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10 ハルタカの願い
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ハルタカは、どこから話したものか、と思案顔で少し考えこんでいたが、しばらくしてまた話し始めた。
「この世のヒトは、みな何らかの力を持っている。主に五つの力だ。シンリキを持つものは金髪金目、レイリキを持つものは白髪黄色目、マリキを持つものは黒髪黒目、キリキを持つものは青髪青目、そしてヨーリキを持つものは赤髪赤目だ」
「だから私がヨーリキを持っているってことかあ‥」
マヒロは自分の髪を持ち上げて観察した。未だに現実味を感じさせない髪色に慣れない。
「私の目も赤くなってる?」
そう尋ねるとハルタカは首を振った。
「いや、目は変わらない。黒いままだ」
「そうなんだ」
よかったのか悪かったのかわからない。何とも言えない顔を少しうつむくマヒロに、ハルタカは声をかける。
「だからカベワタリだとすぐに知れてしまう。そういう色の組み合わせは珍しいからな。‥少々厄介だな」
「カベワタリってバレるとまずいんですか?」
いきなりの怪しい情報に驚いてハルタカに問う。ハルタカはまた少し眉根を寄せた。考え込むときの癖なのかもしれない。
「カベワタリには特別な力があると信じているものも多いからな。‥まあ、一般に市民はカベワタリそのもののことを知らない場合が多い。ただ、赤髪黒目、という組み合わせのものはあまりいない。ムリキシャでも多分いないな」
また新しい言葉だ。根気よく色々聞くしかないと腹を括って尋ねてみる。
「ムリキシャって?」
「先ほど言ったゴリキを持たないものだ。子果樹を生み出し、子果を授けられるものを言う。ただ人数は驚くほど少ない。髪色や目の色は他のリキシャと違うが、ほとんどの場合髪と目は同じ色だ」
「そう言えば、ハルタカさんは銀髪で金色の目ですね」
「これは龍人に固有の配色だ」
そう言われ、種族?みたいなのが見た目ですっかりわかってしまう世界なのだと納得した。‥だとしたら自分は随分、生きづらいのではないか。どこかで働けたらと思っていたが、見た目で弾かれるのであればそれも難しいのかもしれない。
どこかで一人自給自足‥?無理だ、何の知識も道具も持たない自分が異世界で一人で暮らしていけるとは思えない。
「‥私、この世界の人の中で生きていけます‥?」
そう尋ねると、ハルタカは黙り込んでしまった。そんなハルタカを見ていると、じりじりと不安が増大していく。
帰れない上にここで人に混じって生活するのも無理だったら‥どうすればいいんだろ‥
ハルタカは、ふと顔を上げてマヒロを見た。
「カベワタリは出現した国によって保護されるのが一般的だ。が、お前が異生物に襲われていた場所は特にどこの領土という訳ではない荒れた土地だから難しいな」
そう告げるハルタカの顔を見て、また落ち込む。
勝手にこちらに連れてこられたわりに身を落ち着ける場所もないって不親切過ぎんか‥?この場所にはずっといられないようだし、今後どうしたらいいんだろう‥。
「敢えて言うなら一番近いのはカルカロア王国だな。まあ、今のところ落ち着いている国ではある。行くとしたらそこがいいかもしれない」
「そう、ですか‥」
そこまでどうやって行けばいいんだろうか。‥‥ハルタカに頼んでみてもいいのだろうか。
「あの‥そこまでハルタカさんに連れて行ってもらう、ことって可能ですか‥?」
ハルタカははっとした顔をしてマヒロを見た。思いもよらないことを言われた、といった表情だ。あまりにも図々しかっただろうか。じゃあせめて地図だけでも貰えれば…無理か。地図の見方が全然違ったらアウトだ。
ハルタカが口を開いた。
「‥‥マヒロは、早くここから出て行きたいのか」
「えっ、だって早く出て行ってほしいって昨日言ってませんでした?」
驚いてマヒロが昨日言われたことをそのまま返すと、ハルタカは嫌そうに返事をした。
「‥‥言ったな」
「ですよね?だからお尋ねしてるんですけど」
ハルタカは不機嫌そうな顔のまま、何やら考え事をしているようだ。しばらく経ってからようやくハルタカが口を開いた。
「可能かという意味ではできる」
「そうですか、じゃあ」
「マヒロ」
ハルタカはマヒロの斜め前の椅子に腰掛けた。そしてじっとこちらの顔を見つめてくる。‥正面からこんな美しい顔に凝視されるとどうしていいのかわからなくなってしまう。内心あたふたしながらも、目をそらすのは失礼かと思いマヒロは必死にハルタカを見た。
「はい、何ですか」
「‥‥しばらく、ここにいてほしい」
「‥‥なぜですか?」
「もう少しお前と話がしたい」
そう言いながらじっとこちらを見つめてくるハルタカに、少しどぎまぎしながらマヒロは考えた。
そもそも人があまりここにいちゃいけないとか言ってなかった…?でもハルタカさんは一人で暮らしてるって言ってたし、寂しい?いや、これはあれだな。珍しい動物をもう少し観察しておきたいってやつだな。
‥けどパンダ的興味によるセックスは勘弁してほしい!
「あの、性交、したいとかじゃないですよね‥?」
ハルタカは眉一つ動かさず冷静に答えた。
「私はしてみたいと思うが、マヒロが望まないことはしない」
「そっすか‥」
だめだ。龍人の常識はわからん。
とりあえず他に頼れる人もいないし、少しここでお邪魔させてもらってからこの世界に慣れていけばいいかな。
「じゃあ、少しこちらでお世話になります。‥ていうか、私の方がお願いしなきゃですよね、お世話になる方なんだし。すみません」
「いや、これは‥私の我儘だ。‥‥本来、ヒトはヒトの間で暮らす方がいいに決まっている。その理を曲げても、私はもう少しマヒロと一緒にいたいと思って頼んだのだから。ありがとう」
そう言ってハルタカはふっと笑顔を見せた。心の中からにじみ出たような笑顔は、ハルタカの美貌をより美しく見せた。
「うわ」
「?どうした、気分でも悪くなったか?」
「‥‥イエダイジョブデス」
美人は三日で飽きるというから明日か明後日になれば、この超絶美形の男にも‥慣れる?慣れるのか私!
マヒロは眩しいハルタカの顔面から微妙に視線をずらしつつ自問自答した。
「この世のヒトは、みな何らかの力を持っている。主に五つの力だ。シンリキを持つものは金髪金目、レイリキを持つものは白髪黄色目、マリキを持つものは黒髪黒目、キリキを持つものは青髪青目、そしてヨーリキを持つものは赤髪赤目だ」
「だから私がヨーリキを持っているってことかあ‥」
マヒロは自分の髪を持ち上げて観察した。未だに現実味を感じさせない髪色に慣れない。
「私の目も赤くなってる?」
そう尋ねるとハルタカは首を振った。
「いや、目は変わらない。黒いままだ」
「そうなんだ」
よかったのか悪かったのかわからない。何とも言えない顔を少しうつむくマヒロに、ハルタカは声をかける。
「だからカベワタリだとすぐに知れてしまう。そういう色の組み合わせは珍しいからな。‥少々厄介だな」
「カベワタリってバレるとまずいんですか?」
いきなりの怪しい情報に驚いてハルタカに問う。ハルタカはまた少し眉根を寄せた。考え込むときの癖なのかもしれない。
「カベワタリには特別な力があると信じているものも多いからな。‥まあ、一般に市民はカベワタリそのもののことを知らない場合が多い。ただ、赤髪黒目、という組み合わせのものはあまりいない。ムリキシャでも多分いないな」
また新しい言葉だ。根気よく色々聞くしかないと腹を括って尋ねてみる。
「ムリキシャって?」
「先ほど言ったゴリキを持たないものだ。子果樹を生み出し、子果を授けられるものを言う。ただ人数は驚くほど少ない。髪色や目の色は他のリキシャと違うが、ほとんどの場合髪と目は同じ色だ」
「そう言えば、ハルタカさんは銀髪で金色の目ですね」
「これは龍人に固有の配色だ」
そう言われ、種族?みたいなのが見た目ですっかりわかってしまう世界なのだと納得した。‥だとしたら自分は随分、生きづらいのではないか。どこかで働けたらと思っていたが、見た目で弾かれるのであればそれも難しいのかもしれない。
どこかで一人自給自足‥?無理だ、何の知識も道具も持たない自分が異世界で一人で暮らしていけるとは思えない。
「‥私、この世界の人の中で生きていけます‥?」
そう尋ねると、ハルタカは黙り込んでしまった。そんなハルタカを見ていると、じりじりと不安が増大していく。
帰れない上にここで人に混じって生活するのも無理だったら‥どうすればいいんだろ‥
ハルタカは、ふと顔を上げてマヒロを見た。
「カベワタリは出現した国によって保護されるのが一般的だ。が、お前が異生物に襲われていた場所は特にどこの領土という訳ではない荒れた土地だから難しいな」
そう告げるハルタカの顔を見て、また落ち込む。
勝手にこちらに連れてこられたわりに身を落ち着ける場所もないって不親切過ぎんか‥?この場所にはずっといられないようだし、今後どうしたらいいんだろう‥。
「敢えて言うなら一番近いのはカルカロア王国だな。まあ、今のところ落ち着いている国ではある。行くとしたらそこがいいかもしれない」
「そう、ですか‥」
そこまでどうやって行けばいいんだろうか。‥‥ハルタカに頼んでみてもいいのだろうか。
「あの‥そこまでハルタカさんに連れて行ってもらう、ことって可能ですか‥?」
ハルタカははっとした顔をしてマヒロを見た。思いもよらないことを言われた、といった表情だ。あまりにも図々しかっただろうか。じゃあせめて地図だけでも貰えれば…無理か。地図の見方が全然違ったらアウトだ。
ハルタカが口を開いた。
「‥‥マヒロは、早くここから出て行きたいのか」
「えっ、だって早く出て行ってほしいって昨日言ってませんでした?」
驚いてマヒロが昨日言われたことをそのまま返すと、ハルタカは嫌そうに返事をした。
「‥‥言ったな」
「ですよね?だからお尋ねしてるんですけど」
ハルタカは不機嫌そうな顔のまま、何やら考え事をしているようだ。しばらく経ってからようやくハルタカが口を開いた。
「可能かという意味ではできる」
「そうですか、じゃあ」
「マヒロ」
ハルタカはマヒロの斜め前の椅子に腰掛けた。そしてじっとこちらの顔を見つめてくる。‥正面からこんな美しい顔に凝視されるとどうしていいのかわからなくなってしまう。内心あたふたしながらも、目をそらすのは失礼かと思いマヒロは必死にハルタカを見た。
「はい、何ですか」
「‥‥しばらく、ここにいてほしい」
「‥‥なぜですか?」
「もう少しお前と話がしたい」
そう言いながらじっとこちらを見つめてくるハルタカに、少しどぎまぎしながらマヒロは考えた。
そもそも人があまりここにいちゃいけないとか言ってなかった…?でもハルタカさんは一人で暮らしてるって言ってたし、寂しい?いや、これはあれだな。珍しい動物をもう少し観察しておきたいってやつだな。
‥けどパンダ的興味によるセックスは勘弁してほしい!
「あの、性交、したいとかじゃないですよね‥?」
ハルタカは眉一つ動かさず冷静に答えた。
「私はしてみたいと思うが、マヒロが望まないことはしない」
「そっすか‥」
だめだ。龍人の常識はわからん。
とりあえず他に頼れる人もいないし、少しここでお邪魔させてもらってからこの世界に慣れていけばいいかな。
「じゃあ、少しこちらでお世話になります。‥ていうか、私の方がお願いしなきゃですよね、お世話になる方なんだし。すみません」
「いや、これは‥私の我儘だ。‥‥本来、ヒトはヒトの間で暮らす方がいいに決まっている。その理を曲げても、私はもう少しマヒロと一緒にいたいと思って頼んだのだから。ありがとう」
そう言ってハルタカはふっと笑顔を見せた。心の中からにじみ出たような笑顔は、ハルタカの美貌をより美しく見せた。
「うわ」
「?どうした、気分でも悪くなったか?」
「‥‥イエダイジョブデス」
美人は三日で飽きるというから明日か明後日になれば、この超絶美形の男にも‥慣れる?慣れるのか私!
マヒロは眩しいハルタカの顔面から微妙に視線をずらしつつ自問自答した。
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