69 / 417
第2章:出逢い『腹ぺこな兎人ちゃんが来た編』
69 抱き付きながら眠る美少女たち
しおりを挟む
マサキは体の違和感に気が付き、暗い暗い闇の中から意識が覚醒した。
(なんだろう……体が重い……それに動けない……)
金縛りにかかっているのだろうかと思うくらい体の自由が効かない状態に陥っていた。
その原因を確認するべくマサキは目蓋を開ける。
マサキの黒瞳に映るのは茶色い天井だ。家は大樹でできている。つまりその大樹の内側の部分がマサキの黒瞳に映っているのだ。
そして甘くて心が落ち着き安らぐ、そんな嗅ぎ慣れた香りがマサキの嗅覚を刺激する。そう。この香りはどんな時でも隣にいる相棒のネージュだ。
ネージュの隣で寝ていたのでマサキの隣にネージュがいても不自然ではない。
しかしマサキは気が付いた。ネージュが右側にいることを。
(たしか床で寝た時はネージュは左側にいたはずだよな……体が動かなくてはっきり見えないけどネージュは俺の右側にいるぞ……なんでだ? 仰向けからうつ伏せに変われば左右変わるだろうけど、寝る前も今も仰向けだ。どうなってる……ってそれよりもネージュ近すぎないか? ウサ耳が当たりそう。ってこれはチャンスなんじゃないか? 一度でいいからネージュのウサ耳に顔を当ててすりすりしたい……だが、無理だ……動けない……)
マサキの右側にはネージュがいる。しかも密着しているほど近い。そのせいでネージュの垂れているウサ耳がマサキの顔に当たりそうになっているのだ。
(なんでこういう時に限って動けないんだよ……というか俺の右腕がめちゃくちゃ柔らかい何かに当たってる。それに背中も……なるほど。俺はいつの間にか布団の中に入ってしまったってことか。だからネージュが右側に……今回は俺の寝相が悪かったってことね。まあ昨日の疲れもあったししょうがない。誤解される前にここから出たいが……やっぱり動けない……にしても右腕だけやけに気持ちいいわ。柔らかすぎる……)
マサキは背中と右腕に感じた柔らかい感触から布団の上へ移動したのだと考察した。
毎回マサキとネージュは寝相が悪く朝目が覚めると抱き合っていることがほぼ毎日だ。それはお互いの寝相が悪いということで仕方のないことだと話し合いで解決した。
しかし今回は違う。明らかに床で寝ていたマサキの方から布団に潜り込んでいるのだ。
(やべーぞ。体が動けない分、頭が冴えてきた。もしかしてもしかすると……俺の右腕に感じるこのマシュマロのように柔らかい感触って……ネージュのマフマフなんじゃないか?)
マサキは気が付いてしまった。右腕に感じる柔らかい感触の正体を。それはマサキの想像通りネージュの胸。そう。マフマフだ。
そして密着していることからネージュはマサキの右腕を挟み抱き付いて寝ているということがわかる。
(まずい……早くここから出ないと……またネージュに怒られる。今まではラッキースケベで不可抗力そして無意識だったけど今は完全に意識しちゃってる。右腕がネージュのマフマフの柔らかさを楽しんじゃってる!)
ネージュのマフマフの谷間にマサキの右腕はしっかりと挟まれている。まるでクダモノハサミの果物のように。
そして右腕を動かすことはできないがネージュが呼吸するたびにマフマフが動くのでマサキは常時右腕に柔らかい感触を感じてしまっているのだ。
(お、落ち着け俺……ネージュのウサ耳もマフマフもいつも見てるだろ……だから平常心、平常心を保つんだ……そんでまずは金縛りを解く方法を探ろう。そうじゃなきゃいつまで経っても動けないままだ)
マサキはネージュが起きる前に体を動かす方法がないかを考え始めた。考えた結果、まずは体の中で動く部位を探り始める。
足の指を曲げてみる。成功。足の指は動く。次にくるぶし。動かない。次に膝。動かない。次に股関節。動かない。動いたとしても今は役に立たない。
そんな感じで下から上へと徐々に体の部位で動くところはないかと探っていた。そして体の部位の一つ一つに集中することで新たな発見もあった。
(てっきり金縛りで体が動かないと思ってたけど腹と胸の部分を集中させてようやく気が付いた。この体の重みは肉体的な重み。つまり疲労によるものじゃない……この重みは物理的な重み……そうクレールだ)
マサキは体が動けない原因の一つがクレールだと考察した。クレールが仰向けで寝ているマサキの上に乗り抱きついているせいで動けないのだと。
だからこそマサキは真実を確かめるためネージュの白銀の頭の先を細目で見た。そして視界の先には薄桃色の頭が微かに見えたのだ。
マサキの考察通り。クレールはマサキの上でマサキに抱きつきながら寝ている。だから体が重く感じ動けないのである。
(右側ではネージュが俺を抱き枕に。しかもいつも以上にがっつり抱きついてやがる。そんでいつもは上になんて乗らないクレールが今日に限って上に乗って抱きついてる。子供だと侮っていた。抱き付く力が強くて抜け出せない……ペットとか飼ってると朝起きた時に上で寝てて重いってよく聞いたことがあるぞ。それと同じ感覚か……だとしたらクレールの頭とかめちゃくちゃ撫でたい。わしゃわしゃしたい。って今はそれどころじゃない……クレールもクレールでラッキースケベとかに厳しいからな。早く抜け出さなきゃ。怒られる。金縛りじゃないってわかればあとは俺の力の問題だ。寝起きでしかもひょろひょろのもやしボディだが俺だって男だ。抜け出してやる)
マサキは力を振り絞った。しかし体は全く動かない。
(あ、あれ……体ってどうやって動かすんだっけ? いつもやってることがこうも意識するとできなくなってしまうものなのか。この現象なんていうだっけか? ゲシュタルト崩壊? それは何回も同じ文字を書くやつか……って今はそれどころじゃない。この状況は楽園いや、天国以上の極楽だが、あとで変態呼ばわりされるのは御免だ)
マサキは天国にずっといたいという気持ちを押し殺した。そして後に訪れるであろう地獄から回避しようと再び思考を始める。
そして閃いた。この状況を打破する方法を。
(右側にはネージュ。上にはクレール。それなら左側だ。左腕が自由に動けばあとは簡単。左腕と体の筋肉を集中させて一気に動けばここから抜け出せられるはずだ。よしやってみよう!)
マサキは左腕に力を込めた。しかし動かない。全くと言っていいほど動かないのだ。まるで何かが左腕を掴んでいるかのように。
そして左腕を掴んでいる何かはとても柔らかい。ネージュのマフマフと同等レベルの柔らかさだ。
マサキは左腕を掴んでいる正体が何なのか思考する。そして思考している最中マサキの視線の左上にオレンジ色の影が見えた。
(オレンジ色の……髪か……オレンジ……髪……ま、まさか……)
マサキは気付いた、否、思い出した。今日の朝はいつもの朝とは違うことを。
それはオレンジ色の髪をしたダールとその妹たちも泊まりに来ているということに。
そのことさえ気付いてしまえばあとは簡単。左腕に感じる柔らかいもの、そして左上に見えるオレンジ色の髪の正体。それはダールだということだ。
(こ、この左腕の柔らかいのってダールの太ももじゃないか? 足を曲げて足のみで俺に抱き付いてきてるってことだよな。だから俺の視線の上にダールのオレンジ色の髪が見えたんだ。ってこの状況なんだ? 右側にネージュ、上にクレール、左側にダール。これって変形合体ロボみたいじゃんか! それか一対三のプロレス! またはあらゆる生物が融合したキメラだ! ってそんなことはどうでもいいんだよ。早くこの天国から抜け出さないと……)
マサキの想像通りダールは太ももでマサキの左腕に抱き付いている。
そして体を曲げてマサキと密着しているのだ。だからマサキの視線の左上にダールのオレンジ色の髪の毛が見えたのである。
マサキは異様な形で抱き付く兎人族たちをありとあらゆる例えで想像していた。その後、冷静に戻りこの状況から抜け出す方法を必死に考える。
(ダ、ダメだ。こりゃ抜け出せん……諦めが肝心っていうよな……よし。諦めよう。諦めてネージュのマフマフとウサ耳、クレールの可愛らしい重さと温もり、ダールの太ももを堪能しよう。うん。そうしよう。これはご褒美だ。ご褒美は受け取ってこそご褒美なのだ)
マサキは抜け出すのを諦めた。そして五感全てを集中してこの状況を精一杯楽しんだ。
五感を集中させることに疲れたマサキは目蓋を閉じる。そのまま意識が朦朧とし始める。
マサキが眠りかけたその時、誰かが玄関をノックをした。
その誰かは客ではない。客ではないとわかったのはその人物が名乗ったからだ。
「聖騎士団白兎所属のアンブル・ブランシュだ。セトヤ・マサキ並びにフロコン・ド・ネージュに話があってここに来た」
その声に全員がパッと瞳を開けて起きた。
全く動くことができなかったマサキの体はここでようやく動きだす。マサキの体は小刻みに震え始めて止まらなくなってしまった。
(な、なんで騎士が! 俺たちになんの用事だよ!)
一気に目が覚めるマサキだった。
(なんだろう……体が重い……それに動けない……)
金縛りにかかっているのだろうかと思うくらい体の自由が効かない状態に陥っていた。
その原因を確認するべくマサキは目蓋を開ける。
マサキの黒瞳に映るのは茶色い天井だ。家は大樹でできている。つまりその大樹の内側の部分がマサキの黒瞳に映っているのだ。
そして甘くて心が落ち着き安らぐ、そんな嗅ぎ慣れた香りがマサキの嗅覚を刺激する。そう。この香りはどんな時でも隣にいる相棒のネージュだ。
ネージュの隣で寝ていたのでマサキの隣にネージュがいても不自然ではない。
しかしマサキは気が付いた。ネージュが右側にいることを。
(たしか床で寝た時はネージュは左側にいたはずだよな……体が動かなくてはっきり見えないけどネージュは俺の右側にいるぞ……なんでだ? 仰向けからうつ伏せに変われば左右変わるだろうけど、寝る前も今も仰向けだ。どうなってる……ってそれよりもネージュ近すぎないか? ウサ耳が当たりそう。ってこれはチャンスなんじゃないか? 一度でいいからネージュのウサ耳に顔を当ててすりすりしたい……だが、無理だ……動けない……)
マサキの右側にはネージュがいる。しかも密着しているほど近い。そのせいでネージュの垂れているウサ耳がマサキの顔に当たりそうになっているのだ。
(なんでこういう時に限って動けないんだよ……というか俺の右腕がめちゃくちゃ柔らかい何かに当たってる。それに背中も……なるほど。俺はいつの間にか布団の中に入ってしまったってことか。だからネージュが右側に……今回は俺の寝相が悪かったってことね。まあ昨日の疲れもあったししょうがない。誤解される前にここから出たいが……やっぱり動けない……にしても右腕だけやけに気持ちいいわ。柔らかすぎる……)
マサキは背中と右腕に感じた柔らかい感触から布団の上へ移動したのだと考察した。
毎回マサキとネージュは寝相が悪く朝目が覚めると抱き合っていることがほぼ毎日だ。それはお互いの寝相が悪いということで仕方のないことだと話し合いで解決した。
しかし今回は違う。明らかに床で寝ていたマサキの方から布団に潜り込んでいるのだ。
(やべーぞ。体が動けない分、頭が冴えてきた。もしかしてもしかすると……俺の右腕に感じるこのマシュマロのように柔らかい感触って……ネージュのマフマフなんじゃないか?)
マサキは気が付いてしまった。右腕に感じる柔らかい感触の正体を。それはマサキの想像通りネージュの胸。そう。マフマフだ。
そして密着していることからネージュはマサキの右腕を挟み抱き付いて寝ているということがわかる。
(まずい……早くここから出ないと……またネージュに怒られる。今まではラッキースケベで不可抗力そして無意識だったけど今は完全に意識しちゃってる。右腕がネージュのマフマフの柔らかさを楽しんじゃってる!)
ネージュのマフマフの谷間にマサキの右腕はしっかりと挟まれている。まるでクダモノハサミの果物のように。
そして右腕を動かすことはできないがネージュが呼吸するたびにマフマフが動くのでマサキは常時右腕に柔らかい感触を感じてしまっているのだ。
(お、落ち着け俺……ネージュのウサ耳もマフマフもいつも見てるだろ……だから平常心、平常心を保つんだ……そんでまずは金縛りを解く方法を探ろう。そうじゃなきゃいつまで経っても動けないままだ)
マサキはネージュが起きる前に体を動かす方法がないかを考え始めた。考えた結果、まずは体の中で動く部位を探り始める。
足の指を曲げてみる。成功。足の指は動く。次にくるぶし。動かない。次に膝。動かない。次に股関節。動かない。動いたとしても今は役に立たない。
そんな感じで下から上へと徐々に体の部位で動くところはないかと探っていた。そして体の部位の一つ一つに集中することで新たな発見もあった。
(てっきり金縛りで体が動かないと思ってたけど腹と胸の部分を集中させてようやく気が付いた。この体の重みは肉体的な重み。つまり疲労によるものじゃない……この重みは物理的な重み……そうクレールだ)
マサキは体が動けない原因の一つがクレールだと考察した。クレールが仰向けで寝ているマサキの上に乗り抱きついているせいで動けないのだと。
だからこそマサキは真実を確かめるためネージュの白銀の頭の先を細目で見た。そして視界の先には薄桃色の頭が微かに見えたのだ。
マサキの考察通り。クレールはマサキの上でマサキに抱きつきながら寝ている。だから体が重く感じ動けないのである。
(右側ではネージュが俺を抱き枕に。しかもいつも以上にがっつり抱きついてやがる。そんでいつもは上になんて乗らないクレールが今日に限って上に乗って抱きついてる。子供だと侮っていた。抱き付く力が強くて抜け出せない……ペットとか飼ってると朝起きた時に上で寝てて重いってよく聞いたことがあるぞ。それと同じ感覚か……だとしたらクレールの頭とかめちゃくちゃ撫でたい。わしゃわしゃしたい。って今はそれどころじゃない……クレールもクレールでラッキースケベとかに厳しいからな。早く抜け出さなきゃ。怒られる。金縛りじゃないってわかればあとは俺の力の問題だ。寝起きでしかもひょろひょろのもやしボディだが俺だって男だ。抜け出してやる)
マサキは力を振り絞った。しかし体は全く動かない。
(あ、あれ……体ってどうやって動かすんだっけ? いつもやってることがこうも意識するとできなくなってしまうものなのか。この現象なんていうだっけか? ゲシュタルト崩壊? それは何回も同じ文字を書くやつか……って今はそれどころじゃない。この状況は楽園いや、天国以上の極楽だが、あとで変態呼ばわりされるのは御免だ)
マサキは天国にずっといたいという気持ちを押し殺した。そして後に訪れるであろう地獄から回避しようと再び思考を始める。
そして閃いた。この状況を打破する方法を。
(右側にはネージュ。上にはクレール。それなら左側だ。左腕が自由に動けばあとは簡単。左腕と体の筋肉を集中させて一気に動けばここから抜け出せられるはずだ。よしやってみよう!)
マサキは左腕に力を込めた。しかし動かない。全くと言っていいほど動かないのだ。まるで何かが左腕を掴んでいるかのように。
そして左腕を掴んでいる何かはとても柔らかい。ネージュのマフマフと同等レベルの柔らかさだ。
マサキは左腕を掴んでいる正体が何なのか思考する。そして思考している最中マサキの視線の左上にオレンジ色の影が見えた。
(オレンジ色の……髪か……オレンジ……髪……ま、まさか……)
マサキは気付いた、否、思い出した。今日の朝はいつもの朝とは違うことを。
それはオレンジ色の髪をしたダールとその妹たちも泊まりに来ているということに。
そのことさえ気付いてしまえばあとは簡単。左腕に感じる柔らかいもの、そして左上に見えるオレンジ色の髪の正体。それはダールだということだ。
(こ、この左腕の柔らかいのってダールの太ももじゃないか? 足を曲げて足のみで俺に抱き付いてきてるってことだよな。だから俺の視線の上にダールのオレンジ色の髪が見えたんだ。ってこの状況なんだ? 右側にネージュ、上にクレール、左側にダール。これって変形合体ロボみたいじゃんか! それか一対三のプロレス! またはあらゆる生物が融合したキメラだ! ってそんなことはどうでもいいんだよ。早くこの天国から抜け出さないと……)
マサキの想像通りダールは太ももでマサキの左腕に抱き付いている。
そして体を曲げてマサキと密着しているのだ。だからマサキの視線の左上にダールのオレンジ色の髪の毛が見えたのである。
マサキは異様な形で抱き付く兎人族たちをありとあらゆる例えで想像していた。その後、冷静に戻りこの状況から抜け出す方法を必死に考える。
(ダ、ダメだ。こりゃ抜け出せん……諦めが肝心っていうよな……よし。諦めよう。諦めてネージュのマフマフとウサ耳、クレールの可愛らしい重さと温もり、ダールの太ももを堪能しよう。うん。そうしよう。これはご褒美だ。ご褒美は受け取ってこそご褒美なのだ)
マサキは抜け出すのを諦めた。そして五感全てを集中してこの状況を精一杯楽しんだ。
五感を集中させることに疲れたマサキは目蓋を閉じる。そのまま意識が朦朧とし始める。
マサキが眠りかけたその時、誰かが玄関をノックをした。
その誰かは客ではない。客ではないとわかったのはその人物が名乗ったからだ。
「聖騎士団白兎所属のアンブル・ブランシュだ。セトヤ・マサキ並びにフロコン・ド・ネージュに話があってここに来た」
その声に全員がパッと瞳を開けて起きた。
全く動くことができなかったマサキの体はここでようやく動きだす。マサキの体は小刻みに震え始めて止まらなくなってしまった。
(な、なんで騎士が! 俺たちになんの用事だよ!)
一気に目が覚めるマサキだった。
0
お気に入りに追加
448
あなたにおすすめの小説
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~
たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!!
猫刄 紅羽
年齢:18
性別:男
身長:146cm
容姿:幼女
声変わり:まだ
利き手:左
死因:神のミス
神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。
しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。
更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!?
そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか...
的な感じです。
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
暇つぶし転生~お使いしながらぶらり旅~
暇人太一
ファンタジー
仲良し3人組の高校生とともに勇者召喚に巻き込まれた、30歳の病人。
ラノベの召喚もののテンプレのごとく、おっさんで病人はお呼びでない。
結局雑魚スキルを渡され、3人組のパシリとして扱われ、最後は儀式の生贄として3人組に殺されることに……。
そんなおっさんの前に厳ついおっさんが登場。果たして病人のおっさんはどうなる!?
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
付与効果スキル職人の離島生活 ~超ブラックな職場環境から解放された俺は小さな島でドラゴン少女&もふもふ妖狐と一緒に工房を開く~
鈴木竜一
ファンタジー
傭兵を派遣する商会で十年以上武器づくりを担当するジャック。貴重な付与効果スキルを持つ彼は逃げ場のない環境で強制労働させられていたが、新しく商会の代表に就任した無能な二代目に難癖をつけられ、解雇を言い渡される。
だが、それは彼にとってまさに天使の囁きに等しかった。
実はジャックには前世の記憶がよみがえっており、自分の持つ付与効果スキルを存分に発揮してアイテムづくりに没頭しつつ、夢の異世界のんびり生活を叶えようとしていたからだ。
思わぬ形で念願叶い、自由の身となったジャックはひょんなことから小さな離島へと移住し、そこで工房を開くことに。ドラゴン少女やもふもふ妖狐や病弱令嬢やらと出会いつつ、夢だった平穏な物づくりライフを満喫していくのであった。
一方、ジャックの去った商会は経営が大きく傾き、その原因がジャックの持つ優秀な付与効果スキルにあると気づくのだった。
俺がいなくなったら商会の経営が傾いた?
……そう(無関心)
魔力吸収体質が厄介すぎて追放されたけど、創造スキルに進化したので、もふもふライフを送ることにしました
うみ
ファンタジー
魔力吸収能力を持つリヒトは、魔力が枯渇して「魔法が使えなくなる」という理由で街はずれでひっそりと暮らしていた。
そんな折、どす黒い魔力である魔素溢れる魔境が拡大してきていたため、領主から魔境へ向かえと追い出されてしまう。
魔境の入り口に差し掛かった時、全ての魔素が主人公に向けて流れ込み、魔力吸収能力がオーバーフローし覚醒する。
その結果、リヒトは有り余る魔力を使って妄想を形にする力「創造スキル」を手に入れたのだった。
魔素の無くなった魔境は元の大自然に戻り、街に戻れない彼はここでノンビリ生きていく決意をする。
手に入れた力で高さ333メートルもある建物を作りご満悦の彼の元へ、邪神と名乗る白猫にのった小動物や、獣人の少女が訪れ、更には豊富な食糧を嗅ぎつけたゴブリンの大軍が迫って来て……。
いつしかリヒトは魔物たちから魔王と呼ばるようになる。それに伴い、333メートルの建物は魔王城として畏怖されるようになっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる