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そのよる

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「は、ああ、いッ、あ」
「ん、乳首、好きなんですね」
「んあ、や、そんなとこ、吸われ、たことねえ‥のに、」
「ああ、だからこんなにかわいいピンクなんだ」
「ああ!か、むなぁ、ひ、ひん、」
んちゅ、むちゅ。
「ふふ、感じてるんだ」
「おい、あんまいじめんなよ」
「わかってるって‥でも、かぁわいいなあ」
「んあ、あ、ひ」
「ん~後ろもピンクでかわいいな。少しほぐれてきたかな?」
「お前の慣らし方えぐいんだよ、さっきからずっとぐちゅぐちゅさせてんじゃねえか」
「‥だってさあ、ようやくおれたちのものにできるんだぜ、嬉しくなんだろ」
「まあ、それはわかる。ああ、ちんこもこんなにかわいいなんて、伊織さんは罪な男だなあ」
「ひい!もぉ、やめ、てぇ、もぅ、でないぃいい」
「泣かないで先輩、ほらキスしてやるから」
「んんん、んむぅぅぅ」
「あ、アナルがひくってなった」
「・・・んあ、マジか、おれのキスで感じたんだ?先輩すきだよぉ~」
「くそ、頼一、一回替われ、おれも伊織先輩にキスしたい」
「え~いいの?先輩のアナルは絶対おれが慣らすって秋央すげえ意気込んでたのに」
「一瞬だ一瞬、‥ほら、先輩、こっち向けよ、‥顔真っ赤にしちゃってかわいいな~あ~ちんこいてえ」
「あ、む、んんん、」

どういうこと?
なんで、俺は後輩に二人がかりで身体いじられてイカされまくってんの・・?
そう、考えるけど全然そこから思考が発展しない。考えようとしてもすぐに、二人が俺の身体のイイところばかりを責めてきて、きもちよくなって、ひんひん喘ぎ声なんか出ちゃって、考えられなくなる。
ちんこ擦られ過ぎて痛い。乳首もいじられ過ぎて真っ赤に腫れ上がり、ちょっと刺激されただけでからだはびくびく跳ねる。
下半身の奥がずっときゅうきゅうしてる。
アナルもずっとぐちょぐちょほぐされて、イイところ探られてもうすっかりイケナイ扉はフルオープンだ。
なんで、こうなった。

俺は社会人二年目で働くサラリーマンだ。今年は自分の部署に後輩が二人入ってきて、お~先輩になるのか、こりゃあ気を引き締めて仕事しなきゃな、なんて思ってた。
後輩は、丹沢頼一と御饌田秋央という男二人だったが、二人そろってなかなかの美形だった。
頼一はすらっと背が高く、しなやかな筋肉ののった細マッチョな感じで、顔立ちはシュッとした美形。細めの眉に切れ長の目で薄い唇をしている。
秋央は頼一よりも背は低いがそれでも180㎝近くあり、頼一よりもやや体つきががっしりしていて男らしい。眉も少し太目で黒目がちの大きな目に少し太い鼻筋、厚めの唇という均整の取れた顔立ちだった。
お前の部署の顔面偏差値どうなってんだ、お前が下げてるけどと言いやがった同期はいつかシメようと思っている。
しかも二人とも人当たりがよく、言われたことはきちんとこなし、わからないことは恥ずかしがらずに聞く、という素直さで、部署のみんなから可愛がられていた。
二人は幼馴染であることからルームシェアをして暮らしていると聞いていたが、半年ほど過ぎて最近二人そろって雰囲気が暗いことが増えた、ため息をついたり、ぼうっとしていたりするのだ。
部署の人たちも心配してみていたのだが、理由もわからないし、何と話しかけていいかもわからないしで皆ただただその様子を見ているしかなかった。
とうとう業を煮やした課長が俺を呼びつけ、「お前が一番近い先輩なんだから、ちょっと聞き出して来い。軍資金やるから」と二万円を押しつけてきた。‥忘年会用の会費ではないのだろうかこれ‥まあ、もらっとくけど。
そうして俺は緊張しつつ、二人を飲み会に誘った。
二人は意外に喜んでついてきた。「課長からお金ももらってるしさ~」なんてへらへらしながらビールを頼み、いい感じに飲んできたところで、思い切って本日の課題を切り出してみた。
「・・あのさ、最近、お前たちなんか暗いけど、どしたの?‥喧嘩とかじゃないよね?」
二人ははっとした顔をして、お互いを見合っている。やっぱり心当たりはあるのかなあ。
「‥‥先輩、心配してくれたんですか?」
頼一が低い声で聞いてきたので、俺は答えた。
「そりゃあ心配するよ。今まで結構お前たちがんばってたじゃん。俺だけじゃなくて、部署みんなで心配してたよ?」
すると横から秋央が入ってきた。
「‥‥先輩は、そんなに心配してくれなかったってことですか?」
なんだなんだ、絡んでる?
「何絡んでんだよ、俺だって心配してるよ!一番年も近いんだし」
そう言ってビールを飲んだおれの事を、二人でじっと見つめて、そのあとまた二人はお互いの顔をじっと見ていた。何だよ、幼馴染アイコンタクトなのか?
「‥‥先輩、本当に俺たちの事心配してくれてるんですか?」
「しっつこいな、そう言ってるだろ」
「じゃあ、俺たちの家に来て話を聞いてくれますか?」
頼一が酒のせいか、やけに熱っぽい目で俺を見てくる。いや待て待て、イケメンのその顔は反則だなあ。破壊力がすごい。
「まあ、いいけど、あんまり俺の家から遠くないならな」
「金曜ですし、俺たちの家に泊まっていってくださいよ先輩。ゆっくり話したいんで」
秋央もそう言って勧めてくるので、じゃあ、とお邪魔することにした。
したのだが。
彼らの家についてからも結構飲んだ。俺はあんまり酒が強くないし、あいつらもそれを知ってるはずなのにやたらと勧めてくる。
「この酒美味いんです」
「飲んでみてください」
と言ってどんどんグラスを満たすから、結構飲んで酔っ払ってしまった。頭がほわほわし出したころに、頼一がずいっと顔を近づけてきた。
「先輩、危機管理薄いから心配です」
そう言って俺のの顔に手を当てて軽く引き寄せ、ちゅっとキスをした。
キスをした。
‥‥は?
「えっ、お前何し」
「ずりーぞ頼一!勝手に進めるなよ!」
なぜか俺より先に秋央が怒り出したので、俺は出ばなをくじかれてしまった。え、俺が怒るとこ、だよな?
「え、ちょと、まって、なんであきおがおこってんだよ」
「うわ、先輩なんか舌ったらずになっててかわい」
そう言って今度は秋央が隣にやってきて俺の肩を抱き、キスをしてきた。それからぐっと舌を挿し込んできた!酒を呑んですっかり熱くなっている俺の咥内を秋央の舌がぞろぞろとなぞる。上あごを舌先でべろりとなぞられ、思わず身体がびくんと跳ねた。
「ん、んんッ」
舌を引き抜いてぷは、と息をした秋央がぐいって唇をぬぐった。
「先輩のナカ、きもちいいね」
もう俺の頭の処理能力はパンクして、何が起こったかわからなくなってきている。いや、起こったことはわかってる。後輩二人にキスされた。一人にはベロチューされた!
「な、な、な、」
あわあわして、言葉もうまく出てこない俺を目の前にして、二人はにやっと笑った。
「かわい、せんぱい」
秋央がそう言ってもう一度深いキスをしてきた。さっきよりも激しい、俺の舌に舌を絡めてじゅうっと吸い上げてくる。そして喉奥に続く口蓋をそわそわとなぞる。息苦しくて、きもちよくて、頭は熱くてふわふわする。
野郎ときす、してるのに。
ちゅぱ、と俺の唇から秋央が離れると、すぐ横に頼一が寄ってきていた。
「秋央」
と呼びかけ、二人がキスをする‥‥キスをしている!
目の前で繰り広げられているそのキスは、なんか、すごくすごくエロい。
秋央は頼一の首に腕を回し、頼一は秋央の顔を両手で挟んで離さない、という感じで唇を合わせている。「んん、んっ」という声にもならない声が時折洩れ、二人のの口元から、ぬちゅ、くちゅ、という濡れた音が聞こえる。合わさった唇の隙間お互いの舌が絡み合っているのが覗いてそれがぬらぬらと濡れ光っていて、もう、すっげえエロかった。
「んふ、」
と言って二人はキスをやめ、こちらを見た。口元が濡れていて、やっぱりエロい。
「先輩、俺たちつき合ってるんです」
「だから一緒に住んでて」
そう言いながら頼一が秋央のシャツの舌から手を入れた。秋央は「あッ」と短く息を吐いた。秋央の首筋をれろりと舐めながらシャツの下で頼一のゆびが蠢いている。その動きに秋央が「あ、あ」と喘いでいて、艶めかしい。
‥‥ちんこ勃った。
「こうやって、愛し合ってて」
頼一はぺろっと秋央のシャツを首までまくり上げ、その乳首に唇を寄せて軽く噛んだ。「ひ、」と秋央が喘ぐ。筋肉質で結構がっしりした体型なのに、頼一の腕の中にいる秋央はなんかかわいかった。
「二人でずっと生きてく、と思ってた」
「あ、んん、でも、先輩に、出会っ、てッ、んんっ」
乳首を頼一に舐られながら秋央が話す。‥話してる場合‥?
「せんぱい、のこと、すきになってぇぇ、ああんっ」
頼一は乳首を乳輪ごと咥えてじゅううっと激しく吸った。秋央は上を向いてはあはあと息をしている。
「‥浮気か、って悩んでて」
「でもそれは秋央だけじゃなかったんだ』
頼一は秋央の乳首から顔を離して言った。
「おれも先輩のこと好きになってた」
「‥‥‥へあ?」
まあ、かなり間抜けな返事だったと思う。
同性の後輩に、二人同時に好きだと告白されてなんて言ったらいいですか‥?酒が回って何も論理的に考えられない。
「じゃあ、二人で先輩を愛して、お互いも愛すればいいんじゃないかって結論になって」
そう言いながら秋央から離れた頼一が膝立ちでずいずい俺に近寄ってきた。いかん、これは、逃げるところだ、いや今脚は立たねえ、せめて拒否、の言葉を、
頼一はズボンの上から俺の勃起ちんこをぐっと握った。なんでまだお勃ちになってるんだよ俺の分身よ。
急に来た快感に「ええああっ」と思わず喘いだ。頼一はふふ、と含み笑いをして秋央に言った。
「んじゃま、俺は上半分で秋央は下半分から始めるか」


で、
今に至る。
俺の意思なんてもうどっかに飛んでいった。
きもちいい、きもちいいだけしか頭に入ってこない。整った二人の顔がかわるがわる俺の目の前に来て破壊力を発揮する。
‥かわいい女の子にだけ、勃つと思ってたのに。
二人の顔を反則だ。きれいで、かっこよくて、エロい。
そんな二人にさんざんいじくられておれの身体はもうおかしくなってる。
頼一が俺のアナルからぐぽりとゆびを抜いた。
「ん、じゃあ先輩の処女は、俺がもらうね」
そう言って横になっている俺の膝の裏に手を当てて掴み、ぐいと上に押し上げた。ああ、ちんこもアナルも丸見えだよこれ‥
「すき、せんぱい」
そう言って横から秋央がまた舌を挿し込んでくる。舌の動きからくる快感に酔っていると、頼一がずぶりと熱い肉棒をおれのアナルに挿れてきた。
ぐいぐい開かれる違和感がすごい。あれだけいじられていたから、そこまで痛みはないけど、何とも言えない感覚が全身を走る。頼一はゆっくり挿入していて、俺のナカを大きい頼一のちんこが擦っていく。秋央から与えられる咥内の快感と、頼一が与えてくるじわじわとした快感にもう、莫迦になりそうだった。
その時、
「んあああッ!」
頼一のちんこが、多分俺の前立腺を擦った。あまりの気持ちよさに思わず少し秋央の舌を噛んでしまった。秋央は「んッ」と声をあげたが、怯むことなく俺の舌を吸い続けている。

だめだ、もうだめだ。
こんな快感、与えられて、もう俺、まともなセックスなんてできない。
ゆっくり挿入ってきていた頼一のちんこが、全部俺のナカに収まったようだった。もう、みっちみちのぎっちぎちだ。そんなちんこを頼一は挿れたまま、ゆっくりと腰を揺すり始めた。
「あ、あ、ああ、いいッ、いっ、ひッ」
俺はもう壊れた機械みたいにだらしない喘ぎ声を上げ続けた。
きもちいいきもちい、もっと、もっとして、
それしか頭になかった。多分、声でも言ってたと思う。なんでかって言うと秋央が「はは、エロくなって‥」と言いながら乳首に吸い付いてきたから。
「ひあああ!りょ、ほうは、ああ、ああ、だめぇ」
「だめじゃないでしょ?きもちいいでしょ?」
頼一がそんなことを言いながら、だんだん激しく俺のナカにぐちゅぐちゅ抜き挿しし始めた。ぱん、ぱんという肉が当たる音がする。身体が揺さぶられているのを感じながらも、もうどこにも力が入らない。
「あああ、いい、いくぅ、いくよぉ、ああ、ああ、いいい」
「あは、もう、トンじゃってるじゃん」
そう言って秋央は俺の乳首をつまんで強く引っ張った。痛みとともに快楽ものぼってきて、また俺は「ひいい」と嬌声をあげた。
「ん、一回出すか、な」
と頼一が言って、激しく腰を振りたくり始めた。もう頭までぐらぐらして、何が起こっているのかわからない。前立腺だけじゃなくて腸が擦られていることにも俺は快感を覚え始め、文字通りひいひいよがった。
頼一の腰が止まり、ナカにじわあと何かが広がるのを感じた。頼一が精を吐き出したんだ。
「ごめんね、ナマで出しちゃった‥後で出してあげるからね」
そう言って頼一はずるるっとちんこを抜いて、その過程もきもちよくておれはまた「あんっ」と声を出した。
「じゃあ、二人で愛してあげるな、先輩」
今度は秋央がそう言って、俺の身体を起こした。秋央は俺の身体を頼一に預けて自分は横たわった。
「秋央、もうだいじょぶ?」
「ん、先輩が喘いでるときずっといじってたから‥」
と、よくわからない会話をしている。
俺はまだ抜けきらない快感にぼーっとして、頼一に抱かれるままになっていた。俺のちんこはまたゆるく勃っている。頼一はそのちんこに手を添えてゆっくりしごき始めた。
「あああ、むり、むりだから・・」
「いっぱい、悦くなろうね、先輩」
頼一は横たわっている秋央の上に俺の身体をのせた。秋央は自分で膝裏を持ち上げ、デカいちんこと尻穴が丸見えの恰好をしている。秋央のアナルはいつの間にかほぐされていたらしく、ひくひくとその孔を見せていた。フチがピンク色で艶めかしい。
「せんぱい。いれて・・」
秋央はそう言って俺のちんこをアナルへ導いた。ぐでんぐでんの俺の身体を頼一がサポートして挿入させる。
俺のちんこがぐぷっと秋央のナカに挿入っていく。その締め付けがたまらない刺激を与え、ちんこはすぐガチガチになった。
「うああ、あ。いいッ」
「あッ、いい、せんぱいの、ちんこ、おれにはいってるぅ」
秋央が俺の首に手を回して喘ぐ。なんだこれ、アナルってこんなに気持ちいいのか?それとも秋央の孔の具合がいいだけなのか?
ちんこを包み込む媚肉の気持ちよさに、ぐでんぐでんだったはずの俺は思わずゆっくり腰を振り始めた。うおお、しまって、きもちいい‥‥
「あ、あんッ、せ、んぱい、もっと、もっと奥ぅ、こすってぇぇ」
俺の首を抱きしめて、ごつい身体に見合わない甘い声で秋央がねだってくる。秋央の胸の肉が柔らかくて気持ちいい。目の前に乳首が見えたので、ぺろっと舐めると秋央はまた喉を反らして喘いだ。俺はもう夢中になって腰を振りながら秋央の乳首を舐めしゃぶった。「あん、ひん、いいっ、いいよぉぉっ」と秋央はずっとよがっている。
あ、俺、も,、イキそ‥と思ったとき、後ろから頼一が囁いた。
「油断、しないで先輩」
そう言って俺のまだぐずぐずなアナルに頼一の復活したばきばきちんこがじゅぶん!と突き挿れられた!
「んあああああ!」

もう、わからない、ああ、きもちいい、ケツも、ちんこも、最高にいい、ああ、とける、とけちゃうぅぅ

後ろからは頼一にアナルを犯され、ばちゅっばちゅっと激しく奥を突かれ、下では俺のちんこをアナルで受け入れている秋央がきゅうきゅうに締めてきてしごき上げてくる。

もう、だめだ、ああ、きもちいい、やめたくない、ずっとずっとちんこいれてたい、ずっとずっとケツ犯されてたい、きもちいすぎ、てわかんねえ

信じられない快楽の波の中で、俺はふっと意識を飛ばした。




次に目を覚ました時、大きなベッドで俺は寝ていた。
身体のあちこちが痛いし、酒の飲みすぎで頭も痛い。身体を起こそうとすると腰の奥がずん、と痛んで思わず声をあげようとしたが、声はカッスカスで全然出てこない。
横に寝ていたらしい頼一が、俺の気配で起きたらしく「どうしたの?先輩」と聞いてきて俺を抱きしめた。
どうしたのじゃねえだろお前。いやお前たち。
これ、強姦ですよね。
「な”に”じでぐれ”でん”だよ”・・」
ガラガラのカッスカスな俺の声を聞いて、頼一はくすくす笑いながら水を持ってきてくれた。全裸で立っているその姿がかっこいい‥見せるに堪える身体だなあ。
もらった水をごくごく飲んでいると、これまた横にいたらしい秋央も起きてきた。
「先輩、気持ちよかった」
そう言って俺の胸に頭をこすりつけてくる。
「よかったでしょ?もう先輩、俺たち意外とセックスなんてできないよ」
頼一はそう言ってにやりと笑った。
‥‥うん。そうだろな。
そう考えている俺の顔を秋央が両手で挟み込み、ちゅっとキスをした。
「先輩、いつ引っ越してくる?ああ、でも部屋が足りないから、また新しい部屋探さなきゃかなあ。な、頼一」
「うん、そうだなあ。先輩、俺たち自分の部屋のほかにヤリ部屋作ってんだよね。それでこのマンション3LDKなんだけど。4LDKの部屋探さなきゃだね。‥‥先輩も、俺たちと一緒に住むよね?」
そう言って二人のイケメンが俺の顔をじっと見つめた。

「‥‥うん」

二人は満面の笑みを浮かべた。秋央がぎゅっと抱きついてきて、その横に頼一が座って俺たち二人をまとめて抱きしめる。
「そう言ってくれると思ってました」
「三人での生活、楽しみだな!」
‥‥なんか、ハメられた気がする。
身体から堕とされた気がする。いや、気がするじゃなくて確定だな。
喉や前身の痛みに顔をゆがめつつ、はあ、とため息をついていると
「何ため息なんてついて」
「足りなかった?」
とにじにじ二人が顔を寄せてきた。
「まあまだ土曜の明け方だし」
「これからたっぷり時間はあるし」
「俺はまだ先輩に挿れてないし」
「俺はまだ先輩に挿れてもらってないし」
二人はかわるがわるにそんなことを言って、二ッと笑った。

「あいしあおうね」
つんだ、おれ。

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