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4-16 仲裁したい
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あかりと二人きりになった部屋で、私はあかりに問いかける。
「……あんた、どうすんの?」
「ぽけー」
私は髪の毛を引っ張る。すると、あかりは後頭部を床に思い切り打ちつけた。
「いだつっ!?」
「これは、重症ね……。ていうか、あんた、マナと付き合ってるわけじゃないのね」
「うん……。まあ、色々とね……」
あかりの顔は真っ青で、すっかり、意気消沈していた。死にそうな顔をしている。起き上がる元気もないらしい。
「隣国の王子ってことは、たぶん、政略結婚ね。本人の意思で決められる問題じゃないわ。……って言っても、みんなマナに甘いし、今度もなんとかなりそうだけど」
あかりは、吹雪く雪山の中に、何時間も取り残されたかのような顔をしていた。本当に死ぬのではないかと心配になるほどに。そして、ガタガタと震え始めた。
「ほら、マナも嫌がってたし。なんとかなるわよ」
「う、うううん、そそそそそそ……」
「そんなに嫌なら、付き合えば?」
あまり口出しはしたくないけれど、この二人なら、意外と、なんとかなりそうだし。
「無理」
「なんでよ?」
「……うわああああ!!」
頭を抱えて、今度は上下に揺れ始めた。わけが分からない。昔、何かあったのだろうか。とはいえ、こんな反応をされると、無理やり聞く気にもなれない。
「あんた、マナが王子と結婚してもいいと思ってんの?」
「え……? そんなことになったら、僕、死ぬ……?」
「あんたが何もしなかったら、マナはそっちを選ぶんじゃない? 王子なんて、いかにもポテンシャル高そうだし」
「そ、そんなこと、ある? え、ある? ないよね? ねえ?」
「少なくとも、あたしだったら、あんたは選ばないわね。どこがいいのか、さっぱり分かんないし」
「それは僕もそう思うけどさ……。ワンチャン……?」
「ないわね。むしろ、王子と比べて、あんたのどこがいいのか、言ってみなさいよ?」
「魔法」
「それだけ? なら、諦めた方がいいわね」
「か、顔!」
「マナ、あんたの顔、あんまり好きじゃないって言ってたわよ」
「うん、知ってた! 言われたことあるもん! ねえ、もう絶対無理じゃん! どうしたらああああ!」
また上下に揺れ始めた。とはいえ、マナがその辺の王子ごとき、相手にするとも思えないけれど。むしろ、たいていの王子たちは、心を折られると思う。マナはなんでもかんでもできすぎて、却って隙がないのだ。口笛は吹けないようだが、味覚がないのに、レシピを見さえすれば、料理は普通にできていたし。さすがに、プロレベルとまではいかないけれど。
「あんた、せめて、もう少し根性見せなさいよ」
「別に弱くて可愛いいままでもいいじゃんかー」
「甘えてんじゃないわよ。待っててもマナは降ってこないわよ?」
「分かってるけどさ……」
あかりは膝を抱えて、ため息をついた。
そのとき、ノックもなしに扉が開かれて、私は目の前にトンビアイスを差し出された。
「まなさん、結婚してください」
「あたし、マナのことそういう風に見たことないから、悪いけど──」
「──まなさんは、真面目ですね。愛してます」
「ああ、そう……。それで、本当にお見合いするの?」
「カルジャスー」
「マナはなんでお見合いが嫌なの? 隣国の王子が嫌いとか?」
「……カルジャス」
それきり、マナは黙りこんでしまった。あかりは、半分くらい気を失いかけているし。自分の部屋に戻ってくれと思わずにはいられない。ここは私の部屋だ。
「あんたたち、あたしに話せない事情があるなら、二人で話し合いなさいよ。あたしはちょっと、外に出てくるから」
どちらも返事をしなかった。まるで、お通夜のような空気だった。
私はトンビアイスを冷凍庫にしまって、下の階に降り、ロビーの机で宿題をすることにした。
「きばっちょるけん」
「あ、ル爺。いたの?」
「いえそー」
ここからは玄関が丸見えなので、当然、玄関横の椅子に座るル爺の姿も見える。
「なっちょばこんなとこっち?」
「何言ってるか全然分かんないけど、あかりとマナが話があるみたいで。しかも、あたしの部屋に居座るからあたしが出てきたの」
「まなさんど大変ばち」
「やっぱり、あたしって、あの二人の面倒見て、大変よね」
「お前も、大概だけどな」
その声に振り向くと、一階の通路の方に、青髪の青年が立っていた。ハイガルだ。こうして姿を見るのは久しぶりな気がする。
「ハイガルや、でっちょぱす?」
「心配しなくても、一人で、行ける」
「ぞんだらばっけいっちゃんせ──」
「あんたは、俺を何歳だと、思ってるんだ。俺はもう、十七だぞ」
「そげんじっちも、おまさん目が……」
「魔力探知が使えるから、問題ない」
「──魔法ば使われむとなっちばどげずんぴゅ! ごげん昼間に!」
ル爺が突然怒り出した。私は肩をびくつかせる。これ以上、喧嘩になるようなら、止めなくては。
「知らん。目が見えなければ、音を頼りにすればいいだろう。それに、トンビニでポンポンサイダーを買ってくるだけだ。なんで、いつまでも、ついてこられなきゃならない?」
「なづぅ口どぎぎがだぞゃ!」
「あー、あたし、トンカラが食べたいわ。ハイガル、一緒に買いに行ってくれない?」
私はル爺とハイガルの間に立ち、仲裁に入った。
「……あんた、どうすんの?」
「ぽけー」
私は髪の毛を引っ張る。すると、あかりは後頭部を床に思い切り打ちつけた。
「いだつっ!?」
「これは、重症ね……。ていうか、あんた、マナと付き合ってるわけじゃないのね」
「うん……。まあ、色々とね……」
あかりの顔は真っ青で、すっかり、意気消沈していた。死にそうな顔をしている。起き上がる元気もないらしい。
「隣国の王子ってことは、たぶん、政略結婚ね。本人の意思で決められる問題じゃないわ。……って言っても、みんなマナに甘いし、今度もなんとかなりそうだけど」
あかりは、吹雪く雪山の中に、何時間も取り残されたかのような顔をしていた。本当に死ぬのではないかと心配になるほどに。そして、ガタガタと震え始めた。
「ほら、マナも嫌がってたし。なんとかなるわよ」
「う、うううん、そそそそそそ……」
「そんなに嫌なら、付き合えば?」
あまり口出しはしたくないけれど、この二人なら、意外と、なんとかなりそうだし。
「無理」
「なんでよ?」
「……うわああああ!!」
頭を抱えて、今度は上下に揺れ始めた。わけが分からない。昔、何かあったのだろうか。とはいえ、こんな反応をされると、無理やり聞く気にもなれない。
「あんた、マナが王子と結婚してもいいと思ってんの?」
「え……? そんなことになったら、僕、死ぬ……?」
「あんたが何もしなかったら、マナはそっちを選ぶんじゃない? 王子なんて、いかにもポテンシャル高そうだし」
「そ、そんなこと、ある? え、ある? ないよね? ねえ?」
「少なくとも、あたしだったら、あんたは選ばないわね。どこがいいのか、さっぱり分かんないし」
「それは僕もそう思うけどさ……。ワンチャン……?」
「ないわね。むしろ、王子と比べて、あんたのどこがいいのか、言ってみなさいよ?」
「魔法」
「それだけ? なら、諦めた方がいいわね」
「か、顔!」
「マナ、あんたの顔、あんまり好きじゃないって言ってたわよ」
「うん、知ってた! 言われたことあるもん! ねえ、もう絶対無理じゃん! どうしたらああああ!」
また上下に揺れ始めた。とはいえ、マナがその辺の王子ごとき、相手にするとも思えないけれど。むしろ、たいていの王子たちは、心を折られると思う。マナはなんでもかんでもできすぎて、却って隙がないのだ。口笛は吹けないようだが、味覚がないのに、レシピを見さえすれば、料理は普通にできていたし。さすがに、プロレベルとまではいかないけれど。
「あんた、せめて、もう少し根性見せなさいよ」
「別に弱くて可愛いいままでもいいじゃんかー」
「甘えてんじゃないわよ。待っててもマナは降ってこないわよ?」
「分かってるけどさ……」
あかりは膝を抱えて、ため息をついた。
そのとき、ノックもなしに扉が開かれて、私は目の前にトンビアイスを差し出された。
「まなさん、結婚してください」
「あたし、マナのことそういう風に見たことないから、悪いけど──」
「──まなさんは、真面目ですね。愛してます」
「ああ、そう……。それで、本当にお見合いするの?」
「カルジャスー」
「マナはなんでお見合いが嫌なの? 隣国の王子が嫌いとか?」
「……カルジャス」
それきり、マナは黙りこんでしまった。あかりは、半分くらい気を失いかけているし。自分の部屋に戻ってくれと思わずにはいられない。ここは私の部屋だ。
「あんたたち、あたしに話せない事情があるなら、二人で話し合いなさいよ。あたしはちょっと、外に出てくるから」
どちらも返事をしなかった。まるで、お通夜のような空気だった。
私はトンビアイスを冷凍庫にしまって、下の階に降り、ロビーの机で宿題をすることにした。
「きばっちょるけん」
「あ、ル爺。いたの?」
「いえそー」
ここからは玄関が丸見えなので、当然、玄関横の椅子に座るル爺の姿も見える。
「なっちょばこんなとこっち?」
「何言ってるか全然分かんないけど、あかりとマナが話があるみたいで。しかも、あたしの部屋に居座るからあたしが出てきたの」
「まなさんど大変ばち」
「やっぱり、あたしって、あの二人の面倒見て、大変よね」
「お前も、大概だけどな」
その声に振り向くと、一階の通路の方に、青髪の青年が立っていた。ハイガルだ。こうして姿を見るのは久しぶりな気がする。
「ハイガルや、でっちょぱす?」
「心配しなくても、一人で、行ける」
「ぞんだらばっけいっちゃんせ──」
「あんたは、俺を何歳だと、思ってるんだ。俺はもう、十七だぞ」
「そげんじっちも、おまさん目が……」
「魔力探知が使えるから、問題ない」
「──魔法ば使われむとなっちばどげずんぴゅ! ごげん昼間に!」
ル爺が突然怒り出した。私は肩をびくつかせる。これ以上、喧嘩になるようなら、止めなくては。
「知らん。目が見えなければ、音を頼りにすればいいだろう。それに、トンビニでポンポンサイダーを買ってくるだけだ。なんで、いつまでも、ついてこられなきゃならない?」
「なづぅ口どぎぎがだぞゃ!」
「あー、あたし、トンカラが食べたいわ。ハイガル、一緒に買いに行ってくれない?」
私はル爺とハイガルの間に立ち、仲裁に入った。
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