不憫な侯爵令嬢は、王子様に溺愛される。

猫宮乾

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―― 本編 ――

【十六】幸せな初夜

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 ――本日は、国民に向けての結婚報告パレードだ。
 多くの騎士達が並んでいる中を、私とフェンネル様は馬車に乗って進んでいる。

「すごい人……」
「そうだね、こんなにも多くの民草が集まってくれるなんて」

 窓から見える人の波を見て、私は頬を持ち上げた。
 このパレードが終われば、明日からは少し公務が落ち着く。

「正妃になった実感は沸いてきた?」
「はい、だんだん」
「そう。マリーローズなら大丈夫だ」

 小声でそんなやりとりをしながら、私達は民衆に向かって手を振る。
 本当に幸せで、胸がいっぱい。

 王都を丸一日かけて、私達は馬車で回り、王宮へと戻った。

「お疲れ様です」

 部屋に戻るとすぐに、クレソンが紅茶を淹れてくれた。
 今ではクレソンにお茶を振る舞ってもらうと、『帰ってきた』という心地になる。
 この後宮が、今ではしっかりと見慣れた私の部屋になった。

「有難う、クレソン」

 大きな仕事を一つ終えた気分だ。
 充実感がある。
 過去の、一人きりだった日々からは、想像もつかない毎日だ。

「私、これからも頑張る」
「その意気です! ただ、あんまりご無理はなさらないで下さいね。いつでも俺、お茶を淹れて癒やしますから!」

「有難う」

 嬉しい気持ちで、私は短く吹き出した。
 そしてこの日の夜も、ぐっすりと眠った。

 翌朝、フェンネル様と朝食の席で顔を合わせると、最初に抱きしめられた。
 これはこの数日の常だ。

「ン」

 そうして朝のキスをする。
 フェンネル様は宣言通り、毎日私に口づけをするようになった。

「愛しているよ、マリーローズ」

 こうして朝食が始まった。

「――そうだ、マリーローズ。今日と明日は、公務が落ち着いているから、お休みがとれたんだ。君も同じだよね?」
「はい!」
「今夜、後宮の、ここの寝室で、君と眠っても良いかな?」
「!」
「は、はい! 勿論です!」

 その言葉に、私は勢いよく頷いたけれど――同時に、びくりとしてしまった。
 実はまだ、結婚してからも一度も、私達は同じ寝台で寝た事が無い。

 聖夜の時に、フェンネル様のお城で腕枕をしてもらって以来だ。

「良かった。じゃあ今夜は早めに来るよ」
「お待ちしています」

 それは本心だったけど、結婚式とは別の意味で緊張もしてしまう。
 私達は夫婦なのだから……一緒に寝るという事は……。
 その先を想像したら、顔から火が出そうになった。

「日中は、乳母兄弟に結婚の報告を個人的にしてくるよ」
「そ、そうですか」
「まだ親しい相手には直接結婚後に話す暇が無くてね」

 フェンネル様はお友達が多いようだ。
 今後は私も、少しずつ交友関係を広げていきたいという夢もある。

 結婚後は、何度か茶会の招待状も貰った。
 フェンネル様のおかげで、私にも知り合いや友人が出来そうで嬉しい。

「いってらっしゃい」
「今度、マリーローズの事も改めて紹介させてもらうよ」

 フェンネル様の表情が明るい。
 本当に楽しみにしている様子だ。

「楽しみにしてますね!」
「うん。きっと君とも良い友人になれると思う」

 私は頷きながら、パンを食べた。
 これからもこんな朝が、ずっと続きますようにと、内心で祈っていた。



 ◆◇◆



 時間の流れは、今日に限っては更に早く感じた。

「うう……緊張する」
「そう硬くならなくても」

 そんな私を見て、クレソンが吹き出した。

「だ、だって……」
「大丈夫ですよ。フェンネル様はお優しい方ですし」
「それは分かっているけど……」

 何度も紅茶をおかわりする私を、終始クレソンは楽しそうに見ていた。
 そうして夕方になり、私は早々に湯浴みをした。

 いつもより念入りに体を洗ってしまったのは、意識のしすぎだろうか……。

 フェンネル様が訪れたのは、時計の鐘が十八回鳴ってすぐの事だった。
 既に夕食は食べ終えていた。

「良い香りがする。マリーローズは、いつも良い香りがするけどね」

 早速私達は寝室へと移動した。
 ドキドキしながら、私はフェンネル様を見る。

「おいで」

 フェンネル様はそう言うと腕を伸ばした。
 私はその腕の中に収まる。

 私を抱きしめたフェンネル様は、片手で優しく私の髪を撫でた。
 いつもだったら安心感もあるのだけれど、今は緊張でいっぱいだ。

「……」

 まだ私達は初夜を迎えていない。
 一般的には結婚後の夜、初夜の儀は行われるらしい。
 つまり――私達にとっては、それが今夜なのだと思う。

「座って」
「はい」

 寝台に促されて、私は素直に腰を下ろした。
 ナイトドレスを纏っている私は、いよいよ緊張した。

「大丈夫だから。酷い事は何もしないよ」
「は、はい……で、でもですよ? 緊張はします」
「初々しいな。そういう所も好きだよ」

 フェンネル様は、そう言って笑っている。

 それからフェンネル様が、ポケットから短剣を取り出した。
 私は目を丸くする。

「初夜の儀はね、基本的には男性が親指に傷をつけて、シーツを血で濡らす事が多いんだ」
「そ、そうなんですか!」
「うん」

 微苦笑したフェンネル様は、左手の親指の皮を薄く切ると、シーツに触れた。
 真っ白だったシーツに、血の赤が滲む。

「これで終わりだよ」

 短剣をしまったフェンネル様を見て、私は気が抜けてしまった。
 ほっと吐息していると、フェンネル様に吹き出された。

「夜はこれからだから、俺はこれで終わらせるつもりは無いけどね」
「え?」
「俺はマリーローズを抱きしめたい」
「!」
「勿論、君が嫌なら今日は止める。マリーローズの気持ちが固まるまで、しっかり待つつもりだよ」
「フェンネル様……わ、私! 嫌じゃありません。私の気持ちは固まっています。フェンネル様が大好きです!」

 緊張はしたままだけれど、私は必死に自分の気持ちを告げた。
 するとフェンネル様がじっと私を見た。

「嬉しいよ、マリーローズ。ずっと俺は、自分を抑えていたんだ。マリーローズが欲しくてたまらないんだよ」

 そう言うと、フェンネル様が改めて私を抱きしめた。
 おずおずと私も、フェンネル様の背中に腕を回してみる。

 そのまま暫くの間、私達は無言で抱き合っていた。

 フェンネル様が私を押し倒したのは、その直後の事だった。

「愛してる、マリーローズ。何度伝えても、足りる気がしない。君が好きだ」
「私も好き。フェンネル様を愛してます」

 寝台で、私はフェンネル様を見上げる。
 フェンネル様の瞳が、いつもより獰猛に見えた。
 だけど、怖くは無い。

 私はフェンネル様を愛しているのだから。

 フェンネル様が私にキスをした。
 濃厚な口づけで、舌を絡め取られ、私は必死で息継ぎをする。

 何度も何度も、私はフェンネル様と深いキスをした。

「愛してる。もう離さない」

 フェンネル様は情熱的に、何度も私に愛の言葉を囁いてくれた。
 こうして私達の初夜が始まった。

 私は、いつ自分が、眠るように意識を飛ばしたのかを、覚えていない。



「おはよう、マリーローズ」

 気がつくと朝方で、私はフェンネル様に腕枕をされていた。

「おはようございます」
「体は大丈夫?」
「っ、は、はい……」

 昨夜の事を思い出して、私は真っ赤になった。
 羞恥に駆られてしまい、フェンネル様の顔をしっかり見る事が出来ない。

 シーツを被りたくなった時、フェンネル様が私を抱き寄せた。

「可愛かったよ」
「……」
「朝までまだ時間があるね。もう少し眠ろうか」
「はい」
「君の寝顔を見ているのが、俺は楽しい。無防備な寝顔が可愛くて」
「……」
「それに腕枕をしていられるのもやっぱり幸せなんだ。これからは、特別な事が無ければ、毎夜ここで君と眠りたい」
「私もフェンネル様と一緒に居たいです」

 その後、再び私は微睡み、フェンネル様の腕の中で眠った。

 翌朝――。

 唇に柔らかな感触がしたので、私は目を覚ました。
 うっすらと瞼を開ければ、フェンネル様の顔があった。

「おはよう」
「おはようございます」
「そろそろ朝食だよ」
「はい……」

 少し体が気怠い。
 だけど胸は満ちあふれている。
 フェンネル様と一つになれた事が、とても嬉しい。

「これからは毎朝、一緒に起きよう。出来る限りね」

 フェンネル様の言葉に、私は頷いた。
 なお――この言葉は、実現する事となる。

 勿論、お互いに公務の都合などで別々に寝る事はあるけれど。
 以降の私達は、ほとんど毎晩同じ寝台で眠った。

 私はフェンネル様に腕枕をされて目を覚まし、いつもキスを受け入れた。
 より一層幸せな毎日が訪れたのだ。

「おはよう、マリーローズ」

 朝、フェンネル様の声を聞きながら目を覚ますと、幸せで怖くなる。

「おはよう、フェンネル様」

 少しずつ私は、敬語以外の口調に慣れていく。
 それでもやっぱり、時々敬語になってしまうんだけれど。

 幸せな朝の目覚めは、私にとっての新しい日常風景となった。

「今日も綺麗だね。愛しているよ」

 フェンネル様は、私に惜しみない愛情を注いでくれる。
 私も気持ちを、自分に出来る限り返している。
 私もフェンネル様を愛しているから。

 フェンネル様が次期国王となる事も、確定した。
 王位継承権争いについては、私は詳しくは無いけれど、落ち着いたらしい。

「私もフェンネル様を愛しています。すごくすごく愛してます。フェンネル様が大好き!」

 その後も私達は、ずっと幸せに暮らした。



 ◆◇◆



 新しい家族が増えたのは、一年後の事だった。
 生まれた男の子を、フェンネル様は可愛がってくれたし、私も愛している。

「私にこんな家族が出来るなんて」

 幸福すぎて、本当に怖い。
 だから私は、この幸せを、周囲のみんなに返していきたいと思っている。

 もう私は、一人ではないのだから。





     【完】




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感想 2

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みんなの感想(2件)

みあみあ
2022.01.29 みあみあ

ちょっとだけ、継母にざまぁないのが、残念でした。

2022.01.29 猫宮乾

申し訳ありません(´;ω;`)ウッ…

解除
にゃあん
2022.01.28 にゃあん

おはようございます😃穏やかなお話で安心して読むことが出来ました。これからのマリーローズのお話をもっと聞きたくなりました。
読ませていただきありがとうございます😊

2022.01.28 猫宮乾

おはようございます(〃▽〃)ポッ
ご覧頂き、誠に有難うございました!!
またいつか、機会があったらマリーローズのお話書いてみたいと思いました。
ご覧頂き、本当に感謝です!!

解除

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