(R18)不良が生徒会副会長の犬になりました

たまき

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本編

お仕置き3

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顔の両側に安里の手が置かれた。逃げる気なんかサラサラないが、逃がすつもりはないらしい。

すぐ目の前に、端正な顔。

「……」

緊張する。何度見てもこの顔が好きだ。顎から頭のてっぺんまで好きだ。

「舌出せ」

安里の息が俺の顔にかかる。

言われるまま、舌を出した。すると安里の顔が近づいてきて、その舌を舐められた。

背筋を何かが駆け上がる。

「もっと出せ」

つつ、と安里の舌の先が俺の舌をなぞる。先をくすぐられて、後ろを撫でられて、歯でやわやわ甘噛みされる。

安里の目が閉じられて、なんか上手いものでも味わってるみたいに。

「…っは、」

ただそれだけのことなのに息が上がる。

安里に会うまで、キスなんてしたいと思ったこともなかった。されても特に何も思わなかった。それなのになんだこれ。

どうしたらいいのかわからないけど、わからないなりに俺も舌を動かしてみる。安里の舌に絡ませるみたいに。

そしたら、ガブッて口に噛み付かれる。

「…ッ」

歯が当たってる唇の端が痛い。

けど、中を動き回ってる舌がそこを舐めれば、いとも簡単に違う感覚に変わる。

「ん…ッ」

上顎を舐められて、むず痒いような、痺れるような、何故か下半身にクる刺激。今俺は裸だから、勃ったらすぐばれる。抵抗しようとして伸ばした腕は呆気なく捕まって顔の横に縫い付けられた。

こうなってしまえば俺にはどうすることも出来ない。

「…ッ」

「よし、勃ったな」

「ぅあ…ッ」

呆気なく勃ったそれを、ぐい、と膝で押し上げられて、思わず隙間から声が出た。

「ん…ッ、ん」

腰が勝手に動く。安里の足にめちゃくちゃに擦り付けたくてしょうがない。けど、ほんの少し残った理性がそれをなんとか堪えさせる。

「…は、イきたいか?」

「…っうぁッ、あッ」

ぐり、と膝が押し付けられる。痛いけど、気持ちいい。間近に安里の顔があるし、体は密着してるし、更に膝の刺激に足の力が抜ける。

押さえ付けられてた両手が解放されて、縋り付くみたいに安里のシャツにしがみついた。

「安里…っやべ、って…っ」

「まだイくなよ」

「イくなっつったって…ッ」

ただ刺激されてるだけじゃない、顔が近い、触れ合ってる。もう、安里の匂いまでもがつらい。

「安里、あ、安里…ッ」

「は、もうちょっと」

「…ッッ」

顎をやわやわ噛まれてモノを刺激されたら、もうイくなって言われてもムリなもんはムリだ。

「あ、俺、もう無理だ…ッ」

堪えようとしてももう溢れ出てる気がする。限界すぎて、感覚がふわふわしてくる。

「…ったく、しょうがねえな」

「ぅあ…ッ」

グイ、と首輪が引かれて起き上がらされて、今度はうつ伏せに布団に転がされる。

前のめりにはいつくばった俺の背後に安里が覆いかぶさってきて、後ろから伸びてきた手が俺のモノを掴む。

「…ッあ、安里…ッ」

「ほら、イけ」

搾り取るみたいに上下に動かされたら理性はあっという間に飛んで、頭の中は真っ白になった。

「…ッあ、アぁ……ッッ」

俺はシーツを力一杯握りしめて、とうとう安里の手ん中に射精してしまった。

「…はぁ…は、」

力が抜けてそのまま布団に倒れ込もうとしたのに、安里にガシッと腰を捕まれた。

「…な、なんだよ」

「いや、この調子だとおまえ来週には龍にヤられてそうだからな」

「え、おい、……ッ!?ちょ、安里…!!」

ありえない場所に、安里がなぜか俺の出したものを擦り付けた。

「あ、安里……?」

「黙ってろ」

「いやいやさすがに黙ってらんねぇって」

「怖いのはわかるから黙ってろ。…ほら、これ噛め」

「…ッむぐ」

口の中に床に転がってた包帯の残りを突っ込まれて口を塞がれて、もう抗議すらも出来ない。そしてそのまま、うつ伏せに布団に押し付けられる。

「優しくしてやるつもりはないからな、しっかり耐えろよ」

せめてそこは優しくするって言ってほしい。何をされるかわからないのと、優しくする気すらないらしいその宣言のせいで、ただただ怖い。

「力抜いてろ」

「…、ッ!?」

ずぶ、と多分安里の指が尻の穴に入ってくる。ぬるぬると俺の出した液体を塗りつけている。
わけもわからないままただ目眩がするくらいの異物感。

「…ぐ…ッ」

「海斗、力抜け」

抵抗したい。けど安里のもう片手は俺の背中を押さえつけていて、言われなくても動くなってのはわかる。

なんなんだ?何をされてるんだ?これが今日迎えに行かなくて、リングを外した罰なのか?

「………ッ」

早く終われ、早く終われと念じながらただただ耐える。何がどうなれば終わるのかわからないのがまたつらい。

しばらくそのまま耐えたら、急にズルッと指が引き抜かれた。終わったのかと思って力んでいた身体を布団に預けた途端。

「……!?」

あまりの衝撃に、視界が真っ白になった。さっきまでとは比べようも無いくらいの太いものが、入って来る。無理矢理押し開きながら、ゆっくりと。

「…ッおい、力入れすぎだアホ。食いちぎる気か」

 「ん゙ン゙……ッ、ッ」

「海斗、ちゃんと息しろ」

「…ッッ!」

ベシッ、と尻を叩かれた衝撃で、あまりの痛みと不快感に正気じゃなくなってたのが少し我に返った。詰まってた呼吸を、息継ぎみたいに必死で繰り返す。

そしたら宥めるように首の裏を舐められて、前で萎えきってぶら下がってたものも撫でられて、ゾクゾクする感覚に気を取られたら強張ってた体から少し力が抜けた。

「ンン゙……ッ!ン…ッ」

その隙に中のものがまた動いて、俺はようやく俺の体に何が起こっているのかわかった。信じたくはないが、肛門になにかでかいもの、たぶん安里のモノを突っ込まれて腹の中を荒らされてる。吐きそうなくらいに痛いし気持ち悪い感覚だ。

熱いのは、もしかしたら切れてるのか。ぐちゅぐちゅ響く水音が俺から出た血の音だと思ったら、何故か身体が熱くなる。

包帯を噛みちぎるくらいに顎に力を入れてたら、安里の指が歯をこじ開けて口に入ってきた。噛まないように、自然と顎の力も抜ける。

「…んうう…ッッぁあ゙…ッ」

黙って堪えたいのに、突然口の中から包帯が出ていって腰をグラグラ揺さぶられたら、情けない声が出てしまう。

「…ッあ゙ぁ…ッ痛ぇ…ッ」

「だから締めすぎなんだよ…ッ自分で前握ってろ」

「…ぅああ゙…ッあぁ…ッく、」

気を紛らわそうと、言われた通りに前に手を伸ばした。掴んで必死にゴシゴシ上下しても、後ろが痛すぎるのか全く勃たない。それでも言われた通りに必死で触っていたら、安里の手が後ろから伸びてきて俺のそれを掴んだ。

「しょうがねえな…どこだっけか…腹?」

安里がなにか言いながら、モノを浅いところまでまで抜いて、前を擦りはじめる。

「うぁ゙ッぁッ」

安里の手っていうだけで威力抜群だ。痛くてしょうがないのに、前を触られる感覚が気持ちいい。痛いと気持ちいいが混ざり合って、わけがわからなくなる。ついでに背中も舐められ、肩に噛み付かれたらもう全然ダメだった。
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