20 / 87
第1章 異世界
20話 ポーションと霊薬
しおりを挟む
昨日はかなりレベルも上がった。
14まで上がったので、次のスキル習得まであとちょっとって所だ、正直ウィスプを全部でどのくらい倒したのかもわからないくらいである。
まぁインベントリ見たらわかるんだが。
【仄めく小瓶】1227個
【仄めく岩塩®️】231個
レアは15%くらいの入手なのだろうか?まぁ魔物によっても違うのだろうけれど。
「これだけあるなら売っても良いよなぁ」
ギルド長に勿体無いからと言われていたけれど、使い切れる気もしなかったし、なにより料理をするかどうかも考えていなかった。
俺は【銀狼亭】へと赴き、おやっさんに声をかけたのだ。
「おぉシュウか、こんな早くからどうしたぃ」
おやっさんが鍋を振るう中、獣人族のエルンとベルジャンが朝ごはんを食べていた。二人はここの従業員だ。
「珍しいね、どったの?もぐもぐ」「そやね、なんかあったん?もぐもぐ」
非常にマイペースという感じの二人なのだけど、エルンは料理上手で厨房を任されていることも多い。ベルジャンはその愛嬌で冒険者達から求婚されていたりもする。
「おやっさん、実はさ『仄めく岩塩』をここで使ってくれたりしないかと思ってさぁ」
500gほどの小袋になったアイテムを一つを取り出しておやっさんに見せたのだ。
「うん?こいつぁ確かに肉と相性抜群だ、できれば使ってやりてぇがこれっぽっち有ったって1日ももたねぇぞ。
使ってやるなら最低でも10倍は用意してもらわねぇとな」
それに関しては心配無用だ、なんせ500gほどの岩塩は全部で200個はあるのだから。
重量にして約100kgだ、卸すには十分な量であろう。
「あぁそうか、お前さん空間収納持ちだったな」
誰から聞いたのだろうか、俺はまた酔っ払ってとんでもないことをしていたのではないかという疑問に悩まされてしまった。
『で、いくつあるんだ?』とおやっさんが問うので、200個と答えた。
結構な量なのだから、半分でもそれ以下でも良かったのだが、意外とあっさり全てを買い取ってくれることになったのだ。
「こんな量、1000は狩らないと集まらんだろ、なにがあったか知らんが死にに行くような真似だけはするなよ」
レアアイテムだというのに、おやっさんはこのアイテムの事も入手方法も、よく分かってるかのようだった。
しかしまぁ、この冒険者あふれる街でこんな店を構えるほどなのだから、知識だけじゃなく実力だって相当なものなのかもしれない。
「あぁそうだ、俺は2、3日店を留守にするからな、そろそろ仕入れに行かねぇと来月分の肉が出せなくなっちまう」
おやっさんは不意にそう告げる。
「えーっ?!聞いてない!」
エルンが声を荒げる。
それもそのハズだ、おやっさんが店にいないときはエルンが厨房に入っているのだから。
つまり、それはエルンにとって2、3日のまともな休みが無いという宣告でもあったのだ。
だいたい1ヶ月か2ヶ月に一度、仕入れで店を空けるようだ。
あぁ、ちなみにこの【銀狼亭】は24時間営業だからな。
冒険者達は討伐対象によっては深夜や朝帰りも珍しくないのである。
「相場はkgあたり銅貨40枚ってとこなんだが、全部買ってやるからkg30枚でいいか?」
全然問題ない、むしろ有難い!
「おやっさんになら20枚でもいいさ」「よし、じゃあ20枚な!」
返事が早かった…。
「そらっ受け取れ」
100kgで銀貨20枚、それはズッシリと今まで持ったことのない重さだった。
銅貨は意外と小さく、粗悪な材質で作られる事も多いのだけれど、100倍の価値のある銀貨までそのような扱いにするわけにはいかない。
一枚がおよそ50gはあろうかというしっかりした作りになっているのだ。
それでも銀の含有量はまちまちであったり、形はいびつであったりもする。
ちなみに銀貨100枚で金貨1枚相当だ、さらに上には【交易共通白金貨】【アウロス王国金貨】やサルヴァン・アウロス王の誕生した際に作られた記念白金貨などもあるそうなのだけれど、そんなものは街で流通することはまず無い。
日本円に直すとどうだろうか…。
銅貨一枚が約100円と行ったところだろうか、宿屋や飲食の相場から考えればそんなものであろう。
さて、【仄めく小瓶】の方はというと、銀狼亭ではあっさり断られてしまった。使い道が無いと。
一杯の水で薄めるだけで、甘くいい香りがするジュースのようになる。
料理に使う事もできるのだけれど、『薄める』これが主な使われ方だ。
酒を提供する銀狼亭にジュースは合わない、ジュースを飲む冒険者がいないわけではないのだが少なすぎるので必要がないのだと。
ちなみに岩塩と比べても、属性攻撃力強化の効果は薄いようではあった。
俺は雑貨屋にも聞いてみたが、数が多すぎて断られてしまった。せっかくなのだけど手間を考えると、と。
「うーん、勿体無いし飲むかなぁ…」
ギルドの片隅で小瓶を並べて眺めていると、正面に三角帽子…もといローズが立っている。
「どないしたんや、こんなとこで商売でも始めるつもりか?あんさん」
そりゃま、別に商売しようとは思っていないが買ってくれる人がいないかな?とは考えてましたよ。
だもんで『買う?』なんて聞いたのだ。
「ちゃう、これはそのまま売るようなもんちゃうんや、ちょっ2、3分待ってなや」
そう言って、ローズは並べてある小瓶から10本を手に抱え、スキルを使ったようであった。
しばらくすると、一つの綺麗な液体の入った小瓶へと変化する。
【煌く霊薬:精霊の力を帯びた魔力水、使用者の属性を持つ攻撃を一時的に100%強化する】
「そのまま売ったって銅貨一枚にもならんやん、これなら銀貨1枚にはなんでな。
うちら魔法使いにはいくらあっても困らんもんやし、すぐに売れるわ。
しっかし仰山集めたなぁ、20本もどないしたんや」
聞いたら、これは魔法使いが15レベルで会得する【上級霊薬作成】のスキルだそうだ。
材料は知られているのだけど、ウィスプ退治が大変なのだとか。
そこそこ強い、物理効かない、魔力はすぐ尽きる。
1日に2、3体ずつちまちま倒すか、他の冒険者から少しずつ買い取ったりして作ることが多いらしい。
「ローズ、いやローズ様、銀貨10枚を差し出しますから全部作ってくれはしないだろうか!」
効果は一時的かもしれないが威力2倍はすごい、これは売らなくてよかったと思い、ローズに大量に作っておいてもらおうと考えた。
「いや別に金には困ってへんからええけど、なんや?まだあるんか?」
「んー…あと1200ほど…」
『はああぁぁ??』といった顔をされた、そりゃそうだ。
結局俺たちは、銀貨10枚に加え出来上がったポーションを20個ほどあげる事を条件に、6時間耐久レースを始めるのだった…。
ちなみに、【ひかりの洞窟】にいるウィスプはそんなに多いはずがないという。
せいぜい10mか20m感覚でいるくらいで、襲ってこないのだから戦う必要もない。
じゃああのウィスプのおしくらまんじゅうは一体なんだったのか…?
数日後、次に見に行った時には本当の本来の【ひかりの洞窟】になっていたのだった。
【シュウ】
レベル14
【アイテム能力強化】
煌く霊薬:使用時600秒間 属性攻+100%・属性魔+100%
仄めく小瓶:使用時600秒 属性攻+5%・属性魔+5%
14まで上がったので、次のスキル習得まであとちょっとって所だ、正直ウィスプを全部でどのくらい倒したのかもわからないくらいである。
まぁインベントリ見たらわかるんだが。
【仄めく小瓶】1227個
【仄めく岩塩®️】231個
レアは15%くらいの入手なのだろうか?まぁ魔物によっても違うのだろうけれど。
「これだけあるなら売っても良いよなぁ」
ギルド長に勿体無いからと言われていたけれど、使い切れる気もしなかったし、なにより料理をするかどうかも考えていなかった。
俺は【銀狼亭】へと赴き、おやっさんに声をかけたのだ。
「おぉシュウか、こんな早くからどうしたぃ」
おやっさんが鍋を振るう中、獣人族のエルンとベルジャンが朝ごはんを食べていた。二人はここの従業員だ。
「珍しいね、どったの?もぐもぐ」「そやね、なんかあったん?もぐもぐ」
非常にマイペースという感じの二人なのだけど、エルンは料理上手で厨房を任されていることも多い。ベルジャンはその愛嬌で冒険者達から求婚されていたりもする。
「おやっさん、実はさ『仄めく岩塩』をここで使ってくれたりしないかと思ってさぁ」
500gほどの小袋になったアイテムを一つを取り出しておやっさんに見せたのだ。
「うん?こいつぁ確かに肉と相性抜群だ、できれば使ってやりてぇがこれっぽっち有ったって1日ももたねぇぞ。
使ってやるなら最低でも10倍は用意してもらわねぇとな」
それに関しては心配無用だ、なんせ500gほどの岩塩は全部で200個はあるのだから。
重量にして約100kgだ、卸すには十分な量であろう。
「あぁそうか、お前さん空間収納持ちだったな」
誰から聞いたのだろうか、俺はまた酔っ払ってとんでもないことをしていたのではないかという疑問に悩まされてしまった。
『で、いくつあるんだ?』とおやっさんが問うので、200個と答えた。
結構な量なのだから、半分でもそれ以下でも良かったのだが、意外とあっさり全てを買い取ってくれることになったのだ。
「こんな量、1000は狩らないと集まらんだろ、なにがあったか知らんが死にに行くような真似だけはするなよ」
レアアイテムだというのに、おやっさんはこのアイテムの事も入手方法も、よく分かってるかのようだった。
しかしまぁ、この冒険者あふれる街でこんな店を構えるほどなのだから、知識だけじゃなく実力だって相当なものなのかもしれない。
「あぁそうだ、俺は2、3日店を留守にするからな、そろそろ仕入れに行かねぇと来月分の肉が出せなくなっちまう」
おやっさんは不意にそう告げる。
「えーっ?!聞いてない!」
エルンが声を荒げる。
それもそのハズだ、おやっさんが店にいないときはエルンが厨房に入っているのだから。
つまり、それはエルンにとって2、3日のまともな休みが無いという宣告でもあったのだ。
だいたい1ヶ月か2ヶ月に一度、仕入れで店を空けるようだ。
あぁ、ちなみにこの【銀狼亭】は24時間営業だからな。
冒険者達は討伐対象によっては深夜や朝帰りも珍しくないのである。
「相場はkgあたり銅貨40枚ってとこなんだが、全部買ってやるからkg30枚でいいか?」
全然問題ない、むしろ有難い!
「おやっさんになら20枚でもいいさ」「よし、じゃあ20枚な!」
返事が早かった…。
「そらっ受け取れ」
100kgで銀貨20枚、それはズッシリと今まで持ったことのない重さだった。
銅貨は意外と小さく、粗悪な材質で作られる事も多いのだけれど、100倍の価値のある銀貨までそのような扱いにするわけにはいかない。
一枚がおよそ50gはあろうかというしっかりした作りになっているのだ。
それでも銀の含有量はまちまちであったり、形はいびつであったりもする。
ちなみに銀貨100枚で金貨1枚相当だ、さらに上には【交易共通白金貨】【アウロス王国金貨】やサルヴァン・アウロス王の誕生した際に作られた記念白金貨などもあるそうなのだけれど、そんなものは街で流通することはまず無い。
日本円に直すとどうだろうか…。
銅貨一枚が約100円と行ったところだろうか、宿屋や飲食の相場から考えればそんなものであろう。
さて、【仄めく小瓶】の方はというと、銀狼亭ではあっさり断られてしまった。使い道が無いと。
一杯の水で薄めるだけで、甘くいい香りがするジュースのようになる。
料理に使う事もできるのだけれど、『薄める』これが主な使われ方だ。
酒を提供する銀狼亭にジュースは合わない、ジュースを飲む冒険者がいないわけではないのだが少なすぎるので必要がないのだと。
ちなみに岩塩と比べても、属性攻撃力強化の効果は薄いようではあった。
俺は雑貨屋にも聞いてみたが、数が多すぎて断られてしまった。せっかくなのだけど手間を考えると、と。
「うーん、勿体無いし飲むかなぁ…」
ギルドの片隅で小瓶を並べて眺めていると、正面に三角帽子…もといローズが立っている。
「どないしたんや、こんなとこで商売でも始めるつもりか?あんさん」
そりゃま、別に商売しようとは思っていないが買ってくれる人がいないかな?とは考えてましたよ。
だもんで『買う?』なんて聞いたのだ。
「ちゃう、これはそのまま売るようなもんちゃうんや、ちょっ2、3分待ってなや」
そう言って、ローズは並べてある小瓶から10本を手に抱え、スキルを使ったようであった。
しばらくすると、一つの綺麗な液体の入った小瓶へと変化する。
【煌く霊薬:精霊の力を帯びた魔力水、使用者の属性を持つ攻撃を一時的に100%強化する】
「そのまま売ったって銅貨一枚にもならんやん、これなら銀貨1枚にはなんでな。
うちら魔法使いにはいくらあっても困らんもんやし、すぐに売れるわ。
しっかし仰山集めたなぁ、20本もどないしたんや」
聞いたら、これは魔法使いが15レベルで会得する【上級霊薬作成】のスキルだそうだ。
材料は知られているのだけど、ウィスプ退治が大変なのだとか。
そこそこ強い、物理効かない、魔力はすぐ尽きる。
1日に2、3体ずつちまちま倒すか、他の冒険者から少しずつ買い取ったりして作ることが多いらしい。
「ローズ、いやローズ様、銀貨10枚を差し出しますから全部作ってくれはしないだろうか!」
効果は一時的かもしれないが威力2倍はすごい、これは売らなくてよかったと思い、ローズに大量に作っておいてもらおうと考えた。
「いや別に金には困ってへんからええけど、なんや?まだあるんか?」
「んー…あと1200ほど…」
『はああぁぁ??』といった顔をされた、そりゃそうだ。
結局俺たちは、銀貨10枚に加え出来上がったポーションを20個ほどあげる事を条件に、6時間耐久レースを始めるのだった…。
ちなみに、【ひかりの洞窟】にいるウィスプはそんなに多いはずがないという。
せいぜい10mか20m感覚でいるくらいで、襲ってこないのだから戦う必要もない。
じゃああのウィスプのおしくらまんじゅうは一体なんだったのか…?
数日後、次に見に行った時には本当の本来の【ひかりの洞窟】になっていたのだった。
【シュウ】
レベル14
【アイテム能力強化】
煌く霊薬:使用時600秒間 属性攻+100%・属性魔+100%
仄めく小瓶:使用時600秒 属性攻+5%・属性魔+5%
0
お気に入りに追加
848
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
僕の兄上マジチート ~いや、お前のが凄いよ~
SHIN
ファンタジー
それは、ある少年の物語。
ある日、前世の記憶を取り戻した少年が大切な人と再会したり周りのチートぷりに感嘆したりするけど、実は少年の方が凄かった話し。
『僕の兄上はチート過ぎて人なのに魔王です。』
『そういうお前は、愛され過ぎてチートだよな。』
そんな感じ。
『悪役令嬢はもらい受けます』の彼らが織り成すファンタジー作品です。良かったら見ていってね。
隔週日曜日に更新予定。
【完結】おとぎ話の裏側~身代わりメイドと王子の恋~
蓮美ちま
ファンタジー
児童養護施設で育った梨沙は、高校卒業を機に施設を出て1人で暮らすことを決意する。
ある日、大好きな絵本の世界の夢を見た。
そこで出会ったジルベールという青年と恋に落ちる。
夢の中ならと普段は言えない弱音を吐いたけど、目が覚めても、一向に夢は醒めない。
「え? 本当に絵本の中に入ってしまったっていうこと……?!」
※作中に出てくる『私だけの王子様』という絵本は、フランスの劇作家マルヴォーの『愛と偶然との戯れ』という戯曲を参考にして書かれたという設定の架空の絵本で、実際には存在しません。
☆初のファンタジー☆
異世界転生モノ(?)ですが、恋愛色強めなので
ファンタジーを普段読まない方にも楽しんでもらえたら嬉しいです。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
スキル【アイテムコピー】を駆使して金貨のお風呂に入りたい
兎屋亀吉
ファンタジー
異世界転生にあたって、神様から提示されたスキルは4つ。1.【剣術】2.【火魔法】3.【アイテムボックス】4.【アイテムコピー】。これらのスキルの中から、選ぶことのできるスキルは一つだけ。さて、僕は何を選ぶべきか。タイトルで答え出てた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる