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《ドキドキの文化祭編》
023:ご褒美回〝メイド服姿のくまま〟
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ご褒美回。
それは日頃頑張っている僕たちへのご褒美の回だ。
数ヶ月に一度、いや、数年に一度しかない特別なイベントでもある。
え? 僕が何を頑張ってるかって?
そりゃ色々と頑張ってるさ。一概にこれだって言えないけど……。
まあ、要するにその頑張りが今日報われるのだ。
「じゃじゃーん!」
メイド服姿の小熊さんが試着室から出てきた。
普段見ることがない衣装だけに胸の〝ときめき〟が暴れている。
白と黒を基調としたシンプルなデザインにも関わらず、圧倒的な可愛さがある。
それはメイド服というもの自体が可愛いというのもあるが、着ている人が女神や天使を凌駕するくまま様だから、この圧倒的な可愛さが実現したのだろう。
もうこの次元のものではない可愛さだぞ。
「がはッ!!!」
このダメージもお決まりと化している気がする。
「どうかな? 変じゃない?」
あちこちにフリフリが付いていて、小熊さんが動くたびにそのフリフリやスカートが可愛くふんわりと揺れる。
もしも僕が魚なら真っ先にフリフリに飛び込んでいたに違いない。
もしも僕が肉食動物なら我を忘れてフリフリに噛み付いていたに違いない。
それだけの魅力がフリフリに詰め込まれているし、くままがそれを最大限に引き出している。
「くるくる~」
さらにメイド服とくままの魅力はそれだけじゃない。
絶対領域だ。絶対領域が存在している!
絶対領域とは萌え用語の一つ。スカートとニーソックスの間の太ももの素肌の部分のことだ。
アニメやテレビ、雑誌や漫画などでしか見たことがない絶対領域だったけど、まさかここまでの破壊力があったとは。
視線が勝手に吸い込まれてしまう。
いや、意識ごと持っていかれる。
「恥ずかしいからあんまりじろじろ見ないでねっ」
はい。出ました。くまま様からのお言葉。
この言葉を聞いてしまったら、平常心を保つなど到底無理な話だ。
そして反射的に視線をずらしたが、僕みたいな陰キャは視線をズラすときに下を向いてしまう癖がある。
その癖が仇となった。
僕はニーソックスの先を見てしまったのだ。
本来は靴で隠れているはずの部分。見ることなどできない部分が僕の瞳に映っているのだ。
この専門店には靴も商品として用意されている。
しかしこれは試着だ。試着だから靴までは履くことはなかった。
だからこそ本来見ることのできない部分を――神の領域を合法的に目にすることが叶ってしまった。
あぁ、頭の天辺から足の爪先まで可愛いとか……反則だろ。
「今の人類が持つ言葉の全てを持ってしても、表現するのが難しいほどの可愛いさです」
僕の親指は立っていた。サムズアップだ。
いつ立っていたのかわからない。だからこそ本能で立ったのだと悟る。
それだけ小熊さんはメイド服が似合っているという証拠だ。いや、似合いすぎている。
テレビ番組の倉庫に眠る100点満点の札を全てかき集めても足りないくらいの点数だ。
いや、くまま様に僕たち人類が点数をつける行為自体おこがましいな。反省しよう。
てか、これ無料で見ていいやつなのか?
いや、無料で見ていいわけがない。
とりあえず財布のお金全部渡そう。足りるはずもないけど全部。
「ちょ、ちょ、隼兎くん。なんでお金出してんのさ」
「ごめん。足りないよね。足りない分は一生かけて払います」
「払わんでいい。払うのはチェキとグッズだけでいいから、それ仕舞って。店員さんが変な目で見ちゃうから!」
そこまで言うなら仕方ない。
僕は出したお金を渋々財布に仕舞った。
「ガハッ!!!」
僕の横でダメージを受けた音がした。
純平だ。純平がダメージを負った原因はれおれおだ。
それもただのれおれおではない。
警察官の衣装を着たれおれおだったのだ。
「変じゃないか?」
「あ……あわあわあわ……」
純平は手錠をかけられる仕草をしながら、警察官の衣装を身に纏ったれおれおの元へとゆっくり歩み寄る。
「逮捕」
――ガシャ。
純平はあっさりとれおれおに逮捕されてしまった。手錠まであるとはさすがだ。
クールで大人のお姉さんって感じのれおれおだけど、意外とノリはいいみたい。
というか今はプライベートだぞ。逮捕って、神対応すぎるだろ。
ケーキ入刀の時もそうだったけど、れおれおの機転には驚かされる。
ござるが語尾のサムライさんみたいな濃いファンが付くのも納得だ。
「おお~、警察官もありだね。れおれおかっこいい」
「くままのメイド服も似合っているよ」
「ありがとう。この2つは購入決定だなぁ」
「ぜひ手錠もセットで買うのがおすすめ」
「う~ん。手錠は準備費に余裕があったらかなぁ」
「そうか。面白いのに」
「それじゃ他の衣装も試そうよ」
「そうだね」
メイド服姿のくままと警察官姿のれおれおの会話に、僕はただただ見惚れてしまっていた。
だってそうだろ。次元が違いすぎる可愛さだ。見惚れない方がおかしい。
「あっ、隼兎くん。覗いちゃダメだよ」
「なっ! なに言ってんの! 覗かないよ」
小悪魔のような笑みでからかう小熊さん。
もう可愛すぎてやばい。可愛すぎてやばすぎる。
あ、あれ?
語彙力どっかにいったぞ?
「覗いたら本当に逮捕だからね」
しれっとエグいことを言うれおれお。クールキャラが言うとガチなのかノリなのかわからんな。
でもきっとノリで言ってくれてるんだろうな。
純平にかけた手錠も優しく外してあげてるし。
手とか当たって羨ましいぞ、この野郎。距離も近いし。
よかったな純平。
手錠を惜しむその視線。今の僕なら理解できるよ。
さて、次はどんな衣装で出てくるんだろうか。
色々と試着室に入れてたからなぁ。
中でも印象的だったのはナース服だな。
――ドクンッドクンッ。
な、なんだ今のは?
僕の鼓動か?
くっ、メイド服姿を見た反動が今になってきたか。
いや、それだけじゃない。
想像してしまったからだ。ナース服姿のくままを。
やばいぞ。やばいことが起きた。
耐えられるはずがない。
次の衣装なんて絶対に耐えられるはずがない。
あのカーテンが開いた瞬間、僕は死ぬ。
確実に。絶対に。
初めてだよ。試着室の前で死を悟ったのは。
このままここにいれば僕は死ぬ。
それと同時に純平も。
命か、それともくままの衣装か。
どちらを優先するべきか。
決まっている。
くままの衣装だ。
くままの可愛い姿を見て死ぬのなら本物だ。
さあ、いつでも来い。
どんな衣装でも来い。
目に焼き付けてやる。
魂に刻んでやる。
くままの可愛い姿を!!!
「お待たせ~。今度はナース服着てみました~。どうかなっ?」
「がはッ!!!」
案の定、僕は膝を付き倒れた。
それは日頃頑張っている僕たちへのご褒美の回だ。
数ヶ月に一度、いや、数年に一度しかない特別なイベントでもある。
え? 僕が何を頑張ってるかって?
そりゃ色々と頑張ってるさ。一概にこれだって言えないけど……。
まあ、要するにその頑張りが今日報われるのだ。
「じゃじゃーん!」
メイド服姿の小熊さんが試着室から出てきた。
普段見ることがない衣装だけに胸の〝ときめき〟が暴れている。
白と黒を基調としたシンプルなデザインにも関わらず、圧倒的な可愛さがある。
それはメイド服というもの自体が可愛いというのもあるが、着ている人が女神や天使を凌駕するくまま様だから、この圧倒的な可愛さが実現したのだろう。
もうこの次元のものではない可愛さだぞ。
「がはッ!!!」
このダメージもお決まりと化している気がする。
「どうかな? 変じゃない?」
あちこちにフリフリが付いていて、小熊さんが動くたびにそのフリフリやスカートが可愛くふんわりと揺れる。
もしも僕が魚なら真っ先にフリフリに飛び込んでいたに違いない。
もしも僕が肉食動物なら我を忘れてフリフリに噛み付いていたに違いない。
それだけの魅力がフリフリに詰め込まれているし、くままがそれを最大限に引き出している。
「くるくる~」
さらにメイド服とくままの魅力はそれだけじゃない。
絶対領域だ。絶対領域が存在している!
絶対領域とは萌え用語の一つ。スカートとニーソックスの間の太ももの素肌の部分のことだ。
アニメやテレビ、雑誌や漫画などでしか見たことがない絶対領域だったけど、まさかここまでの破壊力があったとは。
視線が勝手に吸い込まれてしまう。
いや、意識ごと持っていかれる。
「恥ずかしいからあんまりじろじろ見ないでねっ」
はい。出ました。くまま様からのお言葉。
この言葉を聞いてしまったら、平常心を保つなど到底無理な話だ。
そして反射的に視線をずらしたが、僕みたいな陰キャは視線をズラすときに下を向いてしまう癖がある。
その癖が仇となった。
僕はニーソックスの先を見てしまったのだ。
本来は靴で隠れているはずの部分。見ることなどできない部分が僕の瞳に映っているのだ。
この専門店には靴も商品として用意されている。
しかしこれは試着だ。試着だから靴までは履くことはなかった。
だからこそ本来見ることのできない部分を――神の領域を合法的に目にすることが叶ってしまった。
あぁ、頭の天辺から足の爪先まで可愛いとか……反則だろ。
「今の人類が持つ言葉の全てを持ってしても、表現するのが難しいほどの可愛いさです」
僕の親指は立っていた。サムズアップだ。
いつ立っていたのかわからない。だからこそ本能で立ったのだと悟る。
それだけ小熊さんはメイド服が似合っているという証拠だ。いや、似合いすぎている。
テレビ番組の倉庫に眠る100点満点の札を全てかき集めても足りないくらいの点数だ。
いや、くまま様に僕たち人類が点数をつける行為自体おこがましいな。反省しよう。
てか、これ無料で見ていいやつなのか?
いや、無料で見ていいわけがない。
とりあえず財布のお金全部渡そう。足りるはずもないけど全部。
「ちょ、ちょ、隼兎くん。なんでお金出してんのさ」
「ごめん。足りないよね。足りない分は一生かけて払います」
「払わんでいい。払うのはチェキとグッズだけでいいから、それ仕舞って。店員さんが変な目で見ちゃうから!」
そこまで言うなら仕方ない。
僕は出したお金を渋々財布に仕舞った。
「ガハッ!!!」
僕の横でダメージを受けた音がした。
純平だ。純平がダメージを負った原因はれおれおだ。
それもただのれおれおではない。
警察官の衣装を着たれおれおだったのだ。
「変じゃないか?」
「あ……あわあわあわ……」
純平は手錠をかけられる仕草をしながら、警察官の衣装を身に纏ったれおれおの元へとゆっくり歩み寄る。
「逮捕」
――ガシャ。
純平はあっさりとれおれおに逮捕されてしまった。手錠まであるとはさすがだ。
クールで大人のお姉さんって感じのれおれおだけど、意外とノリはいいみたい。
というか今はプライベートだぞ。逮捕って、神対応すぎるだろ。
ケーキ入刀の時もそうだったけど、れおれおの機転には驚かされる。
ござるが語尾のサムライさんみたいな濃いファンが付くのも納得だ。
「おお~、警察官もありだね。れおれおかっこいい」
「くままのメイド服も似合っているよ」
「ありがとう。この2つは購入決定だなぁ」
「ぜひ手錠もセットで買うのがおすすめ」
「う~ん。手錠は準備費に余裕があったらかなぁ」
「そうか。面白いのに」
「それじゃ他の衣装も試そうよ」
「そうだね」
メイド服姿のくままと警察官姿のれおれおの会話に、僕はただただ見惚れてしまっていた。
だってそうだろ。次元が違いすぎる可愛さだ。見惚れない方がおかしい。
「あっ、隼兎くん。覗いちゃダメだよ」
「なっ! なに言ってんの! 覗かないよ」
小悪魔のような笑みでからかう小熊さん。
もう可愛すぎてやばい。可愛すぎてやばすぎる。
あ、あれ?
語彙力どっかにいったぞ?
「覗いたら本当に逮捕だからね」
しれっとエグいことを言うれおれお。クールキャラが言うとガチなのかノリなのかわからんな。
でもきっとノリで言ってくれてるんだろうな。
純平にかけた手錠も優しく外してあげてるし。
手とか当たって羨ましいぞ、この野郎。距離も近いし。
よかったな純平。
手錠を惜しむその視線。今の僕なら理解できるよ。
さて、次はどんな衣装で出てくるんだろうか。
色々と試着室に入れてたからなぁ。
中でも印象的だったのはナース服だな。
――ドクンッドクンッ。
な、なんだ今のは?
僕の鼓動か?
くっ、メイド服姿を見た反動が今になってきたか。
いや、それだけじゃない。
想像してしまったからだ。ナース服姿のくままを。
やばいぞ。やばいことが起きた。
耐えられるはずがない。
次の衣装なんて絶対に耐えられるはずがない。
あのカーテンが開いた瞬間、僕は死ぬ。
確実に。絶対に。
初めてだよ。試着室の前で死を悟ったのは。
このままここにいれば僕は死ぬ。
それと同時に純平も。
命か、それともくままの衣装か。
どちらを優先するべきか。
決まっている。
くままの衣装だ。
くままの可愛い姿を見て死ぬのなら本物だ。
さあ、いつでも来い。
どんな衣装でも来い。
目に焼き付けてやる。
魂に刻んでやる。
くままの可愛い姿を!!!
「お待たせ~。今度はナース服着てみました~。どうかなっ?」
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案の定、僕は膝を付き倒れた。
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