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《ドキドキの文化祭編》
031:ドキドキの文化祭開幕!
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『――あやめ学園高等学校の生徒、教師、そして地域の皆様と一緒に文化祭を盛り上げていきましょう! 以上で開会式を――』
体育館で行われた文化祭開会式が無事に終わった。
開会式が終わるのと同時に数100人が一斉に口を開く。
体育館はざわつき、数秒前の静かな体育館とは思えないほどの変化を遂げていた。
それだけ皆、盛り上がっているということだ。
もちろん僕も例に外れない。ドキドキとウキウキとワクワクと、それから……まあ、色々と感情が飛び交って止まらないでいる。
ここで改めて文化祭のスケジュールを確認しておこう。
8時40分――開会式。それは今終わった。
9時20分――文化祭開始時間。今は9時ちょうど。残り20分で開始だ。
この残りの20分で最終確認を行うことになる。
そして文化祭は16時20分で終了となる。そのあとは閉会式と片付けがあって19時30分までに完全下校。
これが大まかなスケジュールだ。
文化祭の開催時間は7時間。
この7時間で小熊さんとどれだけツーショットチェキが撮れるかだ。
時間との勝負になるな。
当然ながら僕も小熊さんも仕事がある。クラスの出し物の〝チェキが撮れるコスプレ喫茶〟を運営しなくてはならないからね。
その中で小熊さんとツーショットチェキが撮れるタイミングとなると、小熊さんが担当している時間かつ僕が休憩の時間――それが必須条件だ。
逆のパターン、つまり僕が担当している時間かつ小熊さんの休憩時間でもツーショットチェキを撮れる。だけど、小熊さんが僕とわざわざツーショットチェキを撮りに来てくれるとは思えない。
だってその前に僕が何度もツーショットチェキを撮ってしまうからだ。
僕と小熊さんのスケジュールを見ると前者の順番になっている。
僕たちのクラスでの担当時間というものは4つに分かれていて――
9時20分から11時05分までの第1班。
11時05分から12時50分までの第2班。
12時50分から14時35分までの第3班。
14時35分から16時20分までの第4班だ。
担当の時間以外は自由行動ができることになっている。
ちなみに僕は第3班で小熊さんは第2班だ。
だから必須条件は前者――小熊さんが担当している時間かつ僕が休憩の時間。これに該当する。
先ほども言ったが、先にツーショットをバンバン撮ってしまうことになるため、小熊さんからしたら僕とのツーショットチェキはもう十分だと感じることになるはず。
この限られた時間。小熊さんが担当の第2班の時間――1時間45分にどれだけのツーショットチェキが撮れるかが鍵となるだろう。
もちろん小熊さんの仕事を邪魔せず、そして他のお客さんにもチェキを譲りながら行うことになる。
何度も並ぶことになるだろうが、小熊さんのためなら苦じゃない。むしろ並んでいる時間も楽しいに決まっている。
などと長々と考えてしまった結果、みんなのざわつきでうるさかった体育館もすっかりと静かになっていた。
残っているのは10人ちょっとだけ。知った顔の人はいない。
早くクラスに戻らないとな。自由行動はまだだし、最終確認とかクラスでの挨拶もあるわけだしね。
僕は急いでクラスに戻ることにした。
急ぐほどでも焦るほどでもなかったけど、それでも急がないに越したことはない。
それにクラスには小熊さんがいるんだ。同じ空気を吸って少しでも幸福感を味わいたいじゃないか。
クラスに戻ると第1班が準備を始めていた。
その準備というのが――
「ちょー似合ってるよ。チャイナ服」
「そっちこそ、似合ってるよ。警察官」
「うちのナース服はどう?」
「「めっちゃ似合ってるー!」」
コスプレだ。
第1班のみんな衣装の着替えを済ましていたんだ。
ちなみに着替えるスペースはしっかりと用意してある。その分カフェスペースが狭くなっているが、致し方なしだ。
それにしてもクラスの女子のコスプレ。目のやりどころに困ってしまうな。
まあ、小熊さんほどではないが……妖精さんくらいの可愛さはある。
今思えばこのクラス、結構可愛い人多いんじゃね?
小熊さんばかりに見惚れて気付かなかったけど、顔面偏差値ってやつか、それ結構高いだろ。
「おい、山本。お前には小熊さんがいるだろ。なに他の女子に見惚れてんだよ」
犬飼くんが声をかけてきた。
犬飼くんもコスプレをしてるってことは第1班ってことか。
それにしても気になる発言があったな。
「見惚れてるのは認めるけど、僕に小熊さんって……どういうこと?」
「とぼけんなって! お前ら仲がいいだろうがよ。そういう関係なんだろ? って、そんな話はどうでもいい 。俺たちの衣装も見てくれよ」
犬飼くんたち第1班のコスプレ衣装は、執事や甚平、シェフやスーツなど至ってシンプル、至って普通の衣装ばかりだった。
誰もが二度見をしてしまう派手な衣装や、クスクスと笑われてしまう恥ずかい衣装とか、写真を撮られてネットに拡散されてしまいかねない変な衣装とか、そういうのがないことにほっとしている自分がいる。
僕も一応コスプレ衣装の買い出し班だったわけだけど、買い出しは全て小熊さんたち女子に任せてあった。
だからどんな衣装を選んだのか内心ドキドキしてたんだ。
きっと着替えスペースにある他の衣装もまともな衣装ばかりだろう。
まあ、犬飼くんたちがまともな衣装を選んだだけって可能性もあるけど……。
「みんなものすごく似合ってるよ。犬飼くんの甚平とか動きやすそうだね」
「そうなのよ。動きやすさ重視で選んだからさ。消防士とか殿様が着てるやつとか着ぐるみとか、絶対に動きづらいだろ?」
「マジか。結構あるんだね」
着替えスペースにある衣装が想像を超えるほどカオスになってそうな気がするけど……
まあ、お客さんが面白がって着る分にはいいか。
というかどこにそんな準備費が!?
「あれ? 山本も確か買い出し班だったよな?」
「あっ、うん。でも僕は下調べに付き合っただけで、実際何を買ったかはわかってないんだ。全部女子がやってくれたからさ」
「そうだったのか。なら納得だな」
「納得?」
「おう。山本にぴったりの衣装があったからよ」
「え、なにそれ……めっちゃ気になるんだけど」
見たいけど見たくない……かも。なぜだか嫌な予感しかしない。
あとで嫌でも見ることになるから、今のうちに確認しておくか。そういうことは早いに越したことはないからね。
「ちょっと見てくる」
「おう」
着替えスペースに向かう足はかなり重たかった。
僕にぴったりってどんな衣装だよ……。全く想像もつかない。
着替えスペースにゆっくりと入った。
直後、犬飼くんが言っていた衣装と目が合った。
なるほど。そういうことか。
確かに僕にぴったりだな。
小熊さんが選んだのかな?
センス良すぎて脱帽だよ。さすがくまま様だ。
でもこれを着て仕事できるのか?
ただただ不安だ。
体育館で行われた文化祭開会式が無事に終わった。
開会式が終わるのと同時に数100人が一斉に口を開く。
体育館はざわつき、数秒前の静かな体育館とは思えないほどの変化を遂げていた。
それだけ皆、盛り上がっているということだ。
もちろん僕も例に外れない。ドキドキとウキウキとワクワクと、それから……まあ、色々と感情が飛び交って止まらないでいる。
ここで改めて文化祭のスケジュールを確認しておこう。
8時40分――開会式。それは今終わった。
9時20分――文化祭開始時間。今は9時ちょうど。残り20分で開始だ。
この残りの20分で最終確認を行うことになる。
そして文化祭は16時20分で終了となる。そのあとは閉会式と片付けがあって19時30分までに完全下校。
これが大まかなスケジュールだ。
文化祭の開催時間は7時間。
この7時間で小熊さんとどれだけツーショットチェキが撮れるかだ。
時間との勝負になるな。
当然ながら僕も小熊さんも仕事がある。クラスの出し物の〝チェキが撮れるコスプレ喫茶〟を運営しなくてはならないからね。
その中で小熊さんとツーショットチェキが撮れるタイミングとなると、小熊さんが担当している時間かつ僕が休憩の時間――それが必須条件だ。
逆のパターン、つまり僕が担当している時間かつ小熊さんの休憩時間でもツーショットチェキを撮れる。だけど、小熊さんが僕とわざわざツーショットチェキを撮りに来てくれるとは思えない。
だってその前に僕が何度もツーショットチェキを撮ってしまうからだ。
僕と小熊さんのスケジュールを見ると前者の順番になっている。
僕たちのクラスでの担当時間というものは4つに分かれていて――
9時20分から11時05分までの第1班。
11時05分から12時50分までの第2班。
12時50分から14時35分までの第3班。
14時35分から16時20分までの第4班だ。
担当の時間以外は自由行動ができることになっている。
ちなみに僕は第3班で小熊さんは第2班だ。
だから必須条件は前者――小熊さんが担当している時間かつ僕が休憩の時間。これに該当する。
先ほども言ったが、先にツーショットをバンバン撮ってしまうことになるため、小熊さんからしたら僕とのツーショットチェキはもう十分だと感じることになるはず。
この限られた時間。小熊さんが担当の第2班の時間――1時間45分にどれだけのツーショットチェキが撮れるかが鍵となるだろう。
もちろん小熊さんの仕事を邪魔せず、そして他のお客さんにもチェキを譲りながら行うことになる。
何度も並ぶことになるだろうが、小熊さんのためなら苦じゃない。むしろ並んでいる時間も楽しいに決まっている。
などと長々と考えてしまった結果、みんなのざわつきでうるさかった体育館もすっかりと静かになっていた。
残っているのは10人ちょっとだけ。知った顔の人はいない。
早くクラスに戻らないとな。自由行動はまだだし、最終確認とかクラスでの挨拶もあるわけだしね。
僕は急いでクラスに戻ることにした。
急ぐほどでも焦るほどでもなかったけど、それでも急がないに越したことはない。
それにクラスには小熊さんがいるんだ。同じ空気を吸って少しでも幸福感を味わいたいじゃないか。
クラスに戻ると第1班が準備を始めていた。
その準備というのが――
「ちょー似合ってるよ。チャイナ服」
「そっちこそ、似合ってるよ。警察官」
「うちのナース服はどう?」
「「めっちゃ似合ってるー!」」
コスプレだ。
第1班のみんな衣装の着替えを済ましていたんだ。
ちなみに着替えるスペースはしっかりと用意してある。その分カフェスペースが狭くなっているが、致し方なしだ。
それにしてもクラスの女子のコスプレ。目のやりどころに困ってしまうな。
まあ、小熊さんほどではないが……妖精さんくらいの可愛さはある。
今思えばこのクラス、結構可愛い人多いんじゃね?
小熊さんばかりに見惚れて気付かなかったけど、顔面偏差値ってやつか、それ結構高いだろ。
「おい、山本。お前には小熊さんがいるだろ。なに他の女子に見惚れてんだよ」
犬飼くんが声をかけてきた。
犬飼くんもコスプレをしてるってことは第1班ってことか。
それにしても気になる発言があったな。
「見惚れてるのは認めるけど、僕に小熊さんって……どういうこと?」
「とぼけんなって! お前ら仲がいいだろうがよ。そういう関係なんだろ? って、そんな話はどうでもいい 。俺たちの衣装も見てくれよ」
犬飼くんたち第1班のコスプレ衣装は、執事や甚平、シェフやスーツなど至ってシンプル、至って普通の衣装ばかりだった。
誰もが二度見をしてしまう派手な衣装や、クスクスと笑われてしまう恥ずかい衣装とか、写真を撮られてネットに拡散されてしまいかねない変な衣装とか、そういうのがないことにほっとしている自分がいる。
僕も一応コスプレ衣装の買い出し班だったわけだけど、買い出しは全て小熊さんたち女子に任せてあった。
だからどんな衣装を選んだのか内心ドキドキしてたんだ。
きっと着替えスペースにある他の衣装もまともな衣装ばかりだろう。
まあ、犬飼くんたちがまともな衣装を選んだだけって可能性もあるけど……。
「みんなものすごく似合ってるよ。犬飼くんの甚平とか動きやすそうだね」
「そうなのよ。動きやすさ重視で選んだからさ。消防士とか殿様が着てるやつとか着ぐるみとか、絶対に動きづらいだろ?」
「マジか。結構あるんだね」
着替えスペースにある衣装が想像を超えるほどカオスになってそうな気がするけど……
まあ、お客さんが面白がって着る分にはいいか。
というかどこにそんな準備費が!?
「あれ? 山本も確か買い出し班だったよな?」
「あっ、うん。でも僕は下調べに付き合っただけで、実際何を買ったかはわかってないんだ。全部女子がやってくれたからさ」
「そうだったのか。なら納得だな」
「納得?」
「おう。山本にぴったりの衣装があったからよ」
「え、なにそれ……めっちゃ気になるんだけど」
見たいけど見たくない……かも。なぜだか嫌な予感しかしない。
あとで嫌でも見ることになるから、今のうちに確認しておくか。そういうことは早いに越したことはないからね。
「ちょっと見てくる」
「おう」
着替えスペースに向かう足はかなり重たかった。
僕にぴったりってどんな衣装だよ……。全く想像もつかない。
着替えスペースにゆっくりと入った。
直後、犬飼くんが言っていた衣装と目が合った。
なるほど。そういうことか。
確かに僕にぴったりだな。
小熊さんが選んだのかな?
センス良すぎて脱帽だよ。さすがくまま様だ。
でもこれを着て仕事できるのか?
ただただ不安だ。
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