47 / 76
第4章
47 気持ちが沈む日、そしてミスを繰り返す日
しおりを挟む
ピピピピッピピピピッ
目覚まし時計の鳴る音だ。
僕は床から起き上がった。床に寝ていたということは昨夜の出来事が夢ではないという事がわかる。
さすがの僕でもここまで寝相は悪くない。
バイトの疲れも残っている。さらには床で寝たせいで余計に腰が痛くなっている。
せめて僕の疲労くらい吸ってほしかった……。
「そんな趣味はない」と、言っていたが金縛り霊もやっぱり、人を選んで金縛りにかけているんだと実感した。
そうじゃなければ金縛りちゃんたちも別のところで金縛りをかけたりするだろう。
金縛りちゃんたちの意思で僕を選んでくれているんだ。こんな嬉しいことは他にない。
それなのに3人の中から1人を選ばなきゃいけないなんて……僕はどうしたらいいんだ。
昨夜現れた白髪の青年のユーさんは日本金縛り霊協会の会長ですごい人ってのはわかった。
それに僕と魂やらなんやらが近いみたいな事を言ってたのに結局、疲労も吸ってくれなかったし専属霊のことも決めなくちゃいけないみたいだし……会長ならどうにかできなかったのかな……。
僕は朝から暗い気持ちになっていた。こんな感覚を味わうのは久しぶりだ。
今まで金縛りちゃんたちに疲労や精神的ストレスを吸ってもらって寝起きは爆発的に元気だった。
それが昨夜は疲労を吸われていない。悩み事も増えてしまった。それでここまで気持ちが沈んでしまうものか。
これはもう僕は、金縛りちゃん無しでは生きていけない体になってしまっている。
だからこそ金縛り霊の中から専属霊を1人選ばないといけない。
誰も選ばなかったらもう金縛りかかる事がなくなってしまう。疲労が吸われなくなる以前に金縛りちゃんたちに会えなくなってしまう。
どうしたらいいんだ? 僕はどうしたらいいんだ……。
選びたくない。1人なんて選べない。
考えても考えても答えは出ない。そもそも正解なんてない悩みだ。それでも最善の道を選ばないといけない。
沈んだ気持ちと残った疲労を感じながら僕の今日が始まった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
開店前からお客さんは店の前で並んでいた。土曜日という事もあって大行列ができている。
隣と隣とそのまた隣のお店に迷惑がかかるくらいの大行列だ。
もともとは店長が『全品5%OFF』のところを『全品50%OFF』とSNSアカウントで間違えて書き込んでしまったのが始まりだった。
こんなに行列ができるなら店側は逆に良かったのかもしれない。全品50%OFFでも赤字にはならなそうな気がする。
ただ僕たち働く側はすごく大変だ。新人のフミヤくんなら、なおさら大変だろう。
昨日の疲れも残っているだろうし……。
こんな時、リナが……リナ先輩がいてくれたら……。
僕は店の中にある先輩の面影を無意識に探していた。
朝からずっと気持ちが沈んでいる。ネガティブな事ばかりを考えてしまう。
そんな気持ちで激務をこなすのは至難の技だ。そういう気持ちがマイナスな時に限って小さな失敗をしやすい。
そして小さな失敗が積み重なっていって大きな失敗へと繋がってしまう。
そう。この日、僕は心配の連続で迷惑をかけてしまったのだ。
洗い終わった食器を重ねようとしたらバランスを崩して割ってしまったり……
料理を出す席を何度も間違えたり……
オーダーのあったドリンクを持っていくのを忘れたり……
注文の最中、いや、仕事中ずっと別のことを考えてしまい集中できていなかったり……
次にやらなきゃいけないことを忘れて、後回しでいい仕事を先にやってしまったり……
とにかくミスが多かった。今までで一番ミスが多かったかもしれない。沈んでいた気持ちが余計に沈んだ。
沼だ。僕は沼に落ちてしまい這い上がれなくなっている。もがけばもがくほど沈んでいく。
そんな精神的に不安定な状態の時に限って厄介ごとは降りかかってくる。
迷惑な酔っ払いが来てしまうのだ。こればかりは本当に辛い。
迷惑な酔っ払いは、ずっと店員を呼ぶベルを連打している。
必要以上に連打していて店内に「ピンポーン、ピンポーン」と呼び出し音が鳴り続けてうるさい。
優先順位を変えてその酔っ払いのところに急いで行っても「おせーよ」と怒鳴っていたり「早くしろよ」と文句を言っていたり「こっちは客だぞ」と偉そうな態度をとる始末だ。
話し方も「おい」「バカ」「クソ」「あ?」「コラァ」など攻撃的で厄介だ。
そして注文したのが枝豆の1品と人数分のビールだけ。
その後も呼び出しベルを連打して、注文したのは枝豆のみ。
お客さんは、あなたたちだけじゃないんだ。他のお客さんの対応もしなければならない。
こんなに忙しいんだからちょっとくらい店側の気持ちも考えてもらいたい。
結局その酔っ払いは枝豆とビールしか注文せず3時間くらいいた。
その注文には何も問題はない。むしろちゃんと枝豆という料理を注文している。
店のルール上、料理の欄に書かれている商品は1品頼まなくてはいけない。だから枝豆を頼んでいる迷惑な酔っ払いは何も問題はない。
だけれど相手が迷惑な酔っ払いだと印象が最悪。「あの態度でそれしか注文しないのかよ」と、思ってしまう。
そんな感じで今日のバイトは過酷で最悪だった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
店長たちは本当に優しい人たちだ。どんなにミスをしても優しく接してくれる。
だけど優しくされればされるほど落ち込んでしまう時もある。
自分てこんなにもダメで情けないんだと自暴自棄になってしまうのだ。
そして自分は、接客業に向いてないと思ってしまう。
また仕事を辞める癖が再発してしまったのだろうか。
金縛り霊に疲労を吸い取ってもらわないと僕は何もできない。ただのクズ人間だ。
バイトの帰り道、暗い気持ちの中ふとコンビニに寄ってみた。
家にはインスタントだが夜食はある。なのでコンビニで買うものはない。ただ、本当になんとなく入りたくなったのだ。
コンビニに入ると決まって雑誌コーナーの前に立つ。
雑誌コーナーでは、一度だけ買った事があったオカルト雑誌の最新刊に目が止まった。
今回は『幽霊屋敷特集』だ。
そういえば兎村の旅館も、見た目が幽霊屋敷に見えて不気味だから特集されているかもしれない。
兎村での出来事を思い出しながら、雑誌のページをペラペラとめくった。
そして僕の予想は的中した。
あの兎村の旅館があった。
『幽霊屋敷には、ウサギの幽霊と金縛り』というサブタイトルが付いている。
あの旅館にいた金縛り霊3姉妹は、ちゃんと他の旅行客にも金縛りをかけているみたいだ。
それが噂になってオカルト雑誌にまで載っている。
なかなかすごい事なんじゃないか?
できれば旅行雑誌に載ってもらいたかったが、こればかりは仕方がない。
オカルト雑誌を見終わった僕は雑誌を閉じた。その瞬間、脳に電気が走った。
最悪事態に今更ながら気が付いたのだ。
僕が今年中に3人の金縛りちゃんの中から専属霊を選んだ場合3姉妹に会えなくなる。
選ばない場合も同じだ。僕は金縛りに掛からなくなって3姉妹に会えない。
そうなるとフナちゃんとの『また遊ぼう』という約束が果たせなくなってしまう。
3姉妹に会う方法が、一つしかないことに気が付いた。
それは僕が3姉妹の誰かを専属霊として選ぶ事だ。でもその場合選ばれなかった姉妹はどうなるのか?
考えれば考えるほど答えは出ないし、悪い方向にしか転ばない。
僕は暗い気持ちのまま、何も買わずにコンビニを出た。
12月の寒い風を浴びながら暗い夜道を一人寂しく歩く。まるで捨てられた猫のように。
家に着くまでに、今後の金縛り霊との事を考えた。
一番いい方法は専属霊を誰も選ばずに現状維持を続けることだ。
それなら全員に会えるし、これからの人生で別の金縛りちゃんにだって会えるかもしれない。
それ以外の方法はない。
ただ専属霊を選ばなかったらペナルティを受けてしまい、一生金縛りにかからない体になってしまう。
この現状を打破できる策が僕には思いつかない。
でも僕は一人じゃない。今夜、金縛りちゃんたちが僕に金縛りをかけに来てくれるはずだ。
僕のこの状況を知っているはずだから何か打開策を練っているかもしれない。
それに『餅は餅屋』という、ことわざがあるじゃないか。金縛り霊のことは金縛り霊に聞くのが一番だ。
少しだけ希望が見えてきた気がした。
不安で眠れない中、考えていた事があった。
金縛りの事だ。
僕は、金縛りにかかるために疲労や精神的ストレスを溜めていた。けれどそれは違った。
疲労や精神的ストレスを溜めなくても金縛りにはかかる。なぜなら金縛りをかけるのは金縛り霊だからだ。
疲労や精神的ストレスは金縛り霊の栄養にしかならない。
結局のところ金縛りというのは、金縛り霊が対象者に金縛りをかければ、自然に起きる現象なので疲労や精神的ストレスなどの要因で金縛りにかかりやすくなるという事は関係なかった。
というのが最近わかったことだった。
でも結局、疲労や精神的ストレスは金縛りちゃんたちのために溜めなければいけない。
僕の疲労や精神的ストレスが金縛りちゃんたちに吸われ栄養に変わるというのなら、僕は喜んで疲労や精神的ストレスを溜める。
目覚まし時計の鳴る音だ。
僕は床から起き上がった。床に寝ていたということは昨夜の出来事が夢ではないという事がわかる。
さすがの僕でもここまで寝相は悪くない。
バイトの疲れも残っている。さらには床で寝たせいで余計に腰が痛くなっている。
せめて僕の疲労くらい吸ってほしかった……。
「そんな趣味はない」と、言っていたが金縛り霊もやっぱり、人を選んで金縛りにかけているんだと実感した。
そうじゃなければ金縛りちゃんたちも別のところで金縛りをかけたりするだろう。
金縛りちゃんたちの意思で僕を選んでくれているんだ。こんな嬉しいことは他にない。
それなのに3人の中から1人を選ばなきゃいけないなんて……僕はどうしたらいいんだ。
昨夜現れた白髪の青年のユーさんは日本金縛り霊協会の会長ですごい人ってのはわかった。
それに僕と魂やらなんやらが近いみたいな事を言ってたのに結局、疲労も吸ってくれなかったし専属霊のことも決めなくちゃいけないみたいだし……会長ならどうにかできなかったのかな……。
僕は朝から暗い気持ちになっていた。こんな感覚を味わうのは久しぶりだ。
今まで金縛りちゃんたちに疲労や精神的ストレスを吸ってもらって寝起きは爆発的に元気だった。
それが昨夜は疲労を吸われていない。悩み事も増えてしまった。それでここまで気持ちが沈んでしまうものか。
これはもう僕は、金縛りちゃん無しでは生きていけない体になってしまっている。
だからこそ金縛り霊の中から専属霊を1人選ばないといけない。
誰も選ばなかったらもう金縛りかかる事がなくなってしまう。疲労が吸われなくなる以前に金縛りちゃんたちに会えなくなってしまう。
どうしたらいいんだ? 僕はどうしたらいいんだ……。
選びたくない。1人なんて選べない。
考えても考えても答えは出ない。そもそも正解なんてない悩みだ。それでも最善の道を選ばないといけない。
沈んだ気持ちと残った疲労を感じながら僕の今日が始まった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
開店前からお客さんは店の前で並んでいた。土曜日という事もあって大行列ができている。
隣と隣とそのまた隣のお店に迷惑がかかるくらいの大行列だ。
もともとは店長が『全品5%OFF』のところを『全品50%OFF』とSNSアカウントで間違えて書き込んでしまったのが始まりだった。
こんなに行列ができるなら店側は逆に良かったのかもしれない。全品50%OFFでも赤字にはならなそうな気がする。
ただ僕たち働く側はすごく大変だ。新人のフミヤくんなら、なおさら大変だろう。
昨日の疲れも残っているだろうし……。
こんな時、リナが……リナ先輩がいてくれたら……。
僕は店の中にある先輩の面影を無意識に探していた。
朝からずっと気持ちが沈んでいる。ネガティブな事ばかりを考えてしまう。
そんな気持ちで激務をこなすのは至難の技だ。そういう気持ちがマイナスな時に限って小さな失敗をしやすい。
そして小さな失敗が積み重なっていって大きな失敗へと繋がってしまう。
そう。この日、僕は心配の連続で迷惑をかけてしまったのだ。
洗い終わった食器を重ねようとしたらバランスを崩して割ってしまったり……
料理を出す席を何度も間違えたり……
オーダーのあったドリンクを持っていくのを忘れたり……
注文の最中、いや、仕事中ずっと別のことを考えてしまい集中できていなかったり……
次にやらなきゃいけないことを忘れて、後回しでいい仕事を先にやってしまったり……
とにかくミスが多かった。今までで一番ミスが多かったかもしれない。沈んでいた気持ちが余計に沈んだ。
沼だ。僕は沼に落ちてしまい這い上がれなくなっている。もがけばもがくほど沈んでいく。
そんな精神的に不安定な状態の時に限って厄介ごとは降りかかってくる。
迷惑な酔っ払いが来てしまうのだ。こればかりは本当に辛い。
迷惑な酔っ払いは、ずっと店員を呼ぶベルを連打している。
必要以上に連打していて店内に「ピンポーン、ピンポーン」と呼び出し音が鳴り続けてうるさい。
優先順位を変えてその酔っ払いのところに急いで行っても「おせーよ」と怒鳴っていたり「早くしろよ」と文句を言っていたり「こっちは客だぞ」と偉そうな態度をとる始末だ。
話し方も「おい」「バカ」「クソ」「あ?」「コラァ」など攻撃的で厄介だ。
そして注文したのが枝豆の1品と人数分のビールだけ。
その後も呼び出しベルを連打して、注文したのは枝豆のみ。
お客さんは、あなたたちだけじゃないんだ。他のお客さんの対応もしなければならない。
こんなに忙しいんだからちょっとくらい店側の気持ちも考えてもらいたい。
結局その酔っ払いは枝豆とビールしか注文せず3時間くらいいた。
その注文には何も問題はない。むしろちゃんと枝豆という料理を注文している。
店のルール上、料理の欄に書かれている商品は1品頼まなくてはいけない。だから枝豆を頼んでいる迷惑な酔っ払いは何も問題はない。
だけれど相手が迷惑な酔っ払いだと印象が最悪。「あの態度でそれしか注文しないのかよ」と、思ってしまう。
そんな感じで今日のバイトは過酷で最悪だった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
店長たちは本当に優しい人たちだ。どんなにミスをしても優しく接してくれる。
だけど優しくされればされるほど落ち込んでしまう時もある。
自分てこんなにもダメで情けないんだと自暴自棄になってしまうのだ。
そして自分は、接客業に向いてないと思ってしまう。
また仕事を辞める癖が再発してしまったのだろうか。
金縛り霊に疲労を吸い取ってもらわないと僕は何もできない。ただのクズ人間だ。
バイトの帰り道、暗い気持ちの中ふとコンビニに寄ってみた。
家にはインスタントだが夜食はある。なのでコンビニで買うものはない。ただ、本当になんとなく入りたくなったのだ。
コンビニに入ると決まって雑誌コーナーの前に立つ。
雑誌コーナーでは、一度だけ買った事があったオカルト雑誌の最新刊に目が止まった。
今回は『幽霊屋敷特集』だ。
そういえば兎村の旅館も、見た目が幽霊屋敷に見えて不気味だから特集されているかもしれない。
兎村での出来事を思い出しながら、雑誌のページをペラペラとめくった。
そして僕の予想は的中した。
あの兎村の旅館があった。
『幽霊屋敷には、ウサギの幽霊と金縛り』というサブタイトルが付いている。
あの旅館にいた金縛り霊3姉妹は、ちゃんと他の旅行客にも金縛りをかけているみたいだ。
それが噂になってオカルト雑誌にまで載っている。
なかなかすごい事なんじゃないか?
できれば旅行雑誌に載ってもらいたかったが、こればかりは仕方がない。
オカルト雑誌を見終わった僕は雑誌を閉じた。その瞬間、脳に電気が走った。
最悪事態に今更ながら気が付いたのだ。
僕が今年中に3人の金縛りちゃんの中から専属霊を選んだ場合3姉妹に会えなくなる。
選ばない場合も同じだ。僕は金縛りに掛からなくなって3姉妹に会えない。
そうなるとフナちゃんとの『また遊ぼう』という約束が果たせなくなってしまう。
3姉妹に会う方法が、一つしかないことに気が付いた。
それは僕が3姉妹の誰かを専属霊として選ぶ事だ。でもその場合選ばれなかった姉妹はどうなるのか?
考えれば考えるほど答えは出ないし、悪い方向にしか転ばない。
僕は暗い気持ちのまま、何も買わずにコンビニを出た。
12月の寒い風を浴びながら暗い夜道を一人寂しく歩く。まるで捨てられた猫のように。
家に着くまでに、今後の金縛り霊との事を考えた。
一番いい方法は専属霊を誰も選ばずに現状維持を続けることだ。
それなら全員に会えるし、これからの人生で別の金縛りちゃんにだって会えるかもしれない。
それ以外の方法はない。
ただ専属霊を選ばなかったらペナルティを受けてしまい、一生金縛りにかからない体になってしまう。
この現状を打破できる策が僕には思いつかない。
でも僕は一人じゃない。今夜、金縛りちゃんたちが僕に金縛りをかけに来てくれるはずだ。
僕のこの状況を知っているはずだから何か打開策を練っているかもしれない。
それに『餅は餅屋』という、ことわざがあるじゃないか。金縛り霊のことは金縛り霊に聞くのが一番だ。
少しだけ希望が見えてきた気がした。
不安で眠れない中、考えていた事があった。
金縛りの事だ。
僕は、金縛りにかかるために疲労や精神的ストレスを溜めていた。けれどそれは違った。
疲労や精神的ストレスを溜めなくても金縛りにはかかる。なぜなら金縛りをかけるのは金縛り霊だからだ。
疲労や精神的ストレスは金縛り霊の栄養にしかならない。
結局のところ金縛りというのは、金縛り霊が対象者に金縛りをかければ、自然に起きる現象なので疲労や精神的ストレスなどの要因で金縛りにかかりやすくなるという事は関係なかった。
というのが最近わかったことだった。
でも結局、疲労や精神的ストレスは金縛りちゃんたちのために溜めなければいけない。
僕の疲労や精神的ストレスが金縛りちゃんたちに吸われ栄養に変わるというのなら、僕は喜んで疲労や精神的ストレスを溜める。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる