名よ
尤も、聖教では神の使いだから人間の為に戦ったって話だったけど………」
ふ~ん、邪竜や魔族って言うのがどのくらい強いのか知らないけど
そんなのと1体で渡り合ってたって言うなら凄く強いドラゴンみたいだね。
という事はこのドラゴンも私がマスターになればそこまで強くなるのかな。
正直、双方にメリットのある話っぽいから受けるのはやぶさかじゃ
ないんだけど、契約したらしたでこのドラゴンの住む場所とか
連絡手段の確保とか色々問題が出てきそうな気がする。
流石に無責任に即決は出来ずに悩んでると、その表情から察したのか
「レンお姉ちゃん、そこまで難しく考えなくていいと思うよ
その辺りの心配は多分何とかなると思うから」
マリスが笑顔のまま楽観的な事を言ってくる。
「何とかなるって………アンタ何か知ってるの?」
「知ってるというか憶測かな、けど、マリスの考えが正しかったら
全ての辻褄が合うと思うよん」
「何よそれ………」
う~ん、とは言え悩んでても仕方ないのは確かかな。
移動手段が確保できるのは有難いし、このドラゴンにとっても
強くなるってメリットはある。なにより契約しなかったら
このドラゴンに待ってるのは仲間による処刑だ、流石にそれは寝ざめが悪い。
「………分かった、貴方のマスターになる事を了承するよ
けど、私は異世界人だけど大丈夫なの?」
「感謝致します、強き人よ。
マスターになる条件は「竜が認めた強さを持つ」事のみ、それ以外は
何ら必要ではありません」
「そっか、なら私はどうすればいいの?」
「………我に、名を授けて頂けないでしょうか」
名?名を授けるって、名前を付けろって事?
「名付けかぁ、確かにそうすればマスターと意識の繋がりが出来るね
そうなればレンお姉ちゃんとドラゴンさんは何時でも居場所が把握できるし
意識下で会話も出来るようになるから中々便利だよ」
「む………」
へぇ~、原理は良く分からないけど名前つけただけでそんな事が出来るんだ。
後フィル、何でそこでちょっと拗ねたような顔するの
けど名前、名前ね………ドラゴンに付ける名前なんて想像もできないけど
それなら単純だけどいっその事………
「安直だけど最強って言ってたドラゴンの名前【イヴリーゼ】から取って
【リーゼ】とかどうかな?」
私の挙げた名前にドラゴンは目を見開き驚いた雰囲気になる。
「リーゼ………私の名がイヴリーゼ様の………」
「あ、もしかして気に入らなかった………かな?」
その瞬間、ドラゴンの全身が淡い光に包まれ、姿がぼやけて行く。
そして完全に姿が光に覆われ、輪郭のみになる。
「………っ、な、何!?」
「やっぱりそう言う事だったね」
戸惑う私とフィル、その横で納得したような顔でその様子を眺めてるマリス。
「やっぱりってどういう事?」
「すぐに分かるよ、ほら」
マリスが光を指さす、すると光は
みるみる小さくなって行き、私達と同じ大きさになる。
って、この輪郭はもしかして………
「まさか、ドラゴンの【人化】!?」
フィルの言葉にマリスは頷く。
「そう言う事だね、予想はしてたけどホントに目にすることになるとはね~
今日は楽しすぎて忘れられなくなりそうだよ、あはははは♪」
マリスは暢気に笑うが、私としては想像の範疇外で驚くしかない。
ホント、異世界に来てから驚きっぱなしだよ。
「マスターからの拝名、承りました
これより我、【リーゼ】はマスターに不朽の忠誠を捧げる事を誓言致します
全ては、マスターのご随意に………」
ドラゴン………いや、私が名付けた【リーゼ】は光に包まれたまま
恭しい口調で宣言する。
そして、少しづつ光が弱まり………姿を現す。
「!!」
その姿を見た私達は一瞬思考が止まる。
そこには長身で………一糸纏わぬ姿の少女が立っていた。
「ちょっ!!なっ、貴方その姿!!」
1番早く硬直が解けたらしいフィルがリーゼの姿を見て叫ぶ。
「私の姿が何か?」
リーゼはそう言いながら人の姿となった自分の体を見回す。
「ふむ………成程、これが【人化】ですか
多少の違和感がありますが動く事自体に支障は無さそうですね
マスター、お待たせして申し訳ありません」
リーゼは体の動きを確認した後、私に近づき跪こうとする。
「ちょっ、ちょっと待って!!リーゼ、でいいんだよね?
貴方何で裸なの!?」
「質問の意味が分かりかねます、我の体にどこかおかしい処でも
あるのでしょうか?」
「いやいやいや、そーじゃなくって!!」
思わず目の前にいる人型になったリーゼの姿を見てしまう。
背は私より頭一つ高い上に何つープロポーションしてるのこの子。
出るとこは立派に出てるし、引っ込む処はきちんと引っ込んでる。
正直同じ女だとは思えない様な体つきだ、ぶっちゃけ羨ましい。
「と、兎に角服!!フィル、あの箱の中から服出して頂戴!!」
「ええ!?キューブの中に入れた服ってレンがこの世界に来た時に
着てた奴しかないわよ!?それにあの服じゃとてもサイズが………」
「それでいいから出して!!」
「わ、分かったわ!!」
フィルが箱の中から私の制服を出す、それを持ってリーゼの所に行き
制服を手渡す。
「早くこの服を着て!そのままだと色々マズいから!!」
「着る………ですか?」
リーゼは制服を持ったまま首をかしげる。
「申し訳ありませんマスター、この布を着るとはどういう事でしょうか?」
「はい!?」
えーっと、それって一体どう言う事!?
混乱する私にマリスがちょいちょいと肩を指でつつく。
「レンお姉ちゃん、リーゼってばドラゴンだから服なんて着たこと無いんだよ
だから服の着方も教えてあげないといけないと思うよ」
「あ………」
言われてみればそうだ、テンパっててそんな事も思いつかなかったのか私。
「ゴメンリーゼ、一先ず着せてあげるから私の指示通り動いてくれるかな
フィル、悪いけど手伝って」
「分かったわ」
「分かりました」
私の言葉に2人が頷く。
「いやはや、終わりと思ったけどさらにイベント追加があるなんてね~
今回はほんっとに楽しい依頼だよ、あははははは♪」
リーゼに服を着せている私達の横で、マリスが至極楽しそうに笑っていた。
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