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第八章
暴食の悪魔の悪魔的所業
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「何か問題でもあったのか?」
後日青龍ギルドからアーティファクトのリストが届いた。
青龍ギルドは色々なものを保有しているようでリストにあるアーティファクトも数が多い。
良いものからそうでもないものまでピンキリで確認していくだけでも楽じゃない。
そんな時にダンテから連絡があった。
変装で化けられそうな相手を見つけたというのだけど、どうにもトーンが暗かった。
直接会って話したいというので再び夜滝の家に集合した。
リストをチェックするために波瑠やカレン、薫も集まっていたのでちょうどよかった。
「ケイ、お前たちの力を借りたい」
「何があったんだ?」
ダンテはいつになく真剣な顔をしている。
普段は軽い態度のユファもダンテの放つ重たい空気に静かにしている。
「俺は暴食の悪魔の契約者を中心に少し話を聞いてVIPで招待されるやつを探した。その過程でとんでもないことが分かった」
「とんでもないこと……?」
ダンテが言うとより重みを感じる。
大概のことは何でもないと言い放ってしまいそうなダンテがとんでもないと感じるなんてどんなことだろうか。
「奴ら人間を喰ってる」
「………………はっ?」
サラッと言い放った言葉であったが、あまりの内容に圭は理解できなかった。
圭だけでなく夜滝たち、ユファも同じだった。
「暴食の悪魔ベルゼブブの使徒アザード・ロドリゲスは船上のパーティーの裏で人間を食べているのだ」
ダンテは圭が理解できるようにゆっくりと噛み砕いて同じ内容を告げた。
「に、人間を!?」
「食べるってあの?」
「イート……ッテコトヨネ?」
「そうだ。パーティーで料理を食べる裏でアザードは人間をも食らっているのだ」
「そんなことって……」
あまりの内容にみんな驚きを隠せない。
人を食べるだなんて確かにとんでもない行いである。
「俺はルシファーの契約者だが人の心まで捨てたつもりはない。人を喰らうなど傲慢な行いは許せない」
正義感を語るつもりはないが人に劣る畜生のような行為には虫唾が走る。
「何を手伝ってほしいんだ?」
アザードが人を食うやばいやつなことは分かった。
しかしダンテがアザードを倒すのなら結果的にそうした人たちは助け出されるのではないかと圭は思った。
ならば圭たちが何か手伝うこともないだろう。
「話によると今回日本に来る時も人を喰らうらしい。人をさらって食べるらしく当日船に運び込まれるようだ。俺がアザードを倒すのはいいが……その間に犠牲になる者が出ても助けられない。あるいは口封じをされてしまうかもしれない」
「……つまり俺たちに食べられる人たちを助けろっていうのか?」
「その通りだ。いかに俺が強くとも身は一つしかない。出来ることには限界があるんだ」
「ユファも忍び込ませる。手伝ってくれ。過ぎたる傲慢を見過ごすわけにはいかない」
[私の名前出た?]
会話が早過ぎてユファはついていけていない。
「どうするみんな?」
想像以上に重たい話である。
人として見過ごすことのできない話であるけれど、人を喰らうなんてヤバい連中と関わってリスクがないわけがない。
潜入してさらわれた人を探すのはかなり危険が大きそうである。
「んなの見過ごせねぇよ!」
「とんでもない話だから止めなきゃいけないと思う」
「証拠もなきゃ警察も動けないだろうしねぇ」
「人を食べるなんて……ひどいです」
「……そうだよな」
みんなは非道な行いに怒っている。
何となく分かってはいたけれどここで怖気付いて見て見ぬ振りする仲間たちではない。
「分かった。どうにか協力できないか考えてみるよ」
「ありがとう、ケイ。君には恩ばかり増えていくな」
「いつか返してくれ」
「ルシファー様の名にかけて返すと誓おう」
料理人として船に行くかどうか悩んでいた。
少なくともそこについては行くということで決まりそうだと圭は思った。
後日青龍ギルドからアーティファクトのリストが届いた。
青龍ギルドは色々なものを保有しているようでリストにあるアーティファクトも数が多い。
良いものからそうでもないものまでピンキリで確認していくだけでも楽じゃない。
そんな時にダンテから連絡があった。
変装で化けられそうな相手を見つけたというのだけど、どうにもトーンが暗かった。
直接会って話したいというので再び夜滝の家に集合した。
リストをチェックするために波瑠やカレン、薫も集まっていたのでちょうどよかった。
「ケイ、お前たちの力を借りたい」
「何があったんだ?」
ダンテはいつになく真剣な顔をしている。
普段は軽い態度のユファもダンテの放つ重たい空気に静かにしている。
「俺は暴食の悪魔の契約者を中心に少し話を聞いてVIPで招待されるやつを探した。その過程でとんでもないことが分かった」
「とんでもないこと……?」
ダンテが言うとより重みを感じる。
大概のことは何でもないと言い放ってしまいそうなダンテがとんでもないと感じるなんてどんなことだろうか。
「奴ら人間を喰ってる」
「………………はっ?」
サラッと言い放った言葉であったが、あまりの内容に圭は理解できなかった。
圭だけでなく夜滝たち、ユファも同じだった。
「暴食の悪魔ベルゼブブの使徒アザード・ロドリゲスは船上のパーティーの裏で人間を食べているのだ」
ダンテは圭が理解できるようにゆっくりと噛み砕いて同じ内容を告げた。
「に、人間を!?」
「食べるってあの?」
「イート……ッテコトヨネ?」
「そうだ。パーティーで料理を食べる裏でアザードは人間をも食らっているのだ」
「そんなことって……」
あまりの内容にみんな驚きを隠せない。
人を食べるだなんて確かにとんでもない行いである。
「俺はルシファーの契約者だが人の心まで捨てたつもりはない。人を喰らうなど傲慢な行いは許せない」
正義感を語るつもりはないが人に劣る畜生のような行為には虫唾が走る。
「何を手伝ってほしいんだ?」
アザードが人を食うやばいやつなことは分かった。
しかしダンテがアザードを倒すのなら結果的にそうした人たちは助け出されるのではないかと圭は思った。
ならば圭たちが何か手伝うこともないだろう。
「話によると今回日本に来る時も人を喰らうらしい。人をさらって食べるらしく当日船に運び込まれるようだ。俺がアザードを倒すのはいいが……その間に犠牲になる者が出ても助けられない。あるいは口封じをされてしまうかもしれない」
「……つまり俺たちに食べられる人たちを助けろっていうのか?」
「その通りだ。いかに俺が強くとも身は一つしかない。出来ることには限界があるんだ」
「ユファも忍び込ませる。手伝ってくれ。過ぎたる傲慢を見過ごすわけにはいかない」
[私の名前出た?]
会話が早過ぎてユファはついていけていない。
「どうするみんな?」
想像以上に重たい話である。
人として見過ごすことのできない話であるけれど、人を喰らうなんてヤバい連中と関わってリスクがないわけがない。
潜入してさらわれた人を探すのはかなり危険が大きそうである。
「んなの見過ごせねぇよ!」
「とんでもない話だから止めなきゃいけないと思う」
「証拠もなきゃ警察も動けないだろうしねぇ」
「人を食べるなんて……ひどいです」
「……そうだよな」
みんなは非道な行いに怒っている。
何となく分かってはいたけれどここで怖気付いて見て見ぬ振りする仲間たちではない。
「分かった。どうにか協力できないか考えてみるよ」
「ありがとう、ケイ。君には恩ばかり増えていくな」
「いつか返してくれ」
「ルシファー様の名にかけて返すと誓おう」
料理人として船に行くかどうか悩んでいた。
少なくともそこについては行くということで決まりそうだと圭は思った。
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そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
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