50 / 132
48話 職人の技と気配りだな
しおりを挟む
「ダンジョンの攻略、ですか?」
「はい。正確に言えば調査ですが、高い確率で交戦が予想されるでしょう」
夕方、俺はエルフ社長に呼び出され、公社から少し離れた居酒屋で会っていた。
大衆酒場のカウンターだが客筋がよく、落ち着いた雰囲気がある。
「まあまあ、先ずは1杯」
「ははあ、これは恐縮です」
エルフ社長は俺のグラスにビールを注ぐ。
生ビールもウマいが、こうした瓶ビールにも雰囲気があっていい。
小ぶりなグラスを一気に傾けると、苦味のある清涼感が喉を潤した。
ビールはいつ飲んでもウマいが、はじめの1杯は格別だ。
「おおっ、さすがの勢いですなあ。もう1杯」
「いえいえ、次は私が」
俺が手元の瓶からエルフ社長のグラスを満たすと、実にウマそうに喉を鳴らしグラスを空けた。
なんと言うか、本当に酒が好きなのだろう。
「ここはね、気の利いたものが出てきますし、なんでもウマいですよ。色々頼んで直箸(自分の箸で直接皿から取ること)でいきましょう」
「ありがとうございます。私は無骨者ですので、そうしていただけると助かります」
要は礼儀作法は抜きにしようと言ってくれたのだ。
俺は社長の心づかいに感謝した。
「では私は焼き白アスパラとマグロの生姜煮をいただきます。ホモグラフトさんはどうです?」
「そうですねえ。お通しがアサリのぬたですから若竹煮と……おっ、天ぷらお任せかぁ。コイツはグッときますねえ。コイツは2皿ください」
俺たちの注文を聞き、カウンターの向こうで板さんが「アイヨ」と野太い声で応えた。
いかにも仕事ができそうないなせな青年だ。
「うーん、ナイスチョイスですな。ああいや、それでですねえ。忘れる前にお伝えしたいのですが、そのダンジョンは――」
エルフ社長が言うには、連絡が取れなくなったダンジョンがあり、調査を依頼したいらしい。
本来ならば転移で行けるはずだが、アクセスできないためにダンジョンを進んでマスタールームを目指す任務だ。
(うーん、断ろうにも……もうビール飲んじゃったしな)
これじゃ報酬の先もらいだ。
俺は苦笑いをし「お受けしますが、1つだけ」と指を立てた。
「私は斥候職ではありませんし、調査に向きません。どなたか手配を願います」
「なるほどなるほど。では助っ人を派遣しましょう」
エルフ社長は嬉しそうに目を細める。
なにか心当たりがあるようだ。
「はい、若竹煮とマグロ生姜おまちどお」
そこにタイミングよく料理が届いた。
さっそく2人で箸をつける。
「むっ、マグロの生姜煮は硬いものかと思いきや、ホロリときますね」
「ワカメとタケノコで若竹煮。こちらも実に食べやすい。これは隠し包丁が入ってますなあ。木の芽も香りが良い」
なんというか、エルフ社長の感想はグルメ漫画のようだ。
板さんは「おそれいります」と小さく頭を下げた。
「こんな居酒屋でもね、分かる人に自分の仕事を見てもらえるのは嬉しいことですよ。はい白アスパラと天ぷら」
「おっ、これは良いですねえ。米酒に切り替えましょう。冷でお願いします」
板さんの言葉はよく分かる。
誰だって自分の仕事を褒められれば嬉しい。
ましてや工夫を見て取ったエルフ社長の言葉はなおさらだ。
「やっ、この天ぷらはアユですね。アユの天ぷらは初めてです」
「へい、お恥ずかしいですが今日の鮎は塩焼きにするには頼りねえやつでして。頭を落として揚げてやりました」
板さんは謙遜するが、一口ふくむとこれがスゴい。
夏の香りとでも言うのだろうか、アユの風味と軽い口当たりが見事である。
「ホワイトアスパラもいけますねえ。さ、杯が空いてますぞ」
「あ、これは恐縮です」
エルフ社長に米酒をそそいでもらい、ご返盃をする。
最近の若いのは面倒くさがるが、手酌は出世ができないと言う。
俺は信心深いタイプではないが、縁起の悪いことはなるべくしたくない。
戦場で生死を分けるのは運だ。
武人とは、迷信と知りつつも運気が下がると言われることは避けるものなのである。
ホワイトアスパラにチョイと塩をつけ、ガブリといただく。
シャクシャクとした食感とみずみずしさが口の中に広がる。
焼いただけでこのウマさ……このアスパラ、ただ者ではない。
「塩気で酒がつい進みますなあ」
「お通しのぬたも実に酒と相性がいい。これはスゴいお店だ。よいお店を教えていただきました」
エルフ社長も「それは良かった」と嬉しそうにしている。
贔屓の店が褒められるのが嬉しいようだ。
「ここの板さん若いのに大した腕でしょう? 名店半月亭でみっちりやってきた人ですから」
「ほう、どうりで立派な仕事をなさる」
半月亭とやらは知らないが、エルフ社長が名店というのだからスゴいのは分かる。
わざわざ『知らない』などと水をさすことはない。
「誠にすいませんが、お刺身のいいところをチョイと持ち帰れませんか? 実は――」
俺は社長と板さんに留守番しているレオのことを伝えた。
「ほお、ガティートとは珍しいですな。なるほどたしかに飲食店に誘いづらいのは分かります。何か向いたのはありますか」
「はい、それなら生より火を通しますか? 季節がらチョイと不安ですし」
たしかに最近は暑くなってきた。
生ものを持ち歩いて何かあっては店にも迷惑をかけてしまう。
俺は「お任せします」と注文した。
丸投げではあるが、プロの仕事に口を出す度胸はない。
「見事な職人でしょう? 彼の『仕事』は『作業』ではありません。職人の技と気配りがある」
「仕事と作業ですか、なるほど。言い得て妙ですね」
ダンジョンマスターにも職人の技はあるのだろう。
俺も調査で知らないダンジョンに入るのだ。
少しでも技を盗んで帰りたいものである。
「こちらにもなにか……そうですねえ、お隣さんのいい匂いのやつ、焼き鳥ください。盛り合わせで」
「アイヨ、串盛り」
エルフ社長はその串盛りをはじめ、ちょいちょいと追加をしてシメの焼きおにぎりの茶漬けまで平らげていた。
本当に健啖家である。
余談だが、帰り際に箸袋をもらおうとしたら板さんに「ショップカードがあります」と言われてしまった。
ちょいと恥ずかしい思いをしたが、酒も料理も実にウマかった。
飲み食い処マルタン――マルタンとは板さんの名字なのだろうか。
「ではまた近いうちに連絡します。助っ人を見たら驚くかもしれませんよ」
「すいません、おみやげ代まで……ごちそうになります」
さすがにレオのおみやげ代は自分で支払うと言ったのだが「いやいや私が」と押し切られてしまった。
これは調査とやらも気合を入れて挑まねばなるまい。
エルフ社長は「また飲みましょう」としっかりとした足取りで帰っていった。
かなり飲んだはずなのにさすがの酒豪だ。
ダンジョンに戻ると、レオがモニターの前で丸まっていた。
寝てるような顔つきだが、これでちゃんと見ているのである。
「レオ、おみやげがあるぞ。皿に出そう」
見れば、霜降りにしたマグロの切り身だ。
軽くヅケにしてあり、味もついている。
俺が食べたいくらいだ。
「なるほどなあ。ヅケは保存方法として発達したと聞いたことがある。これも職人の技と気配りだな」
このウマそうなマグロをレオは大喜びでがっついていた。
それにしても助っ人とは、いったい誰が来るのだろうか。
「はい。正確に言えば調査ですが、高い確率で交戦が予想されるでしょう」
夕方、俺はエルフ社長に呼び出され、公社から少し離れた居酒屋で会っていた。
大衆酒場のカウンターだが客筋がよく、落ち着いた雰囲気がある。
「まあまあ、先ずは1杯」
「ははあ、これは恐縮です」
エルフ社長は俺のグラスにビールを注ぐ。
生ビールもウマいが、こうした瓶ビールにも雰囲気があっていい。
小ぶりなグラスを一気に傾けると、苦味のある清涼感が喉を潤した。
ビールはいつ飲んでもウマいが、はじめの1杯は格別だ。
「おおっ、さすがの勢いですなあ。もう1杯」
「いえいえ、次は私が」
俺が手元の瓶からエルフ社長のグラスを満たすと、実にウマそうに喉を鳴らしグラスを空けた。
なんと言うか、本当に酒が好きなのだろう。
「ここはね、気の利いたものが出てきますし、なんでもウマいですよ。色々頼んで直箸(自分の箸で直接皿から取ること)でいきましょう」
「ありがとうございます。私は無骨者ですので、そうしていただけると助かります」
要は礼儀作法は抜きにしようと言ってくれたのだ。
俺は社長の心づかいに感謝した。
「では私は焼き白アスパラとマグロの生姜煮をいただきます。ホモグラフトさんはどうです?」
「そうですねえ。お通しがアサリのぬたですから若竹煮と……おっ、天ぷらお任せかぁ。コイツはグッときますねえ。コイツは2皿ください」
俺たちの注文を聞き、カウンターの向こうで板さんが「アイヨ」と野太い声で応えた。
いかにも仕事ができそうないなせな青年だ。
「うーん、ナイスチョイスですな。ああいや、それでですねえ。忘れる前にお伝えしたいのですが、そのダンジョンは――」
エルフ社長が言うには、連絡が取れなくなったダンジョンがあり、調査を依頼したいらしい。
本来ならば転移で行けるはずだが、アクセスできないためにダンジョンを進んでマスタールームを目指す任務だ。
(うーん、断ろうにも……もうビール飲んじゃったしな)
これじゃ報酬の先もらいだ。
俺は苦笑いをし「お受けしますが、1つだけ」と指を立てた。
「私は斥候職ではありませんし、調査に向きません。どなたか手配を願います」
「なるほどなるほど。では助っ人を派遣しましょう」
エルフ社長は嬉しそうに目を細める。
なにか心当たりがあるようだ。
「はい、若竹煮とマグロ生姜おまちどお」
そこにタイミングよく料理が届いた。
さっそく2人で箸をつける。
「むっ、マグロの生姜煮は硬いものかと思いきや、ホロリときますね」
「ワカメとタケノコで若竹煮。こちらも実に食べやすい。これは隠し包丁が入ってますなあ。木の芽も香りが良い」
なんというか、エルフ社長の感想はグルメ漫画のようだ。
板さんは「おそれいります」と小さく頭を下げた。
「こんな居酒屋でもね、分かる人に自分の仕事を見てもらえるのは嬉しいことですよ。はい白アスパラと天ぷら」
「おっ、これは良いですねえ。米酒に切り替えましょう。冷でお願いします」
板さんの言葉はよく分かる。
誰だって自分の仕事を褒められれば嬉しい。
ましてや工夫を見て取ったエルフ社長の言葉はなおさらだ。
「やっ、この天ぷらはアユですね。アユの天ぷらは初めてです」
「へい、お恥ずかしいですが今日の鮎は塩焼きにするには頼りねえやつでして。頭を落として揚げてやりました」
板さんは謙遜するが、一口ふくむとこれがスゴい。
夏の香りとでも言うのだろうか、アユの風味と軽い口当たりが見事である。
「ホワイトアスパラもいけますねえ。さ、杯が空いてますぞ」
「あ、これは恐縮です」
エルフ社長に米酒をそそいでもらい、ご返盃をする。
最近の若いのは面倒くさがるが、手酌は出世ができないと言う。
俺は信心深いタイプではないが、縁起の悪いことはなるべくしたくない。
戦場で生死を分けるのは運だ。
武人とは、迷信と知りつつも運気が下がると言われることは避けるものなのである。
ホワイトアスパラにチョイと塩をつけ、ガブリといただく。
シャクシャクとした食感とみずみずしさが口の中に広がる。
焼いただけでこのウマさ……このアスパラ、ただ者ではない。
「塩気で酒がつい進みますなあ」
「お通しのぬたも実に酒と相性がいい。これはスゴいお店だ。よいお店を教えていただきました」
エルフ社長も「それは良かった」と嬉しそうにしている。
贔屓の店が褒められるのが嬉しいようだ。
「ここの板さん若いのに大した腕でしょう? 名店半月亭でみっちりやってきた人ですから」
「ほう、どうりで立派な仕事をなさる」
半月亭とやらは知らないが、エルフ社長が名店というのだからスゴいのは分かる。
わざわざ『知らない』などと水をさすことはない。
「誠にすいませんが、お刺身のいいところをチョイと持ち帰れませんか? 実は――」
俺は社長と板さんに留守番しているレオのことを伝えた。
「ほお、ガティートとは珍しいですな。なるほどたしかに飲食店に誘いづらいのは分かります。何か向いたのはありますか」
「はい、それなら生より火を通しますか? 季節がらチョイと不安ですし」
たしかに最近は暑くなってきた。
生ものを持ち歩いて何かあっては店にも迷惑をかけてしまう。
俺は「お任せします」と注文した。
丸投げではあるが、プロの仕事に口を出す度胸はない。
「見事な職人でしょう? 彼の『仕事』は『作業』ではありません。職人の技と気配りがある」
「仕事と作業ですか、なるほど。言い得て妙ですね」
ダンジョンマスターにも職人の技はあるのだろう。
俺も調査で知らないダンジョンに入るのだ。
少しでも技を盗んで帰りたいものである。
「こちらにもなにか……そうですねえ、お隣さんのいい匂いのやつ、焼き鳥ください。盛り合わせで」
「アイヨ、串盛り」
エルフ社長はその串盛りをはじめ、ちょいちょいと追加をしてシメの焼きおにぎりの茶漬けまで平らげていた。
本当に健啖家である。
余談だが、帰り際に箸袋をもらおうとしたら板さんに「ショップカードがあります」と言われてしまった。
ちょいと恥ずかしい思いをしたが、酒も料理も実にウマかった。
飲み食い処マルタン――マルタンとは板さんの名字なのだろうか。
「ではまた近いうちに連絡します。助っ人を見たら驚くかもしれませんよ」
「すいません、おみやげ代まで……ごちそうになります」
さすがにレオのおみやげ代は自分で支払うと言ったのだが「いやいや私が」と押し切られてしまった。
これは調査とやらも気合を入れて挑まねばなるまい。
エルフ社長は「また飲みましょう」としっかりとした足取りで帰っていった。
かなり飲んだはずなのにさすがの酒豪だ。
ダンジョンに戻ると、レオがモニターの前で丸まっていた。
寝てるような顔つきだが、これでちゃんと見ているのである。
「レオ、おみやげがあるぞ。皿に出そう」
見れば、霜降りにしたマグロの切り身だ。
軽くヅケにしてあり、味もついている。
俺が食べたいくらいだ。
「なるほどなあ。ヅケは保存方法として発達したと聞いたことがある。これも職人の技と気配りだな」
このウマそうなマグロをレオは大喜びでがっついていた。
それにしても助っ人とは、いったい誰が来るのだろうか。
0
お気に入りに追加
167
あなたにおすすめの小説
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
猟犬クリフ
小倉ひろあき
ファンタジー
幼いころに両親を亡くした少年は成長し、凄腕の賞金稼ぎ「猟犬クリフ」として様々な事件や賞金首と対峙することになる。
後の世に「最も有名な冒険者」と呼ばれ、歌劇や詩曲に謳われた男の生涯。
転生先が同類ばっかりです!
羽田ソラ
ファンタジー
水元統吾、”元”日本人。
35歳で日本における生涯を閉じた彼を待っていたのは、テンプレ通りの異世界転生。
彼は生産のエキスパートになることを希望し、順風満帆の異世界ライフを送るべく旅立ったのだった。
……でも世の中そううまくはいかない。
この世界、問題がとんでもなく深刻です。
強すぎ令嬢、無一文からの成り上がり ~ 婚約破棄から始まる楽しい生活 ~
絢乃
ファンタジー
弱小貴族の令嬢シャロンは男爵令息ブルーノと政略結婚する予定にあったが、結婚式を控えたある夜、ブルーノと伯爵令嬢がキスしているところを目撃する。シャロンは気にしていなかったが、ブルーノと伯爵令嬢は口封じのためにシャロンが不貞行為を働いていたとでっちあげる。
こうして無一文の状態で国外追放となったシャロンは、隣国の小さな町に辿り着くと生きていくために行動を開始。着ているドレスを売って安い布きれの服に着替え、余ったお金でナイフを買い、持ち前のサバイバル能力で身銭を稼ごうとする。しかし狩りの最中に巷で有名な山賊兄弟の弟イアンと遭遇してしまう。何の問題もなくイアンを返り討ちにしたシャロンは、イノシシを狩るなどして生活基盤を築く。
そして商売を始めるのだが――。
これは、天真爛漫の強すぎ令嬢シャロンが逆境に負けず楽しく成り上がる物語。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる