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第四章
モンスターイータージャパニーズ1
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モンスターディッシュという言葉がある。
それは近年流行を見せ始めているものを表す言葉であり、いくつかの企業も興味を示している。
何かというとモンスターの肉や素材を使った料理のことである。
今まででも一部のモンスターの肉を食べる試みは行われていて、定着しつつあるものも存在していた。
しかし最近ではさらにそうしたモンスター食を推し進めようとプロモーションをかけているのだ。
「なぜ俺が呼ばれた?」
「そりゃあグルメだからねぇ」
RSIも食用モンスターの研究も進めている。
世界的な食糧危機に対応するためにも食べられるモンスターを研究しておくことは非常に大切なのである。
少し前にとあるダムの底にゲートが発生した。
ダム底であったために誰にも気づかれないまま時間が経ってしまいブレイクを起こした。
そしてゲートの中からモンスターが出てきたのである。
出てきたモンスターはサハギンと呼ばれる手足の生えた二足歩行の魚のようなモンスターだった。
本来ならば早急に対処せねばならないのであるがゲートがダムの底にあって攻略が難しいことやサハギンがあまり水の中から出てこようとしないことなどから資源としての利用を考えた。
武器などへの装備品としての転用には向いていないモンスターだったのだが魚に近いことから食べられないかと検証することになった。
上手く食べられるモンスターであると分かれば無理にゲートを閉じようとはしないでサハギンを管理して食用にすることも計画されていた。
「ということで今回料理人を務める2級モンスター解体人の村雨圭君です」
「はい、よろしくお願いします」
「今回のひけん……試食人の新徳哲二さんです」
「おいっ、今被験体って言おうとしたろ! というか2級モンスター解体人ってなんだ!」
そのサハギンが食べられるかの実験を任されたのが夜滝であった。
麻痺ん棒の方の実験も進んでいて色々なゲートに持って行ってどんなモンスターに通用するかを調べていた。
ただ何か一つだけ案件を抱えているのでもなく、いくつか同時並行で実験なんかを行うことも珍しくない。
何でわざわざ調理までやることになったのかというと料理ぐらい得意だと夜滝が見栄を張ったからである。
といっても複雑なことはしないで簡単に調理して有効そうなら食堂の料理人と共同してさらに考えていくことになっている。
ちゃんとした料理になる前段階、実験と試食半分半分みたいな感じである。
圭と夜滝だけで進めてもいいのだけどもうちょっと試食係がいた方がいいということで夜滝が新徳を呼びつけた。
麻痺ん棒を引き受けた恩があるだろ?なんとか言って呼んだら新徳は渋々きてくれたのである。
「知らないのかい? モンスター解体師の2級に合格した人のことを2級モンスター解体人って呼ぶんだよ」
「しらねぇよ」
「最近取ったんです」
「……本当にあるのかそんなもの?」
「れっきとした国家資格なんだよ?」
「はぁーーーー、世の中進んでんな」
圭は暇な時間を見つけては資格勉強に勤しんでいた。
覚醒者として活動できるようになったのだからそちらの活動で何か役立ちそうなものがないかと思っていたところモンスター解体師という資格を見つけた。
以前は特に資格もなくモンスターの解体を行えていたのであるがモンスターの討伐量が増えて、モンスターの解体にも程度の差が出てくると色々と問題も起き始めた。
そこで覚醒者協会主導の下でモンスターの解体に関して指導を行い、いつしかそれが資格として認定されることになったのである。
ペーパーテストと実技テストでモンスターの解体の手際や解体された素材などを見て合否が決まる。
独学では難しくちょっとした通信講座みたいなものも受けた。
圭は自分たちでモンスターを狩ることも出来自主練も出来たのでモンスター解体師2級にも合格できたのであった。
最近できた資格で覚醒者しかなれないこともあってあまりメジャーな資格ではないがモンスターに関する知識も得られて有意義な資格だった。
こんな風にサハギン解体することになるとは圭も思ってもみなかった。
「それじゃあ解体お願いね」
「ほい!」
「ゆるく働いてんな……」
朝採れたてのサハギンが実験用の机の上に横たわっている。
圭はRSIから借りてきた解体用ナイフを手にサハギンを解体していく。
解体方法はモンスター解体師がログインして閲覧できるモンスター解体全書なるサイトが覚醒者協会にあるのでそこからダウンロードして印刷してある。
背骨に大きめのコブがあるので引っかからないようにしましょうとか内臓を傷つけないようにとか注意事項にも気をつけて作業を進める。
「こうして捌いてみるとグロテスクさはないな。一般的な魚にも見た目は近い」
サハギンを解体する様はグロさがある。
夜滝も新徳もモンスターの解体ぐらい平気だが人前で見せられるパフォーマンスにはならない。
解体されたサハギンを何となく部位で分けていく。
食用の解体方法までは確立されていないのでそこらへんは手探りになる。
それは近年流行を見せ始めているものを表す言葉であり、いくつかの企業も興味を示している。
何かというとモンスターの肉や素材を使った料理のことである。
今まででも一部のモンスターの肉を食べる試みは行われていて、定着しつつあるものも存在していた。
しかし最近ではさらにそうしたモンスター食を推し進めようとプロモーションをかけているのだ。
「なぜ俺が呼ばれた?」
「そりゃあグルメだからねぇ」
RSIも食用モンスターの研究も進めている。
世界的な食糧危機に対応するためにも食べられるモンスターを研究しておくことは非常に大切なのである。
少し前にとあるダムの底にゲートが発生した。
ダム底であったために誰にも気づかれないまま時間が経ってしまいブレイクを起こした。
そしてゲートの中からモンスターが出てきたのである。
出てきたモンスターはサハギンと呼ばれる手足の生えた二足歩行の魚のようなモンスターだった。
本来ならば早急に対処せねばならないのであるがゲートがダムの底にあって攻略が難しいことやサハギンがあまり水の中から出てこようとしないことなどから資源としての利用を考えた。
武器などへの装備品としての転用には向いていないモンスターだったのだが魚に近いことから食べられないかと検証することになった。
上手く食べられるモンスターであると分かれば無理にゲートを閉じようとはしないでサハギンを管理して食用にすることも計画されていた。
「ということで今回料理人を務める2級モンスター解体人の村雨圭君です」
「はい、よろしくお願いします」
「今回のひけん……試食人の新徳哲二さんです」
「おいっ、今被験体って言おうとしたろ! というか2級モンスター解体人ってなんだ!」
そのサハギンが食べられるかの実験を任されたのが夜滝であった。
麻痺ん棒の方の実験も進んでいて色々なゲートに持って行ってどんなモンスターに通用するかを調べていた。
ただ何か一つだけ案件を抱えているのでもなく、いくつか同時並行で実験なんかを行うことも珍しくない。
何でわざわざ調理までやることになったのかというと料理ぐらい得意だと夜滝が見栄を張ったからである。
といっても複雑なことはしないで簡単に調理して有効そうなら食堂の料理人と共同してさらに考えていくことになっている。
ちゃんとした料理になる前段階、実験と試食半分半分みたいな感じである。
圭と夜滝だけで進めてもいいのだけどもうちょっと試食係がいた方がいいということで夜滝が新徳を呼びつけた。
麻痺ん棒を引き受けた恩があるだろ?なんとか言って呼んだら新徳は渋々きてくれたのである。
「知らないのかい? モンスター解体師の2級に合格した人のことを2級モンスター解体人って呼ぶんだよ」
「しらねぇよ」
「最近取ったんです」
「……本当にあるのかそんなもの?」
「れっきとした国家資格なんだよ?」
「はぁーーーー、世の中進んでんな」
圭は暇な時間を見つけては資格勉強に勤しんでいた。
覚醒者として活動できるようになったのだからそちらの活動で何か役立ちそうなものがないかと思っていたところモンスター解体師という資格を見つけた。
以前は特に資格もなくモンスターの解体を行えていたのであるがモンスターの討伐量が増えて、モンスターの解体にも程度の差が出てくると色々と問題も起き始めた。
そこで覚醒者協会主導の下でモンスターの解体に関して指導を行い、いつしかそれが資格として認定されることになったのである。
ペーパーテストと実技テストでモンスターの解体の手際や解体された素材などを見て合否が決まる。
独学では難しくちょっとした通信講座みたいなものも受けた。
圭は自分たちでモンスターを狩ることも出来自主練も出来たのでモンスター解体師2級にも合格できたのであった。
最近できた資格で覚醒者しかなれないこともあってあまりメジャーな資格ではないがモンスターに関する知識も得られて有意義な資格だった。
こんな風にサハギン解体することになるとは圭も思ってもみなかった。
「それじゃあ解体お願いね」
「ほい!」
「ゆるく働いてんな……」
朝採れたてのサハギンが実験用の机の上に横たわっている。
圭はRSIから借りてきた解体用ナイフを手にサハギンを解体していく。
解体方法はモンスター解体師がログインして閲覧できるモンスター解体全書なるサイトが覚醒者協会にあるのでそこからダウンロードして印刷してある。
背骨に大きめのコブがあるので引っかからないようにしましょうとか内臓を傷つけないようにとか注意事項にも気をつけて作業を進める。
「こうして捌いてみるとグロテスクさはないな。一般的な魚にも見た目は近い」
サハギンを解体する様はグロさがある。
夜滝も新徳もモンスターの解体ぐらい平気だが人前で見せられるパフォーマンスにはならない。
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食用の解体方法までは確立されていないのでそこらへんは手探りになる。
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