遥かな未来

冬月龍

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1人の選ばれし不幸か幸運な少年

変な女神に未来が奪われた!?

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とある家とあるベットの上で少年は寝言を言っていた
???「う~ん…むにゃむにゃ…」
???「もう食べられないよォ…」
こんな寝言を言っていると何やら体がベットの隅に行っておりもう少しで落ちる所まで来てしまった
ガタン
???「痛ってえぇぇ」
ベットの隅に居た少年は案の定ベットから落ちてしまった。
すぅすぅと寝ていたのにベットから落ちて当たりを見渡す少年
その少年の見た目は髪の色は白髪の短髪そして目の色は綺麗な水色をしていた。
???「あ、何だ俺がただ落ちただけか、馬鹿だなぁ俺も」
???「さて、時間は何時かな体感7時半っていうところだが結果はどうかな」
少年は自分のスマホを確認する
???「よし、ジャスト7時半」
少年は本気で喜んでいた
???「龍ーもう降りてらっしゃい」
龍「母さん分かったよ」
母「ご飯はもうできてるから学校の制服に着替えて降りておいでよー」
龍「分かったー」
龍は渋々自分の学校の制服に着替え出した、
その制服の胸辺りには龍の学校【未来月】学校
という学校のシンボルの未来を照らすような綺麗な満月の模様が胸辺りにあった。
龍「ふぅやっと着替え終わった、早く降りないと母さんがうるさいから降りるか」
龍は自分の部屋から出て行き良いよく階段を降りていった。
母「早く朝食食って学校に行かないと間に合わないけど大丈夫なの?」
龍「大丈夫大丈夫いつもこのくらいだから安心して」
母「それはそれで大丈夫じゃない気がするけど、本当に大丈夫そ?」
龍「まあ大丈夫だろ、今まで全部上手くいってるんだから大丈夫だ」
龍はとても自慢げの顔をして母さんに言った。
母「それならいいけど、私はもう出るからあとはよろしくね」
龍「母さん分かったよ、気をつけて行ってらっしゃい」
母「あんたももう行くのよ」
母さんはそう言いながら玄関に向かっていた
龍「母さんが言った後すぐに俺も行くから大丈夫だよ」
龍はそう言いながらご飯を食べ終わっていた。
龍は自分が食ったお茶碗と母さんと父さんが食べていたお茶碗を洗ってから学校のバックを自分の部屋に取りに行った。
龍「また上がるのめんどくさいから明日からは下に持っていこ」
龍は学校のバックを取って行き良いよく階段を降りて玄関に向かった。
龍は靴を履きながら自分の腕時計を見て驚いていた。
龍「あれもう8時か今日も走らないと間に合わないな」
龍はそう言いながら学校まで走っていくのだった。
だが龍は走りながら少しの違和感を覚えていた、いつも通りでいつも感じないような視線を何となくだが感じていた。
???「ふふ、この子いいじゃない」
その違和感の正体はこの世界の創造主女神の零その人が少年を見ていた、それが龍が感じた違和感の正体だった。
零「この子ならあの世界を任せれるかもしれないわね、楽しみだわ」
零「この子なら私が作った遥かな未来の世界を面白くしてくれるかもしれない」
零は龍に対してとても期待を込めていた。
零「そろそろこの場所も飽きてきたわね、もうこの子に決めようかしら」
零が居た場所は無の世界ではあったがその中心にテーブルとイス1個そしてとてもデカい球体が1個上に乗っていた、零はその球体から二つの世界を見ていた。
零「遥かな未来の世界もそろそろ1つ種をまいても良さそうな時期に入ったからいい頃合いかしらね」
零「この龍という少年何かしら面白いことを起こしてくれるでしょうふふ」
零「この子の未来を奪って今まで上手くいっていたことを無理にしたらこの子はもっと良くなる、このこの行動をもっと見てから奪いましょうね」
そんな事を期待されているなんて龍は思いもしなかった、この期待は不幸か幸運か龍の今後の運命を大きく動かすのだった。
零はもう龍の未来を奪うことは決定なような考えをしているがどうなるかはこの女神の思うがまま龍は不幸か幸運どっちに傾いたとて龍にとっては望まぬ結果になるだろうそれがこの世界の創造主の思惑だからだ。
そんな壮大な事が起きることを今の彼には分からなかった、その頃の彼はと言うと学校の遅刻ギリギリのラインに立っていた。
龍「はぁはぁ、もう少しだ教室までもう直ぐだ間に合えぇぇぇぇぇぇ」
そう言いながら龍は教室の扉を勢い良く開けた。
龍「時間は何時だ!?」
龍は時計を確認した。
龍「ふぅ8時20分間に合ったぜ、今日も何とかなったァ」
???「またお前遅刻ギリギリじゃないか、もっと早く来たらいいだろうに」
やれやれと言わんばかりに急に言ってきたこの人は
龍「遥輝(はるき)うるせぇなぁ俺はギリギリが好きなんだよ」
遥輝「それが多すぎると言っているんだ」
遥輝は龍の親友で見た目は黒髪で目は綺麗な茶色色そしてとてもイケメンだそんな遥輝と龍は保育園から高校までずっと一緒にいる腐れ縁とも言える奴だ
龍「遥輝お前に何回も言ってるがこれが俺だぜ」
遥輝「あぁ何回も知ってるしそういう男だとは僕も知ってるさ、だが言うんだよ」
龍「何が楽しいやら」
遥輝「何気にこの会話が好きなのさ、お前と沢山喋りたいからな」
龍「あっそ、俺は自分の席に行くからまた後な」
遥輝「あぁまた後で」
龍と遥輝は別れたあとに直ぐにきーこーんかーこーんと学校のチャイムが鳴った。鳴った後直ぐに先生が教室のドアを開けた。
先生「今からホームルームを始めるぞ皆ちゃんと席に着いてるか」
皆「ついてまーす」
教室のみんなは同じことを言った。
これがこの教室の日課だった、先生はそれを聞いてや否や
先生「今日は早めに帰れるから皆気をいつもよりも引き締められるよな?」
皆「無理でーす」
先生「おいおい息ぴったりじゃないかはぁ」
先生は眉間に手を当てそういった。
先生「まあ少しでも頑張ってくれ」
皆「はーい」
先生「相変わらず挨拶だけは元気がいいな…」
龍は何気にこの日常が好きだった、この日常が壊れなきゃいいとそう思っていた。
まだこの時はこの日常が奪われる事をまだ俺自身分かっていなかった。
~学校終わり~
遥輝「今日もゲーセン行かね?」
龍「今日も行くのかまあお前と遊べるからいいがな」
遥輝「よしじゃあ早速行くぞ」
龍「おう!」
龍と遥輝は一緒に走って学校を出た。
遥輝「はぁはぁおいもっと早く走れねぇのかーのろま~」
龍「はぁはぁはぁうるせぇこれでも精一杯だよ!」
遥輝「残念俺の勝ち」
龍「くっそぉぉぉまた負けた」
遥輝「お前学校からゲーセンまで競争して1回も勝ったことないな」
龍「勝ちたいけどお前早すぎるんだよ」
遥輝「いやいや…やっぱり僕早すぎたかぁ」
プチ
龍「めちゃくちゃうぜぇぇぇぇぇぇ」
遥輝「まあまあそうカリカリすんな一緒にゲームやろうぜ」
龍「わぁったよ」
龍と遥輝は一緒にゲームを日が暮れるまでやった。
遥輝「ふぅ楽しかったぁ」
龍「俺はあんまりだったよ」
遥輝「それはなんだ俺に全部勝負したゲームで負けたからか?」
龍「あぁそうだよ!何が悪い」
龍はそう言いながらほっぺを膨らました
遥輝「別に~悪くないんじゃないかな~?」
龍「うぜぇぇぇぇ、もういい帰る」
遥輝「ごめんって一緒に帰ろや」
龍「まあいいぜ、今日も一緒に帰るか」
龍と遥輝は仲良く一緒に岐路を辿るのだった。
龍と遥輝は途中まで一緒に帰ってお互いの家の岐路を辿った。
~家に帰った後~
龍は家に帰ったあと風呂に入ってから自分の部屋に戻った。
龍「ふぅ楽しかったな、だけど今日は朝から何か視線を感じる誰から見られてるんだろう謎だな」
龍「今日はなんか知らんけど視線を感じたから疲れたぁ」
龍はそう言いながら自分のベットに飛び込んだ
龍「今日はもう寝よお休み」
龍はそう言って直ぐに深い眠りについた。
龍が寝てから少したったあと何故か急に目が覚めた
龍「ここは何処だ…?」
龍「(俺は寝ていたはずだなのに何でこんな何も無い真っ白な世界に居るんだ可笑しい)」
???「いらっしゃいようこそ私のいる場所へ」
龍は後ろから急に言われたので急いで後ろを振り向いた、龍は睨み付けながらこう言った
龍「あんた誰だ!なんでこんな何も無い世界にいる!」
???「まずは自己紹介をしましょうかね」
???「私の名前は零この世を創りし者よ」
零「貴方に興味が出たから私が貴方をこの外の世界に連れてきてあげたのよ誰もたどりつけないこの場所に連れてきたのよ感謝しなさい」
そう上から目線で言われた
龍「この世を創りし者だって?厨二病かよ」
龍「創りし者って言ってもそんな貴女がどうして僕なんかに興味を抱く」
零「そう思っても無理はないわね、私はね貴方に可能性を見たのよ」
龍「なんの可能性だよ」
龍はこう生意気に言ってるがこのとても美しい女性を目にしてとても緊張しているそれだけならばよかったがこの女性からはなにか嫌な感じがするから余計にこの態度になっている原因だ。
零「私がもうひとつ作った世界を救う可能性」
零「貴方にはその可能性があるからこの場所に連れてきた」
龍「俺にそんなに力があるわけないだろ!」
零「ふふそうかしらね貴方はピンチになってる時にその運と実力が発揮されると思うのだけどそういう経験はないの?」
龍は驚いたこの発言は的を得ている、今までそういう経験を何度もしているからこの人は本当に創ったものだと理解した。
龍「あんたは本当に創造主っていうわけか」
零「えぇそうよ」
零「それで私思いついたの貴方の未来を奪ったら常にピンチだから強いんじゃないかって」
龍「未来を奪う?」
龍はその言葉の意味が理解できなかった
零「ええ未来を奪うのよ、そうしたら貴方の本来あるべき道が無くなり不安定になる」
龍「そんな事したら俺が死ぬ場合だってあるじゃないか!」
零「察しがいいのね、ええその通りよだから未来を奪うって言うのもあるけどねふふ」
彼女は笑みを浮かべていたその笑みは龍にとって恐怖でしか無かったこんなにも美しく魅力的な女性の笑みでも恐怖を覚えた。
龍「何でそこまでするんだ」
零「何でと聞かれましても暇つぶしよ」
龍「暇つぶし?何だよそれ!」
零「私はね暇だから二つの世界を作ったし暇だから貴方の未来すら奪うのよ」
零「地球ともう1つの世界遥かな未来という世界は私の単なる遊びのための舞台なのよ」
龍「何だよそれ…」
俺は絶望したこいつは軽々とそう言いそして何よりもこの威圧感従わなければ死ぬそんな恐怖と自分はどうなるという恐怖もあった。
零「そう絶望しないでちょうだいあなたにはまだチャンスはあるのよ?」
零「私が創った世界を救う簡単な事をするだけで貴方はこれまで道理の生活ができるのよ?」
龍「その世界とはいまさっき言った遥かな未来という世界か」
零「ええそうよ、貴方は察しがいいのね」
龍「その世界はどんな世界なんだ?」
零「う~んわかりやすくいえば貴方がよく見る異世界漫画のような世界かしらね、魔法があってモンスターとかもいて冒険者ギルドとか国とかそういう世界かしらね」
龍「そんなん俺じゃ到底生きていけないじゃないか…」
零「大丈夫大丈夫私から加護をさずけるから簡単には死なないわよだからそこは安心してちょうだい」
龍「なら大丈夫なのか…」
零「もう少しで貴方は起きてしまうから現実世界で行く覚悟が決まったらこの言葉を言ってちょうだい、俺の物語は今始まったとね」
龍「ああわかった」
そういった途端世界が崩れた。
龍「はっ、何だ今のは夢かあんな事が現実であっていいもんがないもんなうんうんそうだなあの人も自称女神ってだけで俺の未来はあるはずだ」
龍はそう自己完結をしたがあの夢は紛れもない事実だったと実感する事が龍に降かかる。
龍はその日もまた昨日と同じことをしていたが龍は朝食を落とすし学校にも遅れる遥輝とも遊べず
何もかも踏んだり蹴ったりな生活が一ヶ月間続いた
龍「なんだよこれ一ヶ月間こんなにも上手くいかないことなんてなかったぞ…」
龍「もしかして一ヶ月前のあの夢が本当だった…?」
龍「それがもしそうならば…俺は死ぬ覚悟であのセリフを言わなければいけない…」
龍「どうしよう…このまま何も上手くいかない生活を続けるかそれとも…」
龍はそれを言わずに顔を両手で叩いた
龍「こんなことして何になる俺も男だ自分の未来くらい取り戻さなくてどうする俺は言うぞあの言葉」
龍「【俺の物語は今始まった!】」
龍がそう言うと急に意識がとだえた…
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