49 / 134
2-28 穴があったら入りたい
しおりを挟む
「入れ」
その言葉に素直に従い、私は冷たい床へと足早に進む。兵士は鍵をかけると、トイスを残して先に去っていった。
「蜂歌祭が終わったら、ここから出すようにと、王からの命令だ。荷物はあそこに置いておく。ナマモノ等あれば配慮する」
「何その微妙な配慮……。食べ物も飲み物も入ってないわ。お気遣いありがとう」
お弁当も完食したし、水筒も空になっていたはずだ。唯一あるとすればトンビアイスだが、中にいるまゆを見られるよりはましだ。
「そうか」
「ここで三日間、過ごすわけね」
そうして、すぐに飽きそうな牢屋の中を見渡していると、トイスがまだ残っていることに気がつく。
「早く戻った方がいいわよ」
「……裏切ったこと、本当に申し訳ないと思っている」
そう思うなら裏切らないでくれる? と言いたい気持ちを抑えて、私はため息をつく。
「やっぱり、あんたもマナが王になるべきだと思う?」
「当然だ」
「そう。それなら、謝る必要はないわ。お互いの主張を通そうとしただけだし。別に間違ったことは言ってないでしょ。裏切りに関して言うなら、あんたは命じられただけ。王命なんて、断れないだろうし。まあ、強いて言うなら、気づかなかったあかりが悪いわね」
私は床の砂埃を軽く手で払い、腰を落ち着ける。すると、トイスが大きな目をさらに大きくして、こちらを見つめていた。
「驚いたって、顔に書いてあるけど?」
「てっきり、激昂して、罵倒されるものだとばかり……」
そんなことだろうと思った。そもそも、ここまで上手くいくはずがないと、早く気づくべきだったのだから、むしろ、こちらのミスだ。トイスを責める理由はどこにもない。
「早く行きなさい。それから、今度、王都を訪れる機会があったら、どこか楽しい場所でも紹介しなさいよ」
まゆが楽しめるような場所がいい。まゆはどこへ行っても楽しんでいるけれど、せっかく王都まで来たのに、行き先が牢屋だけなんて、なんとも寂しすぎる。
「……おう」
そう、返事だけ残して、トイスは今度こそ去っていった。私は首だけで、辺りの様子をうかがう。これだけ警備が厳重な場所で捕まる人は、極悪人か、よっぽどの馬鹿だけだ。とはいえ、捕まっているらしき人は、ここに入るまで一人も見かけなかったけれど。
「何とかして、脱獄できないかしら」
まゆはまだ寝ているらしい。トンビアイスがあれば、まゆは生きていけるので、たいして心配はしていない。アイスはぐちゃぐちゃに溶けているだろうが。
しかし、まさか、こんな形で捕まるとは、思ってもいなかった。日が当たらない地下牢の床は、ひんやりと冷たい。温度だけのせいではなく、人が周りにいないからというのもある。
「壁は叩いても壊れそうにないし……床石を外して穴を掘るのも無理そうね」
リュック以外の荷物は取り上げられなかったが、それだけ、自信があるということだろう。私の腰には対モンスター用のナイフがぶら下がったままだが、見張りはたったの一人。こちらに割く人員は無駄だと判断されたのだろう。
「やっぱり、鉄扉だわ……。監視のために、上の方だけ鉄格子がついてるけど、窓もなさそうだし……これ、脱獄とか、無理だわ」
砂ぼこりで汚れた床に、自身が汚れるのも構わず、私はごろんと寝転がる。そうして、冷たく固い床の感触を手で味わう。──懐かしい感触だ。
「あたしって、幽閉される運命なのかしら」
見張りからの返事を期待してみるが、トイスとは違って、囚人に対してあまり友好的ではないらしい。声は響くので、聞こえていないはずはないのだが。間違ってまゆが返事をしたら困るので、私は、それきり、看守には話しかけないことにした。
「……面白味のない天井ね」
することもないので、私は眠ることにした。
***
懐かしい夢を見た。できることなら、忘れてしまいたい。しかし、どうしても、忘れたくない。そんな夢だ。床の感触も、冷たい空気も、似ていたからだろうか。
──お前のせいで、彼女はこんな目に合っているんだ
──ごめんなさい、ごめんなさい
──死にたい
はっと目を覚ました。無意識に強く握られていた右腕を解放し、疲労感の残る左手をぶらぶらさせる。
そうして、しばし、腕で目を覆い、暗闇に身を任せる。上を向いていても、目を押さえていても、涙が溢れそうだった。肺が小さくなったかのように、上手く息ができない。目の回りが熱い。そうして、気持ちが落ち着くのをただ、じっと待った。
「──大丈夫?」
ようやく落ち着いてきた頃、そう声をかけられ、私は相手を確認もせずに答える。
「……ええ。少し、いいえ、だいぶ夢見が悪かっただけよ。できれば、ふかふかのベッドで寝たいわね」
「強がってるところ悪いけど、僕のこと分かる?」
「は? 知らない……げっ」
声のする方へ顔を向けると、琥珀色の長髪が目についた。そこに切れ長の黒目と、見慣れた笑みが加われば、当てはまる人物は一人しかいない。
「あかり……」
「やっと起きたね。大丈夫?」
「──あたし、何か言ってた?」
「なんかね、泣きながら謝ってたなあ」
「……忘れなさい」
「ええ、どうしよっかなあ?」
一番嫌なところを見られてしまった。一体、いつから見ていたのだろうか。私は目元を手の甲で拭い、赤い目で、きっ、とあかりの顔を睨み付ける。
「忘れなさい! 誉めちぎるわよ!」
「それはやめて!」
そうして契約を成立させ、私は背中についた砂を払う。払いきれていないだろうけれど、仕方がない。
「今、何時?」
「多分、午後六時くらい。牢屋にご飯持ってくのが見えたから、見張りとその人と、倒しちゃった。しばらく起きないだろうから、ゆっくり食べなよ」
差し出されたお盆には、パンが一つに牛乳が一本──そこに、野菜に肉に乾燥させたスープと、わりと、バランスのとれた食事だ。むしろ、いつも食べている量よりも多い。加えて、手を拭くシートもついてきた。
「牢屋って、意外と待遇がいいのね……」
「わりとね。やることがなくて暇、っていうのさえなければ、最高だと思う」
「牢屋は宿じゃないわよ」
あかりの態度は、まるで、牢屋に何度も入ったことがあるような感じだ。本当は一度も入らないのが普通なのだけれど、慣れている、という雰囲気が漂ってくる。まあいいけれど。
食事をする前にと、扉の吹き飛ばされている牢屋から出て、まゆの様子を確認する。チャックは開けておいたので、酸欠にはなっていないだろうけれど。
「……まだ寝てる」
窮屈そうに縮こまって、死んだように眠っていた。何時間もこんな中で、よく寝ていられるものだ。トンビアイスは案の定、溶けていた。
ちなみに、監獄食は普通に美味しかった。
その言葉に素直に従い、私は冷たい床へと足早に進む。兵士は鍵をかけると、トイスを残して先に去っていった。
「蜂歌祭が終わったら、ここから出すようにと、王からの命令だ。荷物はあそこに置いておく。ナマモノ等あれば配慮する」
「何その微妙な配慮……。食べ物も飲み物も入ってないわ。お気遣いありがとう」
お弁当も完食したし、水筒も空になっていたはずだ。唯一あるとすればトンビアイスだが、中にいるまゆを見られるよりはましだ。
「そうか」
「ここで三日間、過ごすわけね」
そうして、すぐに飽きそうな牢屋の中を見渡していると、トイスがまだ残っていることに気がつく。
「早く戻った方がいいわよ」
「……裏切ったこと、本当に申し訳ないと思っている」
そう思うなら裏切らないでくれる? と言いたい気持ちを抑えて、私はため息をつく。
「やっぱり、あんたもマナが王になるべきだと思う?」
「当然だ」
「そう。それなら、謝る必要はないわ。お互いの主張を通そうとしただけだし。別に間違ったことは言ってないでしょ。裏切りに関して言うなら、あんたは命じられただけ。王命なんて、断れないだろうし。まあ、強いて言うなら、気づかなかったあかりが悪いわね」
私は床の砂埃を軽く手で払い、腰を落ち着ける。すると、トイスが大きな目をさらに大きくして、こちらを見つめていた。
「驚いたって、顔に書いてあるけど?」
「てっきり、激昂して、罵倒されるものだとばかり……」
そんなことだろうと思った。そもそも、ここまで上手くいくはずがないと、早く気づくべきだったのだから、むしろ、こちらのミスだ。トイスを責める理由はどこにもない。
「早く行きなさい。それから、今度、王都を訪れる機会があったら、どこか楽しい場所でも紹介しなさいよ」
まゆが楽しめるような場所がいい。まゆはどこへ行っても楽しんでいるけれど、せっかく王都まで来たのに、行き先が牢屋だけなんて、なんとも寂しすぎる。
「……おう」
そう、返事だけ残して、トイスは今度こそ去っていった。私は首だけで、辺りの様子をうかがう。これだけ警備が厳重な場所で捕まる人は、極悪人か、よっぽどの馬鹿だけだ。とはいえ、捕まっているらしき人は、ここに入るまで一人も見かけなかったけれど。
「何とかして、脱獄できないかしら」
まゆはまだ寝ているらしい。トンビアイスがあれば、まゆは生きていけるので、たいして心配はしていない。アイスはぐちゃぐちゃに溶けているだろうが。
しかし、まさか、こんな形で捕まるとは、思ってもいなかった。日が当たらない地下牢の床は、ひんやりと冷たい。温度だけのせいではなく、人が周りにいないからというのもある。
「壁は叩いても壊れそうにないし……床石を外して穴を掘るのも無理そうね」
リュック以外の荷物は取り上げられなかったが、それだけ、自信があるということだろう。私の腰には対モンスター用のナイフがぶら下がったままだが、見張りはたったの一人。こちらに割く人員は無駄だと判断されたのだろう。
「やっぱり、鉄扉だわ……。監視のために、上の方だけ鉄格子がついてるけど、窓もなさそうだし……これ、脱獄とか、無理だわ」
砂ぼこりで汚れた床に、自身が汚れるのも構わず、私はごろんと寝転がる。そうして、冷たく固い床の感触を手で味わう。──懐かしい感触だ。
「あたしって、幽閉される運命なのかしら」
見張りからの返事を期待してみるが、トイスとは違って、囚人に対してあまり友好的ではないらしい。声は響くので、聞こえていないはずはないのだが。間違ってまゆが返事をしたら困るので、私は、それきり、看守には話しかけないことにした。
「……面白味のない天井ね」
することもないので、私は眠ることにした。
***
懐かしい夢を見た。できることなら、忘れてしまいたい。しかし、どうしても、忘れたくない。そんな夢だ。床の感触も、冷たい空気も、似ていたからだろうか。
──お前のせいで、彼女はこんな目に合っているんだ
──ごめんなさい、ごめんなさい
──死にたい
はっと目を覚ました。無意識に強く握られていた右腕を解放し、疲労感の残る左手をぶらぶらさせる。
そうして、しばし、腕で目を覆い、暗闇に身を任せる。上を向いていても、目を押さえていても、涙が溢れそうだった。肺が小さくなったかのように、上手く息ができない。目の回りが熱い。そうして、気持ちが落ち着くのをただ、じっと待った。
「──大丈夫?」
ようやく落ち着いてきた頃、そう声をかけられ、私は相手を確認もせずに答える。
「……ええ。少し、いいえ、だいぶ夢見が悪かっただけよ。できれば、ふかふかのベッドで寝たいわね」
「強がってるところ悪いけど、僕のこと分かる?」
「は? 知らない……げっ」
声のする方へ顔を向けると、琥珀色の長髪が目についた。そこに切れ長の黒目と、見慣れた笑みが加われば、当てはまる人物は一人しかいない。
「あかり……」
「やっと起きたね。大丈夫?」
「──あたし、何か言ってた?」
「なんかね、泣きながら謝ってたなあ」
「……忘れなさい」
「ええ、どうしよっかなあ?」
一番嫌なところを見られてしまった。一体、いつから見ていたのだろうか。私は目元を手の甲で拭い、赤い目で、きっ、とあかりの顔を睨み付ける。
「忘れなさい! 誉めちぎるわよ!」
「それはやめて!」
そうして契約を成立させ、私は背中についた砂を払う。払いきれていないだろうけれど、仕方がない。
「今、何時?」
「多分、午後六時くらい。牢屋にご飯持ってくのが見えたから、見張りとその人と、倒しちゃった。しばらく起きないだろうから、ゆっくり食べなよ」
差し出されたお盆には、パンが一つに牛乳が一本──そこに、野菜に肉に乾燥させたスープと、わりと、バランスのとれた食事だ。むしろ、いつも食べている量よりも多い。加えて、手を拭くシートもついてきた。
「牢屋って、意外と待遇がいいのね……」
「わりとね。やることがなくて暇、っていうのさえなければ、最高だと思う」
「牢屋は宿じゃないわよ」
あかりの態度は、まるで、牢屋に何度も入ったことがあるような感じだ。本当は一度も入らないのが普通なのだけれど、慣れている、という雰囲気が漂ってくる。まあいいけれど。
食事をする前にと、扉の吹き飛ばされている牢屋から出て、まゆの様子を確認する。チャックは開けておいたので、酸欠にはなっていないだろうけれど。
「……まだ寝てる」
窮屈そうに縮こまって、死んだように眠っていた。何時間もこんな中で、よく寝ていられるものだ。トンビアイスは案の定、溶けていた。
ちなみに、監獄食は普通に美味しかった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
公爵家に生まれて初日に跡継ぎ失格の烙印を押されましたが今日も元気に生きてます!
小択出新都
ファンタジー
異世界に転生して公爵家の娘に生まれてきたエトワだが、魔力をほとんどもたずに生まれてきたため、生後0ヶ月で跡継ぎ失格の烙印を押されてしまう。
跡継ぎ失格といっても、すぐに家を追い出されたりはしないし、学校にも通わせてもらえるし、15歳までに家を出ればいいから、まあ恵まれてるよね、とのんきに暮らしていたエトワ。
だけど跡継ぎ問題を解決するために、分家から同い年の少年少女たちからその候補が選ばれることになり。
彼らには試練として、エトワ(ともたされた家宝、むしろこっちがメイン)が15歳になるまでの護衛役が命ぜられることになった。
仮の主人というか、実質、案山子みたいなものとして、彼らに護衛されることになったエトワだが、一癖ある男の子たちから、素直な女の子までいろんな子がいて、困惑しつつも彼らの成長を見守ることにするのだった。

生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。
勇者パーティから追い出されたと思ったら、土下座で泣きながら謝ってきた!
蒼衣翼
ファンタジー
書籍化にあたりタイトル変更しました(旧タイトル:勇者パーティから追い出された!と、思ったら、土下座で泣きながら謝って来た……何がなんだかわからねぇ)
第11回ファンタジー小説大賞優秀賞受賞
2019年4月に書籍発売予定です。
俺は十五の頃から長年冒険者をやってきて今年で三十になる。
そんな俺に、勇者パーティのサポートの仕事が回ってきた。
貴族の坊っちゃん嬢ちゃんのお守りかぁ、と、思いながらも仕方なしにやっていたが、戦闘に参加しない俺に、とうとう勇者がキレて追い出されてしまった。
まぁ仕方ないよね。
しかし、話はそれで終わらなかった。
冒険者に戻った俺の元へ、ボロボロになった勇者パーティがやって来て、泣きながら戻るようにと言い出した。
どうしたんだよ、お前ら……。
そんな中年に差し掛かった冒険者と、国の英雄として活躍する勇者パーティのお話。

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。

【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
その令嬢は祈りを捧げる
ユウキ
恋愛
エイディアーナは生まれてすぐに決められた婚約者がいる。婚約者である第一王子とは、激しい情熱こそないが、穏やかな関係を築いていた。このまま何事もなければ卒業後に結婚となる筈だったのだが、学園入学して2年目に事態は急変する。
エイディアーナは、その心中を神への祈りと共に吐露するのだった。
貴族令嬢に生まれたからには念願のだらだらニート生活したい。
譚音アルン
ファンタジー
ブラック企業に勤めてたのがいつの間にか死んでたっぽい。気がつくと異世界の伯爵令嬢(第五子で三女)に転生していた。前世働き過ぎだったから今世はニートになろう、そう決めた私ことマリアージュ・キャンディの奮闘記。
※この小説はフィクションです。実在の国や人物、団体などとは関係ありません。
※2020-01-16より執筆開始。
侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!
珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。
3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。
高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。
これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!!
転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる