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089:ニンジン姫と3年戦争
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ボドゲ部たちが行う死のカードゲームは『ニンジン姫と3年戦争』という4対4で戦うカードゲームだ。
ニンジン姫を守る『勇者サイド』と、ニンジン姫を狙う『魔王サイド』にチームが分かれる。
ボドゲ部はゲームの挑戦者ということで『勇者サイド』に決定した。ピエロの奴隷となってしまった女性4人は『魔王サイド』だ。
ライフはそれぞれ30あり0になると敗北する。死のカードゲームの場合敗北は死を意味する。0になった時点でそのプレイヤーは命を落とすのだ。そしてライフは回復することもあるが31以上になることはない。
交互にターンを行い相手のライフを0にし全滅させたチームの勝利となる。
このゲームで使用するサイコロは4面だ。1~4が書かれた4面ダイス。転がしたサイコロの頂点にある数字が選ばれる。
自分のターンに行う事は『獲得フェイズ』と『選択フェイズ』と『攻撃フェイズ』の3フェイズだ。ただし最初の自分のターンのみ『獲得フェイズ』しか行えない。
獲得フェイズでは1の目『攻撃力が上がる武器カード』、2の目『防御力が上がる装備カード』、3の目『ライフを回復する魔法カード』、4の目『特別な能力カード』の4つの中からサイコロで出た目のカードを引くことができる。その後、獲得したカードを使用または装備しなければならない。装備する場合、装備品はいくつでも装備可能だ。
選択フェイズでは攻撃する相手を選ぶ。サイコロの出た目に該当するプレイヤーとバトルを行う。そのプレイヤーが既に敗北してしまいバトル上に存在しない場合は攻撃フェイズは行われない。
攻撃フェイズではサイコロの出た目の数のダメージを選択フェイズで選択された相手プレイヤー1人に与える。その時、自分の攻撃力から相手の防御力を引き計算する。計算によって出たダメージを相手のライフに与えるのだ。
これが死のカードゲーム『ニンジン姫と3年戦争』のルールだ。
第6層95マスのトランプが浮いた不気味な空間にゲーム開始の音楽が響き渡った。そして音楽と共にピエロがタイトルコールを叫ぶ。
「ニンジン姫と3年せーんそーうスタァアトォオオ!」
タイトルコールを叫び終えた後に激しい拍手のSEが鳴り響く。そしてゲームを行うテーブルの真上に電子モニターが出現しオープニングムービーのようなものが始まった。
『姫! 姫! 魔王軍が攻めてきます!』
『まさか! この城まで攻めてきたというの?』
『はい! 我々が姫をお守りします!』
『いくぞ!』
『フッハッハッハッハハハ』
『ついに、ついに城にたどり着いたぞ!』
『ニンジン姫よ。貴様の命はもらう』
人参のようなオレンジ色をしたウサギのニンジン姫が城の中で怯えている。その怯えるニンジン姫を守るために城の兵士や勇者サイドの戦士たちが剣を掲げた。
魔王サイドの魔王軍は鎧を身に纏った黒いウサギたちがニンジン姫がいる城の前まで攻めてきているのだ。
そんなオープニングムービーが流れている。
「なんか始まってるんだけど。なにこのオープニングムービー。スキップできないの? あ、ニンジン姫めちゃ可愛いな。やっぱスキップしなくていいや」
吐き気が治ったキンタロウは突然始まったオープニングムービーを見ながら騒いでいる。
「こういうオープニングムービは大事なのよ~ん❤︎金髪くん静かに聞いてくれるかしら?」
「いやいや大事なのはわかるんだけど。可愛すぎるだろニンジン姫。メイドウサちゃんと同じくらい、いや、それ以上に可愛ぇえ。あっ、ニンジン姫そっちに逃げちゃダメだ!」
「あ~ん、もう、金髪くんうるさいわよ~ん」
キンタロウはオープニングムービーのクオリティの高さに引き込まれ盛り上がり騒ぎ続ける。そんな様子のキンタロウにピエロは鬱陶しいと思い耳を塞いでいる。
騒がしいキンタロウに慣れているボドゲ部のメンバーは騒がしいキンタロウに気に求めずオープニングムービーを静かに見続けた。
オープニング映像は約10分ほどありボードゲームのオープニングムービーにしては大作だった。オープニングムービーが終わるといよいよゲームが始まる。
オープニングが終わり感動で泣いているキンタロウと騒がしいキンタロウに文句を言い続けるピエロ以外のテーブルの前に立つプレイヤー7人は、死のカードゲームが始まる緊張感で息が詰まりそうになっている。
「おい、ピエロ、最後ニンジン姫どうなったんだよ」
「どうなったかってそれは今からプレイするプレイヤーによって変わる演出よ。金髪くんやっぱりバカなのね~ん❤︎そんなことも知らないの~ん?」
「バカって言ったかクソピエロ。バカって言ったやつの方がバカなんだって知らねーみてーだな。おいこらてめーが勝負しろ! 俺たちはこの女の人たちとは戦えない。だからてめーが勝負しよや傍観者が」
キンタロウとピエロは子供のような争いを繰り返す。そしてテーブルの前に立つタキシード姿の4人の女性を指差し戦えないと言った。対戦相手の女性たちには戦意が感じられない。それも当然だろう。無理やり戦わされているのだから。
キンタロウは4人の女性の代わりにピエロが戦うように要求したのだ。
「うふふ❤︎それなら奴隷コマたちを殺すしかないわね」と、言いながら狂気的に笑みを浮かべるピエロは右手を思いっきり挙げた。その仕草が何なのかわからないが、ピエロが右手を挙げた瞬間に4人の女性は必要以上に怯え震え始めた。
それでも女性たちは涙を流さず声も出さない。自分たちが死ぬかもしれないとわかってても声一つ出さない女性たちはどんな躾を受けたのだろうか。それは躾をしたピエロと躾を受けた女性たちにしかわからない。
そんな怯え震える女性たちを見たキンタロウは目の色を変え焦り叫んだ
「おい、辞めろ。わかった、わかったからその手を下ろせ殺したりすんじゃねー」
「うふふ❤︎お利口ね」
ピエロはゆっくりと右手を下ろした。右手が下され流のと同時に女性たちの震えは止まったが瞳の曇りはさらにドス黒くなっている。
「それじゃあ今度こそゲームを始めるわよ~ん❤︎」
ピエロの掛け声とともにテーブルの中央にあるニンジンが矢印のルーレットが回り始めた。そして回転が徐々に弱まり静止しようとする。このニンジンの矢印が止まったチームが先行チームになるのだ。
ニンジンの矢印が止まったのはピンク色のロングヘアーの女性だ。つまり先行は『魔王サイド』のピエロチームになった。
先行チームが決まった瞬間にプレイヤーとそっくりなウサギのキャラクター盤面に出現した。プレイヤーの代わりに戦闘を行うためのコマだ。
それと同時にプレイヤーの目の前に名前と残りHPが表示された。
女性の名前はデュース、トレイ、ケイト、シンクだ。その名はトランプの数字の呼び名だ。2のトランプはデュース。3のトランプはトレイ。4のトランプはケイト。5のトランプはシンク。
もちろんこの名前は彼女たちの本名ではない。彼女たちを奴隷に仕立てたピエロが与えた名前だろう。
「ふざけてますね」
「ああそうだな」
彼女たちの表示された名前を見たモリゾウとキンタロウは静かに怒った。そして怒った理由はそれだけじゃない。死のゲームの内容にも憤怒している。
「このゲームどちらかが全滅するまで続く死のゲームですよね。そして敗北は死を意味します。僕たち全員がHPを残したまま勝利したとしても、対戦相手の彼女たちは死んでしまいます。本当に理不尽すぎる死のゲームですよね。死のゲームに理不尽という言葉が当てはまるかどうか知りませんが……」
冷静に話すモリゾウは強く拳を握りしめていた。
「倒さなきゃやられて殺される。倒そうとしたら俺たちは殺人者ってことになる。回避方法はモリゾウでも思い浮かばなかったか」
「ええ。キンちゃんの挑発にピエロが乗ってくれればよかったんですが、彼女たちはすでに人質にもなってましたからね」
「やるしかないのか……くそ」
キンタロウも強く拳を握りしめながらピエロを睨みつけた。
始まってしまった死のゲーム、どちらかが勝利するまで終わることがない。すでにこのマスに止まった時点で死のゲームから逃れる回避方法はないのだ。
その中でも最善の勝利方法はボドゲ部全員がHPを残して勝利すること。しかし最善である勝利方法は対戦相手の女性たち全員の死が含まれる。この死のゲーム、自分の命の他に仲間の命、相手の命も考えさせられる。相手が極悪人の神やピエロなら話は変わるが、相手は戦意がなく無理矢理戦わされている女性たちだ。キンタロウたちはそんな女性たちを見殺しにはできない。
だからこそピエロは死のゲームを楽しく見物しているのだ。そしてこの先のゴールにいる神様も命を軽く見て命がけのゲームをするプレイヤーたちを嘲笑いながら見物をしているのだろう。
「くそ、どうしたらいいんだよ……」
キンタロウは回避方法がない死のゲームに頭を悩ましている。しかし、なにも思い浮かぶことがなく残酷にも時間が過ぎていく。そして先行になったタキシード姿の女性、デュースが4面ダイスを震える手で取りゲームが始まってしまった。
ニンジン姫を守る『勇者サイド』と、ニンジン姫を狙う『魔王サイド』にチームが分かれる。
ボドゲ部はゲームの挑戦者ということで『勇者サイド』に決定した。ピエロの奴隷となってしまった女性4人は『魔王サイド』だ。
ライフはそれぞれ30あり0になると敗北する。死のカードゲームの場合敗北は死を意味する。0になった時点でそのプレイヤーは命を落とすのだ。そしてライフは回復することもあるが31以上になることはない。
交互にターンを行い相手のライフを0にし全滅させたチームの勝利となる。
このゲームで使用するサイコロは4面だ。1~4が書かれた4面ダイス。転がしたサイコロの頂点にある数字が選ばれる。
自分のターンに行う事は『獲得フェイズ』と『選択フェイズ』と『攻撃フェイズ』の3フェイズだ。ただし最初の自分のターンのみ『獲得フェイズ』しか行えない。
獲得フェイズでは1の目『攻撃力が上がる武器カード』、2の目『防御力が上がる装備カード』、3の目『ライフを回復する魔法カード』、4の目『特別な能力カード』の4つの中からサイコロで出た目のカードを引くことができる。その後、獲得したカードを使用または装備しなければならない。装備する場合、装備品はいくつでも装備可能だ。
選択フェイズでは攻撃する相手を選ぶ。サイコロの出た目に該当するプレイヤーとバトルを行う。そのプレイヤーが既に敗北してしまいバトル上に存在しない場合は攻撃フェイズは行われない。
攻撃フェイズではサイコロの出た目の数のダメージを選択フェイズで選択された相手プレイヤー1人に与える。その時、自分の攻撃力から相手の防御力を引き計算する。計算によって出たダメージを相手のライフに与えるのだ。
これが死のカードゲーム『ニンジン姫と3年戦争』のルールだ。
第6層95マスのトランプが浮いた不気味な空間にゲーム開始の音楽が響き渡った。そして音楽と共にピエロがタイトルコールを叫ぶ。
「ニンジン姫と3年せーんそーうスタァアトォオオ!」
タイトルコールを叫び終えた後に激しい拍手のSEが鳴り響く。そしてゲームを行うテーブルの真上に電子モニターが出現しオープニングムービーのようなものが始まった。
『姫! 姫! 魔王軍が攻めてきます!』
『まさか! この城まで攻めてきたというの?』
『はい! 我々が姫をお守りします!』
『いくぞ!』
『フッハッハッハッハハハ』
『ついに、ついに城にたどり着いたぞ!』
『ニンジン姫よ。貴様の命はもらう』
人参のようなオレンジ色をしたウサギのニンジン姫が城の中で怯えている。その怯えるニンジン姫を守るために城の兵士や勇者サイドの戦士たちが剣を掲げた。
魔王サイドの魔王軍は鎧を身に纏った黒いウサギたちがニンジン姫がいる城の前まで攻めてきているのだ。
そんなオープニングムービーが流れている。
「なんか始まってるんだけど。なにこのオープニングムービー。スキップできないの? あ、ニンジン姫めちゃ可愛いな。やっぱスキップしなくていいや」
吐き気が治ったキンタロウは突然始まったオープニングムービーを見ながら騒いでいる。
「こういうオープニングムービは大事なのよ~ん❤︎金髪くん静かに聞いてくれるかしら?」
「いやいや大事なのはわかるんだけど。可愛すぎるだろニンジン姫。メイドウサちゃんと同じくらい、いや、それ以上に可愛ぇえ。あっ、ニンジン姫そっちに逃げちゃダメだ!」
「あ~ん、もう、金髪くんうるさいわよ~ん」
キンタロウはオープニングムービーのクオリティの高さに引き込まれ盛り上がり騒ぎ続ける。そんな様子のキンタロウにピエロは鬱陶しいと思い耳を塞いでいる。
騒がしいキンタロウに慣れているボドゲ部のメンバーは騒がしいキンタロウに気に求めずオープニングムービーを静かに見続けた。
オープニング映像は約10分ほどありボードゲームのオープニングムービーにしては大作だった。オープニングムービーが終わるといよいよゲームが始まる。
オープニングが終わり感動で泣いているキンタロウと騒がしいキンタロウに文句を言い続けるピエロ以外のテーブルの前に立つプレイヤー7人は、死のカードゲームが始まる緊張感で息が詰まりそうになっている。
「おい、ピエロ、最後ニンジン姫どうなったんだよ」
「どうなったかってそれは今からプレイするプレイヤーによって変わる演出よ。金髪くんやっぱりバカなのね~ん❤︎そんなことも知らないの~ん?」
「バカって言ったかクソピエロ。バカって言ったやつの方がバカなんだって知らねーみてーだな。おいこらてめーが勝負しろ! 俺たちはこの女の人たちとは戦えない。だからてめーが勝負しよや傍観者が」
キンタロウとピエロは子供のような争いを繰り返す。そしてテーブルの前に立つタキシード姿の4人の女性を指差し戦えないと言った。対戦相手の女性たちには戦意が感じられない。それも当然だろう。無理やり戦わされているのだから。
キンタロウは4人の女性の代わりにピエロが戦うように要求したのだ。
「うふふ❤︎それなら奴隷コマたちを殺すしかないわね」と、言いながら狂気的に笑みを浮かべるピエロは右手を思いっきり挙げた。その仕草が何なのかわからないが、ピエロが右手を挙げた瞬間に4人の女性は必要以上に怯え震え始めた。
それでも女性たちは涙を流さず声も出さない。自分たちが死ぬかもしれないとわかってても声一つ出さない女性たちはどんな躾を受けたのだろうか。それは躾をしたピエロと躾を受けた女性たちにしかわからない。
そんな怯え震える女性たちを見たキンタロウは目の色を変え焦り叫んだ
「おい、辞めろ。わかった、わかったからその手を下ろせ殺したりすんじゃねー」
「うふふ❤︎お利口ね」
ピエロはゆっくりと右手を下ろした。右手が下され流のと同時に女性たちの震えは止まったが瞳の曇りはさらにドス黒くなっている。
「それじゃあ今度こそゲームを始めるわよ~ん❤︎」
ピエロの掛け声とともにテーブルの中央にあるニンジンが矢印のルーレットが回り始めた。そして回転が徐々に弱まり静止しようとする。このニンジンの矢印が止まったチームが先行チームになるのだ。
ニンジンの矢印が止まったのはピンク色のロングヘアーの女性だ。つまり先行は『魔王サイド』のピエロチームになった。
先行チームが決まった瞬間にプレイヤーとそっくりなウサギのキャラクター盤面に出現した。プレイヤーの代わりに戦闘を行うためのコマだ。
それと同時にプレイヤーの目の前に名前と残りHPが表示された。
女性の名前はデュース、トレイ、ケイト、シンクだ。その名はトランプの数字の呼び名だ。2のトランプはデュース。3のトランプはトレイ。4のトランプはケイト。5のトランプはシンク。
もちろんこの名前は彼女たちの本名ではない。彼女たちを奴隷に仕立てたピエロが与えた名前だろう。
「ふざけてますね」
「ああそうだな」
彼女たちの表示された名前を見たモリゾウとキンタロウは静かに怒った。そして怒った理由はそれだけじゃない。死のゲームの内容にも憤怒している。
「このゲームどちらかが全滅するまで続く死のゲームですよね。そして敗北は死を意味します。僕たち全員がHPを残したまま勝利したとしても、対戦相手の彼女たちは死んでしまいます。本当に理不尽すぎる死のゲームですよね。死のゲームに理不尽という言葉が当てはまるかどうか知りませんが……」
冷静に話すモリゾウは強く拳を握りしめていた。
「倒さなきゃやられて殺される。倒そうとしたら俺たちは殺人者ってことになる。回避方法はモリゾウでも思い浮かばなかったか」
「ええ。キンちゃんの挑発にピエロが乗ってくれればよかったんですが、彼女たちはすでに人質にもなってましたからね」
「やるしかないのか……くそ」
キンタロウも強く拳を握りしめながらピエロを睨みつけた。
始まってしまった死のゲーム、どちらかが勝利するまで終わることがない。すでにこのマスに止まった時点で死のゲームから逃れる回避方法はないのだ。
その中でも最善の勝利方法はボドゲ部全員がHPを残して勝利すること。しかし最善である勝利方法は対戦相手の女性たち全員の死が含まれる。この死のゲーム、自分の命の他に仲間の命、相手の命も考えさせられる。相手が極悪人の神やピエロなら話は変わるが、相手は戦意がなく無理矢理戦わされている女性たちだ。キンタロウたちはそんな女性たちを見殺しにはできない。
だからこそピエロは死のゲームを楽しく見物しているのだ。そしてこの先のゴールにいる神様も命を軽く見て命がけのゲームをするプレイヤーたちを嘲笑いながら見物をしているのだろう。
「くそ、どうしたらいいんだよ……」
キンタロウは回避方法がない死のゲームに頭を悩ましている。しかし、なにも思い浮かぶことがなく残酷にも時間が過ぎていく。そして先行になったタキシード姿の女性、デュースが4面ダイスを震える手で取りゲームが始まってしまった。
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