34 / 117
群青懐胎:ブルー編
オーガに嫁入り
しおりを挟む
「もう暫く一緒に風呂は入らないからな!絶対だ!」
色に狂ってバルドに精を乞い続けた翌日、青井は夕方まで足に力が入らなかった。
バルドは一日休暇を取り、足腰のたたない青井を甲斐甲斐しく介助している。
「そんなに喚くな!お前もよがってただろうが」
「うるさい強姦魔!!お、俺は……あんな……っ!!恥を知れ!」
散々抱かれ尽くした青年は昨夜の痴態を思い出し、シーツから頭を出すことができない。激痛に痛む腰に顔を顰めた。腰を見ると巨大な指の痕が残っている。しっかり掴んで離してくれなかった大鬼サイズの五指。
目も眩むような快楽が脳裏に蘇る。理性を手放したあとの甘ったるいやり取り、捕虜としての立場を見失った己の振る舞いに唇を噛み、青井は低く唸る。大鬼は人の気も知らずにシーツごと青井を抱き込もうと頭上から話しかけてきた。
「なあもういいだろ、機嫌直せって。折角休みとったんだ。顔が見てえな~!膝に乗ってくれよォ、抱っこしてもいいぞ」
「この色呆け!お、お前は……すぐ不埒なことをするから駄目だ!」
「チェ。堅物!!お互い終戦まで生き残れたんだ、時間の許す限りイチャつかなきゃ損だろ!?」
でかいオーガの手が薄いシーツごしに背中へ触れる。じわじわと高めの体温が背骨に伝ってきた。いやらしい撫で付け方ではなかったから、青井も少し警戒を解いた。……仇の体を拭き、下着を履かせ、毛布に包んで腕枕まで提供するこの大鬼は完全にこちらを恋人か何かだと認識しているらしい。昨夜のやり取りを一部思い出してしまい、青年は白い繭の内で溢れそうな羞恥の呻きを噛み殺す。
ベッドに横たわったまま蓑虫の如くシーツを被り、青井は己の身元引受人にぼそぼそと訴えた。
「……さすれ」
「アア?」
「背中より腰がいい……さすって」
「ハハ!無理させたもんなあ」
「……ほんとにうるさいな……。もっと優しくしろよ、あんたは何でも力任せすぎる」
「わかったわかった。おら、抱っこしてやろうな」
「子供扱いするな!俺はとっくに成人してるんだからな!」
スウェット姿のバルドはベッドに腰掛け、背を向けてぶすくれる青井の腰を引き寄せた。芋虫のように枕を抱いて不服を表していると、背中から広い手のひらの熱が撫でていく。
(くそ、温かい……。)
深く息を吐いて力が抜けるのを感じたのか、バルドの手が柔らかく腰を揉んできた。甘んじて受け、温かな体温と指圧を享受する。青井はゆるゆると頭を寝台に預け、己の腹へと視線を移した。天蓋の内側でも、灯りはシーツを通過して少し肉の戻ってきた青年の体を照らす。柔らかな光が散乱するぶんその紋はよく見えた。
———下腹が熱い。腹筋の下に張った魔界植物の根がその懐胎を主張している。
その意味に、ブルーは軽く身震いをした。
「……なぁ。……本当に……」
「ん?」バルドの鷹揚な返事に言葉が出てこなくなる。
シーツにくるまったままぼそぼそと呟くが、小さな問いかけは萎縮して、ついには消えてしまいかけた。
「……何でもな、」
「ガキのことか?」
バルドは察して低く嗤った。本当に悪びれる様子はない。
「ばっかだなあお前。腹庇ってんじゃねえよ、俺様のガキだぞ」
「…………は、」
「もう根が付いてる。保証していいぞ……紋の色が濃くなってんだろ?あんだけ準備整った胎でヤりまくったんだ。ガキの一人や二人、できて当然だろ」
「い、意味わかってるのか!?……俺は……くそ、とんでもないことを……っ!」
青井の頭がぐらぐらと揺れる。ヒトは妊娠すると情緒不安定になるらしい。バルドは慌てる青年を腕の囲いに連れ戻した。
「意味?お前と俺にガキができた。……自然なことだろ。家族が一人、増えるだけさ」
「簡単に言うな!俺は、俺なんか……そんなことしていい立場じゃないだろ!」
「———なんでだ?」
大鬼が覆い被さり、薄い布ごしに囁きかける。
「ヒーローだからか?捕虜だから?———お前、誰の担当だと思ってる。文句をつける奴なんざいやしねえよ。———お前が堕ろしたいってんなら別だが、それはおすすめできねえな。なんせ身体が出来上がってねえ。根は今のところ順調に母体へ養分を回してるが、外科手術でぶっこ抜いたら永遠に不調が続く身体になるぞ」
「あ、う……」
「ガキは嫌いかァ?」
悪魔は囁く。甘く優しげに、それは青年の常識を蕩かす毒だ。
「ずっと家族が欲しかっただろう。それを望んでたはずだ」
「ど、どこでそんな———」
誰にも言ったことがない。漠然とした青年の夢をバルドは言い当てた。
「わかるさァ。お前のことは何だって知ってる」
この男のことだ。法螺だと考えるのが普通だが、言葉からは底の知れない自信のようなものが感じられた。
「……お、俺のことなんか……何にも知らない癖に」
バルドはげらげら笑って青井の言葉に返事をした。
「そうでもねえさ。……できる限りは調べ尽くした。そりゃ全てとは言えねえが———お前は俺様の半身に足る男だ。残りの人生を賭ける価値がある奴だ、そうだろう?」
何でもないことのように最上級の賛辞を浴びせかけられ、青年の情緒は危なっかしく揺さぶられる。何を根拠に口説かれているか全くわからないことが混乱に拍車をかけた。
「そ……それがわかってないって言うんだ!!後悔するぞ……!!知らないからな!!俺は結局自分だけが可愛い人間だ、お、お前の気持ちを考えたりできる器じゃなくて……!!子どものことだって責任が重すぎる……まともに育てられる人間じゃないんだ……」
「ヤった後鬱になるタイプか?」
顎を乗せたシーツだるまの内側から、支離滅裂な忠告が乱発される。
落ち着くまで暫く撫で繰りまわしていると、やがて疲れたのか静かになった。バルドが聞き流しているのがわかったのかもしれない。
ただ、ぽつりと恐れを溢すのは聞こえた。
「……もう、間違うのは……いやだ……」
仕込む時期を早まったかと焦っていたバルドは少し安心する。根こそぎ自信を毟られ尽くしたブルーには相応のケアが必要である。とにかく大事に面倒見てさえいれば、家族として信頼を得ることができるだろう。
現時点でバルドと青井は身元引受人とその捕虜。青井の不安は当然だ。シーツの端を掴み、バルドは頭だけその天蓋にお邪魔する。
———立場に物を言わせ、セックスで籠絡した青年の顎を大鬼が掬い上げた。
「……ここに居りゃ安全だ。誰であろうが……お前にも、ガキにだって指一本触れさせねえ。昨日言ったこと覚えてるか?番いになろう。……お前の身分の保証にもなる」
ケッコンしよう、そう言って手を取ろうとするバルドの鬼手から節くれだった長い指を抜き、青年は再びシーツに籠る。
「……けっこん、できんのか。俺は……魔界の敵だぞ」
「へん。弱っちい癖に何抜かす。いいか?お前は俺の番いだ、ツマ?ってやつだ」
「うるさい。中だしヤリチンレイプ魔」
「ああ!?」
膝の上でシーツの塊が動く。腹に負担がかからない姿勢に直したのだとわかった。魔族より随分と軽い体重が胸に寄りかかって鼓動が移っていく。
「お、俺、そういうの……ちゃんとしたい」
「お……おう」
応えはしたが、ちゃんとってなんだろう。幽霊の仮装中のような姿で、青年はもじもじと指先をいじる。
「て、手順をきちんと踏んで、清いお付き合いもしたい」
「もう無理だろ」どれだけ爛れた関係だと思ってる。
しかし青井清一はしぶとかった。バルドの膝上に身を起こし、物言いを続ける。
「今からだって遅くないだろ……なんていうか、その、えっと、あれだ……」
———白い繭から出された赤らんだ手が、バルドのスウェットの裾を小さくつまんだ。
「プロポーズ。してくんねえの……」
色に狂ってバルドに精を乞い続けた翌日、青井は夕方まで足に力が入らなかった。
バルドは一日休暇を取り、足腰のたたない青井を甲斐甲斐しく介助している。
「そんなに喚くな!お前もよがってただろうが」
「うるさい強姦魔!!お、俺は……あんな……っ!!恥を知れ!」
散々抱かれ尽くした青年は昨夜の痴態を思い出し、シーツから頭を出すことができない。激痛に痛む腰に顔を顰めた。腰を見ると巨大な指の痕が残っている。しっかり掴んで離してくれなかった大鬼サイズの五指。
目も眩むような快楽が脳裏に蘇る。理性を手放したあとの甘ったるいやり取り、捕虜としての立場を見失った己の振る舞いに唇を噛み、青井は低く唸る。大鬼は人の気も知らずにシーツごと青井を抱き込もうと頭上から話しかけてきた。
「なあもういいだろ、機嫌直せって。折角休みとったんだ。顔が見てえな~!膝に乗ってくれよォ、抱っこしてもいいぞ」
「この色呆け!お、お前は……すぐ不埒なことをするから駄目だ!」
「チェ。堅物!!お互い終戦まで生き残れたんだ、時間の許す限りイチャつかなきゃ損だろ!?」
でかいオーガの手が薄いシーツごしに背中へ触れる。じわじわと高めの体温が背骨に伝ってきた。いやらしい撫で付け方ではなかったから、青井も少し警戒を解いた。……仇の体を拭き、下着を履かせ、毛布に包んで腕枕まで提供するこの大鬼は完全にこちらを恋人か何かだと認識しているらしい。昨夜のやり取りを一部思い出してしまい、青年は白い繭の内で溢れそうな羞恥の呻きを噛み殺す。
ベッドに横たわったまま蓑虫の如くシーツを被り、青井は己の身元引受人にぼそぼそと訴えた。
「……さすれ」
「アア?」
「背中より腰がいい……さすって」
「ハハ!無理させたもんなあ」
「……ほんとにうるさいな……。もっと優しくしろよ、あんたは何でも力任せすぎる」
「わかったわかった。おら、抱っこしてやろうな」
「子供扱いするな!俺はとっくに成人してるんだからな!」
スウェット姿のバルドはベッドに腰掛け、背を向けてぶすくれる青井の腰を引き寄せた。芋虫のように枕を抱いて不服を表していると、背中から広い手のひらの熱が撫でていく。
(くそ、温かい……。)
深く息を吐いて力が抜けるのを感じたのか、バルドの手が柔らかく腰を揉んできた。甘んじて受け、温かな体温と指圧を享受する。青井はゆるゆると頭を寝台に預け、己の腹へと視線を移した。天蓋の内側でも、灯りはシーツを通過して少し肉の戻ってきた青年の体を照らす。柔らかな光が散乱するぶんその紋はよく見えた。
———下腹が熱い。腹筋の下に張った魔界植物の根がその懐胎を主張している。
その意味に、ブルーは軽く身震いをした。
「……なぁ。……本当に……」
「ん?」バルドの鷹揚な返事に言葉が出てこなくなる。
シーツにくるまったままぼそぼそと呟くが、小さな問いかけは萎縮して、ついには消えてしまいかけた。
「……何でもな、」
「ガキのことか?」
バルドは察して低く嗤った。本当に悪びれる様子はない。
「ばっかだなあお前。腹庇ってんじゃねえよ、俺様のガキだぞ」
「…………は、」
「もう根が付いてる。保証していいぞ……紋の色が濃くなってんだろ?あんだけ準備整った胎でヤりまくったんだ。ガキの一人や二人、できて当然だろ」
「い、意味わかってるのか!?……俺は……くそ、とんでもないことを……っ!」
青井の頭がぐらぐらと揺れる。ヒトは妊娠すると情緒不安定になるらしい。バルドは慌てる青年を腕の囲いに連れ戻した。
「意味?お前と俺にガキができた。……自然なことだろ。家族が一人、増えるだけさ」
「簡単に言うな!俺は、俺なんか……そんなことしていい立場じゃないだろ!」
「———なんでだ?」
大鬼が覆い被さり、薄い布ごしに囁きかける。
「ヒーローだからか?捕虜だから?———お前、誰の担当だと思ってる。文句をつける奴なんざいやしねえよ。———お前が堕ろしたいってんなら別だが、それはおすすめできねえな。なんせ身体が出来上がってねえ。根は今のところ順調に母体へ養分を回してるが、外科手術でぶっこ抜いたら永遠に不調が続く身体になるぞ」
「あ、う……」
「ガキは嫌いかァ?」
悪魔は囁く。甘く優しげに、それは青年の常識を蕩かす毒だ。
「ずっと家族が欲しかっただろう。それを望んでたはずだ」
「ど、どこでそんな———」
誰にも言ったことがない。漠然とした青年の夢をバルドは言い当てた。
「わかるさァ。お前のことは何だって知ってる」
この男のことだ。法螺だと考えるのが普通だが、言葉からは底の知れない自信のようなものが感じられた。
「……お、俺のことなんか……何にも知らない癖に」
バルドはげらげら笑って青井の言葉に返事をした。
「そうでもねえさ。……できる限りは調べ尽くした。そりゃ全てとは言えねえが———お前は俺様の半身に足る男だ。残りの人生を賭ける価値がある奴だ、そうだろう?」
何でもないことのように最上級の賛辞を浴びせかけられ、青年の情緒は危なっかしく揺さぶられる。何を根拠に口説かれているか全くわからないことが混乱に拍車をかけた。
「そ……それがわかってないって言うんだ!!後悔するぞ……!!知らないからな!!俺は結局自分だけが可愛い人間だ、お、お前の気持ちを考えたりできる器じゃなくて……!!子どものことだって責任が重すぎる……まともに育てられる人間じゃないんだ……」
「ヤった後鬱になるタイプか?」
顎を乗せたシーツだるまの内側から、支離滅裂な忠告が乱発される。
落ち着くまで暫く撫で繰りまわしていると、やがて疲れたのか静かになった。バルドが聞き流しているのがわかったのかもしれない。
ただ、ぽつりと恐れを溢すのは聞こえた。
「……もう、間違うのは……いやだ……」
仕込む時期を早まったかと焦っていたバルドは少し安心する。根こそぎ自信を毟られ尽くしたブルーには相応のケアが必要である。とにかく大事に面倒見てさえいれば、家族として信頼を得ることができるだろう。
現時点でバルドと青井は身元引受人とその捕虜。青井の不安は当然だ。シーツの端を掴み、バルドは頭だけその天蓋にお邪魔する。
———立場に物を言わせ、セックスで籠絡した青年の顎を大鬼が掬い上げた。
「……ここに居りゃ安全だ。誰であろうが……お前にも、ガキにだって指一本触れさせねえ。昨日言ったこと覚えてるか?番いになろう。……お前の身分の保証にもなる」
ケッコンしよう、そう言って手を取ろうとするバルドの鬼手から節くれだった長い指を抜き、青年は再びシーツに籠る。
「……けっこん、できんのか。俺は……魔界の敵だぞ」
「へん。弱っちい癖に何抜かす。いいか?お前は俺の番いだ、ツマ?ってやつだ」
「うるさい。中だしヤリチンレイプ魔」
「ああ!?」
膝の上でシーツの塊が動く。腹に負担がかからない姿勢に直したのだとわかった。魔族より随分と軽い体重が胸に寄りかかって鼓動が移っていく。
「お、俺、そういうの……ちゃんとしたい」
「お……おう」
応えはしたが、ちゃんとってなんだろう。幽霊の仮装中のような姿で、青年はもじもじと指先をいじる。
「て、手順をきちんと踏んで、清いお付き合いもしたい」
「もう無理だろ」どれだけ爛れた関係だと思ってる。
しかし青井清一はしぶとかった。バルドの膝上に身を起こし、物言いを続ける。
「今からだって遅くないだろ……なんていうか、その、えっと、あれだ……」
———白い繭から出された赤らんだ手が、バルドのスウェットの裾を小さくつまんだ。
「プロポーズ。してくんねえの……」
10
お気に入りに追加
66
あなたにおすすめの小説


別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた
翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」
そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。
チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる